多摩大学 現代の志塾

ニュースリリース

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<夏季休業期間>
 8月1日(日)~9月14日(火)

<事務局業務一斉休業日>
 8月8日(日)~15日(日)、21日(土)

<事務局窓口事務取扱時間>
 平日 8:50~17:30
 土曜 8:50~14:00

<図書館開館について>
 図書館ホームページでご案内
 https://sgs-lib.tama.ac.jp/

※工事のため、テニスコート横の南側駐車場が一時使用不可となります。
(下記期間はW棟裏の北側駐車場をご利用ください)

  1. 8月2日(月)、3日(火) 8:00~17:00
  2. 8月17日(火) 8:00~12:00
  3. 8月23日(月)~25日(水) 8:00~17:00

7月9日(金)「ブラントマネジメント」(担当教員:内藤旭惠)の授業にゲスト講師として「岡本哲志都市建築研究所」の岡本 哲志 様をお招きし、ご登壇いただきました。

岡本様は、「岡本哲志都市建築研究所」の主宰であり、都市形成史家として日本各地の都市と水辺空間の調査・研究に長年携わっています。銀座、丸の内、日本橋など、東京の都市形成史をさまざまな角度から40年以上調査、研究を続けており、NHK総合テレビ「ブラタモリ」では銀座、丸の内、羽田、六本木などに案内人として計8回出演しています。

「地形と高級住宅地の関係を明らかにする」というテーマをもとに東京都港区の白金の街について「高級住宅地」が成立する条件をあげながら、「白金がなぜ高級住宅地になったのか」を読み解くようにご講義いただきました。

高級住宅地になった条件は「豪邸」「緑」「高台」「治安」の4つと加えて「ほどよい静けさ」とのこと。近代以降に雑木林や原野が計画的に開発整備され、高級住宅地となったものとは別に、明治期以降大規模な開発が行なわれることなく、大名屋敷の跡地が宅地化され、後に高級住宅地のイメージをつくりあげたケースが、江戸を引き受けた東京ならではといえる高級住宅地の1つの「白金」である、というご説明をいただきました。

質疑応答では「岡本様の研究にIT技術を活用してできることはありますか」との質問に「何事も自分で考えることが一番重要であると思いますので、情報はうまく活用して使いこなせればいいですね」との回答をいただきました。また、「街づくりは、各地域のプログラムに合っているかを議論する必要があり、その地域で評価されることを選択して価値を見出すことが大切です」とのお話をいただきました。

最後に「「質問」とは相手の話や考えについて疑問を持ったときにするものです。得られた回答が自分にとってプラスになれば「質問」の本当の意義となります」とのアドバイスをいただきました。

  • ゲスト講師の岡本哲志様
    ゲスト講師の岡本哲志様
  • 授業の様子
    授業の様子

7月9日(金)「事業構想論Ⅰ」(担当教員:松本 祐一)の授業にゲスト講師として「株式会社コスモテック (本社: 東京都立川市)」代表取締役社長 高見澤 友伸 様をお招きし、ご登壇いただきました。

同社は、1989年の創業以来、「高分子材料の配合と塗布」をコア技術とし、機能性フィルムの提供を通じて、さまざまなお客様の新製品開発、新プロセス構築を支援しており、エレクトロニクス業界をはじめとし、自動車、住宅施設、玩具、医療など様々な業界において、常に変化する市場やお客様のニーズに対応していくことで、新製品の開発と提案をグローバルに展開しています。また近年は、当社のコア技術を用いた“BtoC向け製品”の開発と販売を行うなど、常に新しい領域へのチャンレンジを進めています。

2018年度には同社が開発した「wemo ウェアラブルメモ 」は、多摩信用金庫主催の「第16回多摩ブルー・グリーン賞」にて応募総数173件(多摩ブルー賞77件・多摩グリーン賞96件)の中から、栄えある多摩ブルー賞(技術・製品部門)にて「優秀賞」並びに関東経済産業局長賞を受賞しました。

講義では中小企業の2代目社長として「事業継承」、「意思決定」、「新たな事業の構築」についてお話をいただきました。高見澤様は、異業種からの転身で2008年に社長に就任された直後、「リーマン・ショック」で大企業の市場撤退から中小企業が大打撃を受けたことで、自ら市場開拓をするために外部パートナーとの協業の推進を図り、現在では同社の技術を活かし海外へ向けた事業展開を積極的に行っています。

松本教授との対談では、「外部とのつながりの中で自社の強みとして他社より競争力のある製品・技術を意識することができ、一方で自社の適正と限界を認識することで他社との協業の必要性に気づくことが出来ました」とのお話があり、また、社長業について「状況の変化に応じた適応能力が必要となり、すべては自分の責任にあるという覚悟をもち、社員が働きやすい職場環境を整えることです」という「経営すること」についてお話を伺うことが出来ました。

最後に「自分と周囲の人々や物事との関係性を理解し、処理できる能力を身につけてください。まず、「自分自身を理解する」ことが、周囲の人々と良好なコミュニケーションをとることにもつながっていきます」とのメッセージをいただきました。

「株式会社コスモテック」ホームページ 

〜多摩ブルー・グリーン賞とは〜
地域で活躍する中小企業の方々の優れた技術や経営手腕を評価し表彰することで、地域企業による技術開発や経営戦略創造の活力を生み出し、地域経済がより活性化されることを願い実施するもので多摩信用金庫が毎年主催している。
<https://www.tamashin.jp/business/support/bluegreen/index.html>

  • ゲスト講師の高見澤友伸様
    ゲスト講師の高見澤友伸様
  • 授業の様子
    授業の様子

経営情報学部では、2022年4月より学部新卒時から高い専門技能をもつ即戦力として、社会で活躍できる人材を在学中に集中的に育成する「先端的マーケティング心理コース」と「実践的ビジネスエンジニアリングコース」の2つのコースを開設いたします。

詳細は特設ページからご確認ください。

<夏季休業期間>
7月29日(木)~9月23日(木・祝)

<事務局一斉休業>
8月7日(土)~8月15日(日)

<夏季休業期間の事務局窓口事務取扱>
平日 9:00~17:00
土日祝 取扱無し

<その他>
9月18日(土) 秋卒業のつどい(予定)
9月24日(金) 秋学期授業開始(予定)

<図書館開館について>
図書館ホームページでご案内
https://smis-lib.tama.ac.jp/

7月8日(木)「経営情報論Ⅰ」(担当教員:小林英夫、内藤旭惠)の授業にゲスト講師として「三井情報株式会社」(本社:東京都港区、代表取締役社長:浅野謙吾氏) のDX営業本部バイオヘルスケア営業部マネージャー 丸山智規様をお招きし、ご登壇いただきました。

丸山様は、同社から5人目のゲスト講師となり、講義では「ニューノーマル時代における健康DXへの挑戦」をテーマにニューノーマル時代に入り、大きく変化しつつある社会構造や行動変容を捉えた今後のDXとして何が求められていくかについて考察し、丸山様が取り組まれている健康産業イノベーション挑戦の事例として、国立大学との共同研究に基づく先端的生体データ解析技術を用いた産業衛生分野における次世代型ストレスマネジメント事業創出に向けた取組みや戦略策定プロセスの基礎についてご紹介いただきました。

講義では、新事業を検討する上で不可欠な3大要素「課題認識(ニーズ)」「解決策となる技術(シーズ)」「利用イメージと導入メリット(ウォンツ)」や戦略立案に必要なSWOT分析、ビジネスモデルキャンバス等の各種分析ツールの活用について解説いただきました。また、「ビジネスにおいて自社の強み、弱み、機会、リスクを考えることは必要不可欠ですが、学生の就職活動においてもSWOT分析に基づく戦略を立てることは大変有効です」というアドバイスをいただきました。

小林教授からは「企業の情報技術を活用した戦略は、経営情報学部で学んでいる「マーケティング」「SWOT分析」とつなげて考える良い機会となりました」とのコメントをいただきました。

  • ゲスト講師の丸山智規様
    ゲスト講師の丸山智規様
  • 授業の様子
    授業の様子

講義の様子については三井情報株式会社のウェブサイトでもご紹介されています。
https://www.mki.co.jp/news/information/20210728_1.html

7月8日(木)、多摩信用金庫および多摩ブルー・グリーン倶楽部会員企業様10社にお集まりいただき、「多摩ブルー・グリーン倶楽部 経営研究交流会」を開催いたしました。

本研究会は、多摩地域の優良企業様と継続的な接点をつくることで、学生の就職、共同研究、講義やゼミへの連携に繋げることを目的としております。

キックオフである今回は、寺島学長、多摩ブルー・グリーン倶楽部 会長 上野邦香様、多摩信用金庫 理事長 八木敏郎様よりご挨拶を頂いた後、多摩大学総合研究所所長 松本祐一教授より、研究会の主旨をご説明しました。

続いて、企業様と大学におけるインターンシップの現状を共有するべく、初見康行 准教授による「大学生の就職活動とインターンシップの現状」をテーマとしたキーノートスピーチ、京西テクノス株式会社 様、エム・ケー株式会社 様 の事例紹介をもとに、4グループに分かれて、意見交換を行いました。

限られた時間でしたが、企業様、本学教職員ともにインターンシップの重要性を再認識する機会となりました。

次回は、9月16日(木)に、本学学生によるパネルディスカッションを含む「学生からみたインターンシップ」をテーマとした研究会を予定しております。

  • 寺島学長ご挨拶
    寺島学長ご挨拶
  • 多摩ブルー・グリーン倶楽部会長 上野邦香様 ご挨拶
    多摩ブルー・グリーン倶楽部会長 上野邦香様 ご挨拶
  • 多摩信用金庫 八木敏郎 理事長ご挨拶
    多摩信用金庫 八木敏郎 理事長ご挨拶
  • 初見准教授によるキーノートスピーチ
    初見准教授によるキーノートスピーチ
  • 意見交換会
    意見交換会

7月3日(土)、グローバルスタディーズ学部で2021年度春学期「国内インターンシップ実習I 成果報告会」を開催いたしました。

成果報告会では、企業・団体の現場でのインターンシップを通じたビジネスの経験により、実習から得たものは何かを振り返り、発表用のスライドにまとめ、担当教職員、実習生に対し発表します。

今回の発表者は3年次生6名、4年次生1名で、2020年度秋学期に半年をかけて「国内インターンシップ概論」を履修したうえで、本来であれば2021年2月~3月の春季休業中でインターンシップ実習に臨み、4月の成果報告会に参加する予定でした。しかしながら、コロナ禍による緊急事態宣言の発出により、2~3月の実習が延期となってしまった学生が今回追加で開催された成果報告会に参加しました。

インターンシップ実習がいつ再開されるかわからない不安な状況や、授業期間と重なり予定の立てづらい状況下で実習への準備を着実に進め、4月~6月にかけて実習に参加し、7名の履修者は、無事実習を終えることが出来ました。

成果報告会では、「お客様が求めていることを事前に察し、言われる前に先に行動するような接客が大切だと学んだ」「働くとはどのようなことか理解が深まって良かった」といった気づきや感想が述べられ、就職活動を控えた学生たちにとって、将来のキャリアを考える上で有意義な経験を積むことが出来ました。

グローバルスタディーズ学部の国内インターンシップ概論・実習(正課科目)の詳細はこちらからご覧ください。

  • 学生発表の様子
    学生発表の様子
  • 学生発表の様子
    学生発表の様子

2021年7月9日(金)多摩大学目黒高等学校と多摩大学グローバルスタディーズ学部及び台湾家斉高中(高校)3校の学生・生徒がオンラインで繋がる交流イベントを開催しました。家斉高中(台南市)は1924年創設の歴史のある学校です。
第1部では、学生・生徒が英語を用いて相互にプレゼンテーションを実施しました。日本からは、コロナ禍における学校生活など日常や社会の最新状況を伝えました。台湾の高校生は、歴史的遺産が豊富な台南市の観光名所の紹介、伝統料理や屋台など台湾文化を知る上で欠かせないグルメ情報の紹介などがあり、日本側の学生生徒は興味深く聞き入りました。
第2部では、日本と台湾の学生・生徒が5人毎の小グループを編成し、お互いの日常や学生生活を話し合いました。オンラインでの交流でしたが、参加者は英語を駆使して積極的に発言し、話題は尽きることがありませんでした。交流会の終わりには、家斉高中の生徒代表により、日本政府が台湾にコロナウィルスのワクチンを寄付したことに対する感謝の言葉がありました。
コロナ禍が襲うまで、多摩大学グローバルスタディーズ学部は一年を通して数多くの海外研修を積み重ねてきました。特に台湾は、毎年3月の高大連携をはじめ、年に数回の研修を実施していました。残念ながら昨年に続き、今年も海外研修は中止になりましたが、昨年よりオンライン交流を積極的に取り入れて新たな可能性を追求してきました。今後も世界との交流を希求する学生たちの望みを応援していきたいと思います。

 多摩大学体育会フットサル部は、202174()に水海道総合体育館(茨城県)で行われた第17回全日本大学大会関東大会で見事優勝を果たしました。これにより2021827()29()に行われる第17回全日本大学大会(全国大会)に関東第一代表として出場します。

詳細は「たまゆに。」をご覧ください。

https://tamauniv.jp/info-activity/10341/

7月2日(金)「事業構想論Ⅰ」(担当教員:松本 祐一)の授業にゲスト講師として「医療法人五麟会グループ 株式会社ツインキールズ(所在地:東京都東久留米市)」代表取締役 赤星 良平 様をお招きし、ご登壇いただきました。

同社は、グループの介護部門として2017年に設立、東久留米市内にデイサービス3か所・訪問介護・定期巡回随時対応型訪問介護看護・居宅介護支援・訪問マッサージなどを展開し、介護と医療の融合を通じ、社会の持続的発展に寄与できるよう社会貢献・地域活動に努めています。

2020年には多摩信用金庫主催の「第18回多摩ブルー・グリーン賞」にて応募総数167件(多摩ブルー賞78件・多摩グリーン賞89件)の中から、栄えある多摩グリーン賞経営部門の「優秀賞」を獲得し、赤星様は、現職の傍ら東久留米市介護認定審査会委員、介護サービス事業者協議会役員等を務め、地域や業界の発展のために多方面でご活躍されています。

講義では、「介護のネガティブで閉鎖的なイメージを払拭したいという思いや頼られる存在であるべきといったこれまでの古い慣習への疑問と反抗心が原点になっている」というお話をいただき、国の政策の一環である「地域包括ケアシステム」や「地域共生社会」の実現について解説いただきました。

松本教授との対談では、「事業構想をする上で意識していることはありますか」との質問に対し、「どんなことも受け入れて行動をするようにしています。後から素晴らしい結果が必ず生まれますので、無駄な経験はありません。常に向上心を持って仕事をするよう心掛けています」とのご回答をいただきました。

最後に「介護と医療の連携をより強化することは、「街づくり」につながります。やりがいや達成感を感じることのできる介護業界を将来の選択肢の1つとして考えるきっかけにしてください」とのメッセージをいただきました。

〜多摩ブルー・グリーン賞とは〜
地域で活躍する中小企業の方々の優れた技術や経営手腕を評価し表彰することで、地域企業による技術開発や経営戦略創造の活力を生み出し、地域経済がより活性化されることを願い実施するもので多摩信用金庫が毎年主催している。
<https://www.tamashin.jp/business/support/bluegreen/index.html>

  • ゲスト講師の赤星良平様
    ゲスト講師の赤星良平様
  • 授業の様子
    授業の様子

グローバルスタディーズ学部と多摩大学目黒高校、及び台湾家斉高校、3校の学生・生徒がオンラインで繋がる交流イベントを開催しました。

第1部では、学生が英語を用いて相互にプレゼンテーションを実施し、日本からはコロナ禍における学校生活などを、台湾からは歴史的遺産が豊富な台南市の観光名所やグルメ情報などを紹介しました。

第2部では、日本と台湾の学生5名ずつでグループを作り、お互いの日常や学校生活を英語で話し合いました。交流会の終わりには、家斉高校の生徒代表から、日本政府が台湾にコロナウィルスのワクチンを寄付したことに対する感謝の言葉をいただきました。

留学生、多摩大生の中から歌好きの参加者を募り、オンラインのカラオケ大会を開催しました。

母国語を使用しない歌を選曲するということを基本ルールとして、各々練習を重ね、優勝目指して頑張りました。

4名の留学生も参加し、中にはギターに弾き語りをする学生や、参加前に散髪に行きお気に入りの服でビシッときめて参加する学生もいて、気合の入ったステージを披露してくれました。

1位、2位、3位と特別賞、面白いで賞なども設けて景品を出し、また参加者全員にはもれなくクオカードをプレゼントしました。

コロナ禍で自宅や友人宅などからのリモート開催でしたが、大変盛り上がる楽しいイベントとなりました。

7月1日(木)「経営情報論Ⅰ」(担当教員:小林英夫、内藤旭惠)の授業にゲスト講師として「三井情報株式会社」(本社:東京都港区、代表取締役社長:浅野謙吾氏)プリンシパルの熊田憲治様をお招きし、ご登壇いただきました。

同社から4人目となるゲスト講師の熊田様から、ビッグデータの概念や特性、企業でのデータ活用の現状などについて解説いただき、先進的なデータ活用事例なども交えながらデータ活用で進化する未来像の展望についてご説明をいただきました。

学生から「情報の信頼性」について質問があり、「信頼性のある情報ばかりではないため、規制についても考える必要があり、今後は法律の整備がより進んでいくと思います。」とのご回答があり、「これからの「経営情報学」を学んでいく上で、ビッグデータの活用は非常に重要であるため、皆さんのような若くて、エンジニアにはない柔軟な頭を持つデータ高度活用人材を企業は必要としています。本日の講義でビッグデータが社会を変えていくイメージが少しでも理解してもらえたら嬉しいです」とのメッセージをいただきました。

小林教授からは「日々、世の中の情報を敏感に察知しながら、自分の知識をアップデートして欲しいと思います。情報の信頼性の担保については、課題もありますが正しいものが評価されるようになっていくはずです」とのコメントがありました。

  • ゲスト講師の熊田憲治様
    ゲスト講師の熊田憲治様
  • 授業の様子
    授業の様子

講義の様子については三井情報株式会社のウェブサイトでもご紹介されています。
https://www.mki.co.jp/news/information/20210720_1.html

7月1日(木)、多摩キャンパスで第2回「自分史」作成講座(1日目)を開催しました。

自分の歴史を言葉に表して明文化する『自分史』づくりは、脳の活性化や、人生を明るくとらえなおし、元気に過ごしていく活力にもなります。

昨年に引き続き本年度も、一般社団法人自分史活用推進協議会代表理事の河野初江先生をお迎えして、自分史作成のコツを教えていただきました。参加者の皆さまには、ご自身の歴史を綴る粗年表作成と、大切にしている写真を端緒に自分史を作るワークをしていただきました。大変ご好評をいただき、終了後には「9月2日(2日目)を楽しみにしている」とのお声をいただきました。

多摩大学では、ジェロントロジー(大都市郊外型高齢化に立ち向かう実践的研究)を掲げる大学として、今後とも、地域の皆さまの心豊かな生活にお役立てできるような企画を実施して参ります。

  • 講師の河野初江先生
    講師の河野初江先生
  • 講座の様子
    講座の様子

6月23日(水)経営情報学部の長島剛ゼミに東京都職員の方々3名をお招きし、「パブリック・コメント」の一環で意見交換会を行いました。

はじめに東京都職員の方から「新しい多摩の振興プラン(仮称)素案の意見募集について」の概要説明と、コロナ禍の影響で郊外志向が高まっている今の社会の構造変化に対応し、学生の意見を新しい振興プランを考える上での参考にしたいとのご説明がありました。

グループディスカッションでは、東京都職員の方々を含めて長島ゼミの学生が6チームに分かれ、「多摩の強みと弱み」と「多摩地域の概況」について意見交換を行い、チームごとに発表を行いました。

多摩の強みと弱みについては「自然が豊かで住むための環境は整っているが、遊ぶところが少なく、刺激が足りない、産業の基盤が整っていない」などの意見があり、東京都職員の方から、「地域ごとに違った宝物を見つけ、各市町村をPRする必要があると感じています。学生から「ザリガニ釣りをして楽しかった」「都心に出ると交通費がかかる」などといった話があり、「現実の生活について知ることができたので、大変参考になりました。」との感想をいただきました。

多摩地域の概況については、「学校や職場がなければ行かない」「インフラの整備がされていない」「一日中遊ぶことができない」「都心に向けて送り出すベッドタウンのイメージがある」「地域で生活が完結する」などたくさんの意見がありました。

東京都職員の方からは、「人の移動や生活の基盤となるインフラの重要性を改めて感じましたが、皆さんが地域に愛着をもって継続して住み続けたいと思っていただけるような街づくりを進めていきたいです」とお話がありました。

最後に長島教授から「インフラが整備されれば人々がその街に住んでみようと思うかどうかは、それぞれの価値観があるので、言葉で表現するには難しい部分もありますが、今後も地域や企業の課題について考えていきたいです」とのコメントがありました。

  • 東京都職員の方のご説明
    東京都職員の方のご説明
  • ディスカッションの様子
    ディスカッションの様子
  • ディスカッションの様子
    ディスカッションの様子
  • 各チームからの発表
    各チームからの発表
  • 東京都職員の方からのご助言
    東京都職員の方からのご助言
  • 東京都職員の方からのご助言
    東京都職員の方からのご助言
 

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