多摩大学 現代の志塾

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7月8日(木)「経営情報論Ⅰ」(担当教員:小林英夫、内藤旭惠)の授業にゲスト講師として「三井情報株式会社」(本社:東京都港区、代表取締役社長:浅野謙吾氏) のDX営業本部バイオヘルスケア営業部マネージャー 丸山智規様をお招きし、ご登壇いただきました。

丸山様は、同社から5人目のゲスト講師となり、講義では「ニューノーマル時代における健康DXへの挑戦」をテーマにニューノーマル時代に入り、大きく変化しつつある社会構造や行動変容を捉えた今後のDXとして何が求められていくかについて考察し、丸山様が取り組まれている健康産業イノベーション挑戦の事例として、国立大学との共同研究に基づく先端的生体データ解析技術を用いた産業衛生分野における次世代型ストレスマネジメント事業創出に向けた取組みや戦略策定プロセスの基礎についてご紹介いただきました。

講義では、新事業を検討する上で不可欠な3大要素「課題認識(ニーズ)」「解決策となる技術(シーズ)」「利用イメージと導入メリット(ウォンツ)」や戦略立案に必要なSWOT分析、ビジネスモデルキャンバス等の各種分析ツールの活用について解説いただきました。また、「ビジネスにおいて自社の強み、弱み、機会、リスクを考えることは必要不可欠ですが、学生の就職活動においてもSWOT分析に基づく戦略を立てることは大変有効です」というアドバイスをいただきました。

小林教授からは「企業の情報技術を活用した戦略は、経営情報学部で学んでいる「マーケティング」「SWOT分析」とつなげて考える良い機会となりました」とのコメントをいただきました。

  • ゲスト講師の丸山智規様
    ゲスト講師の丸山智規様
  • 授業の様子
    授業の様子

講義の様子については三井情報株式会社のウェブサイトでもご紹介されています。
https://www.mki.co.jp/news/information/20210728_1.html

7月8日(木)、多摩信用金庫および多摩ブルー・グリーン倶楽部会員企業様10社にお集まりいただき、「多摩ブルー・グリーン倶楽部 経営研究交流会」を開催いたしました。

本研究会は、多摩地域の優良企業様と継続的な接点をつくることで、学生の就職、共同研究、講義やゼミへの連携に繋げることを目的としております。

キックオフである今回は、寺島学長、多摩ブルー・グリーン倶楽部 会長 上野邦香様、多摩信用金庫 理事長 八木敏郎様よりご挨拶を頂いた後、多摩大学総合研究所所長 松本祐一教授より、研究会の主旨をご説明しました。

続いて、企業様と大学におけるインターンシップの現状を共有するべく、初見康行 准教授による「大学生の就職活動とインターンシップの現状」をテーマとしたキーノートスピーチ、京西テクノス株式会社 様、エム・ケー株式会社 様 の事例紹介をもとに、4グループに分かれて、意見交換を行いました。

限られた時間でしたが、企業様、本学教職員ともにインターンシップの重要性を再認識する機会となりました。

次回は、9月16日(木)に、本学学生によるパネルディスカッションを含む「学生からみたインターンシップ」をテーマとした研究会を予定しております。

  • 寺島学長ご挨拶
    寺島学長ご挨拶
  • 多摩ブルー・グリーン倶楽部会長 上野邦香様 ご挨拶
    多摩ブルー・グリーン倶楽部会長 上野邦香様 ご挨拶
  • 多摩信用金庫 八木敏郎 理事長ご挨拶
    多摩信用金庫 八木敏郎 理事長ご挨拶
  • 初見准教授によるキーノートスピーチ
    初見准教授によるキーノートスピーチ
  • 意見交換会
    意見交換会

7月3日(土)、グローバルスタディーズ学部で2021年度春学期「国内インターンシップ実習I 成果報告会」を開催いたしました。

成果報告会では、企業・団体の現場でのインターンシップを通じたビジネスの経験により、実習から得たものは何かを振り返り、発表用のスライドにまとめ、担当教職員、実習生に対し発表します。

今回の発表者は3年次生6名、4年次生1名で、2020年度秋学期に半年をかけて「国内インターンシップ概論」を履修したうえで、本来であれば2021年2月~3月の春季休業中でインターンシップ実習に臨み、4月の成果報告会に参加する予定でした。しかしながら、コロナ禍による緊急事態宣言の発出により、2~3月の実習が延期となってしまった学生が今回追加で開催された成果報告会に参加しました。

インターンシップ実習がいつ再開されるかわからない不安な状況や、授業期間と重なり予定の立てづらい状況下で実習への準備を着実に進め、4月~6月にかけて実習に参加し、7名の履修者は、無事実習を終えることが出来ました。

成果報告会では、「お客様が求めていることを事前に察し、言われる前に先に行動するような接客が大切だと学んだ」「働くとはどのようなことか理解が深まって良かった」といった気づきや感想が述べられ、就職活動を控えた学生たちにとって、将来のキャリアを考える上で有意義な経験を積むことが出来ました。

グローバルスタディーズ学部の国内インターンシップ概論・実習(正課科目)の詳細はこちらからご覧ください。

  • 学生発表の様子
    学生発表の様子
  • 学生発表の様子
    学生発表の様子

2021年7月9日(金)多摩大学目黒高等学校と多摩大学グローバルスタディーズ学部及び台湾家斉高中(高校)3校の学生・生徒がオンラインで繋がる交流イベントを開催しました。家斉高中(台南市)は1924年創設の歴史のある学校です。
第1部では、学生・生徒が英語を用いて相互にプレゼンテーションを実施しました。日本からは、コロナ禍における学校生活など日常や社会の最新状況を伝えました。台湾の高校生は、歴史的遺産が豊富な台南市の観光名所の紹介、伝統料理や屋台など台湾文化を知る上で欠かせないグルメ情報の紹介などがあり、日本側の学生生徒は興味深く聞き入りました。
第2部では、日本と台湾の学生・生徒が5人毎の小グループを編成し、お互いの日常や学生生活を話し合いました。オンラインでの交流でしたが、参加者は英語を駆使して積極的に発言し、話題は尽きることがありませんでした。交流会の終わりには、家斉高中の生徒代表により、日本政府が台湾にコロナウィルスのワクチンを寄付したことに対する感謝の言葉がありました。
コロナ禍が襲うまで、多摩大学グローバルスタディーズ学部は一年を通して数多くの海外研修を積み重ねてきました。特に台湾は、毎年3月の高大連携をはじめ、年に数回の研修を実施していました。残念ながら昨年に続き、今年も海外研修は中止になりましたが、昨年よりオンライン交流を積極的に取り入れて新たな可能性を追求してきました。今後も世界との交流を希求する学生たちの望みを応援していきたいと思います。

 多摩大学体育会フットサル部は、202174()に水海道総合体育館(茨城県)で行われた第17回全日本大学大会関東大会で見事優勝を果たしました。これにより2021827()29()に行われる第17回全日本大学大会(全国大会)に関東第一代表として出場します。

詳細は「たまゆに。」をご覧ください。

https://tamauniv.jp/info-activity/10341/

7月2日(金)「事業構想論Ⅰ」(担当教員:松本 祐一)の授業にゲスト講師として「医療法人五麟会グループ 株式会社ツインキールズ(所在地:東京都東久留米市)」代表取締役 赤星 良平 様をお招きし、ご登壇いただきました。

同社は、グループの介護部門として2017年に設立、東久留米市内にデイサービス3か所・訪問介護・定期巡回随時対応型訪問介護看護・居宅介護支援・訪問マッサージなどを展開し、介護と医療の融合を通じ、社会の持続的発展に寄与できるよう社会貢献・地域活動に努めています。

2020年には多摩信用金庫主催の「第18回多摩ブルー・グリーン賞」にて応募総数167件(多摩ブルー賞78件・多摩グリーン賞89件)の中から、栄えある多摩グリーン賞経営部門の「優秀賞」を獲得し、赤星様は、現職の傍ら東久留米市介護認定審査会委員、介護サービス事業者協議会役員等を務め、地域や業界の発展のために多方面でご活躍されています。

講義では、「介護のネガティブで閉鎖的なイメージを払拭したいという思いや頼られる存在であるべきといったこれまでの古い慣習への疑問と反抗心が原点になっている」というお話をいただき、国の政策の一環である「地域包括ケアシステム」や「地域共生社会」の実現について解説いただきました。

松本教授との対談では、「事業構想をする上で意識していることはありますか」との質問に対し、「どんなことも受け入れて行動をするようにしています。後から素晴らしい結果が必ず生まれますので、無駄な経験はありません。常に向上心を持って仕事をするよう心掛けています」とのご回答をいただきました。

最後に「介護と医療の連携をより強化することは、「街づくり」につながります。やりがいや達成感を感じることのできる介護業界を将来の選択肢の1つとして考えるきっかけにしてください」とのメッセージをいただきました。

〜多摩ブルー・グリーン賞とは〜
地域で活躍する中小企業の方々の優れた技術や経営手腕を評価し表彰することで、地域企業による技術開発や経営戦略創造の活力を生み出し、地域経済がより活性化されることを願い実施するもので多摩信用金庫が毎年主催している。
<https://www.tamashin.jp/business/support/bluegreen/index.html>

  • ゲスト講師の赤星良平様
    ゲスト講師の赤星良平様
  • 授業の様子
    授業の様子

グローバルスタディーズ学部と多摩大学目黒高校、及び台湾家斉高校、3校の学生・生徒がオンラインで繋がる交流イベントを開催しました。

第1部では、学生が英語を用いて相互にプレゼンテーションを実施し、日本からはコロナ禍における学校生活などを、台湾からは歴史的遺産が豊富な台南市の観光名所やグルメ情報などを紹介しました。

第2部では、日本と台湾の学生5名ずつでグループを作り、お互いの日常や学校生活を英語で話し合いました。交流会の終わりには、家斉高校の生徒代表から、日本政府が台湾にコロナウィルスのワクチンを寄付したことに対する感謝の言葉をいただきました。

留学生、多摩大生の中から歌好きの参加者を募り、オンラインのカラオケ大会を開催しました。

母国語を使用しない歌を選曲するということを基本ルールとして、各々練習を重ね、優勝目指して頑張りました。

4名の留学生も参加し、中にはギターに弾き語りをする学生や、参加前に散髪に行きお気に入りの服でビシッときめて参加する学生もいて、気合の入ったステージを披露してくれました。

1位、2位、3位と特別賞、面白いで賞なども設けて景品を出し、また参加者全員にはもれなくクオカードをプレゼントしました。

コロナ禍で自宅や友人宅などからのリモート開催でしたが、大変盛り上がる楽しいイベントとなりました。

7月1日(木)「経営情報論Ⅰ」(担当教員:小林英夫、内藤旭惠)の授業にゲスト講師として「三井情報株式会社」(本社:東京都港区、代表取締役社長:浅野謙吾氏)プリンシパルの熊田憲治様をお招きし、ご登壇いただきました。

同社から4人目となるゲスト講師の熊田様から、ビッグデータの概念や特性、企業でのデータ活用の現状などについて解説いただき、先進的なデータ活用事例なども交えながらデータ活用で進化する未来像の展望についてご説明をいただきました。

学生から「情報の信頼性」について質問があり、「信頼性のある情報ばかりではないため、規制についても考える必要があり、今後は法律の整備がより進んでいくと思います。」とのご回答があり、「これからの「経営情報学」を学んでいく上で、ビッグデータの活用は非常に重要であるため、皆さんのような若くて、エンジニアにはない柔軟な頭を持つデータ高度活用人材を企業は必要としています。本日の講義でビッグデータが社会を変えていくイメージが少しでも理解してもらえたら嬉しいです」とのメッセージをいただきました。

小林教授からは「日々、世の中の情報を敏感に察知しながら、自分の知識をアップデートして欲しいと思います。情報の信頼性の担保については、課題もありますが正しいものが評価されるようになっていくはずです」とのコメントがありました。

  • ゲスト講師の熊田憲治様
    ゲスト講師の熊田憲治様
  • 授業の様子
    授業の様子

講義の様子については三井情報株式会社のウェブサイトでもご紹介されています。
https://www.mki.co.jp/news/information/20210720_1.html

7月1日(木)、多摩キャンパスで第2回「自分史」作成講座(1日目)を開催しました。

自分の歴史を言葉に表して明文化する『自分史』づくりは、脳の活性化や、人生を明るくとらえなおし、元気に過ごしていく活力にもなります。

昨年に引き続き本年度も、一般社団法人自分史活用推進協議会代表理事の河野初江先生をお迎えして、自分史作成のコツを教えていただきました。参加者の皆さまには、ご自身の歴史を綴る粗年表作成と、大切にしている写真を端緒に自分史を作るワークをしていただきました。大変ご好評をいただき、終了後には「9月2日(2日目)を楽しみにしている」とのお声をいただきました。

多摩大学では、ジェロントロジー(大都市郊外型高齢化に立ち向かう実践的研究)を掲げる大学として、今後とも、地域の皆さまの心豊かな生活にお役立てできるような企画を実施して参ります。

  • 講師の河野初江先生
    講師の河野初江先生
  • 講座の様子
    講座の様子

6月23日(水)経営情報学部の長島剛ゼミに東京都職員の方々3名をお招きし、「パブリック・コメント」の一環で意見交換会を行いました。

はじめに東京都職員の方から「新しい多摩の振興プラン(仮称)素案の意見募集について」の概要説明と、コロナ禍の影響で郊外志向が高まっている今の社会の構造変化に対応し、学生の意見を新しい振興プランを考える上での参考にしたいとのご説明がありました。

グループディスカッションでは、東京都職員の方々を含めて長島ゼミの学生が6チームに分かれ、「多摩の強みと弱み」と「多摩地域の概況」について意見交換を行い、チームごとに発表を行いました。

多摩の強みと弱みについては「自然が豊かで住むための環境は整っているが、遊ぶところが少なく、刺激が足りない、産業の基盤が整っていない」などの意見があり、東京都職員の方から、「地域ごとに違った宝物を見つけ、各市町村をPRする必要があると感じています。学生から「ザリガニ釣りをして楽しかった」「都心に出ると交通費がかかる」などといった話があり、「現実の生活について知ることができたので、大変参考になりました。」との感想をいただきました。

多摩地域の概況については、「学校や職場がなければ行かない」「インフラの整備がされていない」「一日中遊ぶことができない」「都心に向けて送り出すベッドタウンのイメージがある」「地域で生活が完結する」などたくさんの意見がありました。

東京都職員の方からは、「人の移動や生活の基盤となるインフラの重要性を改めて感じましたが、皆さんが地域に愛着をもって継続して住み続けたいと思っていただけるような街づくりを進めていきたいです」とお話がありました。

最後に長島教授から「インフラが整備されれば人々がその街に住んでみようと思うかどうかは、それぞれの価値観があるので、言葉で表現するには難しい部分もありますが、今後も地域や企業の課題について考えていきたいです」とのコメントがありました。

  • 東京都職員の方のご説明
    東京都職員の方のご説明
  • ディスカッションの様子
    ディスカッションの様子
  • ディスカッションの様子
    ディスカッションの様子
  • 各チームからの発表
    各チームからの発表
  • 東京都職員の方からのご助言
    東京都職員の方からのご助言
  • 東京都職員の方からのご助言
    東京都職員の方からのご助言

『教えて先輩!(シンガポール編)』と題して、シンガポールへ長期交換留学した学生に、留学先での経験や留学を通して自分自身がどのように成長したかなどを色々と聞いてみました。授業、ボランティア活動、寮生活を通して様々な経験をし、充実した1年間を過ごすことができたと話してくれました。最後にこれから留学を希望する学生へ向けて、『理想を高く、興味関心を持って色々なことに挑戦してほしい』とメッセージを残して終了しました。

<NYP(ナンヤンポリテクニック)>

Q1.シンガポールを選んだ理由

  1. アジア圏の国に行ったことがなかったから
  2. 4つの公用語があり、語学的な魅力があるから
  3. 観光立国だから

Q2.授業について

  • 自分の意見を重視するアクティブラーニング
  • 経営を学びながら動画制作の授業も履修することができ、技術を身につけることができた。
  • シングリッシュ(シンガポールで話されている英語)を理解するのに最初の3ヶ月は苦労したが、逆にシングリッシュを教わりながら学生と交流し、友達も作ることができた。

Q3.環境について

  • キャンパスは非常に広く、学生数も多いので、規模の大きさに驚いた。カフェテリアも6つあった。
  • 寮は2人部屋が2つと1人部屋が1つのユニットタイプで、キッチンもあった。
  • シンガポールの食事が合わなかったので自炊で乗り越えた。

Q4.シンガポール人について

  • 公共交通機関では優先席には座らず、又お年寄りにすぐ席を譲る等、思いやりのある人が多いと感じた。
  • onとoffの切り替えがはっきりしている。残業もなく、ストレスフリー
  • 夜型で朝が苦手な学生が多かった。

Q5.成長したこと

  • 元々観光学に興味があったが、NYPでの学びを通してより深く学びたいと思うようになり、大学院に進んで観光学を研究するという、将来の目標が明確になった。
  • 寮内での人間関係がうまくいかないこともあったが、話し合うことで解決することができた。
  • インターンシップ先を自分で探し、サッカーのコーチのボランティアを経験する中で、コミュニケーションをとることの重要性を体感した。ボランティア活動では、コーチングはもちろん、試合運営、物販販売、運営企画なども経験することができた。

中村そのこゼミ4年生、和田彩佳さん、渡辺彩来さんが、ボランティア通信7月号の企画を担当しました。
今回はうずまきしりとりクイズです。


ボランティア通信7月号(PDF 4.85MB)

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中村そのこゼミ
中村そのこゼミの活動

6月29日(火)に多摩ボランティア・市民活動支援センターの方々(3名)をお招きし、学生社会ボランティアコーナーにて「夏のボランティア相談会」を開催しました。

相談会では夏に向けた老人ホームや保育園でのボランティアの紹介をしていただき、コロナ禍でも在宅やオンラインでできるリモート・ボランティアがあり、未経験の学生達にも取り組みやすい活動についてご説明をいただきました。また、ボランティアを行う際の注意点や、ボランティアの情報収集の仕方、始めるにあたっての心構えなどについてアドバイスをいただきました。

センターの方々からは、「ボランティア活動を通じてさまざまな体験をしたり、人や社会と関わることで自分自身についても新しい発見があったり、知識や技術を学ぶこともできますので、相談会に参加した学生達がボランティア活動に興味を持つきっかけになってくれたらいいなと思います」とのコメントをいただきました。

  • 相談会の様子
    相談会の様子
  • 相談会の様子
    相談会の様子

6月25日(金)「事業構想論Ⅰ」(担当教員:松本 祐一)の授業にゲスト講師として「フィル合同会社」代表の青山美恵子様をお招きし、ご登壇いただきました。

青山様は、NPOのインターンとしてホーチミン・フエでのフィールドワークを実施、2010年に社会科学修士号を取得後、金融系民間企業や国産車メーカーで働きながら、フィールドである東南アジアなどの途上国にメリットのあるビジネスモデルを研究し、MBAを取得、2015年4月に株式会社Pont D’or(ポンドール)を創業しました。 2019年3月にはこれまでのキャリアや人脈を生かし、ベトナム・ミャンマーの人材に特化した有料職業紹介事業を開始、「フィル合同会社」を設立しました。

講義のテーマは、「多文化共生事業構想」。同社の事業構想とは、日本と日本に関わる外国人がフェアに共存・共生しあえる社会の実現を目指すことであり、同社は、大切な人と人、国と国を結び、良き関係を構築することで相互利益を生み出し、価値を創造するお手伝いをしています。

松本教授との対談では、「近年、日本には外国人の方が増えていますが、社会制度の違いについてどう考えていますか」との質問に対し、「フェアであることが一番重要です。日本で働いて良かったと思っていただくことを意識しています」とのご回答をいただきました。

また、「新しい仕事の話があったときには企業ビジョンとの照合はどのように行っているのですか」との質問には、「新しい仕事のお話をいただいた時には、直感を働かせることもありますが、実践しながら方向転換をしていくこともありますので、まずは、何事も受け入れることが大切であると考えています」と常に前向きに進めるというお話をいただきました。

  • ゲスト講師の青山美恵子様
    ゲスト講師の青山美恵子様
  • 授業の様子
    授業の様子

6月24日(木)「経営情報論Ⅰ」(担当教員:小林英夫、内藤旭惠)の授業にゲスト講師として「三井情報株式会社」(本社:東京都港区、代表取締役社長:浅野謙吾氏)シニアコンサルタントの高瀬恭太郎様をお招きし、ご登壇いただきました。

同社から3人目となるゲスト講師の高瀬様から、デザイナーの発想や態度に学ぶ「デザイン思考」をテーマに、「デザイン思考が注目されている背景」「産業におけるデザイン(デザインの変遷)」「デザイン思考の実践とワークショップ」の3つのトピックスに沿って解説いただきました。

さらに、「顧客にとっての商品価値の捉え方」「デザインの定義」「デザイナーの態度(大切にしていること)」等についてとても分かりやすくご説明をいただき、デザイン思考の実践では「問題発見と問題解決のつながりの中で拡散と収束を意識することが重要」「デザインの要素(観察、発見、発想)をふまえてワークショップを組み立てる」とのお話をいただきました。

最後に「明日から自分の半径3メートルを意識して観察してみてください。そして、五感をフルに働かせ、誰も気づくことのできないたった1つのおもしろいものを発見してください」とのメッセージをいただきました。

小林教授からは「多摩⼤学経営情報学部では、産業社会の問題解決の最前線に立つ力の育成を重視していますが、解決策にたどり着くには、やはり「思考」錯誤が必要であるということにつながります」とのコメントがありました。

  • ゲスト講師の高瀬恭太郎様
    ゲスト講師の高瀬恭太郎様
  • 授業の様子
    授業の様子

講義の様子については三井情報株式会社のウェブサイトでもご紹介されています。
https://www.mki.co.jp/news/information/20210712_1.html

 

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