期間:2024年8月4日~8月31日
短期留学に参加した川本将史さんの留学体験記です。
【学校について】
学校について、本学とは比べられないほど土地が広く、学校中にはジムや学生が運営しているカフェなどがあり全てが新鮮であった。
【授業について】
授業は、第3週を除いて20人以下のクラスであった。9:00~12:00の午前の授業では現地で借りた教科書に従って勉強をしていた。その授業ではペアワークがたくさんありスピーキング、リーディング、ボキャブラリー能力を向上することができた。
午後(13:00~15:00)の授業では教科書を使わず、午前の授業よりもクラスメイトとコミュニケーションを取る機会がたくさんあった。ショートムービーを見て感想を言い合ったり、ペアと素晴らしい学校を考えたり、自分たちで脚本・セリフを考えショートムービーを作成したりなどした。午後の方が活動が活発であり、自分的に午後の授業の方が楽しかった。午後の授業では英語の能力だけでなく、コミュニケーション能力も必要だったため積極性も向上した。
留学中は全てが新鮮で全部が楽しかった。授業も毎日が楽しかったし、放課後友達との遊びももちろん楽しかった。授業では、特にショートムービー作成が一番楽しく思い出に残っている。登場人物や内容、セリフまで自分たちで考えてショートムービーを作成した。英語ということもありとても大変なことだったが、それ以上に楽しかった。自分たちは奇妙なアクション(?)映画を作成した。違うクラスも集まりみんなの前で観賞したが、みんな笑ってくれてとても達成感があった。
【自由時間について】
また、一人で行ったテカポ湖も、楽しかった記憶がある。 テカポ湖はミルキーブルーの湖と大自然の美しさが魅力の人気スポットであり、死ぬまでに行きたいと思っていた自分はせっかくのチャンスと思い行動に移してみた。自分自身で高速バスとドミトリーを予約して行ってみた。今までの人生の中で一番綺麗な光景が広がっていた。行動しなければ見られていなかった景色であったため、行動の大切さや素晴らしさを改めて知ることができた。
【大変だったことについて】
留学中、一番辛かったことはホストファミリーとのコミュニケーションである。学校の先生は自分たちに分かりやすく簡単な英語で会話してくれるが、ホストファミリーは本場の英語を使っているため最初の頃は全くと言っていいほどコミュニケーションをとることができなかった。ニュージーランド人は世界で一番早く英語を喋るとも聞いたことがある。食事中や自由時間でのホストファミリーとの会話も困難であり、実は何回か挫折した。
しかし、分からないことは分からないと言うことと、諦めずに積極的にコミュニケーションを取る事によって日に日に緊張感が無くなっていった。全てではないが、後半には普通にコミュニケーションをとることができるようになっていた。このことから、諦めずに失敗上等という気持ちでコミュニケーションをしていくことの大切さを知ることができた。ホストファミリーの話が分からなかった時も、南アフリカ出身のハウスメイトが簡単な英語で自分を何度も助けてくれた。一人だけでは絶対に今回の留学をこんなに楽しめていなかったと感じているので、ハウスメイトにもとても感謝している。
授業以外のイベントとして、授業後に友達と美術館やスーパーマーケット、街中を散歩などしていた。授業以外に、放課後にもこういった体験を英語で友達と会話することによってボキャブラリー向上に繋がった。
【交友関係について】
現地での交友関係として、南アフリカ出身のハウスメイトがいた。彼はとても優しく、自分が分からなかったら優しく簡単な英語でコミュニケーションを取ってくれた。ホストファミリーやハウスメイトともリアルな英語で会話したことによって、リスニング能力が向上したと共にリアルな英語を学ぶことができた。
学校での友好関係では、日本人はもちろん、韓国人や中国人の友達を作ることができた。韓国語の勉強を本学でしていたため、韓国人とコミュニケーションを取るのがとても楽しく感じた。韓国人や中国人と英語でコミュニケーションを取っているのが新鮮でいつも楽しいと感じていた。英語だけでなく韓国語も教えてもらい、とても有意義な時間だった。
【自由時間について】
ニュージーランドでは夕食の時間が早かったため、自由時間が思った以上にたくさんあった。その自由時間には、ホストファミリーとオリンピックやラグビーを観戦したり、ニュージーランドのドラマなどを観たりしていた。その際も、分からないことはそのままにせずホストファミリーに教えてもらった。1日中英語に触れ疲れもあった自分は、ホストファミリーに用意してもらった広い部屋で1人の時間をとれた。そのため体力も回復でき、授業にも集中することができた。
【留学を通して学んだことや感想】
失敗することは成功への第一歩ということを、留学中に一番学んだ。自分の意見を伝えないより、積極的に自分の考えを英語で発言することによって多くの人とコミュニケーションをとることだってできる。そしてこちらからコミュニケーションを自分から取る事によって話題が広がり、英語力の向上になると感じた。
今回のニュージーランドでの留学によって、英語でコミュニケーションを取ることの楽しさを改めて知ることができた。英語への関心や興味が留学前よりもある。実際に英語力向上にもなったし、他人の目を気にせず人生一度きりなので自分がしたいことをするのが一番と学べた。これからも英語をもっと勉強し、ホストファミリーとニュージーランドの思い出をたくさん話せるようになりたい。
今回の留学では、日本ではできないような、そして言葉では表せないような体験を毎日していた。本当に今後忘れることはない。留学に行こうと決意して良かったと今でも思っている。行動していなければ、こんなに世界が広く、ニュージーランドの素晴らしさ、人のあたたかさを学ぶことはできなかった。失敗して学べることがたくさんあると、自分の実体験から学べたので留学に迷っているなら行った方が良い。ミスを恐れず行動すれば絶対に後悔しないだろう。