大学概要
学長挨拶・紹介
時代の課題に向き合う人材の育成に向けて
多摩大学は、平成元(1989)年に開学し、35年を越える教育実績を積み重ねてきました。
2学部1研究科を擁し、多摩キャンパス(東京都多摩市)に「経営情報学部」、湘南キャンパス(神奈川県藤沢市)に「グローバルスタディーズ学部」、品川サテライトに社会人大学院「経営情報学研究科MBA」を配し、実学志向のユニークな教育を展開しております。
学長就任以来、ローカリティ(地域性)を徹底的に突きつめることが、グローバルな世界潮流につながるという“グローカリティ”の思想に立ち、地域密着型の高等教育機関として、アジアダイナミズム、デジタル・トランスフォーメーション時代に貢献できる人材を輩出するべく、ゼミを中心とした手づくり教育で人材を育てています。
私自身、インターゼミ(社会工学研究会)を毎週土曜日、寺島文庫3階の九段サテライトにて両学部生、社会人大学院生、卒業・修了生と13名の教授陣で積み上げ、文献研究とフィールドワークによる「課題解決型のグループ研究」を自ら指導しています。
また、監修リレー講座「現代世界解析講座」では、各分野における第一線の専門家を招き、現代世界を深く理解し、時代認識を的確にする講座(年間24回)を19年に亘り開講し、学生・一般市民合わせ、のべ30万人超の参加者を得る実績となっています。
本学は、都市新中間層の子弟を学生として受け入れている都市郊外型大学の役割として、学生たちの未来を想い、社会的に意義ある仕事に就くことを真剣に徹底的に支え、100年人生を直視し、学生の人生創造にコミットする大学として就業支援に徹底的に力を入れています。
地域に根ざし、アジアダイナミズムをはじめ世界に向き合い、社会の現場を支える。そうした人材の育成、それが私たち多摩大学の目指す姿です。「一隅を照らす覚悟」を持った人材を創りだしていきたいと思います。
プロフィール
1947年北海道生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了後、三井物産入社。米国三井物産ワシントン事務所長、三井物産戦略研究所所長、三井物産常務執行役員、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授等を歴任。文部科学省 日中韓大学間交流・連携推進会議委員、経済産業省 資源エネルギー庁総合資源エネルギー調査会基本政策分科会委員、国土交通省 国土審議会計画推進部会委員等、国の審議会委員も多数歴任。現在、一般財団法人日本総合研究所 会長、一般社団法人 寺島文庫 代表理事も務める。1994年石橋湛山賞受賞。2010年4月早稲田大学名誉博士学位。
近著に『世界認識の再構築 17世紀オランダからの全体知』(岩波書店)。その他に、『21世紀未来圏 日本再生の構想 全体知と時代認識』(岩波書店)、『ダビデの星を見つめて 体験的ユダヤ・ネットワーク論』(NHK出版)、『(寺島実郎監修)全47都道府県幸福度ランキング2024年版』(日総研出版)、『人間と宗教 あるいは日本人の心の基軸』(岩波書店)、『日本再生の基軸 平成の晩鐘と令和の本質的課題』(岩波書店)、『(佐高信共著)戦後日本を生きた世代は何を残すべきか われらの持つべき視界と覚悟』(河出書房新社)、『ジェロントロジー宣言 「知の再武装」で100歳人生を生き抜く』(NHK出版新書)、『ひとはなぜ戦争をするのか 脳力のレッスンⅤ』(岩波書店)、『ユニオンジャックの矢 大英帝国のネットワーク戦略』(NHK出版)、『シルバー・デモクラシー 戦後世代の覚悟と責任』(岩波新書)、『寺島実郎 中東・エネルギー・地政学―全体知への体験的接近』(東洋経済新報社)、『二十世紀と格闘した先人たち― 一九〇〇年 アジア・アメリカの興隆』(新潮社)、『何のために働くのか― 自分を創る生き方」(文春新書)、『大中華圏 ネットワーク型世界観から中国の本質に迫る』(NHK出版)等、著書多数。
関連リンク
放送された内容とは異なる、虚偽の内容ですので、ご注意下さいますようお願い申し上げます。
経歴
| 1947年8月 | 北海道に生まれる |
|---|---|
| 1973年 | 早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了 同年三井物産株式会社に入社 |
| 1983年~1984年 | 米ブルッキングス研究所出向 |
| 1987年~1991年 | 米国三井物産ニューヨーク本店情報企画担当課長 |
| 1991年~1997年 | 米国三井物産ワシントン事務所長 |
| 1997年4月~1999年 | 三井物産業務部総合情報室長 |
| 1999年10月~2009年 | 株式会社 三井物産戦略研究所 所長 |
| 2001年6月~2006年 | 財団法人 日本総合研究所 理事長 |
| 2002年4月~2009年 | 早稲田大学大学院アジア太平洋研究科 教授 |
| 2003年4月~2006年 | 三井物産株式会社 執行役員 |
| 2006年4月~2009年 | 三井物産株式会社 常務執行役員 |
| 2006年4月~2010年 | 財団法人 日本総合研究所 会長 |
| 2009年4月~2015年3月 | 株式会社 三井物産戦略研究所 会長 |
| 2009年4月~ | 多摩大学 学長 |
| 2010年4月 | 早稲田大学名誉博士学位 |
| 2010年6月~2016年5月 | 財団法人日本総合研究所 理事長 (2012年4月~一般財団法人へ移行) |
| 2014年9月~ | 一般社団法人 寺島文庫 代表理事 |
| 2016年6月~ | 財団法人日本総合研究所 会長 |
2026年4月 入学式 学長のことば
2011年4月 入学式 学長のことば

被災地から6人の入学者。今は、試練の時であり転換期である。
等身大ではない巨大技術に身をゆだねる社会の中で、近代日本を問い直す日本の在り方そのものが問われている。
どのような日本にしていくか。それには大きな構想力が必要である。
大学は、社会人への準備期間である。自分は何者なのか、どんな役割を果たすべきなのか、そのために何をしたらよいかを真剣に考えること。
「人生でもっとも大切なことは一生涯を貫く仕事を持つこと」(福沢諭吉)
誇り高き一生を過ごすべく、断片的な知識を知性に変えていく知的武装の期間である。
これまでの知識量の正確さという歴史の勉強から、つながりをどう理解するかという学び、に変えていく。
日本史と世界史、自分と歴史のつながりを考える。
自分の10代前(250年前)までの血のつながった祖先は2046人。20代前は100万人。それぞれの人がどんな時代を生き、どんなテーマで生きたのかを想像する。イマジネーションの深さが必要。
歴史意識を持ち、ユーラシア、アジア、世界への関心を高める。アジアに向き合う日本を考え、視界を広げる。
多摩大学創業の志は実学志向。生きた知識、知性。多摩学。グローカリティ。多摩に深く根ざした知性。
阿久悠作詞・三木たかし作曲の学園歌も大学の特色のひとつである。
充実した4年間を過ごすことを期待する。

