多摩大学 現代の志塾

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経営情報学部 内藤旭惠准教授が、2022年8月1日(月)、府中市役所にて高野律雄市長と面会し、単著と共著を寄贈いたしました。

単著である「近代建築の投影 歴史的建造物の光と影」と共著である「多摩学 経営情報学から見た『多摩圏』」の執筆にあたっては、高野市長はじめ、府中市役所の方々に大変お世話になりました。数多くの資料提供を頂き、こうして2冊の本としてまとめることができました。

単著では、府中市郷土の森博物館に移築保存されている「旧府中町役場庁舎」の事例や、旧甲州街道沿いに動態保存されている野口酒造の蔵カフェ「酒座 中久本店」の事例、武蔵国府跡(国衙地区)の事例、京王線中河原駅の変遷の事例などを掲載しています。また、共著では、多摩地域における航空宇宙産業の事例として、府中市内に工場を構えるNEC府中事業場の事例や日本製鋼所東京工場(府中インテリジェントパーク)の事例などを紹介しています。

最後に、本学と府中市では、今後積極的な連携を実施し、様々な取り組みを行っていくことを話し合いました。

  • 高野律雄 市長(左)、内藤准教授(右)
    高野律雄 市長(左)、内藤准教授(右)

7月22日、本学にて多摩大学総合研究所とTAC株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:多田敏男様)の連携事業「2022年度次世代事業開発人材育成 試行プログラム」第1回を開催しました。今回は株式会社德倉(千葉県東金市)(1名)・美遊JAPAN有限会社(神奈川県川崎市)(2名)・タマチ工業株式会社(東京都品川区)(2名)と支援機関である3つの信用金庫(川崎信用金庫、東京東信用金庫、城南信用金庫)の職員4名総勢9名が参加しました。

第1回はキックオフとして、本学経営情報学部松本祐一・長島剛両教授によるプログラムの概要の説明と参加者による自己紹介が行われました。その後、今回のテーマである『本日の「エンカウンター(出会い)」から、モデルチェンジをともに目指す「チーム」になる』の講義を行いました。

続いて、松本教授によるチームビルディングを学ぶコンセプトゲームでは、チームファシリテーターの役割を意識しながら相互理解を図り、粘土を用いた成果物を作りあげるチームワークに取り組むことで起業と新規事業を類似的に体感しました。

参加者は和やかな雰囲気の中、チームとして一緒に学ぶ企業と支援機関との良い「出会い」ができたようでした。

今後は次世代の事業開発ができる人材育成を目的としたプログラムをチームで取り組んでいきます。

  • 概要説明
    概要説明
  • コンセプトゲームの様子
    コンセプトゲームの様子

7月24日(日)に経営情報学部・グローバルスタディーズ学部において来校型オープン
キャンパスを開催致しました。

以下、来場者の詳細です。

【経営情報学部】参加者数:203名
【グローバルスタディーズ学部】参加者数:117名

暑い中でしたがたくさんの方にご参加頂き、ありがとうございました。

次回以降の両学部開催日程は以下の通りです。

・8月7日(日)【午前】10:00~13:00 【午後】14:00~16:00
・8月21日(日)【午前】10:00~13:00 【午後】14:00~16:00
・9月11日(日)【午前】10:00~13:00
・9月25日(日)【午前】10:00~13:00
・11月6日(日)【午前】10:00~13:00
・11月20日(日)【午前】10:00~13:00

新型コロナウィルス感染再拡大予防に十分配慮したうえで開催致しますので、引き続
きたくさんの参加者を心からお待ちしております。

多摩キャンパス 湘南キャンパス
夏季休業期間 7月30日(土)~9月21日(水) 8月3日(水)~9月13日(火)
事務局一斉休業 8月6日(土)、11日(土)~16日(火)、20日(土)、27日(土)
9月3日(土)、10日(土)、17日(土)
8月6日(土)、11日(木)~16日(火)、20日(土)、27日(土)
夏季休業期間の
事務局窓口事務取扱
平日 9:00~17:00
土日祝 取扱無し
平日 8:50~17:30
土曜 8:50~14:00
図書館開館について
各キャンパスホームページでご案内
https://smis-lib.tama.ac.jp/ https://sgs-lib.tama.ac.jp/
その他 9月17日(土) 秋卒業のつどい(予定)
9月22日(木) 秋学期授業開始(予定)
※8月~9月は、キャンパス内の路面工事を実施します。通行に制限がありますのでご注意ください。
9月19日(祝・月) 秋学期授業開始(予定)

今年も海外からの方のための英語解説付きの歌舞伎鑑賞会に行ってきました。
夏真っ盛り!!とっても暑い日でしたが、劇場の中は涼しく、コロナ禍ではありますがたくさんの方が感染予防をしながら鑑賞されていました。席は劇場の方で決めていただくのですが、今回はなんと一番前!参加した学生によると楽器の音や演者の足音、とにかく迫力がすごかったとのことです。演目も予め解説があり、内容もわかりやすかったので、留学生の方にもすてきな思い出になったことでしょう。

7月23日、多摩大学と小田急グループの小田急不動産株式会社(本社:東京都渋谷区 取締役社長:五十嵐 秀様)との連携事業「マチカドこども大学」が小田急多摩線栗平駅前の同社が運営するコミュニティ施設「CAFÉ & SPACE L.D.K.」にてプレ開講(2部制)し、小学1年生から6年生の合計14名が受講しました。

マチカドこども大学は、こどもの学びの場の提供、地域との共創などを目的として、本学経営情報学部の長島剛ゼミ4名、樋笠尭士ゼミ15名、石川晴子ゼミ27名が企画運営に携わり、6月18日にプレ講座がスタートしました。

当日は、本学経営情報学部長島剛ゼミの学生と長島教授が講師となり、「中国語で学ぶ経済学」というテーマで買い物ゲームをしながら為替と中国語について学びました。中国の文化や習慣についてクイズを行い、会場が和やかになったところで、中国語と為替に関する知識を深め、日本にいながら中国の買い物体験をすることができました。

参加したこどもたちからは、「将来のためになるお金と中国の勉強ができてよかった」「大学生のお兄さんみたいになりたい」などの感想があり、保護者からは、「学校では学べない為替について知る機会となり、大変良かった」とのお声をいただきました。

今後も本学の教員・ゼミ生によるこどもたちの知的好奇心を高めるための様々な分野の授業を行っていく予定です。

マチカドこども大学の詳細については、下記ホームページをご覧ください。
https://www.machikado-uni.com/

  • 授業の様子
    授業の様子
  • ニーハウ銀行で両替中
    ニーハウ銀行で両替中
  • ニーハウスーパーでお買い物中
    ニーハウスーパーでお買い物中
  • 長島ゼミ生から単位修得証授与
    長島ゼミ生から単位修得証授与

「健幸!ワーク宣言」とは、多摩市で働くひとの健康と幸せのため、市内の企業、団体のトップが、自身と従業員の「健幸」な働き方について宣言し、職場での「健幸」づくりを推進する取組です。令和4年7月24日にパルテノン多摩で、宣言を行った企業等の代表者が参加し、「健幸!ワーク宣言式」が開催されました。多摩大学もこの取り組みに賛同し、宣言式に参加しました。

  • 参加者全員で記念撮影
    参加者全員で記念撮影
  • 多摩大学の健幸!ワーク宣言
    多摩大学の健幸!ワーク宣言

多摩大学附属聖ヶ丘中学高等学校では、夏休みの期間に全教員が一丸となって取り組む、生徒が「学んで楽しい!」、先生が「教えて楽しい!」探究講座を開講しています。7月25日(月)には同校、鈴木寛之先生、小島先生の「キレイな染料とインクの科学」の講座に多摩大学 経営情報学部 内藤ゼミの学生2名が講師として登壇し、中学生17名に向けて授業を行いました。

前半は座学でインクの歴史、インクの種類、毛細管現象で筆記できる仕組みなど、インクにまつわる解説が行われました。かつてのように万年筆を使う機会は多くは無くなりましたが、様々な色を自らアレンジできるインクは根強い人気を誇っているのだそうです。

続いて化学教室に移動し、8グループに分かれてインクの調合に挑戦しました。学生の指導のもと、思い思いの色合いを目指して5色のインクを何滴滴下したか数えながら、試行錯誤を行いました。1滴ずつ加えて変化させていくと、どんどんと新しい色が生まれていき、生徒たちは夢中になっていました。

多摩大学と多摩大学附属聖ヶ丘中学高等学校は、これからも連携して高大接続の取組みを深めてまいります。


  • 学生による講義
  • 学生による調合指導
    学生による調合指導
  • 学生による調合指導
    学生による調合指導
  • 色の変化を確認
    色の変化を確認

2022年7月21日(木)、最終回となる第8回「ホスピタリティ観光セミナー」を開催いたしました。

最終回は多摩大学グローバルスタディーズ学部 学科長 太田哲 教授が担当いたしました。本日の講義のテーマは「カニバルツアーと文化の商品化」でした。内容としては、映像文化人類学のドキュメンタリー映像「カニバルツアー」を題材にツーリズムと文化についてのべております。具体的には、旅行者と現地で旅行者を受け入れる人々の存在、そこでこの関係性に生じる「見る人」と「見られる人」の関係に着目しております。

西洋人の目から見た東洋、エキゾチズムやオリエンタリズムについて触れるとともに文化の商品化や真正性について述べてくれました。

なお、全8回出席してくださいました10名の皆様には皆勤賞をお渡しさせていただきました。

猪瀬 英雄 様、上野 篤志 様、江藤 潔 様、加藤 直人 様、亀田 昭彦 様、久米 順之 様、ソ リラ 様、手塚 智之 様、平野 裕子 様、廣川 貴 様

グローバルスタディーズ学部主催の「ホスピタリティ観光セミナー」は6月2日(木)に始まり、今回の第8回で終了となります。このセミナーは藤沢市、藤沢市観光協会、藤沢商工会議所などの後援のおかげで開催させていただきました。ここに御礼申し上げます。

  • 皆勤賞の方と記念撮影
    皆勤賞の方と記念撮影

多摩大学 経営情報学部が立地する「多摩市」は令和3年11月1日に市制施行50周年を迎えました。令和4年7月23日(土)に執り行われた「多摩市市制施行50周年記念式典」において、469団体に対して感謝状が贈呈され、本学も「市民活動・コミュニティ」の活動分野で感謝状をいただきました。

  • 阿部多摩市長式辞
    阿部多摩市長式辞
  • 感謝状贈呈
    感謝状贈呈
  • 感謝状贈呈
    感謝状贈呈
  • 感謝状
    感謝状

2022年7月9日(土)、経営情報学部 内藤ゼミが八王子の富士森公園で開催された、八王子マルシェ「八王子手仕事アートマーケット」に出店しました。

今回は多摩地域のPRを目的とし、府中市産のパイナップルを使ったパイナップルフレーバーティーと、飛騨高山地域のPRを目的とした、さるぼぼや飛騨の駄菓子の販売を行いました。

内藤ゼミでは、経営情報学的観点からのアプローチにより、地域連携、地域貢献、地域活性化、地方創生、産学官民連携などをテーマに研究しております。

実際に、八王子マルシェに出店し、お客様や周辺のマルシェ出店者と交流することにより、学生も商品を開発・販売することの楽しさや難しさを実感しました。

秋学期に向けて、春学期の開発や販売の結果を踏まえ、新たな地域をテーマとした商品開発を進めていく計画です。

大学コンソーシアム八王子の令和4年度学生企画事業補助金に、指定課題部門で彩藤ゼミの「バーチャル高尾山の観光展開」が、自由企画部門で梅澤ゼミの「世代間交流八王子駅前サロンプロジェクト2022」が採択されました。7月8日(金)に八王子市学園都市センターにて採択式が執り行われました。

大学コンソーシアム八王子 学生企画事業補助金のページ
https://gakuen-hachioji.jp/main-business/kikakuhojo/

  • 彩藤ゼミプレゼン
    彩藤ゼミプレゼン
  • 彩藤ゼミポスター
    彩藤ゼミポスター
  • 梅澤ゼミプレゼン
    梅澤ゼミプレゼン
  • 梅澤ゼミポスター
    梅澤ゼミポスター
  • 全員で記念撮影
    全員で記念撮影

経営情報学部では教員、研究者が相互の研究内容を理解し合い、学際領域の研究の高度化を目指すべく「研究サロン」を研究活性化委員会が主催し、定期的に開催しています。7月20日(水)に開催された「研究サロン」では、4月からご就任された新西誠人専任講師から研究動向についてお話をうかがいました。当日は対面、オンラインのハイブリッドでの開催となり教職員14名が参加しました。

新西専任講師は(株)リコー所属時に研究に携わった「わいわいメータ―」についてご発表されました。開発のきっかけは、新しいアイデアを出す際に行われるブレインストーミングの成否が「場の活性度」の大きさと相関があるのではないかという仮説から、ブレインストーミングの採点マシーンを目指したとのことです。

このシステムは、カメラで収集した会議参加者の動きとマイクから得た音声情報の分析結果、及び会議後に参加者がアンケートに答える自己採点とを合わせ、議論の活性度を数値化するもので、それぞれの得点化のアルゴリズムやアンケートについてご紹介いただきました。実証実験として「高校生カフェメニューコンテストin陸前高田」を企画。高校生たちが議論を通じてメニューを開発していく過程を題材として、システムの開発を進めたとのことです。また「会議にあったらいいね!君」という会議活性化ツールを使った場合の会議の活性化効果についても測定し、一定の効果を確認したとのことです。さらに、場の活性度や賑わいを参加者に伝える手法として、音声からコミュニケーション活性度と雰囲気を推定し、3Dオブジェクトにより参加者にフィードバックする手法を検討したとのことです。

参加者からは、日本人以外のメンバーによる会議での結果はどうなるか、身振りと音声の逆相関の理由はなぜか、発話者の分離は可能か、表情からの感情推定はできるか、発話内容が本質か否かの判別を考慮する必要性、など活発な議論が行われました。

最後に、討論者の出原至道教授からは、「面白いアイデアを実装まで落としており完成度が高い。次はこんなことができるのではないかと夢が広がる。今後の共同研究テーマとしても面白くなりそうだ。」とコメントがありました。

新西専任講師は経営情報学部で「デザイン思考」、「経営科学」、「経営情報論Ⅰ」等の授業を担当されています。

  • 新西専任講師発表
    新西専任講師発表
  • 研究サロンの様子
    研究サロンの様子
  • カメラで収集した会議参加者の動き抽出
    カメラで収集した会議参加者の動き抽出
  • 会議にあったらいいね!君
    会議にあったらいいね!君

7月16日、福生市民会館にて、2011年に創刊した西多摩の情報紙「街プレ」10周年記念イベント「SDGsアワード西多摩 2022」が開催されました。

現在、西多摩地域では、西多摩の歴史・文化・伝統的生活を再認識し、新たな価値を創造し、豊かな暮らしにつなげる取り組みを行っています。
今回は、そのような企業・団体・市民の方々の取り組みを西多摩地域内外のより多くの方々に知ってもらい、事業への理解と賛同の輪を広げ、目標を達成してもらうことを願い企画されました。

当日は、西多摩の3市3町1村の市町村長らが登壇、「SDGs達成へ向けた、地方自治体の役割と取り組み」をテーマに各自治体の特徴や独自の取り組みについて説明、地域資源を活かした住みやすい街づくりについて意見交換を行いました。

パネルディスカッションのファシリテーターとして登壇した経営情報学部 松本祐一教授から「人口減少や高齢化が進む中、医療・介護・スポーツなどの分野に留まらず、交通・観光・コロナ禍における人々の働き方に合わせた連携や、西多摩エリアだけでなく、近隣の神奈川県や山梨県など広域連携を図ることで実践につなげていきたいですね」とのコメントがありました。

また、「SDGsアワード西多摩 2022」審査員の同学部 長島剛教授が受賞者表彰のプレゼンターとして登壇しました。

当日は、松本ゼミの学生8名(2年生)が運営スタッフとして会場設営・受付・案内に携わり、実体験を通して地域課題解決について学ぶことができました。

「SDGsアワード西多摩 2022」の詳細は下記URLよりご覧ください。
https://machipre.net/sdgs_nishitama/

  • パネルディスカッションの様子
    パネルディスカッションの様子
  • ファシリテーターの松本教授
    ファシリテーターの松本教授
  • 松本ゼミが会場設営をサポート
    松本ゼミが会場設営をサポート
  • 集合写真※撮影時のみマスクを外しています
    集合写真※撮影時のみマスクを外しています

7月1日(金)「事業構想論Ⅰ」(担当教員:松本 祐一、履修人数:274名)の授業にゲスト講師として、金澤建設株式会社(所在地:東京都小金井市)代表取締役社長 金澤貴史様と取締役 企画営業部長 金澤大恵様にご登壇いただきました。

金澤建設株式会社は「建設業を通じて私たちに関わるすべての人が笑顔になれる企業であり続け、社会に貢献します。」を経営理念とし、創業77年のなかで築き上げてきた信用と実績を糧に成長し続けています。

また同社は多摩信用金庫主催の「第14回多摩ブルー・グリーン賞のグリーン賞」にて「最優秀賞」を獲得し、金澤社長は現職の傍ら多摩ブルー・グリーン倶楽部の会長を務め、地域や業界の発展のために多方面でご活躍されています。

初めに創業からの時代背景、土木業一本であった企業から建築業への参入、規模の大きい企業との違いや利点、今後の建設業界などをご講演いただきました。

新規事業として金澤大恵様よりお話がありました。「黄金井パフ」をメインとしたお菓子の製造販売部署「菓子工房ビルドルセ」を立ち上げたのは、地元の人気洋菓子店の後継者不在を知った同社が「この味を絶やしたくない」と、異業種承継をされたとのことです。手作り・こだわりの原材料をベースに安全でおいしいお菓子作りに努めておられます。

また、金澤社長より会社の企業理念として、「地道に確実に成長していきたい。社員と社員の家族、私たちに関わる人がハッピースマイルになることが重要です。」とし、学生に就職活動で大事なこととして、経営者の話を聞いたり企業訪問したりして自分の直観力やわくわくを感じるかでミスマッチが防げるのではとお話がありました。

学生から「創業70年以上の秘訣は何ですか?」との問いに、「背伸びをしなかったことです。バブル崩壊などにも動じなかったのは会社を大きくすることより目の前のことや地元の方のためなど地道にやってきたからではないかと思います。」とのことでした。

<金澤建設株式会社のホームページ>
http://kanakk.com/

〜多摩ブルー・グリーン賞とは〜
地域で活躍する中小企業の方々の優れた技術や経営手腕を評価し表彰することで、地域企業による技術開発や経営戦略創造の活力を生み出し、地域経済がより活性化されることを願い実施するもので多摩信用金庫が毎年主催している。
https://www.tamashin.jp/business/support/bluegreen/index.html

  • 金澤貴史様
    金澤貴史様
  • 講義の様子
    講義の様子
  • 金澤大恵様
    金澤大恵様
  • 松本教授との意見交換
    松本教授との意見交換

7月8日(金)「事業構想論Ⅰ」(担当教員:松本 祐一教授、履修人数:274名)の授業にゲスト講師として、東成エレクトロビーム株式会社(所在地:東京都西多摩郡瑞穂町)代表取締役社長 上野 邦香 様にご登壇いただきました。

東成エレクトロビーム株式会社は、高エネルギービーム加工を基盤とし、物づくりを通じての社会貢献活動を目指すことをビジョンに掲げています。また同社は多摩信用金庫主催の「第10回多摩ブルー・グリーン賞」の経営部門にて「優秀賞」を獲得し、新しいビジネスモデルにより地域経済の発展に貢献した企業として表彰されました。

始めに、同社は「はやぶさ2」搭載装置の製造時に電子ビーム溶接が採用された高い技術力をもった企業であり、経営に対するこだわりのお話がありました。加工業から装置メーカーへの挑戦は困難であり、10年間諦めずに根気よくマーケティングした成果として、「レーザクリーニング」という製品を作ることができたとのことです。

また、大企業にはない同社のメリットや問題点のなかで、理系の学生だけではなく文系の学生が必要であり、本学学生にも就職の幅が広がるお話を聞くことができました。さらに、経営者としての考え方をお聞きし、企業としては総合エンジニアリング力で製品をつくることを目指していくとのことです。

学生から「企業連携で大切なことは何ですか?」「事業承継には前向きでしたか?」など質問があり、松本教授からは「付加価値の高い医療機器参入に関して、儲かるところから行くのではなく社会課題を共有して解決していくことが発端のひとつとわかりました。」とお話がありました。

<東成エレクトロビーム株式会社のホームページ>
https://www.tosei.co.jp/

  • 上野邦香 様
    上野邦香 様
  • 松本教授とディスカッションの様子
    松本教授とディスカッションの様子
 

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