多摩大学 現代の志塾

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留学生、多摩大生の中から歌好きの参加者を募り、オンラインのカラオケ大会を開催しました。

母国語を使用しない歌を選曲するということを基本ルールとして、各々練習を重ね、優勝目指して頑張りました。

4名の留学生も参加し、中にはギターに弾き語りをする学生や、参加前に散髪に行きお気に入りの服でビシッときめて参加する学生もいて、気合の入ったステージを披露してくれました。

1位、2位、3位と特別賞、面白いで賞なども設けて景品を出し、また参加者全員にはもれなくクオカードをプレゼントしました。

コロナ禍で自宅や友人宅などからのリモート開催でしたが、大変盛り上がる楽しいイベントとなりました。

7月1日(木)「経営情報論Ⅰ」(担当教員:小林英夫、内藤旭惠)の授業にゲスト講師として「三井情報株式会社」(本社:東京都港区、代表取締役社長:浅野謙吾氏)プリンシパルの熊田憲治様をお招きし、ご登壇いただきました。

同社から4人目となるゲスト講師の熊田様から、ビッグデータの概念や特性、企業でのデータ活用の現状などについて解説いただき、先進的なデータ活用事例なども交えながらデータ活用で進化する未来像の展望についてご説明をいただきました。

学生から「情報の信頼性」について質問があり、「信頼性のある情報ばかりではないため、規制についても考える必要があり、今後は法律の整備がより進んでいくと思います。」とのご回答があり、「これからの「経営情報学」を学んでいく上で、ビッグデータの活用は非常に重要であるため、皆さんのような若くて、エンジニアにはない柔軟な頭を持つデータ高度活用人材を企業は必要としています。本日の講義でビッグデータが社会を変えていくイメージが少しでも理解してもらえたら嬉しいです」とのメッセージをいただきました。

小林教授からは「日々、世の中の情報を敏感に察知しながら、自分の知識をアップデートして欲しいと思います。情報の信頼性の担保については、課題もありますが正しいものが評価されるようになっていくはずです」とのコメントがありました。

  • ゲスト講師の熊田憲治様
    ゲスト講師の熊田憲治様
  • 授業の様子
    授業の様子

講義の様子については三井情報株式会社のウェブサイトでもご紹介されています。
https://www.mki.co.jp/news/information/20210720_1.html

7月1日(木)、多摩キャンパスで第2回「自分史」作成講座(1日目)を開催しました。

自分の歴史を言葉に表して明文化する『自分史』づくりは、脳の活性化や、人生を明るくとらえなおし、元気に過ごしていく活力にもなります。

昨年に引き続き本年度も、一般社団法人自分史活用推進協議会代表理事の河野初江先生をお迎えして、自分史作成のコツを教えていただきました。参加者の皆さまには、ご自身の歴史を綴る粗年表作成と、大切にしている写真を端緒に自分史を作るワークをしていただきました。大変ご好評をいただき、終了後には「9月2日(2日目)を楽しみにしている」とのお声をいただきました。

多摩大学では、ジェロントロジー(大都市郊外型高齢化に立ち向かう実践的研究)を掲げる大学として、今後とも、地域の皆さまの心豊かな生活にお役立てできるような企画を実施して参ります。

  • 講師の河野初江先生
    講師の河野初江先生
  • 講座の様子
    講座の様子

6月23日(水)経営情報学部の長島剛ゼミに東京都職員の方々3名をお招きし、「パブリック・コメント」の一環で意見交換会を行いました。

はじめに東京都職員の方から「新しい多摩の振興プラン(仮称)素案の意見募集について」の概要説明と、コロナ禍の影響で郊外志向が高まっている今の社会の構造変化に対応し、学生の意見を新しい振興プランを考える上での参考にしたいとのご説明がありました。

グループディスカッションでは、東京都職員の方々を含めて長島ゼミの学生が6チームに分かれ、「多摩の強みと弱み」と「多摩地域の概況」について意見交換を行い、チームごとに発表を行いました。

多摩の強みと弱みについては「自然が豊かで住むための環境は整っているが、遊ぶところが少なく、刺激が足りない、産業の基盤が整っていない」などの意見があり、東京都職員の方から、「地域ごとに違った宝物を見つけ、各市町村をPRする必要があると感じています。学生から「ザリガニ釣りをして楽しかった」「都心に出ると交通費がかかる」などといった話があり、「現実の生活について知ることができたので、大変参考になりました。」との感想をいただきました。

多摩地域の概況については、「学校や職場がなければ行かない」「インフラの整備がされていない」「一日中遊ぶことができない」「都心に向けて送り出すベッドタウンのイメージがある」「地域で生活が完結する」などたくさんの意見がありました。

東京都職員の方からは、「人の移動や生活の基盤となるインフラの重要性を改めて感じましたが、皆さんが地域に愛着をもって継続して住み続けたいと思っていただけるような街づくりを進めていきたいです」とお話がありました。

最後に長島教授から「インフラが整備されれば人々がその街に住んでみようと思うかどうかは、それぞれの価値観があるので、言葉で表現するには難しい部分もありますが、今後も地域や企業の課題について考えていきたいです」とのコメントがありました。

  • 東京都職員の方のご説明
    東京都職員の方のご説明
  • ディスカッションの様子
    ディスカッションの様子
  • ディスカッションの様子
    ディスカッションの様子
  • 各チームからの発表
    各チームからの発表
  • 東京都職員の方からのご助言
    東京都職員の方からのご助言
  • 東京都職員の方からのご助言
    東京都職員の方からのご助言

『教えて先輩!(シンガポール編)』と題して、シンガポールへ長期交換留学した学生に、留学先での経験や留学を通して自分自身がどのように成長したかなどを色々と聞いてみました。授業、ボランティア活動、寮生活を通して様々な経験をし、充実した1年間を過ごすことができたと話してくれました。最後にこれから留学を希望する学生へ向けて、『理想を高く、興味関心を持って色々なことに挑戦してほしい』とメッセージを残して終了しました。

<NYP(ナンヤンポリテクニック)>

Q1.シンガポールを選んだ理由

  1. アジア圏の国に行ったことがなかったから
  2. 4つの公用語があり、語学的な魅力があるから
  3. 観光立国だから

Q2.授業について

  • 自分の意見を重視するアクティブラーニング
  • 経営を学びながら動画制作の授業も履修することができ、技術を身につけることができた。
  • シングリッシュ(シンガポールで話されている英語)を理解するのに最初の3ヶ月は苦労したが、逆にシングリッシュを教わりながら学生と交流し、友達も作ることができた。

Q3.環境について

  • キャンパスは非常に広く、学生数も多いので、規模の大きさに驚いた。カフェテリアも6つあった。
  • 寮は2人部屋が2つと1人部屋が1つのユニットタイプで、キッチンもあった。
  • シンガポールの食事が合わなかったので自炊で乗り越えた。

Q4.シンガポール人について

  • 公共交通機関では優先席には座らず、又お年寄りにすぐ席を譲る等、思いやりのある人が多いと感じた。
  • onとoffの切り替えがはっきりしている。残業もなく、ストレスフリー
  • 夜型で朝が苦手な学生が多かった。

Q5.成長したこと

  • 元々観光学に興味があったが、NYPでの学びを通してより深く学びたいと思うようになり、大学院に進んで観光学を研究するという、将来の目標が明確になった。
  • 寮内での人間関係がうまくいかないこともあったが、話し合うことで解決することができた。
  • インターンシップ先を自分で探し、サッカーのコーチのボランティアを経験する中で、コミュニケーションをとることの重要性を体感した。ボランティア活動では、コーチングはもちろん、試合運営、物販販売、運営企画なども経験することができた。

中村そのこゼミ4年生、和田彩佳さん、渡辺彩来さんが、ボランティア通信7月号の企画を担当しました。
今回はうずまきしりとりクイズです。


ボランティア通信7月号(PDF 4.85MB)

関連リンク
中村そのこゼミ
中村そのこゼミの活動

6月29日(火)に多摩ボランティア・市民活動支援センターの方々(3名)をお招きし、学生社会ボランティアコーナーにて「夏のボランティア相談会」を開催しました。

相談会では夏に向けた老人ホームや保育園でのボランティアの紹介をしていただき、コロナ禍でも在宅やオンラインでできるリモート・ボランティアがあり、未経験の学生達にも取り組みやすい活動についてご説明をいただきました。また、ボランティアを行う際の注意点や、ボランティアの情報収集の仕方、始めるにあたっての心構えなどについてアドバイスをいただきました。

センターの方々からは、「ボランティア活動を通じてさまざまな体験をしたり、人や社会と関わることで自分自身についても新しい発見があったり、知識や技術を学ぶこともできますので、相談会に参加した学生達がボランティア活動に興味を持つきっかけになってくれたらいいなと思います」とのコメントをいただきました。

  • 相談会の様子
    相談会の様子
  • 相談会の様子
    相談会の様子

6月25日(金)「事業構想論Ⅰ」(担当教員:松本 祐一)の授業にゲスト講師として「フィル合同会社」代表の青山美恵子様をお招きし、ご登壇いただきました。

青山様は、NPOのインターンとしてホーチミン・フエでのフィールドワークを実施、2010年に社会科学修士号を取得後、金融系民間企業や国産車メーカーで働きながら、フィールドである東南アジアなどの途上国にメリットのあるビジネスモデルを研究し、MBAを取得、2015年4月に株式会社Pont D’or(ポンドール)を創業しました。 2019年3月にはこれまでのキャリアや人脈を生かし、ベトナム・ミャンマーの人材に特化した有料職業紹介事業を開始、「フィル合同会社」を設立しました。

講義のテーマは、「多文化共生事業構想」。同社の事業構想とは、日本と日本に関わる外国人がフェアに共存・共生しあえる社会の実現を目指すことであり、同社は、大切な人と人、国と国を結び、良き関係を構築することで相互利益を生み出し、価値を創造するお手伝いをしています。

松本教授との対談では、「近年、日本には外国人の方が増えていますが、社会制度の違いについてどう考えていますか」との質問に対し、「フェアであることが一番重要です。日本で働いて良かったと思っていただくことを意識しています」とのご回答をいただきました。

また、「新しい仕事の話があったときには企業ビジョンとの照合はどのように行っているのですか」との質問には、「新しい仕事のお話をいただいた時には、直感を働かせることもありますが、実践しながら方向転換をしていくこともありますので、まずは、何事も受け入れることが大切であると考えています」と常に前向きに進めるというお話をいただきました。

  • ゲスト講師の青山美恵子様
    ゲスト講師の青山美恵子様
  • 授業の様子
    授業の様子

6月24日(木)「経営情報論Ⅰ」(担当教員:小林英夫、内藤旭惠)の授業にゲスト講師として「三井情報株式会社」(本社:東京都港区、代表取締役社長:浅野謙吾氏)シニアコンサルタントの高瀬恭太郎様をお招きし、ご登壇いただきました。

同社から3人目となるゲスト講師の高瀬様から、デザイナーの発想や態度に学ぶ「デザイン思考」をテーマに、「デザイン思考が注目されている背景」「産業におけるデザイン(デザインの変遷)」「デザイン思考の実践とワークショップ」の3つのトピックスに沿って解説いただきました。

さらに、「顧客にとっての商品価値の捉え方」「デザインの定義」「デザイナーの態度(大切にしていること)」等についてとても分かりやすくご説明をいただき、デザイン思考の実践では「問題発見と問題解決のつながりの中で拡散と収束を意識することが重要」「デザインの要素(観察、発見、発想)をふまえてワークショップを組み立てる」とのお話をいただきました。

最後に「明日から自分の半径3メートルを意識して観察してみてください。そして、五感をフルに働かせ、誰も気づくことのできないたった1つのおもしろいものを発見してください」とのメッセージをいただきました。

小林教授からは「多摩⼤学経営情報学部では、産業社会の問題解決の最前線に立つ力の育成を重視していますが、解決策にたどり着くには、やはり「思考」錯誤が必要であるということにつながります」とのコメントがありました。

  • ゲスト講師の高瀬恭太郎様
    ゲスト講師の高瀬恭太郎様
  • 授業の様子
    授業の様子

講義の様子については三井情報株式会社のウェブサイトでもご紹介されています。
https://www.mki.co.jp/news/information/20210712_1.html

『教えて先輩!(台湾編)』と題して、台湾へ長期交換留学した学生3名に、留学先でのことや留学を通して自分自身がどのように変化したかなどを色々と聞いてみました。寮生活を通して、部屋の管理やルームシェアなどで自立することができ、海外の方々と接することで他を理解し、より受け入れられるようになったと話してくれました。このイベントの最後には全員が共通して、留学は経験してみなければわからないことがたくさんあるので是非挑戦してほしいとメッセージを残して終了しました。

<義守大学>

Q1.隔離生活について
2週間部屋から出られないことに加えて、食事が合わず辛かった。
でも、外出できないことで学習時間が増えて、自分自身プラスになった。

Q2.授業について
50分授業で短かったため集中力が高まった。
生徒の発言や、生徒からの質問や意見を出すことが多かった。
授業についていくために、一日2時間程度の予習復習を毎日行った。
インドネシアやベトナムからの留学生の英語力が高くて驚いた。

Q3.環境について
学内にテーマパークやアウトレットがあり、キャンパス自体がリゾートのような施設
カフェテリアには早くからアクリル版が設置されていた。
寮は3人部屋で、キャンパスが広いためバスで30分かかった。

Q4.台湾人について
外食が多いように思った。家族との食事も外でとる人が多い。夜市はいつも賑わっていた。
髪型が独特で日本との流行りの違いを感じた。

<真理大学>

Q1.隔離生活について
ちょうど隔離がない時期に入国したが、授業開始が延期したことでルームメイトと部屋で過ごすことが多かった。

Q2.授業について
中国語のクラスを週に3時間とっていたので、英語に触れる機会は多くなかったが、
ルームメイトのベトナム人とは共通言語として英語で話すことで日々英語に触れることができた。

Q3.環境について
寮は4人部屋で、ユニット型。広くはなかった。
大学近くは繁華街から少し離れており、学校周りには学生のためのお店やレストランがあった。
Old Street というところでよく買い物をした。

Q4.台湾人について
女性のファッションとして、丈の短いスカートやズボンを履いている人が多い。
放し飼いの犬を見かけることがあったので、日本では飼い主が必ず同行しているので驚いた。

6月23日(水)「アントレプレナーシップ論」(担当教員:趙 佑鎭)の授業にゲスト講師として「日本BE研究所」所長の行徳哲男様と「株式会社ことほぎ」代表の白駒妃登美様をお招きし、ご登壇いただきました。

行徳様は、1971年「日本BE研究所」を設立し、人間開発・感性のダイナミズムを取り戻す4泊5日の山中訓練セミナーを開発、1999年に終了するまで、政財界、スポーツ界、芸能界など各界のリーダー及びその子弟18000余名が参加しました。その影響力は、日本にとどまらず、韓国、中国、アジアの政財界リーダーに及んでおり、現在、感性論哲学者の芳村思風氏、筑波大学名誉教授の村上和雄氏らと共に、シンポジウムを通じて「21 世紀の日本の使命」を担い得る若者たちを育てる夢に賭けています。

「コロナ禍の今こそ、若者たちが活躍するチャンスがあります。失敗を恐れず、冒険をしてください。そして、欠点、短所を武器に変えてたくさんの経験を積んでください」とのお話があり、「日本で暮らしていると「安全・自由・平和」が当たり前と感じますが、今の生活に感謝してください。そして、自分を見つめて今を大切に過ごしてください」とメッセージをいただきました。

白駒様は、2012年「株式会社ことほぎ」を設立し、日本の歴史は「志」のリレーであり、報恩感謝の歴史であることを伝える「博多の歴女」として講演活動を行っています。

「私たちは、コロナ禍によりたくさんの自由を奪われたように感じますが、オンラインで人とつながることが日常になり、選択肢を持つことができました」と違った視点から考えることで新しい発見があることを教えていただきました。また、本学の学生が学んでいる「経営情報学」の学びから「自分自身の人生の「経営」について考えてみてください」と人生の視点を変えうる深いお話をいただきました。

  • ゲスト講師の行徳哲男様
    ゲスト講師の行徳哲男様
  • ゲスト講師の白駒妃登美様
    ゲスト講師の白駒妃登美様
  • 授業の様子
    授業の様子
  • welcome Board
    welcome Board

6月4日(金)、「経営組織」(担当教員:小林英夫)の授業にゲスト講師として「東京エレクトロン株式会社」の岡田浩治様(人事部 シニアスペシャリスト)をお招きし、ご登壇いただきました。

授業のテーマは、「人材マネジメントと人的資源管理について~ビジネス現場の視点より~」。

はじめに、環境の変化と競争の激化等の時代に応じた人事制度についてお話いただき、「就職活動をする上で「組織論」を学ぶことはとても重要であります。また、組織における人事評価においては「コンピテンシー」の活用が有効であるため、個人の能力やキャリア開発が必要不可欠になってきており、採用環境の変化に応じて多様な人材や企業事業に合致した人材の採用を行うコンピテンシー面接のある企業が増えています」とのご説明があり、企業の採用活動についてお伺いすることができました。

さらに、履修学生へ向けて「就職活動において、学生時代の経験を活かすことや要望に応える能力をPRする学生が多くいますが、企業は、新しい価値を生み出す力、何かを変える力を持っている人材を求めているので、就職を希望する企業の情報収集をしてください」とのアドバイスをいただきました。

質疑応答では、学生から「就職活動をするにあたって文系学生が身につけておいた方が良いことはありますか」との質問に「文系理系にとらわれず、自分のやりたいことに焦点を置いて考えてみてください。企業では文系理系など関係なく人事配置されることもあります」と企業の実態についてお話をいただきました。

また、「コンピテンシーを伸ばすにはどうしたらよいですか」と小林教授が尋ねると「経験から得た知識が大切となり、自分の強みを見つけて日々意識する心がけが必要です」とのご回答をいただき、「新卒で就職する価値を知っていただき、就職活動に取り組んでください。そして今を大事に過ごしてください。」とのメッセージをいただきました。

  • 小林教授より授業の説明
    小林教授より授業の説明
  • ゲスト講師の岡田浩治様
    ゲスト講師の岡田浩治様
  • 質疑応答の時間
    質疑応答の時間
  • 小林教授から質問
    小林教授から質問

6月9日(水)「プレゼミⅠ」(担当教員:中村その子、出原至道、長島剛、石川晴子)の2クラスの授業にゲスト講師として「京王電鉄株式会社」(本社:東京都多摩市)開発事業本部プロジェクト推進部橋本プロジェクトチームの3名の方々をお招きし、ご登壇いただきました。

ゲスト講師の方々が所属する京王電鉄株式会社は、「住んでもらえる、選んでもらえる沿線」づくりを行う役割を担っております。令和9年にリニア中央新幹線の品川-名古屋間の開業が予定され、京王相模原線の橋本駅付近に「神奈川県駅(仮称)」の設置が計画されています。それに伴い橋本駅前地区の周辺整備が進むことが予想されていることから、相模原市の概況についてご説明があり、現在抱えている街の発展課題についてお話をいただきました。

質疑応答では、学生から「他社との差別化やシビックプライド(都市に対する誇りや愛着)」について質問があると、「地元の商店街の方との連携を大切にし、エリア全体で集客することを考え、その街に合った開発の提案をしています。また、各沿線には街の役割があり、ライフステージで変化していくため、住んで良かったと思ってもらえる街づくりを考えることが必要です」との地域への愛着心が伝わるコメントをいただきました。

「コロナ禍で変化したことはありますか」との質問には「人を惹きつける魅力ある街づくりのためにどうやって集客すべきなのか発想を転換する機会となりました。またコロナ禍における鉄道の役割についてあらためて考えることができました」とのこと、視点を変えて物事を見ることで新しい発見と理解が進むことを教えていただきました。

今回の授業を受けて「プレゼミⅠ」の授業では、社会課題解決のためのシリアスゲームの作成に取り組みます。最後に、出原教授より「立場の違う人々が、何かをしようとしたとき、理解を深められるようなゲーム作りをしたいと思います」とのコメントがありました。

  • 京王電鉄株式会社のご紹介
    京王電鉄株式会社のご紹介
  • 授業の様子
    授業の様子
  • 相模原市のご紹介
    相模原市のご紹介
  • 質疑応答の時間
    質疑応答の時間

2021春学期出発の長期交換留学についての説明会を行いました。説明会の資料はt-nextで全学生への配信も行いました。

6月18日(金)「事業構想論Ⅰ」(担当教員:松本 祐一)の授業にゲスト講師として「株式会社LIFULL」地方創生推進部LivingAnywhereCommonsグループ 事業戦略・営業企画・プロデューサー 北辻巧多郎様、「株式会社セブン‐イレブン・ジャパン」商品本部地区MD統括部首都圏地区マーチャンダイザー 遅沢明子様、「OVERA株式会社」取締役webクリエイティブディレクターテクニカルディレクター 白崎 明人様をお招きし、ご登壇いただきました。

今回の3名のゲスト講師の方々は、2012年3月に本学をご卒業され、現在は、多方面でご活躍されており、授業では「大学時代」、「就職活動」、「入社後のキャリア」のテーマを軸に「企画プロデュース力」についてご教示いただきました。

松本教授からの「企画を立てる上で意識していることはありますか」という質問には「アイディアの提案をしたときに他の人が楽しいと感じ、喜んでくれるだろうかと考えています」「経験豊富な先輩方に相談をすることで知見を広げています」「常に企画のフィジビリティについて考えています」など貴重なご回答いただきました。

また、北辻様、遅沢様、白崎様から後輩たちへ以下のようなメッセージをいただきました。

「大学時代に興味関心があることを見つけてください。好きなことを見つけられたら、ラッキーです。大学時代に一生懸命に取り組んだ経験は、社会人になったときに必ず、役に立ちます」「今はコロナ禍で難しいですが、海外旅行に行くなど学生時代の時間を大切にしてください。大学時代の友人は生涯の友となります」「社会人になると必ず、仕事の成果を求められますので、今しかできないやりたいことに挑戦して失敗や成功の体験を積み重ねてください」

最後に、松本教授より「個人のキャリアは、人とのつながりやご縁、様々なチャンスを活かした経験を積み重ねることで作り上げられるため、人との出会いを大切にし、信頼関係を作ること、また、進化する自分を想像し続けることが重要であることが伝わってきました」と本日の「気づき」について解説がありました。

  • ゲスト講師の北辻様
    ゲスト講師の北辻様
  • ゲスト講師の遅沢様
    ゲスト講師の遅沢様
  • ゲスト講師の白崎様
    ゲスト講師の白崎様
  • 授業の様子
    授業の様子

6月18日(金)多摩市職員の方々(6名)にお越しいただき、「シリアスゲームから学ぶ実践研究の基礎」のための「と老人」カードゲームの試遊と意見交換会を行いました。

2021年3月に本学の出原至道教授、長島剛教授、東京都立大学の饗庭伸教授の共同研究で開発された社会の課題解決を目的とする同シリアスゲームは、現在、たくさんの方々に体験していただき、バージョンアップを続けています。

同ゲームは、プレイヤーとお年寄りカードに記載されている「スキル」「体力」「統率」「人脈」の4つの項目の目標値をクリアしながら地域のお仕事に挑戦し、コインマーカーを増やしていくルールとなっており、当日は、長島剛ゼミの学生2名も参加し、2チームに分かれて各々に地域の課題解決に取り組みました。

参加者から「個人戦だったゲームですが、徐々により良い地域づくりを目指すため、チームとして共創していることに気が付きました」「地域の特色に合わせて新しい職業を作ると面白くなると思います」など新しい発想となるご意見をいただきました。

また、「ゲーム内での人々の行動を現実の地域社会に置き換えた場合には、どんな実態と課題になるのだろうと自分の仕事と関連付けて考える機会となりました」との感想をいただきました。

最後に長島教授より、「地域の福祉課題を考えるきっかけとなれば良いと思います」とお話があり、出原教授からは「皆さんのゲーム中の様子を拝見していると、たくさんのアイディアが浮かんできました」とのコメントがありました。

  • 試遊会の様子
    試遊会の様子
  • 試遊会の様子
    試遊会の様子
  • 意見交換会
    意見交換会
  • 様々なカード
    様々なカード
 

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