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藤沢市地球温暖化対策地域協議会意見交換会にSGS学生が参加

[2021年11月10日]

令和3年11月6日(土)13時より、藤沢市地球温暖化対策地域協議会の「近隣大学生との意見交換会」が開かれ、本学グローバルスタディーズ学部(SGS)の学生2名が参加しました。

この地域協議会は、地球温暖化対策の推進に関する法律第40条に規定されているもので、地方自治体、事業者、住民等が日常生活に関する温室効果ガスの排出抑制等について協議するためのもの。藤沢市地球温暖化対策地域協議会においては、会員同士の協議に加え例年この時期に藤沢市内及び隣接する5大学(SGS、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス、湘南工科大学、日本大学生物資源科学部、文教大学湘南キャンパス)の学生との意見交換会を行っており、SGSは2010年以降、毎年参加してきています。

昨年に引き続き、新型コロナウイルス禍の中、従来のような参加者が一堂に会する会議形式を避け、協議会事務局が進行役となり藤沢市役所会議室からZoomを用いた遠隔方式で実施されました。SGSからは、4年の清水幹太、3年の久保田眞志、また橋詰博樹・特任教授(本稿筆者)が参加しました。5大学より約20名の学生・教員が、また協議会員・藤沢市環境部職員等の約20名を合わせ、40名ほどが参加しました。

昨年10月の菅総理(当時)による温室効果ガス2050年ゼロ表明以降の動きを踏まえた「ゼロカーボン社会実現のために我々は何をなすべきか」をテーマとしたグループ討議では、具体的な省エネ行動はもとより、そのための意識醸成・向上方法、さらには社会経済システムやその考え方の変革にまで至る幅広い議論が展開されました。SGSからの参加学生は2名と少なかったものの、グループ討議において幼児教育の重要性を提起し議論の流れを作ったり、討議結果を全体会合に報告するなど、活躍しました。

意見交換会後、SGS生からは、「他大学の学生とも様々な意見の交換出来て良かった」「来年も是非参加したい」と異口同音の感想がありました。

他大学の学生や、協議会に属する関心の強い市民、大学教員等との意見交換を通じ、2050年までに温室効果ガス実質排出ゼロを目指して急速に動きつつある社会の最近の動きと考え方を理解するとともに、実践のキッカケとなったものと思われます。

  • 参加者(最上段:橋詰、事務局ら。3段目:清水ら)
    参加者(最上段:橋詰、事務局ら。3段目:清水ら)
  • 参加者(中段:事務局、久保田ら)
    参加者(中段:事務局、久保田ら)
 

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