多摩大学 現代の志塾

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10月22日、経営情報学部長島剛ゼミプロジェクト 第6回オンライン交流ラボ「地域金融機関最新事情」に横浜銀行(本店:神奈川県横浜市 代表取締役頭取:大矢恭好氏)地域戦略統括部地域戦略推進グループ副グループ長 本田圭太様をお招きし、キーノートスピーカーとしてご登壇いただきました。

当日は、横浜銀行行員の方2名、株式会社アルピン社員の方1名、本学長島剛教授、長島ゼミの学生2名(1名オンライン参加)、職員1名が同行本店の会議室より参加し、オンライン配信にて開催しました。長島ゼミの学生が会議の司会進行を務め、7つの金融機関(横浜銀行、かながわ信用金庫、川崎信用金庫、きらぼし銀行、城南信用金庫、信金中央金庫、平塚信用金庫)の10名の方にご参加いただきました。

同行は、地域とともに歩みを進めて令和2(2020)年12月には創立100周年を迎え、地方公共団体や地元大学、地域事業者や他の金融機関などと連携し、多様なネットワークを活かしながらまちづくりや観光活性化、地域企業の課題解決などに取り組んできました。

本田様より同行グループのまちづくりやSDGsの取り組みなどについてご説明をいただいたあと、各金融機関の方々より地方創生の取り組みにおける現状の報告と今後の方針や課題についてお話をいただきました。

「1つの地域では対応できない課題を行政などと連携することで解決することができます」「中小企業との産学連携が進まないため、他行の取り組みについて教えてください」など事例紹介や課題について活発な質疑応答や意見交換が行われました。

また、「横浜銀行のまちづくりの取り組みにおける役割について教えてください」との参加者からの質問には、本田様より「弊行では様々な方とのお取引がありますので、地域のハブ的な役割を担い、企画構想に携わることで経済の活性化を図っています」との回答をいただきました。

最後に長島教授より「本日の意見交換で地方銀行と信用金庫の共通課題があることがわかりました。今後は、お互いに同じ意識を持ちながら、業態を越えた協力連携が急務であると感じました。また、地域での存在意義について共通の認識をもつことができました」とのコメントがありました。

横浜銀行
https://www.boy.co.jp/

ながしまゼミつなぐ力プロジェクト「地域金融機関オンライン交流ラボ」とは
長島教授と株式会社アルピンとの共同研究で金融機関の課題や事例紹介などの情報交換、金融機関同士の交流、支援企業のマッチングの機会として、ながしまゼミの学生が企画運営に携わっている。
※2020年11月の第1回から2021年10月で計6回開催

  • キーノートスピーカーの本田圭太氏
    キーノートスピーカーの本田圭太氏
  • 中央:司会進行役の学生 右:長島剛教授
    中央:司会進行役の学生 右:長島剛教授

10月19日、「NPO・NGO論」(担当教員:松本 祐一)の授業にゲスト講師として一般社団法人サステナブルコミュニティ共創機構(所在地:東京都調布市)代表理事横山泰治様をお招きし、ご登壇いただきました。

横山様は、1999 年に東京都調布市でNPO法人を設立、2001年に調布市観光協会の事務局として、観光案内所設立やホームページの運営などし、行政との協働事業を進めました。また、市内の若年者就労支援の一環として、市内の高校・大学生世代による観光案内所「ぬくもりステーション」運営を受託、若者の活躍と地域コミュニティ強化の事例をベースに、産官民学のパートナーシップによる地域活性化を図っています。

講義のテーマ「NPOはなぜ必要かを考える」から横山様には「枠にはまらない新しい世界」、「自然災害と人の弱さと強さ」、「地球温暖化を考える」、「どんな人の言葉も大切に聴くことの重要性」、「マルチベネフィットとは」など幅広い話題についてお話をいただきました。

「困っているすべての人を助けることに限界があると思いますが、どうお考えですか」という学生からの質問には「自分の立場で果たせる役割について考えることによって、限界をなくしていきたいと思っています。現在は、物事が起きている構造的な原因究明を調査することに重点を置いて活動しています」との回答をいただきました。

最後に学生たちへ「物事の捉え方次第で自分自身を変えることが出来るので、今日の講義が少しでもNPO・NGOの必要性を考えるきっかけになればと思っています」とのメッセージをいただきました。

  • ゲスト講師の横山泰治代表理事
    ゲスト講師の横山泰治代表理事
  • 授業の様子
    授業の様子

SGSでは、留学制度を利用して留学した学生は、Study Abroadという特別講義科目を履修することができます。履修条件としては、留学後のプレゼン発表と留学についての感想文やアンケート調査を提出することです。また、留学成果の測定として、留学前と留学後の2回TOEIC受験も履修の必須条件とされます。今年の夏休みにオンライン短期留学プログラムに参加した学生のTOEICスコア推移は、下記のようにまとめました。

参加学生 留学前 留学後
TK 175 430
MT 360 390
KM 420 455
DS 440 510
RH 525 525
IY 470 11月受験する予定

2021年10月20日(水)多摩大学グローバルスタディーズ学部と雲南大学滇池学院の学生がオンライン交流イベントを開催しました。今年は、藤沢市と昆明市(雲南省)が友好都市を提携して40周年を迎えます。多摩大学グローバルスタディーズ学部は、2017年以来、相次いで昆明市にある雲南師範大学、雲南民族大学、雲南大学滇池学院と姉妹校提携をしてきました。提携後、交換留学生をお互いに派遣したり、本学の学生が海外研修で昆明を訪問したり、彩雲基金スピーチコンテストの優勝学生が本学を訪れたりするなど、たくさん交流してきました。今年に入ってから、何回かオンライン交流イベントを開催しましたが、今回は、日本文化を紹介するというテーマで、池坊鳳秀流家元の長田華鳳先生をお招きして、オンライン交流イベントを開催しました。

第1部では、両大学の副学長よりご挨拶の言葉をいただいた後、長田先生による「花手前」の実演が行われました。このパフォーマンスは、300年ほど前に貴族や大名の間で盛んにおこなわれていたものです。目の前で花を活けてもらい、お客と共にそれを鑑賞し、いけ終わると、一人ひとり順番に敬意をこめて拝見し楽しむものです。

第2部では、少人数によるグループ交流です。お互いに、食文化、大学生活や将来の夢を話し合いました。本学の学生より湘南の名産について紹介し、中国の学生に雲南の郷土料理や少数民族料理を紹介していただきました。雲南滇池学院の学生は、日本語の学習歴がまだ浅いですが、頑張って日本語を使って交流する様子は、とても印象的でした。

藤沢市役所人権男女共同平和国際課の立ち合いで、交流の様子を撮影していただきました。安田副学長や学生へのインタビューなどを加え、後日藤沢市役所の藤沢・昆明提携40周年記念の特別サイトに掲載される予定です。

  • コロナ対策のため交流会は大ホールで開催
    コロナ対策のため交流会は大ホールで開催
  • 雲南大学滇池学院の副学長によるご挨拶
    雲南大学滇池学院の副学長によるご挨拶
  • 池坊鳳秀流家元長田華鳳先生による花手前
    池坊鳳秀流家元長田華鳳先生による花手前
  • 雲南大学滇池学院の学生による郷土料理の紹介
    雲南大学滇池学院の学生による郷土料理の紹介
  • グループ交流でお互いへの理解を深める
    グループ交流でお互いへの理解を深める
  • 藤沢市役所より安田副学長にインタビュー
    藤沢市役所より安田副学長にインタビュー

10月13日、経営情報学部 長島 剛ゼミの授業にゲスト講師として東京都農業協同組合中央会(以下、「JA東京中央会」、事務所:東京都立川市)都市農業支援部地域農政課職員の2名の方をお招きし、ご登壇いただきました。

JA東京中央会は、昭和30年に、東京都JAグループの独立的な総合指導機関として設立され、東京都の農業協同組合及び農業協同組合連合会の健全な発達を図るために、JA全中(全国農業協同組合中央会)とともに、東京都のJAや連合会の指導、情報提供、監査、農業政策への意思反映の取り組み、広報、組合員・役職員の人材育成をしています。
また、東京都の農業を発展させ、安全・安心で豊かな食べものを提供するとともに、人々の暮らしを幅広くサポートしながら、JA東京グループの取り組みを支援することで社会貢献活動を行っています。

授業では、都市農業の現状や農地の多面的機能について、社会課題解決や貧困問題などを取り上げながら、都市農業を守るための農地保全と有効活用についてお話いただきました。また、組合員の方に正しい経営を行っていただくために、正しい情報を伝えることで選択肢を広げられることが一番のやりがいであるというお話もお伺いすることが出来ました。

学生からの「どんな方が東京で農業をやりたいと思っているのですか」との質問には「東京の狭い土地を活用しながら営農することで消費者との距離が近くなり、人々の喜ぶ顔を直接見ることができるからという理由があります」との回答をいただきました。すると、学生からは「私もアルバイト先でお客様からありがとうと言われるととても嬉しい気持ちになります」とのコメントがあり、会場が温かい雰囲気に包まれました。

JA東京中央会
https://www.tokyo-ja.or.jp/

  • 授業前に学内キャンパスツアーを実施
    授業前に学内キャンパスツアーを実施
  • ゲスト講師のJA東京中央会職員の方
    ゲスト講師のJA東京中央会職員の方
  • 授業の様子
    授業の様子
  • 質疑応答の時間
    質疑応答の時間

10月18日に春休み短期留学予定の学生、19日に来年度春学期出発の長期一般留学予定の学生を対象とした第1回ミーティングを行い、留学に出発するまでの流れや参加費、注意事項などの説明を行いました。

夏休み期間中にオンライン留学をした学生がプレゼン発表を行いました。
全員対面での参加となり、ハワイ大学とカナダのビクトリア大学で各々学んだ内容や感想、今後の目標などを英語で発表しました。

2021秋学期 オンライン短期留学報告会
場所:E201教室

10月14日(木) 留学先 人数
12:20~12:40 ハワイ大学 4名
12:40~12:50 ビクトリア大学(カナダ) 2名

(発表時間5分/名)

10月13日、「多摩学Ⅱ」(担当教員:野坂美穂、高橋恭寛、長島剛、内藤旭惠、加藤みずき、樋笠尭士)の授業にゲスト講師として株式会社シーズプレイス(本社:東京都立川市)代表取締役社長 森林 育代 様をお招きし、ご登壇いただきました。

森林様は、生まれ育った大好きな多摩地域で活動をスタートしたい、暮らすまちで仕事も子育ても楽しみ、志と夢をサポートする場を作りたいという思いから2016年9月に同社を設立、保育園併設コワーキングスペース「CsTACHIKAWA」を立ち上げ、現在、創業・就業支援、子育て支援、男女共同参画、地域活性化の4本柱で事業を展開しています。
同社は、多摩地域の長時間労働・通勤をしている方のためにワーク・ライフ・バランスの実現が難しいベッドタウンならではの課題解決に取り組み、身近な地域から豊かな社会づくりに貢献しています。

講義では、同社の創業動機、社会課題のジェンダー、当事者視点の事業化、職住近隣の地域活性化の事例から「多様な働く」をキーワードに社会課題、ソーシャルイノベーション、将来の「働く」ヒント、などをお話しいただきました。

また、「人脈の広げ方をご教示ください」という教員からの質問には「人との出会いにはすべて意味があり、常に感謝の気持ちを持っています。出会った方の経験さえも自分の学びになると考えています」との回答をいただき、人とのつながりをとても大切にしている森林様の経営者としての「軸」について伺うことができました。

株式会社シーズプレイス
https://csplace.co.jp/

  • 株式会社シーズプレイス代表取締役社長の森林育代様
    株式会社シーズプレイス代表取締役社長の森林育代様
  • 授業の様子
    授業の様子

10月7日、本学にて経営情報学部梅澤佳子ゼミが公益社団法人「小さな親切」運動本部(所在地:東京都千代田、代表:鈴木恒夫氏(元文部科学大臣))から「小さな親切」実行章が贈呈されました。

当日は、「小さな親切」運動本部副代表の小林和明様(城南信用金庫名誉顧問)から梅澤佳子教授が実行章の賞状をいただき、会場は祝福モードに包まれました。

贈呈式には、城南信用金庫川本恭治理事長、「小さな親切」運動本部事務局、損保ジャパン株式会社、多摩市立聖ヶ丘コミュニティーセンター運営協議会、多世代交流みんなの食卓プロジェクト、元八王子市民生委員・児童委員協議会、大学コンソーシアム八王子事務局など関係者の方々と梅澤佳子ゼミの学生をあわせて35名が参加しました。

本学経営情報学部の梅澤ゼミは、社会学を学び、地域課題に取り組む活動を継続的に行い、積極的な社会貢献活動を行っています。贈呈式では受章したプロジェクトの1つである「世代間交流八王子駅前サロンプロジェクト」の活動について学生から報告があり、城南信用金庫川本理事長、連携団体の方からお祝いのお言葉を頂戴しました。

「小さな親切」実行章とは
1963年、人と人をつなぐ思いやりの心を育もうと「小さな親切」運動はスタートしました。以来、心を育てる各種実践活動に取り組みながら、日本中に親切を広げようと半世紀を超えて運動を推進しています。「小さな親切」実行章は、親切行為をした個人や団体を感謝の気持ちを込めて表彰する取り組みです。

公益社団法人「小さな親切」運動本部ホームページ
https://www.kindness.jp/

  • 小林和明様(写真右)梅澤教授(写真左)(撮影時のみマスクを外しています)
    小林和明様(写真右)梅澤教授(写真左)(撮影時のみマスクを外しています)
  • 城南信用金庫川本恭治理事長
    城南信用金庫川本恭治理事長
  • 本学杉田副学長より閉会のあいさつ
    本学杉田副学長より閉会のあいさつ
  • 集合写真(撮影時のみマスクを外しています)
    集合写真(撮影時のみマスクを外しています)

経営情報学部 樋笠 尭士 専任講師が、10月8日に行われた日本学術会議の「第3回 自動運転の社会実装と次世代モビリティによる社会デザイン検討委員会 自動運転企画分科会自動運転と共創する未来社会検討小委員会」において、「2021年7月のドイツ改正道路交通法における自動運転レベル4の分析及びドイツ倫理規則について 」をテーマに研究報告を行いました。

報告では、自動運転に関して、ドイツの道路交通法改正の内容と、警察庁調査研究報告書、国土交通省のガイドラインの3者を比較し考察する内容等を報告しました。

https://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/jidounten/index.html

11月13日(土)・14日(日)、第15回多摩大学湘南キャンパス学園祭『SGS Festa 2021』を開催します。

今年もオンラインでの開催となりますが、毎年ご参加いただいていた方のみならず、遠方にお住まいの方も楽しめるよう実行委員一同で準備を進めています。

毎年幅広い年代に人気のお笑いライブ以外にも、橋詰博樹特任教授や(株)ショーナン代表取締役 田中利忠氏による公開講座、ビンゴ大会、団体紹介映像の放映などさまざまな企画を用意しています。

YouTubeの専用チャンネルよりプログラムを配信しますので、ぜひご自宅よりお気軽にご参加ください。

最新情報は、随時下記ホームページにアップします。
ぜひご覧ください!

第15回多摩大学湘南キャンパス学園祭『SGS Festa 2021』ホームページ
https://tamauni.wixsite.com/sgsfesta2021


感想
授業について ・先生がはっきり、ゆっくりとした英語で話してくれ、聞き取りやすかった。
・授業中に先生が質問の時間を設けてくださった。
・意見として英語を喋る機会が多くてよかった
・ハワイの生徒や他国の人とだけで話すことができたからたくさん英語を使うことができてよかった。
・電波や回線の問題は仕方ないけどたまに固まったり、聞こえづらいことがある。
・質問内容は難しくなかったが英語で話すスピードが速い。
オンライン留学について ・会話力が短期間で向上できたと同時に、外国の学生と話す機会を持つことができ、刺激になった。
・コロナ渦で行動が制限される中、英語を有効的に学べるこれ以上ないシステムだと思う。
・気軽に海外の人と交流することができる。
・自分の英語力がどんなものかはかることができる
・ハワイの学生が話す早い会話を体感することができた。
成長したこと ・英会話をする事を楽しめる様になった。
・ハワイの文化に関心を持てる様になった。
・耳が慣れ、リスニング力の向上を実感した。 英語力に自信がついた。
・英語に対する考えが変わって、より海外に行きたくなった。
・実際に海外の人達が使っていた言葉の使いまわしなどを覚えて会話がスムーズに話せるようになった。

10月8日、多摩市役所にて多摩市職員の方々(13名)の研修の一環としてシリアスゲーム「と老人」ゲームの試遊会を行い、経営情報学部 出原 至道 教授、長島 剛 教授、出原ゼミの学生1名がサポート役となり、3チームに分かれてゲームに取り組みました。

同ゲームは2021年3月、本学 出原 至道 教授、長島 剛 教授、東京都立大学 饗庭 伸 教授の共同研究で、社会の課題解決を目的として開発されました。これまでたくさんの方々に体験していただいたことでバージョンアップを繰り返し、今回は試遊会第3弾となりました。

プレイヤーとお年寄りカードに記載されている「スキル」「体力」「統率」「人脈」の4つの項目の目標値をクリアしながら地域のお仕事に挑戦し、課題解決することでポイントが手に入るルールとなっており、個人戦だけでなく、チームでポイントを稼ぐことで「豊かなまちづくり」を目指すゲームです。

参加者から「周りの方に協力してもらうことで自分自身も課題に挑戦することが出来ました。人々の良いところを発見することが地域の豊かさにつながることに気づきました」

「お年寄りのスキルを見出す能力を持つことが仕事のやりがいにつながると感じました。個人の喜びがまち全体に広がり、まちの魅力を高めることになると思いました」など今後の仕事に活かせる気づきがあったとの感想をいただきました。

試遊会終了後には、出原教授より「多摩市職員の方々に体験いただいことで「と老人」ゲームがさらなる進化を遂げるための新しい発見がありました」と試遊会第4弾が楽しみになるコメントがありました。

  • 研修会の様子
    研修会の様子
  • 研修会の様子
    研修会の様子
  • 研修会の様子
    研修会の様子
  • 進化し続けている「と老人」ゲーム
    進化し続けている「と老人」ゲーム

感想
授業について ・カナダの文化に基づいた授業内容だったためオンライン留学とはいえ日本にいてもカナダの文化を感じることができた。
・クラスの方々や先生と英語のみでやりとりすることで、スピーキング能力を培うことが出来たので非常に良かったと思う。
オンライン留学について ・留学は自分が思っていたよりも難しかったが、経験したことで自信をつけることができた。
・自分の弱点が明確化されることで留学後もそれを克服するために英語力をもっと向上させようと感じることができた。
・今、コロナ渦で留学が思うように出来ない中、こうしてオンライン上で海外の人と交流出来て、非常に良い経験だと思う。
成長したこと ・英語は好きだが話したり書いたりすることは苦手で、自分の意見を自信もって答えることができず恥ずかしがってばかりいたが、留学後は人前で話すことに対しての抵抗を無くすことができた。
・間違えてでも英語で意見を述べられることができるようになった。
・自分なりに英語で話せて、課題も行ったことにより、英語の4技能を存分に伸ばせることが出来た。
・留学前より英語をもっと活用したいという願望が生まれたので、多摩大学の生徒と積極的に英語で交流していこうと思う。

10月6日、「多摩学Ⅱ」(担当教員:野坂美穂、高橋恭寛、長島剛、内藤旭惠、加藤みずき、樋笠尭士)の授業にゲスト講師として株式会社エマリコくにたち(本社:東京都国立市)代表取締役社長菱沼勇介様をお招きし、ご登壇いただきました。

同社は、東京農業活性化ベンチャーとして自社での集荷・買取り方式を採用し、農家が生産に注力できる環境を提供しています。また、採れた青果物を、新鮮なうちに、背景にあるストーリーとともに世の中に流通させたいという想いを胸に 5つの事業「直売所事業」「飲食事業」「卸事業」「農体験事業」「運営受託・コンサル事業」に取り組んでいます。

講義では、都市農業は、地域を豊かにするために農作物生産以外に社会貢献をしなければならないということや、新鮮な野菜の供給だけでなく、防災・食育・健康の分野等多面的機能も注目されているというご説明をいただきました。

また、学生時代には商店街の活性化活動に尽力し、アルバイト経験を積むことで地元の方とのコミュニティ作りの楽しさ、大切さに気づいたというお話を伺うことが出来ました。

学生から「コロナ禍で仕事のやり方に変化はありましたか」との質問には「コロナ禍のステイホームで人々の自炊をする機会が増え、農家の需要が高まったことで売り上げは好調ですが、飲食店は損失を受けています」との回答をいただき、長島教授より「事業ポートフォリオにより、適切な経営環境の実現ができているのですね」とのコメントがありました。

最後に、学生達に向けて「何事にも勇気をもって取り組んでいれば、若者を支えてくれる社会があるので、いろいろなことに積極的に挑戦してください」とのメッセージをいただきました。

株式会社エマリコくにたち
http://www.emalico.com/

  • ゲスト講師の菱沼勇介代表取締役社長
    ゲスト講師の菱沼勇介代表取締役社長
  • 授業の様子
    授業の様子

2021年10月8日、令和3年度実施横浜市公立学校教員採用候補者選考試験の最終(第二次試験)結果が発表され、本学部4年生の遠藤日向さんが合格しました。
昨年度も本学部の卒業生が同試験に合格し、現在横浜市内の中学校教員として活躍しており、これで2年連続の現役での合格となります。

本学グローバルスタディーズ学部の教職課程では中学校・高等学校の外国語(英語)教員免許状が取得できます。まだ歴史は浅いですが、毎年着実に中学校・高等学校へ英語教員を輩出してきております。また、遠藤さんの教職課程での活動は、本年度の「大学案内」にも記載されております、ぜひご参照ください。

 

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