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「多摩学Ⅱ」の授業にゲスト講師として府中市長高野律雄様がご登壇

[2021年10月30日]

10月20日、「多摩学Ⅱ」(担当教員:野坂美穂、高橋恭寛、長島剛、内藤旭惠、加藤みずき、樋笠尭士)の授業にゲスト講師として府中市長高野律雄様をお招きし、ご登壇いただきました。

以下、担当教員内藤旭惠准教授からのコメント

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2021年10月20日(水)1限の多摩学Ⅱの講義において、府中市長高野律雄様にご講演頂きました。万葉集「防人の妻の歌」から、「赤駒を 山野にはがし 捕りかにて 多摩の横山 徒歩ゆか遣らむ」「あかごまを やまのにはがし とりかにて たまのよこやま かしゆかやらむ」多摩のよこやまの道 防人見返りの峠といった奈良時代の人々が多摩地域をどのように捉えていたのか?といったお話から講演が始まりました。

そして、武蔵国から脈々と受け継がれてきた府中市の歴史や文化などを中心に話が展開しました。その中心となるのが、武蔵総社大國魂神社におけるくらやみ祭りです。

さらに興味深い話は、現在、府中市と多摩市の市境は、多摩川を隔てて市が分かれていますが、昔は、現在の京王線中河原駅周辺まで多摩村で、現在の多摩市に属していたそうです。その後、府中は、府中町を経て府中市へとなり、多摩村は多摩町を経て多摩市になったそうです。高野市長の祖父にあたる、髙野幾三氏は、多摩村の村長をしていた経験もあり、現在の多摩市役所内に写真が飾ってあるそうです。多摩大学の立地している多摩市とも深いご縁がありました。

さらに話は進み、多摩川か玉川かといった問題提起があり、諸説存在するといったことでした。そして、最も驚いたことは、府中市は東京都全域で製造品出荷額第1位であるということです。東芝、NEC、サントリー、キューピー、読売新聞、アマゾンと大手企業が工場等を構え、府中市内で大量生産・配送をしているとのことです。

さらに、ホットな話題として、東京2020大会における自転車ロードレースの試合において、大國魂神社境内を通過したということが世界的にも大変興味深いことであったようです。マイクロツーリズムなどの観点からも、大國魂神社境内を駆け抜ける選手たちの様子は、映像を通して全世界へと配信され、オリンピックの一週間前に開催されたツールドフランスにおいて、パリのシャンゼリゼ通りを走った選手たちが翌週に多摩地域を疾走するという歴史的瞬間に立ち会えたことは多摩地域にとっても府中市にとっても大変貴重な経験でした。

講演の最後は、「本物を見て輝く人になる」といった言葉を学生に向けて発信し、終了しました。

学生たちも、普段聞くことのできない貴重な話を耳にし、大変新鮮な気持ちだったと話していました。

なお、府中市長ご登壇の記事が2021年10月21日の読売新聞(朝刊)に掲載されました。

  • 府中市長の高野律雄様
    府中市長の高野律雄様
  • 授業の様子
    授業の様子
  • 読売新聞記事
    読売新聞記事
 

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