10月19日、「NPO・NGO論」(担当教員:松本 祐一)の授業にゲスト講師として一般社団法人サステナブルコミュニティ共創機構(所在地:東京都調布市)代表理事横山泰治様をお招きし、ご登壇いただきました。
横山様は、1999 年に東京都調布市でNPO法人を設立、2001年に調布市観光協会の事務局として、観光案内所設立やホームページの運営などし、行政との協働事業を進めました。また、市内の若年者就労支援の一環として、市内の高校・大学生世代による観光案内所「ぬくもりステーション」運営を受託、若者の活躍と地域コミュニティ強化の事例をベースに、産官民学のパートナーシップによる地域活性化を図っています。
講義のテーマ「NPOはなぜ必要かを考える」から横山様には「枠にはまらない新しい世界」、「自然災害と人の弱さと強さ」、「地球温暖化を考える」、「どんな人の言葉も大切に聴くことの重要性」、「マルチベネフィットとは」など幅広い話題についてお話をいただきました。
「困っているすべての人を助けることに限界があると思いますが、どうお考えですか」という学生からの質問には「自分の立場で果たせる役割について考えることによって、限界をなくしていきたいと思っています。現在は、物事が起きている構造的な原因究明を調査することに重点を置いて活動しています」との回答をいただきました。
最後に学生たちへ「物事の捉え方次第で自分自身を変えることが出来るので、今日の講義が少しでもNPO・NGOの必要性を考えるきっかけになればと思っています」とのメッセージをいただきました。
ゲスト講師の横山泰治代表理事
授業の様子