多摩大学 現代の志塾

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10月8日、多摩市役所にて多摩市職員の方々(13名)の研修の一環としてシリアスゲーム「と老人」ゲームの試遊会を行い、経営情報学部 出原 至道 教授、長島 剛 教授、出原ゼミの学生1名がサポート役となり、3チームに分かれてゲームに取り組みました。

同ゲームは2021年3月、本学 出原 至道 教授、長島 剛 教授、東京都立大学 饗庭 伸 教授の共同研究で、社会の課題解決を目的として開発されました。これまでたくさんの方々に体験していただいたことでバージョンアップを繰り返し、今回は試遊会第3弾となりました。

プレイヤーとお年寄りカードに記載されている「スキル」「体力」「統率」「人脈」の4つの項目の目標値をクリアしながら地域のお仕事に挑戦し、課題解決することでポイントが手に入るルールとなっており、個人戦だけでなく、チームでポイントを稼ぐことで「豊かなまちづくり」を目指すゲームです。

参加者から「周りの方に協力してもらうことで自分自身も課題に挑戦することが出来ました。人々の良いところを発見することが地域の豊かさにつながることに気づきました」

「お年寄りのスキルを見出す能力を持つことが仕事のやりがいにつながると感じました。個人の喜びがまち全体に広がり、まちの魅力を高めることになると思いました」など今後の仕事に活かせる気づきがあったとの感想をいただきました。

試遊会終了後には、出原教授より「多摩市職員の方々に体験いただいことで「と老人」ゲームがさらなる進化を遂げるための新しい発見がありました」と試遊会第4弾が楽しみになるコメントがありました。

  • 研修会の様子
    研修会の様子
  • 研修会の様子
    研修会の様子
  • 研修会の様子
    研修会の様子
  • 進化し続けている「と老人」ゲーム
    進化し続けている「と老人」ゲーム

感想
授業について ・カナダの文化に基づいた授業内容だったためオンライン留学とはいえ日本にいてもカナダの文化を感じることができた。
・クラスの方々や先生と英語のみでやりとりすることで、スピーキング能力を培うことが出来たので非常に良かったと思う。
オンライン留学について ・留学は自分が思っていたよりも難しかったが、経験したことで自信をつけることができた。
・自分の弱点が明確化されることで留学後もそれを克服するために英語力をもっと向上させようと感じることができた。
・今、コロナ渦で留学が思うように出来ない中、こうしてオンライン上で海外の人と交流出来て、非常に良い経験だと思う。
成長したこと ・英語は好きだが話したり書いたりすることは苦手で、自分の意見を自信もって答えることができず恥ずかしがってばかりいたが、留学後は人前で話すことに対しての抵抗を無くすことができた。
・間違えてでも英語で意見を述べられることができるようになった。
・自分なりに英語で話せて、課題も行ったことにより、英語の4技能を存分に伸ばせることが出来た。
・留学前より英語をもっと活用したいという願望が生まれたので、多摩大学の生徒と積極的に英語で交流していこうと思う。

10月6日、「多摩学Ⅱ」(担当教員:野坂美穂、高橋恭寛、長島剛、内藤旭惠、加藤みずき、樋笠尭士)の授業にゲスト講師として株式会社エマリコくにたち(本社:東京都国立市)代表取締役社長菱沼勇介様をお招きし、ご登壇いただきました。

同社は、東京農業活性化ベンチャーとして自社での集荷・買取り方式を採用し、農家が生産に注力できる環境を提供しています。また、採れた青果物を、新鮮なうちに、背景にあるストーリーとともに世の中に流通させたいという想いを胸に 5つの事業「直売所事業」「飲食事業」「卸事業」「農体験事業」「運営受託・コンサル事業」に取り組んでいます。

講義では、都市農業は、地域を豊かにするために農作物生産以外に社会貢献をしなければならないということや、新鮮な野菜の供給だけでなく、防災・食育・健康の分野等多面的機能も注目されているというご説明をいただきました。

また、学生時代には商店街の活性化活動に尽力し、アルバイト経験を積むことで地元の方とのコミュニティ作りの楽しさ、大切さに気づいたというお話を伺うことが出来ました。

学生から「コロナ禍で仕事のやり方に変化はありましたか」との質問には「コロナ禍のステイホームで人々の自炊をする機会が増え、農家の需要が高まったことで売り上げは好調ですが、飲食店は損失を受けています」との回答をいただき、長島教授より「事業ポートフォリオにより、適切な経営環境の実現ができているのですね」とのコメントがありました。

最後に、学生達に向けて「何事にも勇気をもって取り組んでいれば、若者を支えてくれる社会があるので、いろいろなことに積極的に挑戦してください」とのメッセージをいただきました。

株式会社エマリコくにたち
http://www.emalico.com/

  • ゲスト講師の菱沼勇介代表取締役社長
    ゲスト講師の菱沼勇介代表取締役社長
  • 授業の様子
    授業の様子

2021年10月8日、令和3年度実施横浜市公立学校教員採用候補者選考試験の最終(第二次試験)結果が発表され、本学部4年生の遠藤日向さんが合格しました。
昨年度も本学部の卒業生が同試験に合格し、現在横浜市内の中学校教員として活躍しており、これで2年連続の現役での合格となります。

本学グローバルスタディーズ学部の教職課程では中学校・高等学校の外国語(英語)教員免許状が取得できます。まだ歴史は浅いですが、毎年着実に中学校・高等学校へ英語教員を輩出してきております。また、遠藤さんの教職課程での活動は、本年度の「大学案内」にも記載されております、ぜひご参照ください。

中村そのこゼミ4年生、和田彩佳さんが、ボランティア通信10月号の企画を担当しました。
今回は漢字2文字の熟語を作っていく穴埋めクイズです。


ボランティア通信10月号(PDF5.24MB)

関連リンク
中村そのこゼミ
中村そのこゼミの活動

第33回 多摩大学学園祭「多摩大学オンライン学園祭」を実施致します。

今年度は昨今の情勢を鑑みて、完全オンラインでの開催を決定いたしました。
バーチャルSNS「Cluster」を使用しての完全オンライン学園祭。
オンラインだからこそ楽しんで頂ける様々な企画をご用意しております。
詳細情報は公式HPで随時更新中!ぜひぜひチェックしてください!!
https://www.tamasai.jp/

〈開催日時〉
2021年11月13日(土)
2021年11月14日(日)
10:00~18:00
バーチャルSNS「Cluster」にて

9月27日から10月1日まで、シンガポールのナンヤンポリテクニック(NYP)の36名の学生を受け入れ、研修を行いました。1日目から5日目まで、日本語や歴史、アート、環境やツーリズムなど、様々な分野を凝縮した講義が、先生方のご協力のもと行われました。
SGS生は風呂敷の使い方を教えるワークショップや、キャンパスツアー、ランチミーティング、日本語会話レッスンなどで、NYPの学生たちと交流をする機会があり、オンラインではありましたが笑い声もたくさん聞こえ、話が弾んでいる様子でした。来年こそは対面で交流ができますよう、願っています。

〈学校紹介〉

〈日本文化紹介(風呂敷)〉

〈日本語の授業〉

〈ランチミーティング〉

〈日本語で交流〉

〈講義〉

〈NYP生によるプレゼン〉

9月24日、アクティブ・ラーニングプログラム「多摩ブルー・グリーン倶楽部会員企業レポート」(担当教員:長島剛、松本祐一、浜田正幸、内藤旭惠、履修人数:6名)のこれまでの事前学修、取材、執筆活動の振り返りを行い、各チームからの発表と担当教員らからのコメントがありました。

各チーム(チームワトソン君、チーム多摩カンパニー、知るぜ多摩)から今回のプログラムを通して学んだことや振り返りについて発表があり、「目標達成に向けたチームワークの重要性や各自でしっかりと責任感と持つことの大切さを学ぶことができた」「取材した内容を伝わる文章にする力が必要だった」「事前学修でインタビューのコツを学んだので、企業の社長の方々から為になる話を伺うことが出来た」などの感想がありました。

担当教員からは、「今回は、通常の授業では学べない達成感を得られるプログラムであった。自分が仕事をすることで喜んでくれる人がいることを知ることが出来たことは大変価値のある経験であり、この経験を活かして今後の大学生活を送って欲しい」とのコメントがありました。

多摩信用金庫の方からは、「学生の皆さんに多摩地域の企業を知ってもらう機会となったことが大変有意義であったと感じています。今回のプログラムは、弊庫の新人研修と同様の内容だったにもかかわらず、学生の皆さんが一生懸命取り組んできた結果、初回授業からの成長を感じることが出来ました」との温かいコメントをいただきました。

最後に多摩信用金庫の方、教職員、参加学生で投票を行い、初回の授業から一番成長を感じることが出来たと評価を受けたチームワトソン君が優秀チームに選ばれました。
優秀チームに選ばれたチームワトソン君の学生は、12月に本学で開催するAL発表祭にて発表を行います。

学生が作成した企業レポートは下記URLから閲覧が可能です。
多摩ブルー・グリーン倶楽部ホームページ
https://www.tamashin.jp/bg-club/download/index.html

  • チーム多磨カンパニーの発表
    チーム多摩カンパニーの発表
  • 知るぜ多摩チームの発表
    知るぜ多摩チームの発表
  • 優勝チームのワトソン君
    優秀チームのワトソン君
  • 集合写真※撮影時のみマスクを外しています。
    集合写真※撮影時のみマスクを外しています。

グローバルスタディーズ学部では、令和3(2021)年度春学期VOICE(授業評価)結果を「多摩大学授業評価規程」に照らし、以下のとおり、評価の高かった教員を顕彰しました。
なお、顕彰対象候補者は、アクティブ・ラーニング委員会が「授業評価表彰に関する基準」を基に集計し、学部長が顕彰者を決定します。

左から
Brian J. English 教授
渡邊 泰典 教授
竹内 一真 准教授
廣田 敬則 教授
安田 震一 グローバルスタディーズ学部長

顕彰対象者

対象教員名 職位 カテゴリ
Brian J. English 教授 EP(English Program)科目
渡邊 泰典 教授 コア科目
竹内 一真 准教授 一般科目
廣田 敬則 教授 専門科目(教職含む)

9月21日に来年度春学期出発の長期一般留学説明会、22日に春休み短期留学説明会を行いました。長期、短期ともに渡航型留学に興味のある学生が多くいましたが、短期留学においてはオンラインのプログラムも提供しており、こちらを希望する学生もいました。

申し込みの締切はどちらも10/15(金)までとなっています。

9月16日(木)、多摩信用金庫および多摩ブルー・グリーン倶楽部会員企業様10社にお集まりいただき、「多摩ブルー・グリーン倶楽部 経営研究交流会」を開催しました。

2回目の今回は、「学生から見たインターンシップ」をテーマとし、5人の学生(今夏、多摩ブルー・グリーン企業様でインターンシップをさせて頂いた4名の3年生および数々のインターンシップを経験した後、内定を得た4年生)と教員によるパネルディスカッションからスタートしました。

学生からは、インターンシップ経験について「実際に現場や社員の方々の様子を見ることができ有意義だった」「HPでは分からないことを体感できた」等の発言があり、企業様からは「学生の提案が採用された事例があった」「インターン生を受け入れたことが社員の成長に繋がった」等、本学にとっては非常に有難いコメントを頂きました。

総括として、浜田 正幸 教授より「良いインターンシップは、企業、学生、社会にとって有益なものである」「企業様は、手加減せず学生に向き合ってほしい」との意見が述べられました。

その後、4グループに分かれて、企業様、学生、教職員で「どのようなインターンシップが効果的か」に関して意見交換をし、各グループの発表を経て、閉会となりました。

第1回(7月8日(木)開催)同様、終始和やかで、活発な議論がなされた交流会となりました。

ご参加頂いた企業様、そして、本学学生にインターンシップの機会を提供して頂いた企業様に厚くお礼を申し上げます。

次回は、11月18日(木)に「新たなインターンシッププログラム」をテーマとした研究会を予定しております。

  • 学生パネルディスカッション
    学生パネルディスカッション
  • 浜田教授による総括
    浜田教授による総括
  • グループごとのディスカッション
    グループごとのディスカッション
  • 各グループによる発表
    各グループによる発表

経営情報学部の授業「ブランドマネジメント」(担当教員:内藤 旭惠)の受講生から希望者10名が集まって、多摩大学と地域をPRするための高級ボトルティー(緑茶)の商品開発を行いました。

本企画は、多摩大学、有限会社松澤園(埼玉県)、JAおおいがわ(静岡県)、株式会社下堂薗(鹿児島県)の4者連携プロジェクトとして2021年度5月から始動し、約4ヶ月をかけて2種類(狭山茶、岡部玉露)の高級ボトルティ―を完成させました。

学生たちは、「誰の」「何のため」につくるのかという目的・方向性を決めるため、多摩地域の歴史を辿ったり、様々な情報収集や分析を行ったりしました。

そして、企業の方からマーケティングのアドバイスをいただきながら「えにし(縁)ブランド」を発案、デザインやロゴを考えたり、茶葉の選定と調合を行ったりして、自分たちだけのオリジナルブレンド茶を作りあげました。

参加学生は、イメージやアイデアを実際に商品として形にすることがいかに大変であるかを感じ、商品企画をしてから販売するまでのプロセスを実践したことで、プロジェクトのマネジメントやビジネスとしてのマーケティングを学ぶことができました。

多摩大学では、このような実践的な活動を通して地域活性化の学びを進めていきます。

  • 「えにし」ブランド茶
    「えにし」ブランド茶
  • 打ち合わせの様子
    打ち合わせの様子

2021年8月30日(月)~9月2日(木)に開催された日本行動計量学会第46回大会において、経営情報学部 今泉 忠 教授が「林知己夫賞(功績賞)」を受賞しました。

日本行動計量学会は、計量的方法の適用を通じて人間行動を理解することを目指して、理論・方法の開発とその応用の両面からアプローチする学会です。1969年8月に発足した「行動計量シンポジウム」が母体となり、1973年9月に設立されました。

経済、マーケティング、法律、政治、地理、教育、心理、言語、認知、看護、医学、生物、工学など、多岐にわたる専門分野において、広い意味での人間の行動に関する計量的方法の開発、およびその適用について、学際的・横断的な研究活動を行っています。

日本行動計量学会「林知己夫賞(功績賞)」は、行動計量学の普及など社会との橋渡しにおける顕著な業績を称えるもので、受賞者は原則として毎年1名とされ、総会において表彰されます。

今泉教授は統計的データ解析、特に多次元データ分析を適用できる諸問題について、理論的研究と実際的解決法の研究に長年従事しています。不十分なデータのもとでのモデル構成や非線形構造、時間的変更構造の分析などにも造詣が深く、行動計量学の発展に貢献した功績をたたえられ、受賞の運びとなりました。

2021年秋学期の講座募集は、2021年9月30日(木)12:00 にて終了しました。
今期も多数の方のお申し込みありがとうございました。

多摩大学寺島実郎監修リレー講座「現代世界解析講座XⅣ」2021年秋学期を
お申込の方はこちらの申込フォームに入力してください。

なお、現在申込は、 湘南キャンパスライブビューイング受講会場、
インターネットオンデマンド受講【講義資料ネット配信形式】のみとなります。

「現代世界解析講座XⅣ」2021年秋学期 の詳細についてはこちら

9月6日~9日までの4日間、シンガポールのNanyang Polytechnic’s (NYP)との研修に36名の多摩大学グローバルスタディーズの学生が参加しました。

シンガポールにおけるコロナ禍でのホスピタリティ産業の現状や対策など、マリーナベイサンズホテルはじめ様々な業界各社のご協力のもと、バーチャルツアーや説明動画等でわかりやすく説明していただき、充実した内容のプログラムとなりました。学生たちには事前に学習会を設け、グループに分かれて行うプレゼンテーションに取り組んでもらい、シンガポールだけでなく日本についても理解を深めるよい機会となりました。

研修はほぼ全て英語で行われたため、4日間のフルタイムの研修をこなすのは容易ではなかった学生も多々いたのではないかと思いますが、このようなプログラムを提供してくださったNYPの先生方および関係者の方々に感謝するとともに、学生たちがこの学びを今後の自分の糧にしてまた色々なことに挑戦していってくれたらと願います。

9月6日~9日までの4日間、シンガポールのNanyang Polytechnic’s (NYP)との研修に36名の多摩大学グローバルスタディーズの学生が参加しました。

シンガポールにおけるコロナ禍でのホスピタリティ産業の現状や対策など、マリーナベイサンズホテルはじめ様々な業界各社のご協力のもと、バーチャルツアーや説明動画等でわかりやすく説明していただき、充実した内容のプログラムとなりました。学生たちには事前に学習会を設け、グループに分かれて行うプレゼンテーションに取り組んでもらい、シンガポールだけでなく日本についても理解を深めるよい機会となりました。

研修はほぼ全て英語で行われたため、4日間のフルタイムの研修をこなすのは容易ではなかった学生も多々いたのではないかと思いますが、このようなプログラムを提供してくださったNYPの先生方および関係者の方々に感謝するとともに、学生たちがこの学びを今後の自分の糧にしてまた色々なことに挑戦していってくれたらと願います。

 

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