多摩大学 現代の志塾

ニュースリリース

TOPニュースリリース

中村そのこゼミ 4 年生の鮫島 拓登 さん、堤 旬平さん、田 中海夢 さ ん、前澤 美 月 さんが、ボランティア通信12月号の企画を担当しました。
今回の企画はうずまきしりとりクイズです。


ボランティア通信12月号(PDF4.66MB)

関連リンク
中村そのこゼミ
中村そのこゼミの活動

多摩大学創立25周年記念ファシリティ 『T-Studio』では、地域への情報発信拠点として「課題解決型情報番組」を制作し、インターネットを通じて発信しています。

多摩というローカルな地域の歴史を深く見つめると、世界史にもつながることに視界がひらかれる。
『多摩地域からみた江戸時代』は、多摩大学 大森映子 名誉教授をゲストに迎えて、江戸時代に焦点をあて、多摩地域から時代を紐解く番組です。

第11回 「【江戸時代・大名たちの相続事情】養子をめぐる福岡藩黒田家の思惑―「血縁」か、「家の安定」か― 」を追加しました。

こちらからご覧ください。

11月25日、経営情報学部「ホームゼミ」(担当教員:中村その子、履修者:17名(2年生))の授業にゲスト講師として京王不動産株式会社 (本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 小澤孝雄氏)
取締役開発企画本部長(兼)営業企画部長足立智彦様、取締役開発企画本部長(兼)ソリューション事業部長金子伸雄様、営業企画部企画担当課長補佐鈴木麻美様をお招きし、意見交換会を実施しました。

同社は、1970年10月に設立、京王グループの「総合不動産会社」として不動産仲介事業、賃貸管理事業、開発分譲事業の3事業を展開、「社会の信頼に応える総合不動産会社」として地域に密着した事業展開をすることでお客様の生活向上と地域の発展に貢献しています。

中村その子ゼミ(2年生)では、コロナ禍で観光・宿泊業をはじめ地域経済が大きな影響を受けていることを踏まえ、郊外住宅地を有する都市における課題を踏まえたマイクロツーリズムのアイディア企画の立案を行っています。

今回の意見交換会は、多摩地域周辺に進学、通学する大学生などをターゲットに多摩市、稲城市内の賃貸物件を観光しながら内見することで多摩地域の空き家や人口減少問題を解決するという学生の「多摩物件ツアー」の提案をより事業化へ向けた形にしたいという思いから実現しました。

同社の金子様から「企業側の視点としては、収益を得ることができるのかという点が重要になります。賃貸だけでなく、売買物件ツアーの検討もあるといいですね」とのご意見を、足立様からは集客の方法やツアー人数の想定について質問があり、「京王線沿線の価値をあげるために何ができるのか、学生の柔軟な発想は大変参考になります」とのコメントをいただきました。また、鈴木様からは「住まいに関する価値観は、人によって違うため、様々な条件を想定する必要があります。皆さんの企画は、ファミリ―向けのツアーの方が事業化しやすいかもしれません」とのアドバイスをいただきました。

学生からは、「不動産業界の実態について学ぶことができ、ツアーの目的がより明確になったので、いただいたご意見をもとに完成度をあげたいと思います」との回答がありました。

最後に鈴木様から同社の会社概要、事業内容などについてご説明をいただき、学生たちの就職活動の選択肢として考える機会をいただきました。

京王不動産株式会社ホームページ
https://www.keiofudosan.co.jp/company/

  • 京王不動産株式会社の金子様より自己紹介
    京王不動産株式会社の金子様より自己紹介
  • 意見交換会の様子
    意見交換会の様子

11月16日・23日、本学にて一般社団法人 A-GOAL 岸 卓巨 様と濱野 大志 様(オンライン参加)をゲスト講師としてお招きし、本学学生社会ボランティアコーナー主催のボランティア講座(スポーツを通じた国際協力)を2週連続で開催いたしました。

当日は、2021年度全日本大学フットサル大会関東大会で優勝に輝いた本学フットサル部員も含め、両日で延べ24名の学生と教職員4名が参加しました。

同法人は、2020年5月16日、「A-GOALプロジェクト(Africa GlObal Assist for Local Sport Clubs)」として約20名で設立、現在は、同プロジェクトに共感したプロジェクトメンバー約70名が運営に携わっており、現地の地域スポーツクラブを通して本当に困窮している人たちに必要な支援物資を確実に届けるために「地域に密着した支援の形」を大切にしながら活動をしています。

1日目の講座では、岸様から同法人の設立の経緯と現在の活動についてご紹介をいただき、濱野様からは、2021年8月から9月にかけて訪れたアフリカのウガンダでサッカークラブの立ち上げに携わった経験や今後の課題など、サッカーを通じた社会貢献活動についてお話いただきました。

2日目の講座では3つのチームに分かれてグループワークを行い、日本からできる地域スポーツクラブの支援について発表をしました。各グループからクラウドファンディング、スポーツ用具やユニフォームの提供、募金活動、SNSの活用など様々なアイディアが生まれ、さらに資金調達や人脈を広げることの重要性や年代を考慮したSNSの活用など、実現化するために必要なことについて有意義な意見交換をすることができました。

参加した学生からは「SDGsにスポーツ(サッカー)がつながると思わなかった」「アフリカの貧困問題の現状と国際協力の活動について知る良い機会となった」「岸さんや濱野さんのような行動力を身に付け、社会貢献活動に参加したい」などの感想がありました。

一般社団法人A-GOALホームぺージ
https://a-goal.org/

  • 講座の様子
    講座の様子
  • グループワークの様子
    グループワークの様子
  • グループワークの様子
    グループワークの様子
  • 岸様(右から2番目)と本学梅澤教授(一番左)とボランティア学生スタッフの記念写真
    岸様(右から2番目)と本学梅澤教授(一番左)とボランティア学生スタッフの記念写真

春休み短期留学予定の学生を対象とした準備会を行い、航空券情報、渡航時やホームステイ先での注意事項などの説明を行いました。

ビクトリア大学からの英語で書かれた資料を読み込んでくることを次回までの宿題とし、コロナ下での渡航において通常の渡航に比べて留意すべきことが増えましたが、これも一つの貴重な経験として乗り越えてほしいと思います。

来年春休みに無事に渡航できることを心から願いつつ、準備を進めていきます。

11月18日(木)、多摩信用金庫および多摩ブルー・グリーン倶楽部会員企業様9社にお集まりいただき、「新たなインターンシッププログラム」をテーマにした、第3回「多摩ブルー・グリーン倶楽部 経営研究交流会」を開催しました。

杉田副学長による開会の挨拶後、株式会社ツインキールズ様、株式会社アスペクト様、株式会社シーズプレイス様に、これまでのインターンシップへの取組や今後のプログラム提案を発表して頂きました。

各発表後には、会員企業様にてインターンシップを経験させて頂いた学生や教員から活発な意見が出され、総括として、浜田 正幸 教授より、より良いインターンシップのために、「直球勝負で学生に向き合ってほしい」「アウトプットが重要である」「学生には正直なフィードバックを」との意見が述べられました。

最後に、多摩ブルー・グリーン倶楽部 会長 上野邦香様より、「一歩踏み出すこと、改善・継続が大切である」とのお言葉を頂き、閉会いたしました。

本交流会は、第1回(7月8日(木)開催:キックオフとして就活・インターンシップの現状を共有)、第2回(9月16日(木)開催:「学生から見たインターンシップ」をテーマとしたディスカッション)を経て、今回が今年度の最終回となります。

次年度は、3回の交流会で得られた知見を踏まえて、企業様、学生ともに高い満足が得られるインターンシップの姿を探っていきます。

ご協力頂きました企業様に、改めて御礼を申し上げます。

  • 株式会社ツインキールズ 代表取締役 赤星良平様発表
    株式会社ツインキールズ 代表取締役 赤星良平様発表
  • 株式会社アスペクト 取締役 早野洸揮様 発表
    株式会社アスペクト 取締役 早野洸揮様 発表
  • 株式会社シーズプレイス 取締役 清野智美 様発表
    株式会社シーズプレイス 取締役 清野智美 様発表
  • 集合写真
    集合写真

11月17日、「多摩学Ⅱ」(担当教員:野坂美穂、高橋恭寛、長島剛、内藤旭惠、加藤みずき、樋笠尭士 履修者:398名)にゲスト講師として一般財団法人日本自動車研究所(東京事務所:東京都港区) 新モビリティ研究部長 シニアエグゼクティブ谷川 浩 様をお招きし、ご登壇いただきました。

同研究所は、クルマ社会の健全な進展に貢献することを使命とし、中立的、公益的な活動を行うことで日本の自動車産業の発展と自動車技術の進展に寄与しています。また、新モビリティ研究部はモビリティとして自動車の役割が多様化する中、産官学が協調して取り組まれている「車と社会のつながり」という新しい研究領域に取り組んでいます。

講義の始めに「本日は、学生の皆さんに地域の活動とモビリティについて考えて欲しい」とのメッセージがありました。授業では同研究所の概要、取り組みについてご説明いただき、自動運転の実現が社会に与える影響や無人自動バレーパーキング実用化の研究、自動運転の実用化に必要な安全性確保に係る取り組みなどについてお話を伺いました。

質疑応答では「便利さの一方で、自動運転に依存すると運転能力が低下しませんか」「実用化の課題は何ですか」との質問に、「ドライバーが運転する際も危険な操作や悪いクセなどを無くすよう自動運転がサポートすることで運転技術が向上することを狙っています」「交通死亡事故削減のために一般道路での実用化が必要ですが、一般道路は歩行者や交差点など交通環境が複雑なため、自動運転技術の向上と、自動運転に適した道路環境や法律の整備、社会受容性(認知・信頼されること)などの課題もあります」と回答いただきました。

最後に、谷川様ご自身が趣味と仰る25年に渡る地域貢献活動経験から「年齢や価値観の違う方々と一緒に、生活環境の改善や町内の交流活発化などを目的とした様々な活動に取り組む中で、会社の仕事では得られない知識・経験・人脈の幅が広がり、価値観の多様化など自分自身の成長を感じることができて、会社での仕事にも大いに役立ちました」とのお話があり、「学生の皆さんもボランティア活動などを通じて積極的に新しい自分を見つけてください」とのメッセージをいただきました。

一般財団法人日本自動車研究所ホームページ
https://www.jari.or.jp/

  • ゲスト講師の谷川浩様
    ゲスト講師の谷川浩様
  • 学生との質疑応答
    学生との質疑応答

2021年11月19日(金)、藤沢市・昆明市友好都市締結40周年記念事業その2として、本学部の書道家、4年生の粟津成冴さん(書道家としては粟津紅翔:あわづ・こうしょう)に書「愛」を書いていただき、中国雲南省昆明の雲南大学滇池学院の日本語学科の学生さん18名(および教員4名)とオンライン文化交流を実施いたしました。

色紙は集合写真とともに、後日お送りする予定でございます。こちらでは、本学部生18名および教職員4名がオンライン文化交流のお手伝いをさせていただきました。

なお、雲南大学滇池学院様とのオンライン文化交流その2の画像は藤沢市役所、人権男女共同平和国際課にお送りし、情報共有させていただきます。

今後、オンライン文化交流その3、紙芝居または学生同士の交流のみを企画しております。

2021年11月13日(土)、さむかわ中央公園にて開催された「さむかわ冬のひまわり2021」(寒川町観光協会主催)ライトアップイベントの一環として、粟津紅翔(成冴)君(グローバルスタディーズ学部・4年生)の書道ライブパフォーマンスが行われました。

左右両サイドには寒川町観光協会のキャッチフレーズである「花咲ける」、「神すまう」、中央には「光」を揮毫しました。今回のイベントのテーマであるひまわりが太陽の「光」に向かって咲くこと、そして、コロナ収束後の明るい未来の「光」に願いをかけて、この文字を揮毫しました。

ご支援頂いた寒川町観光協会の皆様、湘南一ツ星高等学院の関すずさん、樋田咲音さん、グローバルスタディーズ学部の久保木真歩さん、高橋桃子さん、大髙ももなさん、山下隼人君、楠原鉄平君(本パフォーマンスでMCを担当)に改めて御礼申し上げます。

「プロジェクトゼミナールXIV―湘南地域を巻き込んだ国際協力とボランティアの実践―」では、現在「年賀状プロジェクト」を進めています。

本ゼミ(担当教員:佐藤真紀非常勤講師)では、日本から遠く離れたシリアをあえて取り上げ、湘南地域を巻き込んだ国際協力を進めています。
ゼミ生11名は、自分たちにできることが何なのか、湘南地域の特性は何なのか考え、学生主体でプロジェクトに取り組んでいます。

来年2022年は「寅年」ということで、シリアの子供たちが描いたトラと湘南がコラボした年賀状を販売し、売り上げは経費を除いた全額がシリアの子どもたちの支援に使われます。

詳細は、下記からご確認願います。
年賀状プロジェクト

11月2日、本学にて経営情報学部 長島剛ゼミ主催「初心者のための創業セミナー」を開催し、Miraiiコンサルティング(所在地:東京都青梅市)中小企業診断士 中嶋徹様をゲスト講師としてお招きし、ご登壇いただきました。

当日は、学生6名と中小企業診断士の方2名が参加し、起業の手順と基礎知識をはじめとし、会社経営を継続することの難しさ、ビジネスプランには豊富な経験・知識が必要であること、また資金について大学生でも分かるようにご説明をいただきました。

さらに、何よりも大切なことは「人脈」であり、起業家は周囲の方との関わりの中で成長することができるため、人的ネットワークの構築が重要である、というお話をいただきました。

学生からの「どのようにして人脈を広げたのですか」との質問には「会社員時代に様々な機会を活かし、たくさんの異業種交流を積極的に行った結果、良い仲間づくりができました」との回答をいただきました。

最後に「若い起業家というのは世間から注目されやすく、周囲から応援してもらえるというメリットがあります。大学生の今だからこそできることがあると思いますので、将来の自分について考えてみてください」とのメッセージをいただきました。

Miraiiコンサルティングホームページ
https://www.miraii.biz/

  • 中小企業診断士の中嶋徹様
    中小企業診断士の中嶋徹様
  • 創業セミナーの様子
    創業セミナーの様子

10月28日、「事業デザイン論Ⅱ」(担当教員:長島剛 履修者:111名)の授業に一般社団法人東京都中小企業診断士協会 三多摩支部地域支援部副部長 佐藤一樹様と卯月英一様をお招きし、ご登壇いただきました。

講義のテーマは、「生涯必要な創業マインドと創業の成功・失敗事例を知る」。佐藤様より、企業に就職しても社内の新規事業の立ち上げ、プロジェクト型の働き方、転職や独立起業が当たり前というこれからの時代に求められる働き方があるため、創業マインドとスキルは、必要不可欠であるというご説明をいただきました。また、創業は情熱を持って取り組むことや共同創業の場合は、役割分担でうまくいくなどの成功事例と、情熱だけでなく初期投資の前に計画を考える必要があったという失敗事例もご紹介いただきました。

卯月様からは、会社員と起業家の違いについてお話をいただきました。起業家には新しいことに挑戦するための意識改革や即断即決能力が必要であること、弱みの克服よりも強みを磨くこと、また、将来を見通した正しい判断をするなど起業家に求められる様々な資質や能力についてご説明をいただきました。また、個人事業主、フリーランスの方の結婚について触れ、学生たちは各自作成したライフプランの結婚時期や理想の相手について考えることで大変盛り上がりました。

最後に学生たちへ「本日の講義が就職や創業の捉え方、また働き方の多様性について考えるきっかけになれば幸いです」とのメッセージをいただきました。

  • ゲスト講師の佐藤一樹様
    ゲスト講師の佐藤一樹様
  • ゲスト講師の卯月英一様
    ゲスト講師の卯月英一様
  • 授業の様子
    授業の様子
  • 記念写真
    記念写真

11月10日、「多摩学Ⅱ」(担当教員:野坂美穂、高橋恭寛、長島剛、内藤旭惠、加藤みずき、樋笠尭士 履修者:398名)の授業にゲスト講師として株式会社セキコーポレーション(本社:東京都八王子市) 代表取締役社長 山木孝之様をお招きし、ご登壇いただきました。

同社は、1954年の創業以来、精密機構部品のプレス加工技術を基軸に、金型設計・製作からプレス加工、そして部品組立の一貫生産を追求し、現在では自動車部品の他に業界の垣根を越えた製品・サービスの提供をしています。さらに近年は、自動化や微細加工の研究開発活動も行っています。

また、モノ造りへの想いは、「製品構想段階からお客様に寄り添い、アイディアの具現化に敏速にチャレンジすること」であり、お客様に価値のあるご提案と製品を提供し続けることができる部品メーカーとして社会に貢献しています。

講義のテーマは「中小製造業に未来はあるか」、同社の事業構成や製造業の構造についてご説明をいただき、お客様に満足してもらえる製品づくりを追求するための将来を見据えた取組について3つのモットー「プロフェッショナルであれ」「チャレンジせよ」「良きチームであれ」に沿ってお話をいただきました。また、生産・調達拠点を東南アジア諸国や中国に置いていることから海外中小企業の事業承継の課題についてもお伺いすることができました。

最後に学生たちへ「大学で学ぶことができる恵まれた環境を大切にしてください。これから先に自分が活躍できる場を見つけ、外に広く目を向けてチャンスをつかんでください」とのメッセージをいただきました。

株式会社セキコーポレーション
http://seki-corp.co.jp/

  • ゲスト講師の山木孝之様
    ゲスト講師の山木孝之様
  • 学生との質疑応答
    学生との質疑応答

2021年11月14日(日)、この週末は学園祭でしたが、それとは別に大変嬉しい出来事がございました。卒業生がキャンパス内にてウェディングの撮影をするので、来校したいとの依頼がございました。2016年の卒業生から問い合わせがあり、喜ばしいことですので、当然来校してもらおうと思いました。

2021年11月25日(木)に入籍する予定でございます。新郎の濱田彦丸(はまだ・ひこまる)さんは、現在参議院議員の秘書として毎日頑張っております。在学中はAEPの授業、さらにはインターゼミでご一緒させていただきました。新婦の藤田弥里(ふじた・みさと)さんは、湘南女子国際短期大学の卒業生です。現在は受付業務に携わっております。学生時代の大学名は異なりますが、同じキャンパスに通っていたことになります。グローバルスタディーズ学部も11期生を輩出しておりますので、こうしたカップルが誕生すること、非常に嬉しく思います。

また、カメラマンを担当してくださった川田健太さんも多摩大学グローバルスタディーズ学部の卒業生です。

濱田さん・藤田さん、ご結婚おめでとうございます。お幸せに!

11月9日、「産業社会特講(企業経営論、企業経営の現場を学ぶ)」(担当教員:青木克彦、履修者:57名)の授業にゲスト講師として三菱鉱石輸送株式会社(本店:東京都千代田区) 相談役・前代表取締役社長 鈴木一行様をお招きし、ご登壇いただきました。

鈴木様は、三菱商事株式会社へ入社後40年近くにわたって貿易関連、営業、経営業務に従事し、2018年に三菱鉱石輸送株式会社の代表取締役社長に就任しました。2021年6月に任期満了で退任後、現在は、同社の相談役として携わっています。

同社は、三菱グループに属する日本の海運会社であり、運航所有船のファンネルマークにはスリーダイヤが描かれ、海運業界で唯一三菱ファンネルを掲げる外航船を持つ企業で、船主業と船舶管理業を中心としてWorld wideな物流に広く携わっています。また、海図を再利用したマチ付封筒を作成し、社会福祉法人日本点字図書館への寄付を行うなど社会貢献活動も積極的に展開しています。

講義では、会社を見るときの着眼点、社会・環境に関する責任性の増大、同社の概要についてご説明いただき、社長として信頼と責任を負い「社長の使命は危機管理、役割は意思決定である」という考えのもと、真摯に社長業務に取り組んでいたという貴重なお話を伺うことが出来ました。また、これから将来発生するかもしれない危機(人口減少・少子高齢化、IT化、環境問題など)に備えるため、自分の経営哲学への挑戦をし続けていたとのお話をいただきました。
青木講師から「社長として楽しかったことはありますか」との質問には「何よりも60周年のファミリーギャザリング(家族同窓パーティー)で社員と社員の家族にこの会社に務めていて良かったと思ってもらえたことが社長として役割を果たせたと感じた瞬間でありました。退任時には、自分と関わった方への感謝の気持ちでいっぱいで会社生活をやりきることができました」との回答をいただきました。

講義の最後には、青木講師から「社会に出て企業に就職したときに楽しいことがあると頑張って仕事をすることができます。学生の皆さんにもチームで業務に取り組む達成感や仲間と喜びを共有することをぜひ経験して欲しいですね」とのコメントがありました。

  • ゲスト講師の鈴木一行様
    ゲスト講師の鈴木一行様
  • 授業の様子
    授業の様子

多摩大学グローバルスタディーズ学部では、11月13日(土)と11月14日(日)の2日間、オンライン学園祭を開催いたします。
国際交流課も11/14(学園祭2日目)の16:00~16:30、本年度の活動報告を動画配信しますので、どうぞご覧ください。

 

ページトップへ