多摩大学 現代の志塾

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留学ポスターコンクール

[2023年7月12日]

2022年度秋学期からの長期留学と、2023年度春休みの台湾研修に参加した学生を対象に、留学ポスターの募集を行い、ポスターコンクールが開催されました。留学中に撮った写真を用いて、デザインに工夫を凝らした素敵な作品が集まりました。どのポスターからも留学中の充実した体験が伝わってきます。学部内で投票を行い、上位3名が選ばれ表彰式が行われました。

Discover KABUKIとは歌舞伎を鑑賞したことがない外国の方でも、気軽に楽しめる公演です。参加した留学生からは、「歌舞伎は初めてだったけれど丁寧な解説があり、とても楽しめた」という声が聞かれました。

夏休みを利用して、アメリカに短期留学をした学生の留学報告です。質問形式で留学の様子を教えてもらいました。

Q.留学した場所と期間を教えてください。
A. 8月20日から9月17日の期間で、アメリカ合衆国カリフォルニア州、ラバーンという町にあるラバーン大学の短期留学プログラムに参加しました。

Q. ラバーンの町について教えてください。
A. ラバーンという町はLAの中心部から車で約50分のところに位置する、カリフォルニアの中ではかなり治安が良く穏やかな街です。

Q. どのようなプログラムに参加しましたか?
A. ラバーン大学に併設されているELS (語学学校) でのプログラムです。ELSは大学のキャンパス内にあり、カフェテリアやジムも利用することができたので留学生以外とも交流することができ、英語を学ぶ上でもかなり充実していると感じました。

Q. 学校へはどのように通学しましたか?
A. ホームステイ先からはバスと徒歩で30分ほどで、通学もそれほど負担にはなりませんでした。

Q. 授業について教えてください。
A. 授業は月曜日から金曜日、朝8時スタートで、1コマ60分の授業を1日4コマ受けます。基本的に時間割は毎日同じで、1限がコンピューター、2限がSECという英語のスキル強化クラス、3-4限はSSPというスピーキングとリスニングに特化したクラスを受けます。

Q. 授業以外でイベントなどはありましたか?
A. 授業以外では、毎日様々なアクティビティやイベントが用意されていて、ドーナツパーティをしたり、ゲームをしたりと、ほかの学生とも交流することができました。

Q. 自由時間はどのように過ごしましたか?
A. 授業は午前中のみ、その後は自由なので友達とアウトレットモールに行ったり、ご飯を食べたり、一人でディズニーランドに行ったり、ホストブラザーと遊んだりとカリフォルニアでの生活を満喫できました。

Q. ELSで学んでいる学生の国籍について教えてください。
A. ELSの生徒は、中国、韓国、香港などが多く、ほかにもブラジルやコロンビアなどの南米系、東南アジア系も何人かいました。一番仲良くなったのは同い年のトルコ人の子で、今も毎日連絡を取り合っています。

Q. ホストファミリーについて教えてください。
A. 私のホストファミリーはスリランカ人の家族で、3歳と5歳の子供がいました。ホームステイは当たり外れが大きいと聞いていたので、少し不安でしたが、とても暖かい家庭で、毎日本当に充実していました。三連休があったので、キャンプに連れて行ってもらいました。キャンプは人生初だったので、とても貴重な体験になりました。本当に別れが恋しかったですし、今も連絡を取っているので近いうちにまた会いに行こうと思います。

Q. 留学中に困ったことなどはありましたか?
A. 交通手段です。学校まではバスでしたが、それ以外で街中を移動したりするとき、本当に困りました。バスもいつでも来るわけではないですし、だからと言ってあの広い土地を徒歩は現実的ではなかったです。なので、移動時にはシェアライドを使うことがほとんどでした。シェアライドは、日本でいう白タクのようなもので、アプリで呼んで、目的地を入力し決済すると連れて行ってくれます。最初は緊張しましたが次第に慣れていきました。

Q. 今回留学をして得たことは何ですか?
A. 特に将来の目標があって行った留学ではありませんでしたが、自分の中で海外に対するハードルが低くなったのか、海外を拠点に働きたいという気持ちが高まったと思います。そして親元を離れたことで親への感謝も今まで以上にしなくてはいけないなと強く感じました。

今回海外に触れたことで、アメリカだけではなく、たくさんの国に関心を持つようになりましたし、今は英語以外の言語も学び始めました。来年も留学に行こうと思っているので、それに向けて努力したいです。

Q. 留学を考えている学生にアドバイスはありますか。
A. 何も目的がなくても必ず留学は身になると思うので、チャンスがあれば全員行ってほしいなと思います。

夏休みを利用して、オーストラリアに短期留学(8月5日~9月2日)をした学生の留学報告です。質問形式で留学の様子を教えてもらいました。

Q. プログラムを通して楽しかったことは何ですか。
A. 今回の留学プログラムを通して楽しかった事は沢山ありましたが、その中で一番楽しかった事は、現地にいる熱を持った同世代の人達との会話が楽しかったです。もしも日本にいれば会話をしていなかったような人達との会話は新鮮で面白かったです。

Q. 具体的にどのような出会いがありましたか?
A. 色々な国の人と友達になることが出来ました。日本よりも海外の方が、私は友達が作りやすいと思っているので、友達作りも楽しかったです。何人か刺激的な人がいましたが、その中でもショーンという人と出会ったのが印象的でした。この人はどんなに私がくだらない話をしても興味がなさそうな話をしても、真剣にその話を聞いてくれ、自分の経験や価値観を織り交ぜながら会話をしてくれました。その会話の中には棘がなく、リスペクトを前提として肯定や否定をする彼の会話の仕方は、話していてとても心地良く楽しかったです。

オーストラリアで会う人達は、日本の同世代よりも明確に今後の目標がありそれに向かって熱を注いでいる人が多くいました。その人達の夢や今努力していることなどを聞くのがとても楽しかったです。

Q. 印象に残る場所はありましたか?
A. 友達が、オーストラリアに来たばかりの私を色々な所に連れていってくれました。大自然の凄さが分かる場所や面白い街、きれいな海や野生動物が沢山いる所。沢山の刺激をもらいました。一番印象的だったことは自然の素晴らしさです。

Q. 大変だったことはありますか?
A.辛かったりしんどかった事は本当に何もなかったのですが、強いて言うなら現地に行って一週間ほどでスマホを壊してしまい、スマホなしの生活になったのですが、電車やバスの乗り換えや調べ物ができないのが大変でした。

Q. オーストラリアと日本で違うと思ったところは何ですか?
A. オーストラリアは日本よりも時間がゆったりとしていた気がしました。日の出辺りで起きて活動をし、日が落ちるとゆったりとするような生活スタイル。そして街などの自然の大きさは、日本にいる時よりも自然との繋がりを感じるきっかけが多かったです。

そこに集まる多国籍の人達の価値観、自然と多文化の共生の中から生まれる価値観やアイディアは私の中で刺激の連続でした。今後は自然体の中で生まれるよいものを待つ為に、自然体の日常生活をもっとこだわって生きていこうと思いました。

Q. 留学を経験して今後に活かしたいことはありますか?
A. 沢山の人と話す中で、伝えかたも大切だと感じました。聞き手に共感しやすく分かりやすく伝えることが、同じ内容だとしても反応が違う事を実感させられました。今後は、分かりやすく共感しやすい言葉選び話すことを意識しようと思いました。

多摩大学経営情報学部では、非常勤講師の公募をいたします。
詳細はPDFをご覧ください。

■募集
専攻分野: 特別支援教育分野

■担当科目
「特別支援教育概論」

■応募書類
指定様式は、下記よりダウンロードしてください
様式1_応募書 (Word 40KB)
様式2_個人調書(Word 57KB)
様式3_教育研究業績書(Word 81KB)

■応募締切
2023年12月22日(金)

問合せ先
多摩大学 学長室事務課
E-mail:saiyo-kyoin@gr.tama.ac.jp

今年度も11月12日(日)一日のみの開催となりましたが、第17回多摩大学湘南キャンパス学園祭『SGS Festa 2023』が、無事終了いたしました。

「The most memorable school festival-最も記憶に残る学園祭-」をテーマに、この数年コロナに壊された青春を、今回の学園祭で皆に思い出してもらい、一生の記憶に残るような学園祭を作り上げたいという実行委員の熱い思いで開催いたしました。昨年の約2倍の60名という多くの実行委員が運営に携わり、この日に向けて準備を重ねてきました。

当日は、体育館のメインステージでは、まるり、et-アンドの女性アーティスト2組のライブパフォーマンス、軽音サークルのライブ、学生・一般の方参加型のゲーム大会等のプログラムが行われ、中庭では4年ぶりに飲食の出店が解禁となり、プレゼミの各クラスが、フランクフルト、唐揚げ、フルーツポンチ、たい焼き等のブースを出店いたしました。また、後援会の役員の方々がポップコーン販売を行いました。
後夜祭では、音楽ライブ、ゲーム企画、ビンゴ大会等、今回のテーマにふさわしく、参加者一同熱い盛り上がりを演出していました。

お近くにお住いの家族連れの方が多数お越しになり、様々な企画を楽しんでいただけたようです。

開催に際してご協力いただいた皆様誠にありがとうございました。
次年度はよりパワーアップした学園祭となるよう、継続的に取り組んでいきたいと思います。

■当日の様子

  • 学部長による開会宣言
    学部長による開会宣言
  • 集合写真
    集合写真
  • 交換留学生プレゼン
    交換留学生プレゼン
  • 就職セミナー
    就職セミナー
  • プレゼミ出店
    プレゼミ出店
  • 後援会様出店
    後援会様出店
  • ゲーム企画(早食い)
    ゲーム企画(早食い)
  • 軽音サークル
    軽音サークル
  • 最高潮に盛り上がる後夜祭
    最高潮に盛り上がる後夜祭

2023年11月3日(金)~5日(日)、18日(土)~19日(日)にかけて寒川町「冬のひまわり摘み取り体験会」が開催されました。同イベントは、2015年から始まり、今年で8回目を迎え、多摩大学グローバルスタディーズ学部生は2018年から協力させていただいています。

今年は最初の3日間及び後半の2日間の2回に分けて開催され、計5日間で来場者は約7000名、そのうち摘み取りには約3800名が参加しました。11月19(日)は約1400名が来場、うち摘み取りには約800名が参加しました。コロナ禍では見学会のみの開催でしたが、今年から摘み取り体験が復活し、今回はグローバルスタディーズ学部の卒業生が協力いたしました。

本来、第2弾は11月23日(木)~26日(日)に開催する予定でしたが、今年の夏の高温多湿天候のため、ひまわりの開花が例年より非常に早く、当初のスケジュールまでもたなかったため、時期を早めての開催となりました。そのため、グローバルスタディーズ学部生の参加の調整がつかず、在学中にひまわりの摘み取り会に参加した経験者である卒業生2名、矢作 真志さん(日研トータルソーシング株式会社、2019年卒業)および清水 雄生さん(株式会社東北構造社、2018年卒業)が急遽参加してくださいました。矢作さん、清水さんは在学中、多くの地域連携活動に参加して成長の糧とされた卒業生です。

当日は、お子さんから高齢者まで来場者との多世代交流・コミュニケーションや誘導、ご家族連れの方の写真撮影、質問への対応など、様々な役割を担いました。同イベントへの参加を通し、農業は天候・自然によって、日程を調整しなくてはならないという難しさを実感しました。寒川町は農業従事者の減少という課題に直面しています。これにより恒例の芋掘り大会、冬のひまわり摘み取り体験会など、今後の開催が懸念されますが、大学(生)と農家の連携により協力し合うことで新たな展開が生まれることが期待されます。

  • 「冬のひまわり摘み取り体験会」会場入り口
    「冬のひまわり摘み取り体験会」会場入り口
  • 撮影スポットおよび観賞用のひまわり
    撮影スポットおよび観賞用のひまわり
  • ひまわり畑に入り花を摘み取る
    ひまわり畑に入り花を摘み取る
  • ひまわりの摘み取りの様子
    ひまわりの摘み取りの様子
  • 参加協力者:(左から)清水雄生さん、安田震一特任教授、矢作真志さん
    参加協力者:(左から)清水雄生さん、安田震一特任教授、矢作真志さん

11月22日(水)に、グローバルスタディーズ学部1年生のCHP※学外活動を実施いたしました。

今回の学外活動では、上野の東京都美術館で「永遠の都ローマ展」、国立西洋美術館で「キュビスム展—美の革命」の展覧会を見学しました。

「永遠の都ローマ展」では、世界的に歴史のあるイタリアのカピトリーノ美術館に所蔵されている、古代ローマの時代の彫刻や絵画等を中心に、美の歴史を辿っていきました。
頭部だけで1.8メートルもある巨大な「コンスタンティヌス帝の巨像」は非常に迫力がある古代芸術でした。

「キュビスム展」では、パブロ・ピカソとジョルジュ・ブラックが切り開いたキュビズム(一つの対象を単一の視点ではなく、複数の視点から見たイメージを一枚の絵の中に集約しようとする革新的な技法)について、多数の芸術家による様々な表現を目の当たりにすることが出来ました。

普段美術館に行く機会がない学生にとっては知見を広げる非常に良い体験でした。

※CHP
「Career Honors Program(特別専修プログラム) 」の略で、グローバルスタディーズ学部における人材育成のモデルとなる学生を育成するための特別専修プログラムです。留学、国内外研修、就職に直結する科目の
履修等を柱とし、目指すキャリアパスに沿って合理的に組まれたカリキュラムです。
(Career Honors Programページ:https://www.tama.ac.jp/faculty/sgs/chp.html

TOKYO MX1「寺島実郎の世界を知る力」
【第3日曜日】第38回放送:11月19日(日)午前11時~

今回は「イスラエル・ユダヤ問題の深層」をテーマに放送いたします。寺島学長が著書『ダビデの星を見つめて』(NHK出版、2022年12月発刊)の第5章「21世紀のイスラエル」にて「大国の横暴」に振り回されて来た中東地域や地域強国化するイスラエルの危うさを当初から言及しており、その認識を土台に、現下のウクライナとイスラエルの2つの戦争のつながりや、イスラエルと米国に着目しながら、「イスラエル」「ネタニヤフ政権」「ユダヤ人」の間に存在する微妙な温度差や違い等について、寺島学長独自の視点から掘り下げます。
そして、これまでの日本の中東政策の基軸を振り返りながら、今後の日本のとるべき針路について、寺島学長が語ります。

【第4日曜日】「対談篇 時代との対話」第31回放送:11月26日(日)午前11時~

<ゲスト>:畑中美樹氏(国際開発センター 研究顧問)、宮田律氏(現代イスラム研究センター 理事長)

今回は中東の専門家・畑中氏と宮田氏をゲストに迎え、緊迫化する中東情勢における現状の課題と今後の展望等について、寺島学長と鼎談致します。

是非、ご視聴ください。

【TOKYO MX テレビ】
『寺島実郎の世界を知る力』、『寺島実郎の世界を知る力-対談篇-時代との対話』
<見逃し配信>
Youtube:
https://www.youtube.com/playlist?list=PLkZ0Cdjz3KkhlIA30hZIT5Qnevsu0DBhY

エムキャス
(第3日曜日):https://mcas.jp/movie.html?id=749856148&genre=453017953
(第4日曜日[対談篇]):https://mcas.jp/movie.html?id=749856661&genre=453017953

11月14日(火)に、グローバルスタディーズ学部1年生のCHP※学外活動を実施いたしました。

今回の学外活動では、衆議院事務局の方によるガイダンスのもと、国会を見学し、国会の歴史や立法の過程について学びました。

折しも当日は、衆議院議員による本会議が行われており、多くの国民の耳目を集める「特別職給与法等改正案(改正案には、総理大臣や閣僚等の月給引き上げ、国会議員のボーナス引き上げを含む)」に関する討論を見学することができました。

国民生活や世論にも大きな影響を及ぼすであろう法律の改正案が、衆院を通過する場面を目の当たりにして、一有権者として政治に関わっていくことの重要性を改めて確認するとともに、日本政治の問題について考えさせられるたいへん貴重な機会となりました。

※CHP
「Career Honors Program(特別専修プログラム) 」の略で、グローバルスタディーズ学部における人材育成のモデルとなる学生を育成するための特別専修プログラムです。留学、国内外研修、就職に直結する科目の
履修等を柱とし、目指すキャリアパスに沿って合理的に組まれたカリキュラムです。
(Career Honors Programページ:https://www.tama.ac.jp/faculty/sgs/chp.html

2023年10月23日、多摩市定例記者会見が開かれ、「多摩市子ども・若者の権利を保障し支援と活躍を推進する条例」啓発ポスターをデザインした本学経営情報学部の学生(4年生)が参加し、ポスターへ込めた想いを伝えました。

令和4年4月、「多摩市子ども・若者の権利を保障し支援と活躍を推進する条例」が施行され、令和5年4月、多摩市子ども青少年部児童青少年課から啓発ポスター作成の依頼を受けた経営情報学部 下井直毅教授のゼミが4月から6月にかけて子ども用・若者用の2種類のポスター作成に取り組みました。

複数の候補作の中から市内の児童館に通う子どもたちや大学生の意見から最も多くの支持を得られた2名の学生のデザイン(子ども用・若者用)が採用され、記者会見には子ども用ポスターをデザインした学生が参加、阿部裕行市長から啓発ポスター作成の経緯をご説明いただいたあと、記者からの質問を受けました。

「デザインのポイントは」との記者からの質問に「子どもたちが元気になる、カラフルでポップな見た目を意識しました。子どもたちが持つ感情を簡単な言葉でわかりやすく表現し、条例を理解してもらいたいと思いました」「背景の色は、人はそれぞれ色んな色を持っていて、ひとつの分野にとらわれずに色んな景色や経験をして欲しい、自分の色を活かして欲しい、という意味を込めました」とのメッセージがありました。

同条例のポスターは、市内の小中学校・高等学校・大学、保育園・幼稚園、市内掲示板、公共施設等の約160か所へ掲示されます。

  • 記者会見の様子
    記者会見の様子
  • 記者会見の様子
    記者会見の様子
  • 阿部裕行多摩市長との記念撮影
    阿部裕行多摩市長との記念撮影
  • 下井直毅ゼミ(4年生)の皆さん
    下井直毅ゼミ(4年生)の皆さん

多摩市ホームページ
https://www.city.tama.lg.jp/kosodate/1008019/1009357/1003780.html

産官学民連携センターの記事はこちらからご覧ください。

多摩大学グローバルスタディーズ学部の橋詰博樹特任教授が、藤沢市表彰を受けました。
令和5年度 藤沢市表彰

同表彰は、藤沢市政の振興、公共の福祉の増進、文化の向上等に功労のあった方や広く市民の模範となる方に贈られるものです。
橋詰特任教授は、環境審議会委員を10年務め、公共の福祉の増進に貢献したことを高く評価されました。
令和3年には、廃棄物減量等審議会委員を10年務めたことでも同表彰を受けており、今回は二度目の受賞となりました。
なお、現在も環境審議会会長、廃棄物減量等推進審議会副会長として在任中です。

2023年11月5日(日)、多摩大学「ジェロントロジー企画」 第11弾「果樹[ぶどう]体験×講座」を、山梨県南アルプス市にて実施しました。本企画は、「多摩大学 寺島実郎監修リレー講座」の受講者を対象に、農業体験を通して、リタイア後の世代が新たな社会参画を考える企画として2017年より開始したもので、今回で11回目の実施となります。

ぶどう畑では、醸造家 渋谷英雄氏のご指導のもと荒剪定と雨よけ用ビニール外しの作業を行いました。荒剪定は本剪定の準備となる作業で、番線の一番高い箇所から飛び出た枝を切り取る作業です。またビニール外しは、折りたたむ際に平たく伸ばすことが求められ、綺麗に折りたたむ作業に四苦八苦しながらも、一連の作業を一般参加者、学生、教職員で力を合わせながら行いました。

その後、農カフェ「月晴れる」へ移動し、渋谷氏から有機農法で栽培したぶどうで造ったワインについての説明と、地元の棚田でとれたお米のごはんや野菜が美味しい「畑のさつまいも入り野菜カレー」を昼食にいただきました。

同会場にて南アルプス市教育委員会文化財課のご協力により「ジャパンブルー再び~藍染と南アルプス市の歴史と文化~」のテーマで講座を受講しました。近年、現代日本を象徴する色「ジャパンブルー」として光が当てられている藍染の歴史をひもときながら、南アルプス市が江戸時代後期から明治時代にかけて藍染産業の中心地であったことや、最先端科学による藍の発酵のメカニズムについて、実演を交えながらお話しいただきました。

最後の行程では、「道の駅富士川」に立ち寄り、新鮮なフルーツや採れ立て野菜の買い物を楽しみました。
長い一日となりましたが、生産活動を経験し、歴史と文化を学ぶ充実した時間となりました。

中村そのこゼミ4年橋本岳都さんのグループがボランティア通信11月号の企画を担当しました。
今回の企画は、漢字穴埋めパズルとそこから現れる言葉のクイズです。


ボランティア通信11月号(PDF 5.80MB)

関連リンク
中村そのこゼミ
中村そのこゼミの活動

11月6日(月)より、本学事務職員においては柔軟な発想や明るく活発な雰囲気づくりと、省エネルギー活動による温暖化防止への取組み、また、学生や来客者目線でTPOをわきまえた服装を選択できるよう、ビジネスカジュアルを実施致します。

お客様、お取引様各位におかれましても、趣旨をご理解の上、ご協力をいただきますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
来校の際にも、軽装でお越しくださいますと幸いです。

2023年8月25日~31日の間で、内藤旭惠准教授が原爆ドームの内部調査を実施しました。「近代建築の投影 歴史的建造物の光と影」(多摩大学出版会)の延長線上の研究であり、発展研究として、広島県内に残る歴史的建造物のデジタルアーカイブに関する研究を行いました。原爆ドーム内は、足元には瓦礫が散乱しており、歩くだけでも大変な状態でした。また、ドーム内は正円の様に見えますが、実際は階段ホールであり、楕円形の屋根が乗っていました。

同時に、戦艦陸奥主砲塔、広島大学旧理学部1号館(旧広島文理科大学)、旧広島陸軍被服支廠などの戦争遺構や被爆建物の内部調査を実施しました。制作したデジタルアーカイブシステムは、今後公開していく予定です。

 

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