多摩大学 現代の志塾

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6月10日(金)「ブランドマネジメント」(担当教員:内藤 旭惠、履修人数:178名)の授業にゲスト講師として、一般社団法人日本アジア青年交流協会(所在地:東京都豊島区)常務理事 秋山 香緒里 様にご登壇いただきました。同協会 理事長中村 俊輔 様・専務理事 竹田 勇貴 様・曽我 綾子様もご同席されました。

一般社団法人日本アジア青年交流協会は「日本を愛する人材を育成し“企業との架け橋”になる」をスローガンに、「ベトナムでの日本語学校運営」「外国人技能実習生の受け入れ」「受け入れ先企業への巡回」などの事業を推進しております。

秋山様は宝塚歌劇団雪組で芸名を香綾 しずるとして活躍されていました。今回は「宝塚歌劇団100年の歴史と地域ブランディングについて講演」をテーマにお話されました。宝塚大劇場前にある花のみち商店会には、タカラジェンヌグッズ・お土産・レストランなど宝塚ファンの喜ぶお店やタカラジェンヌの銅像などがあり、地域と深い関わりがあるとのことです。加えて全国各地で巡業し、1年中日本のどこかで宝塚の公演が行われることで「宝塚市」以外にも広く認知されています。そして宝塚歌劇団の魅力の神髄は伝統にあるが、「るろうに剣心」「ルパン三世」の上演など新しいジャンルにも挑戦し顧客層を増やしています。劇団内には公式グッズがあり、各組のスターが企画したグッズやコラボレーショングッズの製作など、ファンが何度も足を運びたくなるような飽きさせない工夫がされているとのことでした。

秋山様は宝塚歌劇団退団後、ベトナムにて日本語学校の講師をされ、帰国し現在も日本語はもちろん、日本で困らないようにマナーなども教えており、特に宝塚時代に培ってきた「掃除」が大切であることを学ばせているとのことでした。

学生からは、「今の会社に入社した経緯は?」、「宝塚という華やかな場所から日本語講師になった動機は?」、「ベトナムの国民性は?」、「現在の年収は?」、「宝塚歌劇団でのやりがいは?」など多くの手が上がり学生の関心の高さが窺えました。

秋山様と同行された曽我様(元雪組:蒼井美樹)お二人より歌のプレゼントをいただきました。最後にこの講演をきっかけに外国人技能実習生に興味を持ってほしいということと、やりたいことに挑戦する勇気を持ってほしいとのお言葉をいただきました。

<一般社団法人日本アジア青年交流協会のホームページ>
https://jay.tokyo/

  • 秋山 香緒里様
    秋山 香緒里様
  • 集合写真
    集合写真

多摩大学は、2021年秋学期に韓国への交換留学を再開し、3名の学生を協定校の済州漢拏大学に1学期間派遣しました。

入国前PCR検査陰性証明書の提出や14日間の隔離、現地では1カ月程度のオンライン授業への変更など、さまざまな困難を乗り越え、無事帰国しました。

1年生の授業内で「海外留学体験報告会」を行い、留学の動機や現地で受けた授業の様子、現地での生活について、スライドを見せながら、「済州漢拏大学の教職員、学生の方々と接し、異なる価値観に触れ合い、文化の違いを受け入れることの大切さを学びました」「積極的に行動することで、課題を解決し大きな成長を感じられた体験になった」と発表しました。

リアルな留学体験発表に1年生は熱心に聞き入っていました。

【留学に関する問い合わせ先】
多摩大学経営情報学部国際交流センター事務課
E-mail:kokusai-t*gr.tama.ac.jp(*は半角@に置き換えてください)

6月10日(金)「事業構想論Ⅰ」(担当教員:松本 祐一、履修人数:274名)の授業にゲスト講師として、株式会社IR Robotics(所在地:東京都千代田区)代表取締役社長 金 成柱 様にご登壇いただきました。

株式会社IR Roboticsは「成長企業がより成長するためのビジネスプラットフォームになる」をビジョンに、全国の成長企業が真に必要としているソリューションを提供しています。金社長はこれまでに10,000人もの経営者の話を傾聴されたとのことです。

金社長は学生時代にかねてから興味のあった経済やビジネスについて学び、経営者のセミナーに多数参加し、その過程で本学 金 美徳 教授にも師事されたとのことです。

講義の中で、まずベンチャー企業の歴史と近年の傾向のお話がありました。近年のキーワードであるファスト化・クラウド化・シェアリングの例として、「メルカリ」や「<俺の>シリーズ」など馴染みのある企業のお話がありました。また、「最も重要なことは変化・時流をよむこと。物理的な環境の変化や人の気持ちの変化から以前と今とで何が変わっているかを考えることが大事である。」と起業のヒントをいただきました。

松本先生より「起業する人の特徴・共通点はありますか?」の質問に金社長は「共通点はありません。明確な意思を持って起業した人もいれば状況的に起業せざるを得なかった人もいる。その理由はたとえ後ろ向きであっても、経営を続けるうちに人はどんどん変わっていく。」とのことでした。

学生からの質問では「起業に興味がわきました。起業の良い点・悪い点を教えてください。」の問いに金社長からは「良い点しかなく、悪い点がわからない。もちろん常に悩みや解決しないといけない問題はあるが、それをどこまでストレスと感じるか次第で、ヒトによっては起業しないほうが良い人もいる。」とし、「モチベーションの源は?」の問いには「モチベーションというより、顧客のため・社員のためというのが同レベルで共存し、それらを実現していくことが自分の幸福度を高める。」とし、松本教授は「日常生活そのものがモチベーションのプラスになり、充実した仕事と生活をされているのですね。金社長のエネルギーや変わらない軸などもっと聞いてみたいですね。」と締めくくられました。

<株式会社IR Roboticsのホームページ>
https://ir-robotics.co.jp/

  • 金 成柱 様
    金 成柱 様
  • 授業の様子
    授業の様子

多摩大学体育会フットサル部の特集記事が、読売新聞多摩版に掲載されました。ぜひご一読ください。

自主性強豪成長の鍵 多摩大フットサル部10年
https://www.yomiuri.co.jp/local/tokyotama/news/20220620-OYTNT50210/

体育会フットサル部についてはこちらからご覧ください。

6月5日、多摩大学と小田急グループの小田急不動産株式会社(本社:東京都渋谷区 取締役社長:五十嵐 秀様)の連携事業「マチカドこども大学」のプレ開校に先立ち、小田急多摩線「栗平」駅前の同社が運営するコミュニティ施設「CAFÉ & SPACE L.D.K.」にて近隣の小学生10名を招待し、試行講座を開講しました。

マチカドこども大学は、こどもの学びの場の提供、地域との共創などを目的として、本学経営情報学部の長島剛ゼミ4名、樋笠尭士ゼミ15名、石川晴子ゼミ27名が企画運営に携わり、スタートしました。

当日は、本学経営情報学部樋笠尭士専任講師が「調査研究学」をテーマとし、“研究の仕方”や“調べ方”を学びながら、「なぜ?」「もっとしりたい」などの知的好奇心を高める授業を行いました。

こどもたちは、学校では教えてくれない、いくつもの「なぜ?」に対して夢中で答えを考えながら、活発な意見交換を行いました。
授業後の受講者アンケートでは「先生の話がわかりやすく、大学の授業を受けられたことが楽しかったです」「1つの質問からたくさんのことを知ることができたことにビックリしました」などの感想があり、見学していた保護者からは、「一方的な授業ではなく、こどもたちが自ら考えた答えを発言していたので、とても楽しそうだった」「大学ならではの授業形式にはとても興味があり、次の講座の参加を検討したい」とのお声をいただきました。

マチカドこども大学のホームページはこちらからご覧ください。
https://www.machikado-uni.com/

  • 事前準備
    事前準備
  • 授業の様子
    授業の様子
  • 参加者アンケートにご協力をありがとうございます
    参加者アンケートにご協力をありがとうございます
  • 単位取得証授与
    単位取得証授与

6月17日、 産官学民連携委員会主催アクティブ・ラーニングプログラム「多摩ブルー・グリーン倶楽部会員企業レポート」の事前学修④を行いました。

今回のテーマは、「初めてのインタビュー・執筆」、本町企画 野村 智子 様(ライター)をゲスト講師にお招きし、受講者7名がインタビュー方法と執筆について学びました。

はじめに、経営情報学部 松本 祐一 教授から前回の課題となっていた取材先企業へのアポイントメール送付について確認があり、各チームから取材企業との日程調整について報告がありました。

続いて、野村様より取材前に必要な準備と心構えや取材後の記事作成の手順やコツについてご説明いただき、さらに、「インタビューは、コミュニケーションです」と会話のキャッチボールがいかに重要であるかをお話いただいたことで学生の頭の中に企業を訪問した際のイメージを膨らませることができました。

授業の最後には、松本教授からプロジェクトマネジメントを実践するために必要なスケジュールと担当者の確認について説明があり、チームごとに管理体制を整えました。

本プログラムでは、学生がペアになり、多摩信用金庫(たましん)主催「多摩ブルー・グリーン賞」の受賞企業で組織する多摩ブルー・グリーン倶楽部(以下、BG倶楽部、169 社)の会員企業を取材し、レポートを執筆します。完成したレポートは、同倶楽部のホームページにアップされ、企業の魅力を発信します。
また、学生たちは、会社訪問や取材方法を実践的に学びながら、社会人の方々との交流を図ります。

多摩ブルー・グリーン倶楽部のホーページはこちらをご覧ください。
https://www.tamashin.jp/bg-club/event_app/tama_report.html

  • ゲスト講師の野村智子様(ライター)
    ゲスト講師の野村智子様(ライター)
  • 授業の様子
    授業の様子
  • 取材方法について真剣に学びます
    取材方法について真剣に学びます
  • チームごとにスケジュール確認
    チームごとにスケジュール確認

本学寺島実郎学長が監修するリレー講座 現代世界解析講座のプロモーション動画を作成いたしました。
動画では寺島学長自らリレー講座にかける想いを語り、また「受講者の声」として長らく講座を受講していただいている方へのインタビューや受講風景などをご紹介しています。

リレー講座特設ページはこちら

6月17日(金)に自動運転倫理ガイドライン研究会・他が主催、多摩大学総合研究所・他が後援し、羽田イノベーションシティにて開催された「自動運転×倫理 公開シンポジウム」に経営情報学部の樋笠尭士専任講師が登壇しました。当日はZoomでのオンラインlive配信も行われ、会場と合わせ1,067名が参加しました。

自動運転倫理ガイドライン研究会は、刑事法学、民事法学、哲学、生命倫理学、法哲学、元検事、機械工学、交通工学、電気工学、電子工学の専門家からなる学際的なメンバーで自動運転の社会実装において必要となる法的、倫理的指針の策定を目指すもので、樋笠専任講師が本研究会の代表を務めています。

第1部では、樋笠専任講師は刑事法学の専門家の立場から講演を行い、所謂トロリー問題、トロッコ問題と呼ばれる倫理学上の問題(「多数の人を助けるために一人を犠牲にするのは許されるか」という倫理的なジレンマを取り扱った思考実験)に対し、自動運転では技術に先んじた法解釈を与えることで、プログラマーが過失犯、故意犯にならないよう環境を整えなければいけないとしました。そのためには補充性を確保したこれしかないという緊急避難の成立要件を明確にし、プログラマーが処罰されない状況を作り出さなければならず、ジレンマ状況に一定の方向性を示すガイドラインを作成することの意義を唱えました。その後、各分野の専門家9名からそれぞれの視点で講演がありました。

第2部では、国土交通省、経済産業省など行政も加わりパネルディスカッションが行われ、会場、オンライン参加者からの質疑応答が活発に行われました。

「世界で初めてエレベーターが実用化された際に、人々は怖がって乗ることをためらった。しかし安全であるということがわかるにつれ、世の中の暗黙の声という受容性が向上し普通に利用されるに至った。これと同じように自動運転も時間をかけて技術と社会の認知のギャップを理解して埋めていくことが重要である。」という来賓のご挨拶でシンポジウムは締めくくられました。

  • 樋笠専任講師による代表挨拶
    樋笠専任講師による代表挨拶
  • 樋笠専任講師講演
    樋笠専任講師講演
  • 会場の参加者
    会場の参加者

6月16日(木)、「経営情報論Ⅰ」(担当教員:新西誠人専任講師、履修人数203名)の授業にゲスト講師としてリコージャパン株式会社(本社:東京都港区)の米村大介様をお招きし、「データサイエンスとビジネス」のテーマでご講演いただきました。

米村様は文学部で心理学を専攻された後、医薬品開発業務受託機関 (CRO:Contract Research Organization)でデータマネジメント、統計解析などに従事された後、マーケティングデータの統計解析を10年以上経験。2015年に株式会社リコーに移られてからはICT研究所、AI応用研究センター、リコー経済社会研究所を経て、2021年からリコージャパン人事部で人事データの利活用に携わっておられ、一貫してデータサイエンスの分野に関わってこられました。

創薬、治験に関するデータ活用について、厳格な管理のもとで実施されるものであり、全ての作業がプログラム化され、コピー&ペーストなどに伴うエラーが一切入る余地が無いものであるとされました。一方、マーケティングデータ活用については、大量生産、大量販売の時代にマッチし、比較的大雑把で「半分が科学で半分が芸術」であり、可能な限り簡単で単純(KISS:Keep It Short & Simple)である必要があるとされました。

現在従事されている人事データ活用については、従業員が何を欲しがっていて、また何が不満なのかをデータから読み解くことを目指し、人事もマーケティングと全く同じであるとされました。しかし人事で難しいのは異動希望や、上司の好き嫌いなど本音を調査書等に記載するかという問題があり、データの偏りを如何に減らすかが課題であるとされました。

なぜデータサイエンティストが嘱望されるかについて、3つの要素を挙げ、(1)経営企画視点での経営判断の自動化トレンド、(2)人事視点での労働人口の減少からのニーズ、(3)タイミング・研究職視点でのかつてのSFから現実へのシーズが揃ってきたことを挙げられました。またデータサイエンティストの必要条件として文章力、会話力、観察力、リアルな仕事を理解し想像する力などの文系的要素を含む「文理混在」とされました。

最後に、学生たちに伝えたい言葉として「自調自考」を挙げ、「習うより慣れろ」、「論よりRUN」、「学術より職人的」、「用意された課題はキレイで、役に立たないことを教えてくれない」等、これから社会に出ていく上でのヒントをいただきました。

  • 新西専任講師イントロ
    新西専任講師イントロ
  • 米村様ご講演
    米村様ご講演
  • 米村様ご講演
    米村様ご講演
  • 質疑応答
    質疑応答

寺島実郎 学長が想いを込めて、語る番組を是非ご視聴いただきたく、ご案内いたします。

世界を知らずに、世界は変えられない、本当のことを知る努力をする、きっかけとなる番組を、寺島実郎 学長が知的活動の基点である寺島文庫から語ります。

本当のことを知り、考える情報番組
【寺島実郎の世界を知る力 -全体知への接近-】
TOKYO MX 1(地上デジタル9ch)

<第21回 >

6月19日(日)午前11:00~11:55(毎月第3日曜日)
前半「今月の世界と日本」
 ウクライナ危機
 ―「悪魔のシナリオ」と日本へのインパクト
後半「歴史的・構造的視界から世界認識を深堀する」
 ロシア・ウクライナ認識を深める試み
 ― 欧州理解の軸・黒海と近代史におけるロシアと日本

<第15回>

6月26日(日)午前11:00~11:55(毎月第4日曜日)
【鼎談】ウクライナ危機下の世界経済の現状と今後の展望
ゲスト:真壁 昭夫 氏(多摩大学 特別招聘教授)
   :白井 さゆり氏(慶應義塾大学総合政策学部 教授)

★You Tubeの見逃し配信でご視聴できます
寺島文庫ウェブサイト
https://www.terashima-bunko.com

Mエムキャス配信(放送時間と同時刻でのご視聴もできます)
https://mcas.jp/

6月3日(金)、「経営組織」(担当教員:小林英夫教授、履修人数:182名)の授業にゲスト講師として東京エレクトロン株式会社(本社:東京都港区)人事部人事開発Gの岡田浩治様をお招きし、ご登壇いただきました。

岡田様は大学院ご卒業後、銀行勤務、メーカー系シンクタンク勤務を経て、現職の東京エレクトロン株式会社の人事部門で人材開発関連の業務に従事していらっしゃいます。

東京エレクトロン株式会社は半導体製造装置の製造販売で世界第3位、国内トップの売り上げを誇り、日本企業の株式価時価総額で第7位(本日時点)にランキングされる大企業です。また人事制度については、既にジョブ型人事制度に移行している、とのことです。

ご講演では、人事制度の変遷、人事マネジメントとは何か、について概説された後、人事評価や採用などに不可欠となる人事測定についてご説明いただきました。特に人事評価では、多くの企業で取り入れられている「コンピテンシー」について、成果に直結する行動・思考特性であり、何がその人を“できる人”にしているのかを明らかにするものであるとし、自らなりたい姿を描き、不足しているコンピテンシーを明確化するとともに、自分で学び自分で取りに行くべきものであるとされました。

続いて、本学の3年生のコンピテンシーテスト(本学では「Progテスト」として1年生、3年生全員実施)の結果を6つの座標軸で示し、「きちんとやる力」、「要望に応える力」は全国の学生の平均またはそれ以上であるが、「自分を活かす力」、「みんなを活かす力」が啓発点であることを提示いただきました。企業が採用したい人材像が変わりつつある中、就活生には求められる能力や行動を知り、それに近づこうとする努力が必要となる。自らのコンピテンシーテストの結果で一喜一憂するだけではなく、各自に配布されるアドバイス集(本学では「Progの強化書」として配布)を大いに参考にして、有意義な就活に結び付けて欲しいとのエールをいただきました。

  • 小林教授のイントロ
    小林教授のイントロ
  • 岡田様ご講演
    岡田様ご講演
  • 質疑応答
    質疑応答

6月11日、パルテノン多摩(多摩市)にて令和4年度多摩地域マイクロツーリズムコンテスト(以下、タマリズム)のマッチング会が開催され、16チーム(短期大学1校、大学8校、学生団体1団体)50名の学生と24名の企業、行政などの方々が参加しました。

当日は、本学経営情報学部 長島剛ゼミの学生による司会進行のもと、2つの会場で同時開催され、各会場でタマリズム実行委員長 三浦博幸 様(多摩市市民経済部経済観光課 観光担当課長)と八王子市産業振興部観光課 課長 白石利和 様から開会のご挨拶をいただきました。

続いて、各会場にて長島ゼミの学生がコンテストの概要説明を行ったあと、京王観光株式会社の方から2021年度の成果報告と、2022年度の目標について参加企業や行政などの方々から事業アイデアの実現に向けて適切なアドバイスをいただきたいとのお話がありました。

マッチング会では、学生チームと企業、行政など3~4名の方々が1グループとなり、名刺交換を行った後、各チームから多摩地域の魅力発信や地域コミュニティの活性化など社会課題解決のための企画提案の発表を行い、意見交換が行われました。

企業や行政の方々からは、課題解決の糸口となるアドバイスやアイデアの提案があり、学生間では、同グループの中でテーマが重複している企画をコラボレーションしては、といった新しい発想が生まれました。

参加学生からは、「普段は経験できない企業や行政の方々とお話をする機会を得ることができ、大変有意義な時間となりました」「経験豊富な知識を持った方々の様々な視点からアドバイスをいただき、大変参考になりました」などの感想があり、次回7月9日(土)の審査会に向けてブラッシュアップを図ることができそうです。

今後は、長島ゼミが会場で回収した参加者アンケートのとりまとめを行い、次回タマリズム事務局会議にて振り返りを行います。

【多摩地域マイクロツーリズムプロジェクトの運営体制】
主催:多摩地域マイクロツーリズムプロジェクト実行委員会
実行委員会:多摩市、稲城市、八王子市、日野市、多摩大学総合研究所、京王観光株式会社
事務局:多摩地域マイクロツーリズムプロジェクト実行委員会事務局
企画:多摩大学 ながしまゼミ

多摩地域マイクロツーリズムプロジェクトの詳細についてはHPをご覧ください。
https://tamarism.com/

  • 開始前の打ち合わせ
    開始前の打ち合わせ
  • 受付の様子
    受付の様子
  • ながしまゼミの学生による司会進行
    ながしまゼミの学生による司会進行
  • 名刺交換の様子
    名刺交換の様子
  • マッチング会の様子
    マッチング会の様子
  • 学生同士の交流会
    学生同士の交流会

6月10日、 産官学民連携委員会主催アクティブ・ラーニングプログラム「多摩ブルー・グリーン倶楽部会員企業レポート」の事前学修③にて受講者7名がロールプレイング実践を行いました。

本プログラムは、学生がペアになり、多摩信用金庫(たましん)主催「多摩ブルー・グリーン賞」の受賞企業で組織する多摩ブルー・グリーン倶楽部(以下、BG倶楽部、169 社)の会員企業を取材し、レポートを執筆します。完成したレポートは、同倶楽部のホームページにアップされ、企業の魅力を発信します。
また、学生たちは、会社訪問や取材方法を実践的に学びながら、社会人の方々との交流を図ります。

今回は、多摩信用金庫(本店:東京都立川市、理事長:八木敏郎様)から2名の方にお越しいただき、企業訪問時の挨拶、名刺交換、インタビューの方法などビジネスマナーについてご指導を賜りながら、授業にご協力をいただきました。

はじめに、前回からの課題となっていた各チームが作成した取材企業へのアポイントメール(案)について意見交換をし、参考となる文面や修正箇所について確認しました。

続いて、これまで企業訪問の経験もビジネスマナーの知識もない学生たちが、実際の現場や場面を想定したロールプレイング実践(企業訪問時の受付、挨拶、名刺交換、自己紹介、インタビュー、お礼のあいさつまで)を体験しました。

終了後の振り返りでは、緊張のあまり自己紹介もなく、いきなりインタビューが始まってしまったことや、会話が一問一答になってしまっていることなど、お互いの様子をみて気づくことがたくさんあったことを確認しました。

また、長島剛教授と松本祐一教授が学生役になるロールプレイング実践を行ったことで、社長役の学生から「企業の方が答えやすい質問の方法がわかりました」との感想がありました。

最後に、多摩信用金庫の方々や教員たちから、円滑な会話の進め方や形式よりも、丁寧なインタビューを心掛けるようアドバイスがありました。学生たちには、自身の対応や発言を振り返り、今後の課題を明確にしたことで次への改善につながることが期待されます。

多摩ブルー・グリーン倶楽部のホーページはこちらをご覧ください。
https://www.tamashin.jp/bg-club/event_app/tama_report.html

  • 授業の様子
    授業の様子
  • 名刺交換の様子
    名刺交換の様子
  • 多摩信用金庫の方からのコメント
    多摩信用金庫の方からのコメント
  • 松本教授と長島教授もロールプレイング実践
    松本教授と長島教授もロールプレイング実践

6月3日、多摩大学とTAC株式会社(東京都千代田区、代表取締役:多田敏男様)との連携事業としての「次世代事業開発人材育成プログラム(NGP)」の最終プレゼンテーションが本学多摩キャンパスにて開催されました。

今回は、昨年11月から半年以上にわたって展開してきた本プログラムの集大成としてパイロットプログラムの発表が行われました。最終回となったこの日は、本学経営情報学部 長島剛教授と松本祐一教授を講師として、中小企業3社(株式会社協同インターナショナル、FSX株式会社、株式会社パール技研)の社員4名、3つの信用金庫(川崎信用金庫、多摩信用金庫、東京東信用金庫)の職員6名、企業経営アドバイザー1名の計11名が受講しました。

当日は、受講者が3つのチームに分かれて、それぞれが考案した新しいビジネスプランを披露し、お招きした企業や金融機関の上席者から各チームの講評をいただきました。来賓の方々からは、次世代事業案への高い評価のコメントや今後のプログラムの展開に期待する声などをいただき、さらに、TAC株式会社教育第三事業部検定開発部部長 松田大様、長島教授、松本教授より、次の課題のヒントになる意見がありました。

プレゼンテーション後は、本学杉田文章副学長より受講者へ修了証が授与され、最後に「現在、私たちを取り巻く環境は厳しくなっています。そうした激しい競争社会を生き抜く上で、受講者のみなさまが1つのものを作り上げる取り組みに接することができ、その素晴らしさに強く心を打たれました。また、目標に向かって取り組む真摯な姿勢を、学生たちにも身に付けてほしいと思いました。今後も地域社会から求められる大学としての役割をしっかりと認識し、お互いの絆を一層強めていけたらと願っています」とのコメントがありました。

次回は、参加チームを増やして規模を拡大し、7月3日より第2期プレプログラムを開講します。

次世代事業開発人材育成プログラム(NGP)については、
多摩大学総合研究所のホームページにてご確認ください。
http://tmuri.jp/

  • プレゼンの様子
    プレゼンの様子
  • 講評の様子
    講評の様子
  • 修了証授与
    修了証授与
  • 集合写真※撮影時のみマスクを外しています
    集合写真※撮影時のみマスクを外しています

多摩大学と小田急グループの小田急不動産株式会社(本社:東京都渋谷区、取締役社長:五十嵐 秀様)は、2022年6月18日(土)に、小田急多摩線「栗平」駅前で小田急不動産株式会社が運営するコミュニティ施設「CAFÉ & SPACE L.D.K.」を拠点とした小学生を対象とするスクール「マチカドこども大学」~〝なぜ?“から〝もっと知りたい!” こどもの探究心を育む学びを提供します~をプレ開校いたします。

本取り組みは、2022年4月14日(木)に多摩大学、小田急電鉄株式会社および小田急不動産株式会社の3者間で締結した「連携協力に関する基本協定」に基づくもので、社会課題の解決や共創による価値創造のための産学連携を図るものです。

  • 6/5(日)に開催した試行講座の様子
    6/5(日)に開催した試行講座の様子

本学では「マチカドこども大学」の活動を通じて、「多摩キャンパス」が所在するエリアにおけるコミュニティの希薄化等の社会課題の研究・解決に取り組みます。また、スクールの運営体制の構築から講師を担当するところまで幅広い場面で学生の参画機会を設けることで問題解決力を育むほか、小田急不動産株式会社の社員の方とのフィールドワークを通じた社会人と連携した業務遂行の機会創出を図ります。小田急不動産株式会社では、小田急沿線エリアへの愛着醸成や満足度の向上を目指していく中で、「マチカドこども大学」を地域の賑わいの創出や地域住民との接点・共創機会として、積極的に活用していきます。

詳細は、「マチカドこども大学」のホームページよりご確認ください。
https://www.machikado-uni.com/

このニュースリリースに関するお問い合わせ、ご取材についてのご連絡は、次の担当までお願いいたします。
多摩大学 産官学民連携センター事務課 [矢内]
TEL 042-337-7583 E-mail tcolla-jm@gr.tama.ac.jp
小田急不動産株式会社 総務グループ[加納・小林]
TEL 03-3370-1132 E-mail pr@odakyu-fudosan.co.jp

多摩大学グローバルスタディーズ学部主催「ホスピタリティ観光セミナー」第2弾は2022年6月9日(木)、株式会社ファンケルのファンケル大学研修部 ビューティグループトレーナー 須田 智美 講師およびヘルスグループトレーナー 宮尾 絵里奈 講師のお二人にご登壇いただきました。

セミナーのタイトルは「観光で健康に!~美しくイキイキとした体づくりを目指そう~」という興味をそそるテーマでした。そして「観光で健康!?観光は楽しいだけではなく、なんと健康に必要な要素を兼ねそろえているのです」と冒頭から引き付ける内容でした。

本日の講演では、観光における健康面・美容面でのメリットと観光を楽しむときの注意点や日常生活から心掛けるべきポイントを分かりやすく説明・指導してくださいました。管理栄養士と美容の専門家がおすすめする今日から取り入れられる方法を実践的かつ楽しく学べる内容でした。実際に体を動かす場面もあり、実践的な講義となりました。

2022年度より本学部は新カリキュラムが配置され、2年次から履修できる「業界入門:美容と健康」という科目が2023年に開講いたします。その科目を担当してくださるのがファンケル大学研修部です。本日は来年の授業の先取りをさせていただいたような実感がございました。来年度が楽しみです。

なお、ホスピタリティ観光セミナーは藤沢市、藤沢市観光協会、藤沢商工会議所などの後援をいただいております。

  • ファンケル大学研修部 ビューティグループトレーナー 須田智美講師
    ファンケル大学研修部 ビューティグループトレーナー
    須田智美講師
  • ファンケル大学研修部 ヘルスグループトレーナー 宮尾恵利奈 講師
    ファンケル大学研修部 ヘルスグループトレーナー
    宮尾恵利奈 講師
 

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