多摩大学 現代の志塾

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2022年1月3日、神奈川県藤沢市辻堂の湘南モールフィルでの生け花ライブ・パフォーマンスに本学部生、4年生の宮田 夏光さん、同じく4年生の金谷菜々子さん、2年生の久保木真歩さんの3名がお手伝いさせていただきました。

午前11時は長田煌鳳様、午後2時からは池坊鳳秀流 家元 長田華鳳先生がパフォーマンスを担当されました。

大変な盛況で、一時人員整理の警備が出るほどでした。本学部生3人も献身的に動いてくれたとの評価をいただき、おかげさまで素晴らしいライブができましたとのことです。こうしたパフォーマンスに本学部生がお手伝いさせていただけるのも週一回の長田先生の献身的かつご丁寧な指導のお陰でございます。

  • 多摩大スタッフと共に
    多摩大スタッフと共に
  • 多摩大の学生と打合わせ
    多摩大の学生と打合わせ
  • 長田華鳳先生
    長田華鳳先生
  • 長田煌鳳先生
    長田煌鳳先生

12月17日、経営情報学部 長島ゼミの学生2名と長島剛教授が神奈川県小田原市にある「おだわらイノベーションラボ」を訪問し、小田原市役所企画部未来創造・若者課と経済部水産海浜課の職員5名の方々と意見交換会(雑談会)を実施しました。

同市では、令和3年7月1日に「おだわらイノベーションラボ」を開設し、新たな将来都市像「世界が憧れるまち“小田原”」の実現に向け、様々なノウハウを有する企業や柔軟な発想やアイデア・視点を持つ若者や女性など、多様な主体が集い交流することにより、新たなまちづくりにつなげることを目的とした公民連携の拠点として、地域の活性化を図っています。

意見交換会(雑談会)は、本学と長島ゼミの活動紹介からはじまり、学生から「シビックプライド・シティODAWARA~世界が憧れるまち小田原へ~」というテーマで小田原のまちづくりのきっかけとなる勉強会やSNSを活用した同施設の広報について企画提案がありました。

同市職員の方から「弊施設についてよく調べていただいておりますが、イベント開催件数や利用者数の目標値については量よりも質をあげたいと考えています」との率直な意見があり、学生は企画のブラッシュアップのヒントを得ることができました。

また、行政と企業の若手同士による交流や地域団体によるワークショップで出された企画の実現化が難しいと感じている実態や、水産業における若者の魚離れや未利用魚の活用方法、城下町・宿場町としてのシビックプライドを守りながらの技術継承問題など、同市の様々な課題の本音についてお話いただきました。

最後に長島教授より「今後もひらめきが生まれる意見交換会(雑談会)の機会を作ることで小田原市の地域経済の活性化に向けた取組の一助になればと思っています」とのコメントがありました。

おだわらイノベーションラボ公式アカウント
https://note.com/innovation_lab/

  • 意見交換会(雑談会)の様子
    意見交換会(雑談会)の様子
  • おだわらイノベーションラボは手前新城下町棟の2階inミナカ小田原
    おだわらイノベーションラボは手前新城下町棟の2階inミナカ小田原

12月22日、「多摩学Ⅱ」(担当教員:野坂美穂、高橋恭寛、長島剛、内藤旭惠、加藤みずき、樋笠尭士 履修者:398名)の授業にゲスト講師として公益財団法人川崎市産業振興財団 (所在地:神奈川県川崎市) 産業支援部 新産業振興課 課長 木村佳司様をお招きし、ご登壇いただきました。

同財団は、高度情報化に対応するとともに、企業間の情報交流の促進、技術開発及び産業経済に関する調査研究、人材育成等を行うことにより、川崎市内及び周辺地域における産業の高度化と、地域産業の振興を図り、地域の産業経済の発展に寄与しています。

講義では「「川崎モデル」と呼ばれる“おせっかい型”中小企業支援」をテーマに、「川崎ものづくりブランド認定制度」を通じて支援している金属加工や電子部品を製造する町工場、ロボット開発を手掛けるベンチャー企業等の事例紹介などに沿って、中小企業の新事業展開や成長支援、技術や経営に関する情報の提供、ビジネスマッチングなど、経営者の心に寄り添う中小企業支援活動についてお話いただきました。また、大企業の開放特許を活用して中小企業の自社製品開発などを支援する「知的財産マッチング事業」についてもご説明いただきました。

学生からの「自ら出向いていくおせっかい型中小企業支援をすることになったきっかけを教えてください。また、他の自治体でも可能な取り組みですか」との質問に対して「川崎市の中小企業支援の取り組みに関する情報が、必要な方々に周知されていないことを知ったことがきっかけです。今では中小企業の方々が市の取り組みだけでなく、県や国の支援策を知る機会にもなり、幅広いサポートをしています。また、全国の自治体の方々との意見交換会などを実施し、おせっかい型の支援を他地域にも広げる活動を行っています。ただ、多くの自治体では定期的な人事異動があり、職員が企業訪問の経験を積むことができない点が共通の課題だと思っています。」との回答をいただきました。

最後に学生たちへ「人は働くことで幸せを得ることができます。これは川崎市内でチョークを製造する中小企業経営者から教えていただきました。人の役に立ち、必要とされる存在になることが自分自身の成長につながると思いますので、ぜひ、利他の精神で喜びや生きがいを感じる体験をたくさんしてください」とのメッセージをいただきました。

公益財団法人川崎市産業振興財団ホームページ
https://www.kawasaki-net.ne.jp/

  • ゲスト講師の木村佳司様
    ゲスト講師の木村佳司様
  • 授業の様子
    授業の様子

中村そのこゼミ 4 年生の金子慎吾さん、山本啓介さん、岩越功樹さん、和田彩佳さ ん、渡辺彩来 さんが、ボランティア通信1月号の企画を担当しました。
今回は新企画、動物影絵クイズです。


ボランティア通信1月号(PDF4.78MB)

関連リンク
中村そのこゼミ
中村そのこゼミの活動

令和3年12月4日・5日、大学コンソーシアム八王子主催の「第13回学生発表会」が開催されました。

同発表会は、加盟する大学・短大・高専で学ぶ学生が自由な発想で研究成果やアイデアを八王子の企業や市民に発表し、自らの学びの成果(研究成果)を論理的に説明し、相手に理解させるコミュニケーション能力を育むことで、日頃の学びを深めることを目的としています。また、他大学の学生との交流を図ることで今後の研究の活性化に役立てています。

今年度は201件の申し込みがあり、2日間で199件の発表が行われ、本学 経営情報学部 彩藤ひろみゼミの高尾山アスレチックグループの学生(6名)が「バーチャル高尾山でアスレチックゲームを企画」を発表、観光セッション部門で特別賞を受賞しました。

彩藤ゼミは、「コンテンツビルダー集団として地域素材を利用したデジタルコンテンツを作り、その結果を地域に還元することで社会に活力を与える」ことをゼミ理念として掲げており、3DCG制作をベースに活動を続けています。

今回、オンライン多摩大学学園祭でイベントとして成果を得た彩藤ゼミは、それらの試みを通して感じたバーチャル観光の可能性について論じました。発表時点では、仮説段階でデータとして未検証でしたが、今後は利用者にアンケートを取るなどの手法を使って仮説を立証することで地域観光の発展に寄与することを目指していきます。

  • 大学コンソーシアム八王子の方から表彰状を授与
    大学コンソーシアム八王子の方から表彰状を授与

  • 発表資料(バーチャル高尾山)

12月15日、本学にて経営情報学部 長島剛ゼミ主催「大学生のための創業支援セミナー~ビジネスプランコンテスト~」を開催しました。
当日は、株式会社CACTAS(所在地:東京都中央区)代表取締役兼CEO青木英佑様、東京都中小企業診断士協会三多摩支部の4名の方々を審査員としてお招きし、33名の学生が参加しました。

同コンテストは、これまで知識習得のためのセミナーを3回開催し、最終的にビジネスプランコンテストを開催することにより、事業立案の機会を提供するとともに学外コンテストへの興味関心を深めることを目的としています。

今回は6チームのエントリーがあり、新しい動画配信システム、SDGsを考慮した多摩地域の産業発展への貢献、バーチャル観光の可能性など様々なビジネスプランの発表がありました。厳正なる審査の結果、下記のとおり入賞が決まりました。

・優勝:濱 大貴さん(3年生・彩藤ゼミ)
発表タイトル:「現実をバーチャル空間につれて行く」

・準優勝:趙 彦明さん(1年生・長島ゼミ)
発表タイトル:「少ない方が豊か」

・特別賞:半澤 郁弥さん(2年生・長島ゼミ)
発表タイトル:「動画配信サービスの新体制」

審査員の青木様から「本日は、学生ならではの新しい発想や技術を活用した事業提案があり、大変楽しかったです。マーケット調査やデータ分析を行った資金計画を立てるとさらに良くなると思います。そしてこれからも「志」や「熱意」をもって新しい事業計画を考えてみてください」との講評をいただきました。

中小企業診断士の川下敬之様からは「今企画で大学生の皆さんが起業について知るきっかけとなり、今後の就職活動のターニングポイントになれば嬉しいです」との感想をいただきました。

長島教授より「6チームの中に事業化してみたいと思う企画がありました。また、今回の創業支援セミナープロジェクトの一環で企画運営に携わった学生、セミナーに参加した学生、コンテストに応募した学生と各々の成長を感じることができました」とのコメントがありました。

  • 発表の様子
    発表の様子
  • 審査員青木様のご挨拶
    審査員青木様のご挨拶
  • 表彰式
    表彰式
  • 集合写真※撮影時のみマスクを外しています
    集合写真※撮影時のみマスクを外しています

12月4日、5日に開催された「ロボット大集合!inアリオ橋本」のイベントにて経営情報学部 長島 剛 教授のゼミ生5名が最終日にアリオ橋本(所在地:神奈川県相模原市)にて来場者アンケートを行いました。

同イベントは、京王電鉄株式会社、アリオ橋本、相模原市、相模原商工会議所、多摩大学 長島ゼミの共催で開催、2日間で約2,500名が来場、408名のアンケートを回収しました。

12月5日は、15社(団体)から15種類のロボット展示があり、企業の方や親子連れなどたくさんの方が来場し、ロボット先生による算数教室の開催や生活支援ロボットの体験などをすることが出来ました。

神奈川県が進める「さがみロボット産業特区」の取り組みでは、人口減少や超高齢社会を迎えつつある今、様々な課題に対応するため、生活支援ロボットの実用化と普及に取り組んでいます。また、日本が誇る「さがみ」の先端技術で人々の夢を実現するロボットを作り、人々のくらしを支える安全・安心な社会を構築することを目指しています。

2027年開通予定のリニア中央新幹線の神奈川県駅(仮称)となる橋本エリアのまちづくりへの期待値も高く、今回のイベントを通して生活支援ロボット等が活躍している様子を見たり、体験したりした来場者から人とロボットが共生する社会の実現に対する意見をいただくことが出来ました。

今回のアンケートでは、参加した企業へのフィードバックを行う「体験したロボットの活用法」の他、「10年後の橋本のまちへ期待すること」に関する調査を行いました。今後はその結果を活かして、ロボットの実用化が促進され、生活に役立てられながら、橋本のまちの活性化「住んでもらえる、選んでもらえる沿線」づくりの地域振興の一助となることが期待されます。

「ロボット大集合!inアリオ橋本」
企画:京王電鉄株式会社・アリオ橋本
共催:京王電鉄株式会社、アリオ橋本、相模原市、相模原商工会議所、多摩大学長島ゼミ
後援:神奈川県、株式会社さがみはら産業創造センター、さがみはらロボットビジネス協議会、橋本商店街協同組合、株式会社横浜銀行
協賛:鹿島建設株式会社、株式会社奥村組、京王建設株式会社

  • アンケートコーナー
    アンケートコーナー
  • ロボットと一緒にアンケート調査
    ロボットと一緒にアンケート調査
  • 長島ゼミが提案に参加したアンケート
    長島ゼミが提案に参加したアンケート
  • 京王電鉄株式会社の方々と長島ゼミの集合写真※写真撮影時のみマスクを外しています
    京王電鉄株式会社の方々と長島ゼミの集合写真
    ※写真撮影時のみマスクを外しています

グローバルスタディーズ学部では、2022年度入学予定の合格者を対象に、12月18日(土)に入学前学習の一環として、英語でアクティビティとTOEICの歴史やポイントの説明を行いました。

入学前学習プログラムは、合格者を対象に入学までの数か月を大学で学ぶための準備期間として有効に活用できるよう、実際に大学での授業に参加し、本学の教員から英語力向上のための指導を受けたり、教員や先輩たちと交流したりすることにより、大学生として主体的に学ぶ姿勢を修得し、また、大学での教育を理解することを目的にしています。

先輩たちが学ぶ実際の授業に参加した合格者たちからは様々な感想がありました。中でも多く聞かれたのが、「留学して英語力を高めたい」「少人数教育を実際に経験でき大学での学びを実感できた」という声でした。
早速、当日配布した英単語帳を勉強するいう参加者もみられました。
合格者の皆様のこれからの成長が楽しみです。

本学では、年末年始に伴い、下記のとおり休業いたします。
期間中はご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。

【多摩キャンパス】

休業期間    12月26日(日)~ 1月4日(火)
図書館休館日  12月26日(日)~ 1月5日(水)
学生食堂休業日 12月25日(土)~ 1月5日(水)
※上記期間中は自動証明書発行機をご利用いただけません。
卒業見込証明書などが年内に必要な場合は、12月25日(土)までにお手続のほどお願いいたします。
※12月25日(土)の窓口受付は12:30迄です。

【湘南キャンパス】

休業期間    12月25日(土)~1月4日(火)
図書館休館日  12月24日(金)~1月5日(水)
学生食堂休業日 12月23日(木)~1月4日(火)
※年内の窓口受付は12月24日(金)13:00迄です。〔図書館は12月23日(木)17:00迄〕

学部大学案内・願書をご希望の方はこちらをご覧ください。

多摩大学附属聖ヶ丘中学高等学校高校1年生の生徒7名と多摩大学経営情報学部8名(1年生7名、2年生1名)が高大接続プロジェクトとして企画・運営から協働して取り組む「ごみ拾いボランティア活動」計画の準備がスタートしました。

12月7日、8日には高校生と大学生の初顔合わせとなる合同ミーティングを行い、2022年3月実施予定のごみ拾いボランティア活動に向けた話し合いを行いました。

また、12月12日には同プロジェクトの一環として多摩大学主催の第13回アクティブ・ラーニング発表祭に参加し、SDGsを意識した問題課題解決について、事前学習で学んだ海洋ごみとマイクロプラスチック問題に関する発表を行いました。

同活動は自らの利益のための活動ではなく、自分や家族・未来のパートナーや子供など自分にかかわりの深い人が、これからも住み続ける地球や日本の環境を守るためのものであり、自らの意思で地球の環境保全のために活動したいという生徒と学生が参加しています。
今後は、相互の交流を深めながら、高校教育・大学教育の活性化を図ることを目指していきます。

  • 初の合同ミーティング
    初の合同ミーティング
  • AL発表祭での発表
    AL発表祭での発表

経営情報学部では、常勤教員に対して、令和3年12月22日(水)に教員顕彰を行い、杉田文章経営情報学部長から、受賞者に対し褒賞状の授与がありました。これは、令和3年度春学期に実施した学生による授業評価(VOICE)結果等を「多摩大学授業評価規程」に照らし、総合的に高評価だった教員を表彰するものです。
本年度より、非常勤教員に対しても、アクティブ・ラーニング委員長より、別途顕彰を行ないます。


  • 褒賞状の授与


左から
杉田 文章 経営情報学部長
梅澤 佳子 教授:スポーツII-E(シェイプアップフィットネス)
趙 佑鎭 教授:韓国語I-X、アントレプレナーシップ論
金 美徳 アクティブ・ラーニング委員長

新型コロナウイルス感染症の拡大により経済的に困窮する学生等を支援するため日本学生支援機構による「学生等の学びを継続するための緊急給付金(10万円給付)」が創設されることになりました。
募集要項・申込については以下のページをご確認ください。

<学生等の学びを継続するための緊急給付金>
https://tamauniv.jp/campuslife/economic-support/jasso/kinkyu-kyufu-2021/

12月15日、「多摩学Ⅱ」(担当教員:野坂美穂、高橋恭寛、長島剛、内藤旭惠、加藤みずき、樋笠尭士 履修者:398名)の授業にゲスト講師として有限会社フレックス(所在地:神奈川県相模原市) 代表取締役 熊坂 雅之 様をお招きし、ご登壇いただきました。

同社は2002年7月の創業以来、インターネット販売のみのパジャマ専門店として良質な商品を製造し、受け取ったお客さまが笑顔になるギフトラッピングにもこだわるなど、現在ではパジャマ専門店としては楽天市場で一番の老舗となっています。

また、企業理念として「みんなの心が温かくなるために。」を目標に掲げ、関わるすべての人が幸せになる仕組みをつくる「感動創造企業」としてお客様の期待に応えられるよう、近年では、環境保全、キッズチャリティ、被災地支援を行うなど社会貢献活動にも取り組んでいます。

講義では先代からの事業承継を経て創業した経緯や同社のビジネスモデルについてご説明いただき、国内の縫製工場の場が少なくなり、国内生産が難しくなってきている現状についてもお話をいただきました。

学生から「お客様にネット検索してもらうために努力していることはありますか」との質問に「お客様の検索キーワードの調査研究をしていますが、今は、自社ECサイトの比率をあげることが一番の課題としています」との回答がありました。

今後はパジャマ屋だからこそ可能となる良い質の睡眠について研究をし、相模原市を日本一の「眠れる街」にすることで地域の活性化につなげたいとの将来のビジョンについてお伺いすることができました。

有限会社フレックスホームページ
https://www.pajamaya.com/

  • ゲスト講師の熊坂様
    ゲスト講師の熊坂様
  • 授業の様子
    授業の様子

12月12日、アイサーチ・ジャパン(国際イルカ・クジラ教育リサーチセンター)と連携、代表相良菜央様と同団体所属の学生3名、本学経営情報学部学生(3名)と梅澤佳子教授(産官学民連携委員)と職員2名が参加し、本学学生社会ボランティアコーナー主催のビーチクリーンアップin由比ヶ浜を実施しました。

同団体は、オーストラリアの非営利団体ICERC(International Cetacean Education Research Center)の姉妹団体として1991年に設立し、「国際イルカ・クジラ会議」開催や伊豆諸島・御蔵島での野生イルカ調査、小笠原での自然体験などの活動に取り組んでいる、イルカ・クジラと自然の素晴らしさ・大切さを伝えている環境団体です。

当日は、相良様からクジラの生態や海でのごみ拾いのルールまた、SDGs(持続可能な開発目標)14の目標「海の豊かさを守ろう」についてご講義いただき、その後ごみ拾いを行いました。参加者は海岸の「マイクロプラスチック」と呼ばれる微小なプラスチックの多さに驚き、それらが生体に与える影響が問題視されていることについて意見交換をしました。マイクロプラスチックの問題以外にも、たばこのフィルター、農業用ビニールの処理問題、廃プラスチック問題に関する輸出処理、海洋汚染、再生可能な有機資源となるバイオマスプラスチックの導入などについて様々な意見が出ました。

参加者からは、「今は、プラスチックをできるだけ使わない、環境中に流出しないようにすることが大切であるということを感じました」、「一番重要なことは、人々の意識を高めることであるため、日ごろの生活の中で出来ることから対策していきたいと思います」との感想がありました。

最後に相良様から参加した学生たちへ「多様な交流活動が可能な学生時代だからできることがたくさんあります。ぜひ、自身の経験値を高める活動を行ってください」とのメッセージをいただきました。

アイサーチ・ジャパン(国際イルカ・クジラ教育リサーチセンター)ホームページ
https://icerc.org/

  • アイサーチ・ジャパン代表相良菜央様
    アイサーチ・ジャパン代表相良菜央様
  • ごみ拾いの様子
    ごみ拾いの様子
  • 集めたプラスチックや産業系のごみ
    集めたプラスチックや産業系のごみ
  • 集合写真
    集合写真

12月8日、「多摩学Ⅱ」(担当教員:野坂美穂、高橋恭寛、長島剛、内藤旭惠、加藤みずき、樋笠尭士 履修者:398名)の授業にゲスト講師として小田急電鉄株式会社 (本店所在地:東京都渋谷区 取締役社長:星野 晃司氏) 経営戦略部次世代モビリティチーム 古賀裕一郎様をお招きし、ご登壇いただきました。

小田急グループは、『お客さまの「かけがえのない時間(とき)」と「ゆたかなくらし」の実現に貢献する』というグループ経営理念の下、93社から成るグループ会社が、東京・神奈川を主な事業エリアとして、運輸、流通、不動産などさまざまな事業を展開し、地域価値創造型企業として進化しています。

講義では、2019年10月に開始したMaaSアプリ「EMot(エモット)」の電子チケット機能を活用した新百合ヶ丘や丹沢・大山エリアなどの取り組みや、町田などでのオンデマンド交通についてご紹介いただきました。

また、次世代モビリティの実装化に伴う交通事業者としてのポジションの変化に対応するための戦略や仕組み作りなど、現在直面している課題についてもお話いただきました。

質疑応答では、教員から「開発したアプリを活用して、移動する意欲が向上するようになるための対策はありますか、また、観光振興への取り組みはありますか」との質問があり、「高齢者や足が不自由な方でも積極的に小田急線に乗って遊びに行きたくなるように、駅でのエスカレーター設置など、公共交通機関としてのハード面の整備も重要であると考えています。また、各観光地を盛り上げる様々なプロジェクトでは社員が地域と関わって努力しています」との回答いただきました。

最後に、「名刺交換の際に、相手の方から小田急沿線に関するお話をいただくことが多いです。そのことからも地域に結びついている会社であることを実感しています。これからも、地域の方々に愛される企業を目指していきたいと思っています」とのメッセージをいただきました。

小田急電鉄株式会社
https://www.odakyu.jp/

  • ゲスト講師の古賀様
    ゲスト講師の古賀様
  • 授業の様子
    授業の様子

12月 1日、「多摩学Ⅱ」(担当教員:野坂美穂、高橋恭寛、長島剛、内藤旭惠、加藤みずき、樋笠尭士 履修者:398名)の授業にゲスト講師として株式会社キャリア・マム(所在地:東京都多摩市) 代表取締役 堤 香苗 様をお招きし、ご登壇いただきました。

同社は、1995年の創業以来、女性の“消費者感覚”や“働く意欲”を引き出し、多くの女性の社会進出を支援してきました。自社理念に共感した「また働きたい」という11万人(12月1日時点)を対象とした仕事情報サイトを活用し、アウトソーシング等のタスク業務から再就職支援まで、女性の就業意識を高めることに寄与しています。また、全国の主婦ネットワークを最大限に活かし、目的に合った手法で事業や経営の課題解決を図っています。

講義では同社の経営理念「女性のキャリアと社会をつなぐ」に沿って、起業の原点から女性の働き方の課題などについてお話いただきました。また、自分らしく働く環境を作ることができる地域の中小企業に就職するメリットと課題についてご説明いただき、「自分自身が企業に就職して何ができるのか考えられる人材を求めています」と就職活動に役立つアドバイスをいただきました。

学生からの「今抱えている課題はありますか」との質問には「テレワーク下では社員を評価することや、社員の仕事に対する熱量が見えにくくなるなどの様々な課題が生まれ、マネジメントの難しさに気づきました」との経営者としての本音を伺うことができました。

株式会社キャリア・マム
https://corp.c-mam.co.jp/

  • ゲスト講師の株式会社キャリア・マム代表取締役堤香苗様
    ゲスト講師の株式会社キャリア・マム代表取締役堤香苗様
  • 授業の様子
    授業の様子
 

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