多摩大学 現代の志塾

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6月3日(金)13:30より多摩大学とTAC株式会社(東京都千代田区、代表取締役:多田敏男様)との連携事業「次世代事業開発人材育成プログラム(NGP)」パイロットプログラムの最終発表プレゼン-新しいビジネスプラン-を受講者の経営幹部に発表いたします。

本プログラムは、2021年11月からスタートし、中小企業の次世代人材と、金融機関の若手職員がチームとなって、グローバルな経済構造やビジネスモデルデザイン、デジタルトランスフォーメーション(DX)などについて学んできました。
今回は、その集大成として、チームで検討してきた次世代事業を各社経営幹部に向けて公開プレゼンを行います。

「次世代事業開発人材育成プログラム(NGP)」最終プレゼンのご案内

日時 2022年6月3日(金)13:30~17:00
会場 多摩大学 多摩キャンパス T-Studio2F
主な登壇者・参加団体 多摩大学 副学長 杉田 文章
教授・産官学民連携センター長 松本 祐一
教授 長島 剛
TAC株式会社 取締役 干潟 康夫
FSX株式会社
株式会社 パール技研
株式会社 協同インターナショナル
多摩信用金庫
東京東信用金庫
川崎信用金庫
問い合わせ先 TAC株式会社 法人マーケティング部 柴田 菜緒
TEL:03-5276-1250 / 携帯:080-3205-7761 / nao-shibata@tac-school.co.jp
多摩大学 産官学民連携センター事務課 矢内 直美
TEL:042-337-7583 / tcolla-jm@gr.tama.ac.jp

「次世代事業開発人材育成プログラム(NGP)」については多摩大学総合研究所ホームページにてご確認ください。
http://tmuri.jp/

経営情報学部では教員、研究者が相互の研究内容を理解し合い、学際領域の研究の高度化を目指すべく「研究サロン」を研究活性化委員会が主催し、定期的に開催しています。5月25日(水)に開催された「研究サロン」では、4月からご就任された千ケ崎清孝准教授から研究動向についてお話をうかがいました。当日は対面、オンラインのハイブリッドでの開催となり教職員20名が参加しました。

千ケ崎准教授は長きに渡り三井情報株式会社に勤務され、基幹システム、情報系システム、ネットワークインフラストラクチャ、セキュリティ、システム間連携等の分野をご担当され、直近ではITビジネスへのAI適用に関する調査・企画等に携わってこられました。現在の研究分野はAI(深層学習)のビジネスへの応用とのことです。

AIによる翻訳は飛躍的な進歩を見せる中、「私は先生とケーキを食べました」という簡単な文章でも、「先生と一緒にケーキを食べた」という本来の意味ではなく「先生およびケーキを食べた」と誤訳する課題を残し、ここが結構難しいとのことでした。最終的にはDT(Digital Twin)によるコンタクトセンタ向け音声ビジネスへの応用などで、センタ全体を把握しリアルタイムでセンタの運営とスーパーバイザーの支援を行うDTO(Digital Twin of Organization)を構築し事業として成立させることをテーマとして研究されて来たとのことです。

NLP(Neuro Linguistic Programming)は常識としての意味を理解する必要があるが、数学であるAIがそれに近づいたとしても、最後に越えられない一線があるのではないかと感じる。その意味で「AIの分かった振りについて、どこまで納得性を高められるかにしのぎを削っている」のが現状ではないかとされました。

またQ&AではAIによる翻訳の完成度に関して、シューベルトの「美しき水車小屋の娘」で美しいのは水車小屋か娘か判然としない、「ばりばり仕事する」のばりばりなどのオノマトペがAIは苦手、「チャウチャウちゃうんちゃう」など訛りの難しさなど、ユーモアを交えてお話いただきました。

千ヶ崎准教授は経営情報学部で「IT概論Ⅰ・Ⅱ」、「特別講座Ⅰ・Ⅱ」、「インターゼミ」等の授業を担当されています。

  • 研究サロンの様子
    研究サロンの様子
  • オンラインでの参加
    オンラインでの参加

5月7日、多摩大学多摩キャンパスにて令和4年度多摩地域マイクロツーリズムコンテスト(タマリズム)事前説明会がオンラインにて開催され、11大学22名の学生と10名の教職員が参加しました。

本学経営情報学部 長島剛ゼミの学生による司会進行のもと、タマリズム実行委員長 三浦博幸 様(多摩市市民経済部経済観光課 観光担当課長)から開会のご挨拶をいただき、同ゼミの学生がコンテストの概要説明を行いました。

会場には京王電鉄株式会社の社員の方と、令和3年度最優秀賞受賞の明治大学の奥山雅之教授とゼミ生(ECHOチーム)2名をゲストとしてお招きし、京王電鉄株式会社の社員の方から同コンテストの参加の経緯と現在の学生との連携事業についてご説明をいただきました。

また、奥山ゼミからは、昨年度の企画紹介、企業とのマッチングの経緯、実証実験、活動から得られた学びについてお話をいただきました。

次回は、6月11日(土)にパルテノン多摩(東京都多摩市)にて企業と学生のマッチング会を行います。
<参加予定団体>市役所、観光協会、金融機関、旅行会社、交通事業者

多摩地域マイクロツーリズムプロジェクトの詳細についてはHPをご覧ください。
https://tamarism.com/

  • タマリズムコンテスト事前説明会
    タマリズムコンテスト事前説明会
  • 長島ゼミの学生による司会進行と概要説明
    長島ゼミの学生による司会進行と概要説明
  • 会場の様子
    会場の様子
  • 振り返りと6月マッチング会の打ち合わせ
    振り返りと6月マッチング会の打ち合わせ

5月20日(金)、「事業構想論Ⅰ」(担当教員:松本 祐一、履修人数:274名)の授業にゲスト講師として、株式会社LIFESCAPES(所在地:東京都港区)経営企画部部長 三澤弘士郎様にご登壇いただきました。

同社は、2018年5月に設立された、慶應義塾大学発スタートアップ企業です。脳卒中の後遺症に苦しむ患者のリハビリテーション治療の実現をミッションに掲げ、ブレイン・マシン・インターフェースをコア技術とした革新的な医療機器の開発に取り組んでいます。

講義のなかで、病気により障害を持ってしまった患者の現状は、社会保障では生活の質を上げるためのリハビリを満足に受けることが困難であり医療従事者もジレンマを抱えているというお話がありました。将来は同社の製品でリハビリすることにより重度の後遺症を持つ人でも回復が可能であることを関係各所へ訴求していくことで制度・環境がかわり、患者と医療従事者が双方笑顔になることを目指しているとのことでした。

松本先生との対談では資金調達が話題となり、「多くの会社にプレゼンしている。社会課題が明確なので多くの企業は賛同してくれるが、採算を考えると簡単にはいかない。しかし企業理念や高い技術力を伝え共感してもらえれば、事業をすすめることができる。」と自社に誇りを持っておられました。

「IT系のスキルは?」「就職活動は?」など学生からの多くの質問に答えていただきました。「倒産したらどうしますか?」との質問には、「倒産に対して不安にならないためには、技術力や営業力など自信をもっていえることを持つことですね」と力強い言葉をいただき、加えて「ビジネスは人であり、大学時代はNGOなど社会人と接する機会をつくることが大事」と学生へメッセージをいただきました。

<株式会社LIFESCAPESのホームページ>
https://lifescapes.jp/

  • 三澤弘士郎様
    三澤弘士郎様
  • 対談の様子
    対談の様子

4月5日、19日の2日間、多摩市豊ヶ丘商店街にあるコミュニティ拠点「健幸つながるひろば とよよん」にて本学経営情報学部長島剛教授のゼミ生2名がメルカリ教室を企画・開催しました。

教室では、地域に住む高齢者の方々(2日間で11名)が自宅から出品予定の物を持参し、スマホを利用しながら講師である学生から、出品までの流れや写真の撮り方を学びました。そして、当日中に出品したいという希望を叶えるため、学生の丁寧な指導のもと、受講者たちは、メルカリデビューを果たすことができました。

今回のような取り組みは、学生と高齢者がお互いに安心できる関係性を構築し、多世代交流の機会を増やし、地域コミュニティの活性化に貢献するものとなりました。

また、5月12日には株式会社メルカリ(本社:東京都港区、代表取締役社長:山田進太郎様)の社員の方、長島ゼミの学生、長島教授が参加し、受講者アンケートをもとに2日間のメルカリ教室の振り返りと今後の展望について意見交換会を行いました。

スマホ決済サービス「メルペイ」の利用で、売上金を次の買い物の際にスムーズに利用可能になって地域経済の活性化につながることや、地域施設を拠点にしたメルカリコミュニティを作ることで人々の暮らしが豊かになることが期待される、といった今後の可能性などについて話し合いが行われました。

株式会社メルカリについては下記URLよりホームページをご覧ください。
https://about.mercari.com/

  • 学生企画によるメルカリ教室開催
    学生企画によるメルカリ教室開催
  • メルカリ教室の様子
    メルカリ教室の様子

5月13日、多摩大学多摩キャンパスにて第7回次世代事業開発人材育成プログラム(NGP)を開催しました。
今回のテーマは「次世代事業のプランをまとめる」、次世代事業のビジネスモデルをまとめ、顧客に伝わるものを表現、考案した新規事業案を3チームが中間発表を行いました。

本プログラムでは、多摩大学経営情報学部の長島剛教授、松本祐一教授を講師として、中小企業3社(株式会社協同インターナショナル、FSX株式会社、株式会社パール技研)の社員、3つの信用金庫(川崎信用金庫、多摩信用金庫、東京東信用金庫)の職員、企業経営アドバイザーの受講者9名が参加しています。

各チームとも実現可能となる新規事業案を考えるため、企業訪問インタビューや打ち合わせを行い、既存商品のアップデート、現在あるネットワークの強化、プラットフォームの構築など「自社の売り」についてプレゼンテーションを行いました。

他チームや講師たちから「顧客の声や現場での気づきを得る」、「これまでの自社の強み以外に着目する」などのアドバイスがあり、次回の最終発表では各チームともさらにブラッシュアップされた事業案の発表が期待されます。

最終回では、参加企業の上席の方々をお招きし、各チームの新規次世代事業案とペアの支援機関による事業の支援方法の発表が行われる予定です。

「次世代事業開発人材育成プログラム」の詳細および多摩大学総合研究所プロジェクトの事例紹介については、下記リンクをご覧ください。

多摩大学総合研究所ホームページ
http://tmuri.jp/

  • 長島教授によるご挨拶
    長島教授によるご挨拶
  • 松本教授の講座の様子
    松本教授の講義の様子
  • ワークショップの様子
    ワークショップの様子
  • 中間発表の様子
    中間発表の様子

グローバルスタディーズ学部では、令和3(2021)年度秋学期VOICE(授業評価)結果を「多摩大学授業評価規程」に照らし、以下のとおり、評価の高かった教員を顕彰しました。
なお、顕彰対象候補者は、アクティブ・ラーニング委員会が「授業評価表彰に関する基準」を基に集計し、学部長が顕彰者を決定します。

顕彰対象者

対象教員名  職位 カテゴリ
Brian J. English 教授 EP(English Program)科目
渡邊 泰典 教授 コア科目
竹内 一真  准教授 一般科目
Erik Honobe 教授 専門科目(教職含む)
安田 震一 教授 大教室科目
  • Erik Honobe教授、(右)新美学部長
    (左)Erik Honobe教授、(右)新美学部長
  • 竹内 一真准教授、(右)新美学部長
    (左)竹内 一真准教授、(右)新美学部長
  • 渡邊 泰典教授、(右)新美学部長
    (左)渡邊 泰典教授、(右)新美学部長
  • Brian J. English教授、(右)新美学部長
    (左)Brian J. English教授、(右)新美学部長

2022年5月18日(月)、多摩キャンパスにて「冨高日向子選手オリンピック報告会」を開催いたしました。本報告会の様子はオンラインでも同時配信されました。

報告会は経営情報学部 中村その子ゼミ所属の学生の進行によりスタートしました。はじめに杉田文章 副学長・経営情報学部長より「目に焼き付くパフォーマンスを見せていただいた。スポーツは人と人を結ぶ糊のような文化だと思う。世界中の人を繋げる重要な役割を担っていただいていることに感謝するとともに、今後も大学をあげて冨高さんを応援していきます。」と挨拶がありました。

続いて冨高選手が登壇し、所属するゼミの担当教員であり体育会スキー部顧問 中村その子教授から「入学面接時のやりとりから自身の生き方に真摯に向き合っていることを実感した。競技だけでなく勉学にも誠実に取り組んでおり、ゼミ生として誇りに思います。」と冨高選手に対しメッセージが送られました。

  • 杉田副学長
    杉田副学長
  • スキー部顧問 中村 その子教授
    スキー部顧問 中村 その子教授

その後の冨高選手からの報告では「小学校1年生のときにモーグルと初めて出会い、面白さに気づいた。中学3年生の時にオリンピック強化指定選手となり、オリンピックを意識するようになった。高校卒業後の進路について悩んだ結果、多摩大学でマーケティングについて学びながらモーグルを続けていくことを決めた。大学に入ってからも授業終了後に練習に行く日々が続いたが充実していた」と、幼少期から中学・高校時代、本学入学までのエピソードが述べられました。

コロナ禍でのオリンピックとなったことには、「自身が出場できなくなるだけでなく、チームのメンバーにも迷惑をかけてしまうため、コロナ感染防止にはかなり気を付けた。遠征中毎日行われるPCR検査や結果判明までは部屋から出られないなど、試合以外でのストレスも多かった」と当時の苦労を述べました。

オリンピック出場内定までの経緯では、「コロナの影響で試合数が激減したが、最高位4位、世界選手権5位となり派遣基準をクリアした。しかし代表候補の女子全員が派遣基準をクリアしていたため、ギリギリまで内定かどうかわからずに精神的にもつらい遠征だった」と述べました。

北京オリンピックでは「予選1はとても緊張し、思うような滑りができなった。ワールドカップとは違うオリンピック独特の雰囲気に飲まれたが、予選2まで期間が空いていたため気持ちを切り替えることが出来た。予選2では会場の雰囲気にも慣れ、滑ることができ準々決勝進出を決めた。」と当時の様子を振り返りました。準々決勝については「楽しんで思い切り滑ろうとの気持ちでスタートに立った、自分の中では一番うまく滑れた感覚だったがエアー点が伸びず、19位だった。悔しい気持ちもあったが楽しかったという気持ちが一番だった。」との感想を述べました。最後には「前回五輪選考落選からの4年間は、思うような成績を出せずにスキーを嫌いになりそうになったこともあったが、今回の出場が決まり、これまで頑張ってきてよかったと感じた。次の五輪での金メダル獲得を目指し、今回の悔しい気持ちを糧にして頑張っていく。」と2026年ミラノオリンピックに向けての抱負が語られました。

その後行われた質疑応答では、「競技会場で自分の順番が来るまで、どんな気持ちで待っていたか」との質問には「前に滑っている選手の映像は見ずに、自分のことだけに集中して待機していた。準々決勝では思い切り楽しもうという気持ちでスタートに立った」と答えました。

最後に、2021年度の多摩大学 学長賞授与が行われ、杉田副学長から冨高選手に対し表彰状が手渡されました。学長賞は大学活動の中で、特に社会から評価され多摩大学の名誉を高めた優秀な活動に対し授与されるものです。

報告会終了後には、メディアとの取材が行われ様々な質問に答えました。

  • 会場に展示された五輪関連グッズ
    会場に展示された五輪関連グッズ
  • 会場に展示された五輪関連グッズ

5月20日、 産官学民連携委員会主催アクティブ・ラーニングプログラム「多摩ブルー・グリーン倶楽部会員企業レポート」の初回講義を行いました。
今年で2年目となる本プログラムでは、様々なゲスト講師をお招きし、多摩信用金庫の方やプロのライターの方からビジネスマナーやインタビューの方法などを学びながら、各チーム2社の取材を行い、多摩ブルー・グリーン倶楽部のホームページに掲載される企業の紹介レポートを作成します。
9月には発表を行い、優勝チームを決定、優勝チームは12月に本学で開催される「アクティブ・ラーニング発表祭」にて活動報告をします。

今年度は、7名の学生が参加、はじめに経営情報学部 長島 剛 教授からプログラムの概要説明と担当教員4名(長島剛、松本祐一、浜田正幸、野坂美穂)、取材企業8社の紹介があり、7名の学生のグループ分け、担当教員、取材企業を決定しました。

NO. チーム名 担当教員 取材企業
1 ディズニー 長島剛 有限会社小沢製作所(八王子市)
株式会社アイエムエス(八王子市)
2 ヤイリ 松本祐一 武州工業株式会社(青梅市)
株式会社 中央発明研究所(西多摩郡瑞穂町)
3 多摩王朝 浜田正幸 金澤建設株式会社(小金井市)
株式会社ウォールナット(立川市)
4 めだか 野坂美穂 株式会社榎本調剤薬局(立川市)
エム・ケー株式会社(日野市)

※7名4グループのため、1名が2つのグループを掛け持ち

さらに、松本 祐一 教授から今後の活動の重要なポイントとなる「プロジェクトマネジメント」について講義がありました。

次回は、各チームによる大学紹介、プログラムの概要説明のプレゼンテーション(今回の課題の確認)、浜田教授による取材企業の研究についての講義を行います。

「多摩ブルー・グリーン倶楽部会員企業レポート」は、多摩信用金庫主催「多摩ブルー・グリーン賞」の受賞企業で組織する多摩ブルー・グリーン倶楽部の会員企業(168社)を対象に、学生が企業を訪問・取材し、紹介記事を作成、同倶楽部のホームページに掲載し、取材先企業との交流等を行うことを目的としたプログラムです。

多摩ブルー・グリーン倶楽部ホームページ
https://www.tamashin.jp/bg-club/index.html

  • 参加者の共通点を探がせ!
    参加者の共通点を探がせ!
  • 担当教員の決定
    担当教員の決定
  • 松本教授によるプロジェクトマネジメントの講義
    松本教授によるプロジェクトマネジメントの講義
  • 今後のスケジュール確認
    今後のスケジュール確認

5月18日(水)、「アントレプレナーシップ論」(担当教員:趙佑鎭教授、履修人数:91名)の授業にゲスト講師として創新経営研究所代表/(株)ケイエスピー元取締役 志茂武 様をお招きし、ご登壇いただきました。

志茂様はKSP(かながわサイエンスパーク)に構想段階から関与され、数多くの中小企業、ベンチャー企業の支援に携わってこられました。その後、横浜国立大学、電気通信大学で教鞭を執られVB(ベンチャービジネス)の支援等に従事されてまいりました。また、本学第2代学長である中村秀一郎元学長とも長きにわたり親交を深められてきたとのことです。

ご講演では、VB(ベンチャービジネス)とは何か、IPO(新規株式公開)に至る道筋と成功確率、それを実現するためのリーダーの条件につき概説され、イノベーションとは新しい価値の創造であり、その担い手こそがアントレプレナーであること、21世紀になってイノベーションによる経済発展が現実化しており、アントレプレナーの重要性が輝きを増しているとされました。続いて事業(ビジネス)の成立要件と最近のビジネスの特徴、ビジネスモデルの重要性について解説され、近年注目されてきている社会的企業(Social Business)についても実例を示しながら説明いただきました。
これら基礎知識を前提として、VBを支援してきたKSPの歴史と実績、企業の成長支援業務の概要、企業家教育としての「KSPベンチャービジネススクール」、KSPインキュベーション支援モデルの優位性等についてお話しいただきました。
最後に、起業家精神とは何かについて、「気概、矜持、高い志といった思いの深さ」、「自分の一生をかける勇気を持ち自分を信じて行動すること」と締めくくられました。

1966年に神奈川県商工部工業課に配属されて以来、長きにわたり、所属組織は変わっても一貫して中小企業、ベンチャー企業の支援に携わってこられたからこそ響く言葉の重さを感じるとともに、講演の随所で中村秀一郎元学長はじめ、これまで多摩大学を支えてきた教員・研究者のお名前が飛び出し、この大学で学ぶことの意義を実感する講演となりました。

  • 志茂様ご講演
    志茂様ご講演
  • 趙教授から解説
    趙教授から解説
  • ご講演後 志茂様と趙教授
    ご講演後 志茂様と趙教授

5月13日(金)、「事業構想論Ⅰ」(担当教員:松本 祐一、履修人数:274名)の授業にゲスト講師として、株式会社IDEASS(所在地:東京都中央区)取締役 最上雄太様にご登壇いただきました。

同社は社会人向けの各種教育サービス、組織開発コンサルティングを事業とする会社です。知恵(ideas)の集まりでありたいという願いと、IDEASSの知恵によりお客様の「思い」を実現したいという企業理念を示しています。

講義では「事業構想を支える想い」をテーマに最上様の30年の歴史をお話しいただきました。30年の中で迷いながらも「常に自分に正直に生きる」ことを軸に行動し、MBA(経営学修士)取得・起業・博士学位(Ph.D.)を取得され、今なお挑戦し続けているとのことでした。

松本教授との対談では、「転職するときに次の職場を探す基準とは」「新しいビジネスを始めるときにまずは何から始めたのか」「研修事業という業種の中で唯一無二をつくるには」など具体的な起業のヒントを伺うことができました。

学生からは事業の今後の展開や「選択を決断する時に考えた事や基準があれば教えてほしい」などの質問がありました。

最後に「人生に起きるいくつもの選択は、経験に基づいて認識する流れを感じることや自分の軸と向き合うことで決定する」とお話がありました。

<株式会社IDEASSのホームページ>
http://www.ideass.jp/

  • 最上雄太様
    最上雄太様
  • パネルディスカッションの様子
    パネルディスカッションの様子


感想
満足
した点
・自分たちの会話で出た文法や単語を先生がピックアップして、何が違うかとかどの単語の方が良いのかみんなで考えたりするのが楽しかった
・自分の知らない単語や言葉の使い方も学べたからよかった
・課題も程よく難しくてやりがいがあって良かった
・先生が正しい英語の使い方を指摘してくれる点が良かった
・2人でのトークや軽いディスカッションから3、4人でのアクティビティが毎回あった点は良かった
・クラスメイトとの交流も含めた英会話レッスンのようだった
・トーク内容はさほど難しいものでは無かったので、中学英語が出来れば話せる内容になっていた
不満
大変だった点
・現地の学生さんと交流する時間を授業内に作って欲しかった
・課題が多すぎる
・課題の提出期限が大学と比べて短かったので大変だった
・3月はとても忙しかったので、早めに提出するか授業が終わった後に取り組む等タイムマネジメントをしっかりしないと提出が遅れてしまう
・サマータイムによる時差の変更に注意!(春休みはプログラムの途中で切替時期がくる)
成長
したこと
・英会話に自信が持てた
・とりあえず英語で話してみようという姿勢が身に付いた
・苦手を克服することができた
・リーディングの課題に時間制限がついていたから早く正確にとくことができるようになった
アドバイス ・課題が多めなので、スケジュールに余裕ある人にお勧め
・英語を話す事や聞く事の力が伸びると思う

5月3日、4日、好天のなか代々木公園にてカンボジアフェスティバルが開催されました。
多摩大学から実行委員会でのボランティアとして経営情報学部7名(1年:6名、3年:1名)に加えて、カンボジア大使館でのボランティアとしてグローバルスタディーズ学部3年1名、経営情報学部2年1名が参加しました。両日、多摩大学経営情報学部梅澤佳子教授も会場に足を運び、学生を激励されました。

コロナ禍により3年ぶりの開催でとまどいもありましたが、ボランティア受付・設営準備段階から順調に進みました。多摩大生は集合時間の10分前には全員集合し、現場でよく動いており、実行委員会から高い評価をいただきました。他大学の学生・留学生・カンボジアのスタッフ・来場者と積極的に交流していた学生もみられました。

後日となる5月11日、Zoomにて事後学習会(振り返り)を行いました。
参加者はボランティアコーディネーターの日比野さん、カンボジアフェスティバル実行委員の杉山早紀さん、梅澤教授、学生5名、職員1名の計9名が参加しました。

日比野さんの進行でフェスティバルの様子やボランティアをした感想などを各学生に質問しながらボランティアの意義を深めていきました。質問を受けた学生は当日の楽しかったことや大変だったこと、感じたことを生き生きと話し、また来年も参加したいと積極的に話していました。

次に杉山さんが当日撮影した写真を共有しながら、多摩大生の活躍やフェスの様子、ご自身がボランティアに参加した経緯などを話していただきました。

最後に日比野さんよりボランティアというものについての講義があり、「やりたいこと、好きなこと、得意なことをボランティアでできるとよいですね」という言葉が印象的でした。

  • ボランティア参加学生(1)
    ボランティア参加学生(1)
  • ボランティア参加学生(2)
    ボランティア参加学生(2)
  • カンボジアフェスティバルのステージ
    カンボジアフェスティバルのステージ
  • ボランティアミーティング
    ボランティアミーティング
  • 事後学習会
    事後学習会
  • 杉山さんの写真を共有
    杉山さんの写真を共有

2022年春休み短期留学をした学生が英語でのプレゼン発表を行いました。
各々学んだ内容や感想、今後の目標などを英語で発表しました。

2022春学期 短期留学後発表 @ E201

留学の種類 留学先 人数
短期
(オンライン型)
ビクトリア大学(カナダ) 3名
短期
(渡航型)
ビクトリア大学(カナダ) 8名
ハワイ大学 1名

〈発表一例〉

4月26日、クラスター社公式番組「Hello Cluster」にて本学経営情報学部 彩藤ひろみゼミが作成した「バーチャル高尾山」がイベント最後のワールドに選ばれました。
ワールド内では、アバターと呼ばれる自分の分身をあらわすキャラクターで参加し、思い思いに行動することで楽しむことができます。ケーブルカーやリフトに乗ることができ、参加者(ワールド内の上限100名)たちはきれいな春景色の高尾山を堪能しました。

彩藤ゼミは、コンテンツビルダー集団として地域素材を利用したデジタルコンテンツを作成し、その成果を地域に還元することで社会に活力を与えることをゼミの理念として掲げています。ゼミでは、コロナ禍でオンライン化が加速している現代の新しいコミュニケーションツールの一つとしてデジタルを利用した地域課題解決のための活動を行っています。これからも地域社会のニーズに応えながら、豊かなまちづくりに貢献していきます。

参加者たちからは、「今度は実際に高尾山に登ってみたい!」「気軽に参加できるところが良かった!」といった声もあり、新たなコミュニケーションの形を体験することができました。

高尾山山頂にて記念撮影

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クラスター(cluster)とは、スマートフォンやPCなどの様々なツールを使ってバーチャル空間に集まることで、イベントに参加することができるサービスです。「Hello Cluster」は、バーチャル空間で行われる、clusterをより楽しみたい人へ贈る公式イベントです。
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茅ヶ崎市にてアロハマーケットが3年ぶりに開催されました。これは茅ヶ崎市ホノルル市郡姉妹都市交流推進事業の一環として開催されました。

今年より茅ヶ崎市妹都市交流委員会の委員として二人のSGS生、3年の大髙ももなさんと大高恵梨佳さんが活動しています。

二人はアロハマーケット大会本部のテントに終日スタッフとして来場者に会場の地図や資料を配布、質問に対応しておりました。当日、ハワイ関連グッズなど60店舗以上が出店されており、フードトラックも14台ほどハワイの味やその他を提供しておりました。

なかでもアロハシャツの販売が盛んでした。アロハを着て冷房を控える、自然にやさしい茅ヶ崎市を目指すアロハ事業の一環として、姉妹都市ホノルルを肌で感じられるイベントにすることを目指しておりました。

日時:5月14日(土)~15日(日)10時~17時
場所:茅ヶ崎公園野球場周辺、うみかぜテラス(体験学習センター)

茅ヶ崎市特別観光大使えぼし麻呂の10周年イベント「ゆるリンピック」なども開催されました。

  • 会場の様子
    会場の様子
  • アロハマーケット出店店舗
    アロハマーケット出店店舗
  • (左から)大髙ももなさん、大高恵梨佳さん
    (左から)大髙ももなさん、大高恵梨佳さん
 

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