多摩大学 現代の志塾

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令和3(2021)年4月から始まったGIGAスクール構想の実現に向けて、小中学校における一人一台端末環境下での学びが本格的にスタートし、多摩市聖ヶ丘小学校では同活動の取り組みの一環で全児童にiPadを支給しています。

5月25日(水)に本学の学生3名・職員1名、5月26日(木)に本学の学生7名・職員1名が授業支援に伺い、1年生のパスワード設定作業などのお手伝いをしました。
同校ではコロナ禍のため子供が家庭でも授業をうけられるようにし、授業の中で有効活用するために一人一台の端末整備をしています。

授業のはじめに学生たちが簡単な自己紹介をして1年生の子供たちの歓迎を受けました。授業のなかでは、「ロイロノート」というアプリを使い、自分の筆箱の写真を撮影してお絵描きしたり、校庭で自分の育てている朝顔を撮影して成長記録としたり、終始好奇心に満ちて楽しそうでした。

子供たちは本学学生に興味津々で、手を挙げて質問したり話しかけたりしながらコミュニケーションし、学生も優しい言葉で接していたのが印象的でした。

学生に感想を聞くと、「14歳差と、普段接する機会の少ない世代に何を話せばいいかと思ったが、何を話しても反応がよかった」「躓いたことよりもできたことを積極的に話してくれたのが良いと感じた」「子供たちは元気だが先生のいうことはキチンと聞いていて、主体的に動いていたことが印象的だった」「こういったサポートは人手が必要である。比較的時間のある大学生が支援できると感じた」など、笑顔でたくさんの意見を聞くことができました。

最後に子どもたちから「ありがとうございました!」と元気なお礼のあいさつをもらい、いつまでも「ばいばーい」と声を交わし、小学生のエネルギーをたくさん感じました。

  • 授業はじまりの自己紹介(1日目)
    授業はじまりの自己紹介(1日目)
  • 授業の様子①
    授業の様子①
  • 授業の様子②
    授業の様子②
  • 境副校長からの説明(2日目)
    境副校長からの説明(2日目)
  • 授業の様子③
    授業の様子③
  • 授業の様子④
    授業の様子④

2022年6月2日(木)、多摩大学グローバルスタディーズ学部は「ホスピタリティ観光セミナー」(有料、全8回)の初回を開催いたしました。初回は、本学 堂下 恵 教授が「観光の将来と大学の使命」について報告いたしました。

この全8回のセミナーは、藤沢を中心とした湘南地域に関するインバウンドの取り組み、観光地での医療と防災(一般財団法人日本総合研究所)、ホスピタリティ(株式会社ANA総合研究所)、地域貢献・連携(全日空株式会社徳島支店兼ANAあきんど株式会社)、観光地での美容と健康(株式会社ファンケル、ファンケル大学研究部)などの講師を含め、本学部の取り組みなどについて海外の事例を紹介しながら、地域の活性化のお手伝いに繋がればと考えております。

また、本学部の取り組みが他の大学や組織を啓発するきっかけとなり、地域全体の活性化につながれば幸いです。

経営情報学部では、常勤教員に対して、令和4年6月1日(水)に教員顕彰を行い、杉田文章経営情報学部長から、受賞者に対し褒賞状の授与がありました。これは、令和3年度秋学期に実施した学生による授業評価(VOICE)結果等を「多摩大学授業評価規程」に照らし、総合的に高評価だった教員を表彰するものです。
本年度より、非常勤教員に対しても、アクティブ・ラーニング委員長より、別途顕彰を行ないます。

  • 梅澤 佳子 教授:スポーツI-E(シェイプアップフィットネス)
    梅澤 佳子 教授:スポーツI-E(シェイプアップフィットネス)
  • 小林 昭菜 准教授:ロシア経済論
    小林 昭菜 准教授:ロシア経済論
  • 趙 佑鎭 教授:マーケティングマネジメント論
    趙 佑鎭 教授:マーケティングマネジメント論
  • 久保田 貴文 准教授:ITビジネス入門X
    久保田 貴文 准教授:ITビジネス入門X
  • 樋笠 尭士 専任講師:法学(憲法)
    樋笠 尭士 専任講師:法学(憲法)

5月17日(火)、都内で行われたインターンシップカンファレンス(主催:「学生が選ぶインターンシップアワード」実行委員会 後援:経済産業省、厚生労働省、文部科学省、内閣府、株式会社日本経済新聞社、株式会社マイナビ)において、本学経営情報学部 初見康行 准教授がクロージングキーノートとして講演をおこないました。
講演は「インターンシップの効果と発展に向けて」というテーマで、インターンシップの現状や成果、更なる発展と今後の可能性について説明がなされました。
インターンシップは、内容の理解とともに働く人・社風・文化が学生に効果的に伝わるプログラムであるかに留意が必要なことや、インターンシップを通してスキル・キャリア観を獲得することは学生にとっても有益な可能性があることが述べられました。

学生が選ぶインターンシップアワードは、学生の社会的・職業的自立に貢献したインターンシッププログラムを表彰する、日本最大級のアワードです。学生の職業観涵養を促進する効果的なインターンシッププログラムを周知することで、プログラムの質的向上および実施企業数の増加を実現し、学生と企業のより精度の高いマッチングを目指します。

INTERNSHIP AWARD 2022 第5回 学生が選ぶインターンシップアワード
https://internship-award.jp/

5月27日、 産官学民連携委員会主催アクティブ・ラーニングプログラム「多摩ブルー・グリーン倶楽部(以下、多摩BG倶楽部)会員企業レポート」(履修者:7名)の第2回講義を行いました。

はじめに経営情報学部長島剛教授によるアイスブレイクで多摩BG倶楽部に関するクイズを行い、学生の緊張がほぐれ、その場の雰囲気が和やかになったところで前回課題として提示された「大学と本プログラムの紹介」をチームごとに発表しました。

発表後には、他のチームの学生や教員から「取材企業のメリットを伝える」「学生視点の多摩大学を紹介する」などブラッシュアップに必要なコメントがあり、次回のプレゼンテーションのヒントを得ることができました。

次に浜田正幸教授から取材企業の研究について講義がありました。「大切なことは、何に対してもなぜ?という疑問を持つこと」、企業のことを事前によく知るために、各自取材企業の公式HPを調べ、わからない用語を検索しながら、なぜ?を探しました。同じチームのメンバーと「知りたい」を共有することで自分では気づかない新しい価値観に触れることができました。

「多摩ブルー・グリーン倶楽部会員企業レポート」は、多摩信用金庫主催「多摩ブルー・グリーン賞」の受賞企業で組織する多摩ブルー・グリーン倶楽部の会員企業(168社)を対象に、学生が企業を訪問・取材し、紹介記事を作成、同倶楽部のホームページに掲載し、取材先企業との交流等を行うことを目的としたプログラムです。

多摩ブルー・グリーン倶楽部ホームページ
https://www.tamashin.jp/bg-club/index.html

  • アイスブレイクの様子
    アイスブレイクの様子
  • 発表の様子
    発表の様子
  • 浜田教授による企業研究の講義
    浜田教授による企業研究の講義
  • 企業研究の様子
    企業研究の様子

5月28日(土)および29日(日)、多摩大学グローバルスタディーズ学部(SGS)は提携している株式会社ショーナンと一緒に「ワイン用ブドウ「メイヴ」栽培・ワインづくりと多摩大学グローバルスタディーズ学部の地域活動の紹介」というテーマで産業フェスタに出展しました。2022年度春学期プロジェクトゼミⅫ(「メイヴ」栽培・ワインづくり)を履修しているSGSの学生12名がブースに立ち、藤沢産ワイン用ブドウ「メイヴ」栽培やワインづくりについて説明しました。

別の第3会場(多目的広場)ではLafayette、Fujisawa City アイテムの販売、ART MORIYAによる藍染めの体験ができるブースを本学部生、2年の高橋晟さんがお手伝いしていました。

5月28日(土)、藤沢駅前サンパール広場にて開催された「SDGsマルシェin湘南 Vol.4」に本学部の学生19名が参加しました(4年生5名、3年生7名、2年生2名、1年生5名)。SDGs関連商品を展示・販売する2つのブース(Rainbow Factoryとたまジーズ)の出展に加え、農家レストランいぶきのブースのサポート、イベント全体の設営・片付け等の支援も行いました。去年行われた第1回のSDGsマルシェに参加していたメンバーたちにとっては、特に思い出深いイベントになりました。

6月3日(金)13:30より多摩大学とTAC株式会社(東京都千代田区、代表取締役:多田敏男様)との連携事業「次世代事業開発人材育成プログラム(NGP)」パイロットプログラムの最終発表プレゼン-新しいビジネスプラン-を受講者の経営幹部に発表いたします。

本プログラムは、2021年11月からスタートし、中小企業の次世代人材と、金融機関の若手職員がチームとなって、グローバルな経済構造やビジネスモデルデザイン、デジタルトランスフォーメーション(DX)などについて学んできました。
今回は、その集大成として、チームで検討してきた次世代事業を各社経営幹部に向けて公開プレゼンを行います。

「次世代事業開発人材育成プログラム(NGP)」最終プレゼンのご案内

日時 2022年6月3日(金)13:30~17:00
会場 多摩大学 多摩キャンパス T-Studio2F
主な登壇者・参加団体 多摩大学 副学長 杉田 文章
教授・産官学民連携センター長 松本 祐一
教授 長島 剛
TAC株式会社 取締役 干潟 康夫
FSX株式会社
株式会社 パール技研
株式会社 協同インターナショナル
多摩信用金庫
東京東信用金庫
川崎信用金庫
問い合わせ先 TAC株式会社 法人マーケティング部 柴田 菜緒
TEL:03-5276-1250 / 携帯:080-3205-7761 / nao-shibata@tac-school.co.jp
多摩大学 産官学民連携センター事務課 矢内 直美
TEL:042-337-7583 / tcolla-jm@gr.tama.ac.jp

「次世代事業開発人材育成プログラム(NGP)」については多摩大学総合研究所ホームページにてご確認ください。
http://tmuri.jp/

経営情報学部では教員、研究者が相互の研究内容を理解し合い、学際領域の研究の高度化を目指すべく「研究サロン」を研究活性化委員会が主催し、定期的に開催しています。5月25日(水)に開催された「研究サロン」では、4月からご就任された千ケ崎清孝准教授から研究動向についてお話をうかがいました。当日は対面、オンラインのハイブリッドでの開催となり教職員20名が参加しました。

千ケ崎准教授は長きに渡り三井情報株式会社に勤務され、基幹システム、情報系システム、ネットワークインフラストラクチャ、セキュリティ、システム間連携等の分野をご担当され、直近ではITビジネスへのAI適用に関する調査・企画等に携わってこられました。現在の研究分野はAI(深層学習)のビジネスへの応用とのことです。

AIによる翻訳は飛躍的な進歩を見せる中、「私は先生とケーキを食べました」という簡単な文章でも、「先生と一緒にケーキを食べた」という本来の意味ではなく「先生およびケーキを食べた」と誤訳する課題を残し、ここが結構難しいとのことでした。最終的にはDT(Digital Twin)によるコンタクトセンタ向け音声ビジネスへの応用などで、センタ全体を把握しリアルタイムでセンタの運営とスーパーバイザーの支援を行うDTO(Digital Twin of Organization)を構築し事業として成立させることをテーマとして研究されて来たとのことです。

NLP(Neuro Linguistic Programming)は常識としての意味を理解する必要があるが、数学であるAIがそれに近づいたとしても、最後に越えられない一線があるのではないかと感じる。その意味で「AIの分かった振りについて、どこまで納得性を高められるかにしのぎを削っている」のが現状ではないかとされました。

またQ&AではAIによる翻訳の完成度に関して、シューベルトの「美しき水車小屋の娘」で美しいのは水車小屋か娘か判然としない、「ばりばり仕事する」のばりばりなどのオノマトペがAIは苦手、「チャウチャウちゃうんちゃう」など訛りの難しさなど、ユーモアを交えてお話いただきました。

千ヶ崎准教授は経営情報学部で「IT概論Ⅰ・Ⅱ」、「特別講座Ⅰ・Ⅱ」、「インターゼミ」等の授業を担当されています。

  • 研究サロンの様子
    研究サロンの様子
  • オンラインでの参加
    オンラインでの参加

5月7日、多摩大学多摩キャンパスにて令和4年度多摩地域マイクロツーリズムコンテスト(タマリズム)事前説明会がオンラインにて開催され、11大学22名の学生と10名の教職員が参加しました。

本学経営情報学部 長島剛ゼミの学生による司会進行のもと、タマリズム実行委員長 三浦博幸 様(多摩市市民経済部経済観光課 観光担当課長)から開会のご挨拶をいただき、同ゼミの学生がコンテストの概要説明を行いました。

会場には京王電鉄株式会社の社員の方と、令和3年度最優秀賞受賞の明治大学の奥山雅之教授とゼミ生(ECHOチーム)2名をゲストとしてお招きし、京王電鉄株式会社の社員の方から同コンテストの参加の経緯と現在の学生との連携事業についてご説明をいただきました。

また、奥山ゼミからは、昨年度の企画紹介、企業とのマッチングの経緯、実証実験、活動から得られた学びについてお話をいただきました。

次回は、6月11日(土)にパルテノン多摩(東京都多摩市)にて企業と学生のマッチング会を行います。
<参加予定団体>市役所、観光協会、金融機関、旅行会社、交通事業者

多摩地域マイクロツーリズムプロジェクトの詳細についてはHPをご覧ください。
https://tamarism.com/

  • タマリズムコンテスト事前説明会
    タマリズムコンテスト事前説明会
  • 長島ゼミの学生による司会進行と概要説明
    長島ゼミの学生による司会進行と概要説明
  • 会場の様子
    会場の様子
  • 振り返りと6月マッチング会の打ち合わせ
    振り返りと6月マッチング会の打ち合わせ

5月20日(金)、「事業構想論Ⅰ」(担当教員:松本 祐一、履修人数:274名)の授業にゲスト講師として、株式会社LIFESCAPES(所在地:東京都港区)経営企画部部長 三澤弘士郎様にご登壇いただきました。

同社は、2018年5月に設立された、慶應義塾大学発スタートアップ企業です。脳卒中の後遺症に苦しむ患者のリハビリテーション治療の実現をミッションに掲げ、ブレイン・マシン・インターフェースをコア技術とした革新的な医療機器の開発に取り組んでいます。

講義のなかで、病気により障害を持ってしまった患者の現状は、社会保障では生活の質を上げるためのリハビリを満足に受けることが困難であり医療従事者もジレンマを抱えているというお話がありました。将来は同社の製品でリハビリすることにより重度の後遺症を持つ人でも回復が可能であることを関係各所へ訴求していくことで制度・環境がかわり、患者と医療従事者が双方笑顔になることを目指しているとのことでした。

松本先生との対談では資金調達が話題となり、「多くの会社にプレゼンしている。社会課題が明確なので多くの企業は賛同してくれるが、採算を考えると簡単にはいかない。しかし企業理念や高い技術力を伝え共感してもらえれば、事業をすすめることができる。」と自社に誇りを持っておられました。

「IT系のスキルは?」「就職活動は?」など学生からの多くの質問に答えていただきました。「倒産したらどうしますか?」との質問には、「倒産に対して不安にならないためには、技術力や営業力など自信をもっていえることを持つことですね」と力強い言葉をいただき、加えて「ビジネスは人であり、大学時代はNGOなど社会人と接する機会をつくることが大事」と学生へメッセージをいただきました。

<株式会社LIFESCAPESのホームページ>
https://lifescapes.jp/

  • 三澤弘士郎様
    三澤弘士郎様
  • 対談の様子
    対談の様子

4月5日、19日の2日間、多摩市豊ヶ丘商店街にあるコミュニティ拠点「健幸つながるひろば とよよん」にて本学経営情報学部長島剛教授のゼミ生2名がメルカリ教室を企画・開催しました。

教室では、地域に住む高齢者の方々(2日間で11名)が自宅から出品予定の物を持参し、スマホを利用しながら講師である学生から、出品までの流れや写真の撮り方を学びました。そして、当日中に出品したいという希望を叶えるため、学生の丁寧な指導のもと、受講者たちは、メルカリデビューを果たすことができました。

今回のような取り組みは、学生と高齢者がお互いに安心できる関係性を構築し、多世代交流の機会を増やし、地域コミュニティの活性化に貢献するものとなりました。

また、5月12日には株式会社メルカリ(本社:東京都港区、代表取締役社長:山田進太郎様)の社員の方、長島ゼミの学生、長島教授が参加し、受講者アンケートをもとに2日間のメルカリ教室の振り返りと今後の展望について意見交換会を行いました。

スマホ決済サービス「メルペイ」の利用で、売上金を次の買い物の際にスムーズに利用可能になって地域経済の活性化につながることや、地域施設を拠点にしたメルカリコミュニティを作ることで人々の暮らしが豊かになることが期待される、といった今後の可能性などについて話し合いが行われました。

株式会社メルカリについては下記URLよりホームページをご覧ください。
https://about.mercari.com/

  • 学生企画によるメルカリ教室開催
    学生企画によるメルカリ教室開催
  • メルカリ教室の様子
    メルカリ教室の様子

5月13日、多摩大学多摩キャンパスにて第7回次世代事業開発人材育成プログラム(NGP)を開催しました。
今回のテーマは「次世代事業のプランをまとめる」、次世代事業のビジネスモデルをまとめ、顧客に伝わるものを表現、考案した新規事業案を3チームが中間発表を行いました。

本プログラムでは、多摩大学経営情報学部の長島剛教授、松本祐一教授を講師として、中小企業3社(株式会社協同インターナショナル、FSX株式会社、株式会社パール技研)の社員、3つの信用金庫(川崎信用金庫、多摩信用金庫、東京東信用金庫)の職員、企業経営アドバイザーの受講者9名が参加しています。

各チームとも実現可能となる新規事業案を考えるため、企業訪問インタビューや打ち合わせを行い、既存商品のアップデート、現在あるネットワークの強化、プラットフォームの構築など「自社の売り」についてプレゼンテーションを行いました。

他チームや講師たちから「顧客の声や現場での気づきを得る」、「これまでの自社の強み以外に着目する」などのアドバイスがあり、次回の最終発表では各チームともさらにブラッシュアップされた事業案の発表が期待されます。

最終回では、参加企業の上席の方々をお招きし、各チームの新規次世代事業案とペアの支援機関による事業の支援方法の発表が行われる予定です。

「次世代事業開発人材育成プログラム」の詳細および多摩大学総合研究所プロジェクトの事例紹介については、下記リンクをご覧ください。

多摩大学総合研究所ホームページ
http://tmuri.jp/

  • 長島教授によるご挨拶
    長島教授によるご挨拶
  • 松本教授の講座の様子
    松本教授の講義の様子
  • ワークショップの様子
    ワークショップの様子
  • 中間発表の様子
    中間発表の様子

グローバルスタディーズ学部では、令和3(2021)年度秋学期VOICE(授業評価)結果を「多摩大学授業評価規程」に照らし、以下のとおり、評価の高かった教員を顕彰しました。
なお、顕彰対象候補者は、アクティブ・ラーニング委員会が「授業評価表彰に関する基準」を基に集計し、学部長が顕彰者を決定します。

顕彰対象者

対象教員名  職位 カテゴリ
Brian J. English 教授 EP(English Program)科目
渡邊 泰典 教授 コア科目
竹内 一真  准教授 一般科目
Erik Honobe 教授 専門科目(教職含む)
安田 震一 教授 大教室科目
  • Erik Honobe教授、(右)新美学部長
    (左)Erik Honobe教授、(右)新美学部長
  • 竹内 一真准教授、(右)新美学部長
    (左)竹内 一真准教授、(右)新美学部長
  • 渡邊 泰典教授、(右)新美学部長
    (左)渡邊 泰典教授、(右)新美学部長
  • Brian J. English教授、(右)新美学部長
    (左)Brian J. English教授、(右)新美学部長

2022年5月18日(月)、多摩キャンパスにて「冨高日向子選手オリンピック報告会」を開催いたしました。本報告会の様子はオンラインでも同時配信されました。

報告会は経営情報学部 中村その子ゼミ所属の学生の進行によりスタートしました。はじめに杉田文章 副学長・経営情報学部長より「目に焼き付くパフォーマンスを見せていただいた。スポーツは人と人を結ぶ糊のような文化だと思う。世界中の人を繋げる重要な役割を担っていただいていることに感謝するとともに、今後も大学をあげて冨高さんを応援していきます。」と挨拶がありました。

続いて冨高選手が登壇し、所属するゼミの担当教員であり体育会スキー部顧問 中村その子教授から「入学面接時のやりとりから自身の生き方に真摯に向き合っていることを実感した。競技だけでなく勉学にも誠実に取り組んでおり、ゼミ生として誇りに思います。」と冨高選手に対しメッセージが送られました。

  • 杉田副学長
    杉田副学長
  • スキー部顧問 中村 その子教授
    スキー部顧問 中村 その子教授

その後の冨高選手からの報告では「小学校1年生のときにモーグルと初めて出会い、面白さに気づいた。中学3年生の時にオリンピック強化指定選手となり、オリンピックを意識するようになった。高校卒業後の進路について悩んだ結果、多摩大学でマーケティングについて学びながらモーグルを続けていくことを決めた。大学に入ってからも授業終了後に練習に行く日々が続いたが充実していた」と、幼少期から中学・高校時代、本学入学までのエピソードが述べられました。

コロナ禍でのオリンピックとなったことには、「自身が出場できなくなるだけでなく、チームのメンバーにも迷惑をかけてしまうため、コロナ感染防止にはかなり気を付けた。遠征中毎日行われるPCR検査や結果判明までは部屋から出られないなど、試合以外でのストレスも多かった」と当時の苦労を述べました。

オリンピック出場内定までの経緯では、「コロナの影響で試合数が激減したが、最高位4位、世界選手権5位となり派遣基準をクリアした。しかし代表候補の女子全員が派遣基準をクリアしていたため、ギリギリまで内定かどうかわからずに精神的にもつらい遠征だった」と述べました。

北京オリンピックでは「予選1はとても緊張し、思うような滑りができなった。ワールドカップとは違うオリンピック独特の雰囲気に飲まれたが、予選2まで期間が空いていたため気持ちを切り替えることが出来た。予選2では会場の雰囲気にも慣れ、滑ることができ準々決勝進出を決めた。」と当時の様子を振り返りました。準々決勝については「楽しんで思い切り滑ろうとの気持ちでスタートに立った、自分の中では一番うまく滑れた感覚だったがエアー点が伸びず、19位だった。悔しい気持ちもあったが楽しかったという気持ちが一番だった。」との感想を述べました。最後には「前回五輪選考落選からの4年間は、思うような成績を出せずにスキーを嫌いになりそうになったこともあったが、今回の出場が決まり、これまで頑張ってきてよかったと感じた。次の五輪での金メダル獲得を目指し、今回の悔しい気持ちを糧にして頑張っていく。」と2026年ミラノオリンピックに向けての抱負が語られました。

その後行われた質疑応答では、「競技会場で自分の順番が来るまで、どんな気持ちで待っていたか」との質問には「前に滑っている選手の映像は見ずに、自分のことだけに集中して待機していた。準々決勝では思い切り楽しもうという気持ちでスタートに立った」と答えました。

最後に、2021年度の多摩大学 学長賞授与が行われ、杉田副学長から冨高選手に対し表彰状が手渡されました。学長賞は大学活動の中で、特に社会から評価され多摩大学の名誉を高めた優秀な活動に対し授与されるものです。

報告会終了後には、メディアとの取材が行われ様々な質問に答えました。

  • 会場に展示された五輪関連グッズ
    会場に展示された五輪関連グッズ
  • 会場に展示された五輪関連グッズ

5月20日、 産官学民連携委員会主催アクティブ・ラーニングプログラム「多摩ブルー・グリーン倶楽部会員企業レポート」の初回講義を行いました。
今年で2年目となる本プログラムでは、様々なゲスト講師をお招きし、多摩信用金庫の方やプロのライターの方からビジネスマナーやインタビューの方法などを学びながら、各チーム2社の取材を行い、多摩ブルー・グリーン倶楽部のホームページに掲載される企業の紹介レポートを作成します。
9月には発表を行い、優勝チームを決定、優勝チームは12月に本学で開催される「アクティブ・ラーニング発表祭」にて活動報告をします。

今年度は、7名の学生が参加、はじめに経営情報学部 長島 剛 教授からプログラムの概要説明と担当教員4名(長島剛、松本祐一、浜田正幸、野坂美穂)、取材企業8社の紹介があり、7名の学生のグループ分け、担当教員、取材企業を決定しました。

NO. チーム名 担当教員 取材企業
1 ディズニー 長島剛 有限会社小沢製作所(八王子市)
株式会社アイエムエス(八王子市)
2 ヤイリ 松本祐一 武州工業株式会社(青梅市)
株式会社 中央発明研究所(西多摩郡瑞穂町)
3 多摩王朝 浜田正幸 金澤建設株式会社(小金井市)
株式会社ウォールナット(立川市)
4 めだか 野坂美穂 株式会社榎本調剤薬局(立川市)
エム・ケー株式会社(日野市)

※7名4グループのため、1名が2つのグループを掛け持ち

さらに、松本 祐一 教授から今後の活動の重要なポイントとなる「プロジェクトマネジメント」について講義がありました。

次回は、各チームによる大学紹介、プログラムの概要説明のプレゼンテーション(今回の課題の確認)、浜田教授による取材企業の研究についての講義を行います。

「多摩ブルー・グリーン倶楽部会員企業レポート」は、多摩信用金庫主催「多摩ブルー・グリーン賞」の受賞企業で組織する多摩ブルー・グリーン倶楽部の会員企業(168社)を対象に、学生が企業を訪問・取材し、紹介記事を作成、同倶楽部のホームページに掲載し、取材先企業との交流等を行うことを目的としたプログラムです。

多摩ブルー・グリーン倶楽部ホームページ
https://www.tamashin.jp/bg-club/index.html

  • 参加者の共通点を探がせ!
    参加者の共通点を探がせ!
  • 担当教員の決定
    担当教員の決定
  • 松本教授によるプロジェクトマネジメントの講義
    松本教授によるプロジェクトマネジメントの講義
  • 今後のスケジュール確認
    今後のスケジュール確認
 

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