多摩大学 現代の志塾

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4月5日、19日の2日間、多摩市豊ヶ丘商店街にあるコミュニティ拠点「健幸つながるひろば とよよん」にて本学経営情報学部長島剛教授のゼミ生2名がメルカリ教室を企画・開催しました。

教室では、地域に住む高齢者の方々(2日間で11名)が自宅から出品予定の物を持参し、スマホを利用しながら講師である学生から、出品までの流れや写真の撮り方を学びました。そして、当日中に出品したいという希望を叶えるため、学生の丁寧な指導のもと、受講者たちは、メルカリデビューを果たすことができました。

今回のような取り組みは、学生と高齢者がお互いに安心できる関係性を構築し、多世代交流の機会を増やし、地域コミュニティの活性化に貢献するものとなりました。

また、5月12日には株式会社メルカリ(本社:東京都港区、代表取締役社長:山田進太郎様)の社員の方、長島ゼミの学生、長島教授が参加し、受講者アンケートをもとに2日間のメルカリ教室の振り返りと今後の展望について意見交換会を行いました。

スマホ決済サービス「メルペイ」の利用で、売上金を次の買い物の際にスムーズに利用可能になって地域経済の活性化につながることや、地域施設を拠点にしたメルカリコミュニティを作ることで人々の暮らしが豊かになることが期待される、といった今後の可能性などについて話し合いが行われました。

株式会社メルカリについては下記URLよりホームページをご覧ください。
https://about.mercari.com/

  • 学生企画によるメルカリ教室開催
    学生企画によるメルカリ教室開催
  • メルカリ教室の様子
    メルカリ教室の様子

5月13日、多摩大学多摩キャンパスにて第7回次世代事業開発人材育成プログラム(NGP)を開催しました。
今回のテーマは「次世代事業のプランをまとめる」、次世代事業のビジネスモデルをまとめ、顧客に伝わるものを表現、考案した新規事業案を3チームが中間発表を行いました。

本プログラムでは、多摩大学経営情報学部の長島剛教授、松本祐一教授を講師として、中小企業3社(株式会社協同インターナショナル、FSX株式会社、株式会社パール技研)の社員、3つの信用金庫(川崎信用金庫、多摩信用金庫、東京東信用金庫)の職員、企業経営アドバイザーの受講者9名が参加しています。

各チームとも実現可能となる新規事業案を考えるため、企業訪問インタビューや打ち合わせを行い、既存商品のアップデート、現在あるネットワークの強化、プラットフォームの構築など「自社の売り」についてプレゼンテーションを行いました。

他チームや講師たちから「顧客の声や現場での気づきを得る」、「これまでの自社の強み以外に着目する」などのアドバイスがあり、次回の最終発表では各チームともさらにブラッシュアップされた事業案の発表が期待されます。

最終回では、参加企業の上席の方々をお招きし、各チームの新規次世代事業案とペアの支援機関による事業の支援方法の発表が行われる予定です。

「次世代事業開発人材育成プログラム」の詳細および多摩大学総合研究所プロジェクトの事例紹介については、下記リンクをご覧ください。

多摩大学総合研究所ホームページ
http://tmuri.jp/

  • 長島教授によるご挨拶
    長島教授によるご挨拶
  • 松本教授の講座の様子
    松本教授の講義の様子
  • ワークショップの様子
    ワークショップの様子
  • 中間発表の様子
    中間発表の様子

グローバルスタディーズ学部では、令和3(2021)年度秋学期VOICE(授業評価)結果を「多摩大学授業評価規程」に照らし、以下のとおり、評価の高かった教員を顕彰しました。
なお、顕彰対象候補者は、アクティブ・ラーニング委員会が「授業評価表彰に関する基準」を基に集計し、学部長が顕彰者を決定します。

顕彰対象者

対象教員名  職位 カテゴリ
Brian J. English 教授 EP(English Program)科目
渡邊 泰典 教授 コア科目
竹内 一真  准教授 一般科目
Erik Honobe 教授 専門科目(教職含む)
安田 震一 教授 大教室科目
  • Erik Honobe教授、(右)新美学部長
    (左)Erik Honobe教授、(右)新美学部長
  • 竹内 一真准教授、(右)新美学部長
    (左)竹内 一真准教授、(右)新美学部長
  • 渡邊 泰典教授、(右)新美学部長
    (左)渡邊 泰典教授、(右)新美学部長
  • Brian J. English教授、(右)新美学部長
    (左)Brian J. English教授、(右)新美学部長

2022年5月18日(月)、多摩キャンパスにて「冨高日向子選手オリンピック報告会」を開催いたしました。本報告会の様子はオンラインでも同時配信されました。

報告会は経営情報学部 中村その子ゼミ所属の学生の進行によりスタートしました。はじめに杉田文章 副学長・経営情報学部長より「目に焼き付くパフォーマンスを見せていただいた。スポーツは人と人を結ぶ糊のような文化だと思う。世界中の人を繋げる重要な役割を担っていただいていることに感謝するとともに、今後も大学をあげて冨高さんを応援していきます。」と挨拶がありました。

続いて冨高選手が登壇し、所属するゼミの担当教員であり体育会スキー部顧問 中村その子教授から「入学面接時のやりとりから自身の生き方に真摯に向き合っていることを実感した。競技だけでなく勉学にも誠実に取り組んでおり、ゼミ生として誇りに思います。」と冨高選手に対しメッセージが送られました。

  • 杉田副学長
    杉田副学長
  • スキー部顧問 中村 その子教授
    スキー部顧問 中村 その子教授

その後の冨高選手からの報告では「小学校1年生のときにモーグルと初めて出会い、面白さに気づいた。中学3年生の時にオリンピック強化指定選手となり、オリンピックを意識するようになった。高校卒業後の進路について悩んだ結果、多摩大学でマーケティングについて学びながらモーグルを続けていくことを決めた。大学に入ってからも授業終了後に練習に行く日々が続いたが充実していた」と、幼少期から中学・高校時代、本学入学までのエピソードが述べられました。

コロナ禍でのオリンピックとなったことには、「自身が出場できなくなるだけでなく、チームのメンバーにも迷惑をかけてしまうため、コロナ感染防止にはかなり気を付けた。遠征中毎日行われるPCR検査や結果判明までは部屋から出られないなど、試合以外でのストレスも多かった」と当時の苦労を述べました。

オリンピック出場内定までの経緯では、「コロナの影響で試合数が激減したが、最高位4位、世界選手権5位となり派遣基準をクリアした。しかし代表候補の女子全員が派遣基準をクリアしていたため、ギリギリまで内定かどうかわからずに精神的にもつらい遠征だった」と述べました。

北京オリンピックでは「予選1はとても緊張し、思うような滑りができなった。ワールドカップとは違うオリンピック独特の雰囲気に飲まれたが、予選2まで期間が空いていたため気持ちを切り替えることが出来た。予選2では会場の雰囲気にも慣れ、滑ることができ準々決勝進出を決めた。」と当時の様子を振り返りました。準々決勝については「楽しんで思い切り滑ろうとの気持ちでスタートに立った、自分の中では一番うまく滑れた感覚だったがエアー点が伸びず、19位だった。悔しい気持ちもあったが楽しかったという気持ちが一番だった。」との感想を述べました。最後には「前回五輪選考落選からの4年間は、思うような成績を出せずにスキーを嫌いになりそうになったこともあったが、今回の出場が決まり、これまで頑張ってきてよかったと感じた。次の五輪での金メダル獲得を目指し、今回の悔しい気持ちを糧にして頑張っていく。」と2026年ミラノオリンピックに向けての抱負が語られました。

その後行われた質疑応答では、「競技会場で自分の順番が来るまで、どんな気持ちで待っていたか」との質問には「前に滑っている選手の映像は見ずに、自分のことだけに集中して待機していた。準々決勝では思い切り楽しもうという気持ちでスタートに立った」と答えました。

最後に、2021年度の多摩大学 学長賞授与が行われ、杉田副学長から冨高選手に対し表彰状が手渡されました。学長賞は大学活動の中で、特に社会から評価され多摩大学の名誉を高めた優秀な活動に対し授与されるものです。

報告会終了後には、メディアとの取材が行われ様々な質問に答えました。

  • 会場に展示された五輪関連グッズ
    会場に展示された五輪関連グッズ
  • 会場に展示された五輪関連グッズ

5月20日、 産官学民連携委員会主催アクティブ・ラーニングプログラム「多摩ブルー・グリーン倶楽部会員企業レポート」の初回講義を行いました。
今年で2年目となる本プログラムでは、様々なゲスト講師をお招きし、多摩信用金庫の方やプロのライターの方からビジネスマナーやインタビューの方法などを学びながら、各チーム2社の取材を行い、多摩ブルー・グリーン倶楽部のホームページに掲載される企業の紹介レポートを作成します。
9月には発表を行い、優勝チームを決定、優勝チームは12月に本学で開催される「アクティブ・ラーニング発表祭」にて活動報告をします。

今年度は、7名の学生が参加、はじめに経営情報学部 長島 剛 教授からプログラムの概要説明と担当教員4名(長島剛、松本祐一、浜田正幸、野坂美穂)、取材企業8社の紹介があり、7名の学生のグループ分け、担当教員、取材企業を決定しました。

NO. チーム名 担当教員 取材企業
1 ディズニー 長島剛 有限会社小沢製作所(八王子市)
株式会社アイエムエス(八王子市)
2 ヤイリ 松本祐一 武州工業株式会社(青梅市)
株式会社 中央発明研究所(西多摩郡瑞穂町)
3 多摩王朝 浜田正幸 金澤建設株式会社(小金井市)
株式会社ウォールナット(立川市)
4 めだか 野坂美穂 株式会社榎本調剤薬局(立川市)
エム・ケー株式会社(日野市)

※7名4グループのため、1名が2つのグループを掛け持ち

さらに、松本 祐一 教授から今後の活動の重要なポイントとなる「プロジェクトマネジメント」について講義がありました。

次回は、各チームによる大学紹介、プログラムの概要説明のプレゼンテーション(今回の課題の確認)、浜田教授による取材企業の研究についての講義を行います。

「多摩ブルー・グリーン倶楽部会員企業レポート」は、多摩信用金庫主催「多摩ブルー・グリーン賞」の受賞企業で組織する多摩ブルー・グリーン倶楽部の会員企業(168社)を対象に、学生が企業を訪問・取材し、紹介記事を作成、同倶楽部のホームページに掲載し、取材先企業との交流等を行うことを目的としたプログラムです。

多摩ブルー・グリーン倶楽部ホームページ
https://www.tamashin.jp/bg-club/index.html

  • 参加者の共通点を探がせ!
    参加者の共通点を探がせ!
  • 担当教員の決定
    担当教員の決定
  • 松本教授によるプロジェクトマネジメントの講義
    松本教授によるプロジェクトマネジメントの講義
  • 今後のスケジュール確認
    今後のスケジュール確認

5月18日(水)、「アントレプレナーシップ論」(担当教員:趙佑鎭教授、履修人数:91名)の授業にゲスト講師として創新経営研究所代表/(株)ケイエスピー元取締役 志茂武 様をお招きし、ご登壇いただきました。

志茂様はKSP(かながわサイエンスパーク)に構想段階から関与され、数多くの中小企業、ベンチャー企業の支援に携わってこられました。その後、横浜国立大学、電気通信大学で教鞭を執られVB(ベンチャービジネス)の支援等に従事されてまいりました。また、本学第2代学長である中村秀一郎元学長とも長きにわたり親交を深められてきたとのことです。

ご講演では、VB(ベンチャービジネス)とは何か、IPO(新規株式公開)に至る道筋と成功確率、それを実現するためのリーダーの条件につき概説され、イノベーションとは新しい価値の創造であり、その担い手こそがアントレプレナーであること、21世紀になってイノベーションによる経済発展が現実化しており、アントレプレナーの重要性が輝きを増しているとされました。続いて事業(ビジネス)の成立要件と最近のビジネスの特徴、ビジネスモデルの重要性について解説され、近年注目されてきている社会的企業(Social Business)についても実例を示しながら説明いただきました。
これら基礎知識を前提として、VBを支援してきたKSPの歴史と実績、企業の成長支援業務の概要、企業家教育としての「KSPベンチャービジネススクール」、KSPインキュベーション支援モデルの優位性等についてお話しいただきました。
最後に、起業家精神とは何かについて、「気概、矜持、高い志といった思いの深さ」、「自分の一生をかける勇気を持ち自分を信じて行動すること」と締めくくられました。

1966年に神奈川県商工部工業課に配属されて以来、長きにわたり、所属組織は変わっても一貫して中小企業、ベンチャー企業の支援に携わってこられたからこそ響く言葉の重さを感じるとともに、講演の随所で中村秀一郎元学長はじめ、これまで多摩大学を支えてきた教員・研究者のお名前が飛び出し、この大学で学ぶことの意義を実感する講演となりました。

  • 志茂様ご講演
    志茂様ご講演
  • 趙教授から解説
    趙教授から解説
  • ご講演後 志茂様と趙教授
    ご講演後 志茂様と趙教授

5月13日(金)、「事業構想論Ⅰ」(担当教員:松本 祐一、履修人数:274名)の授業にゲスト講師として、株式会社IDEASS(所在地:東京都中央区)取締役 最上雄太様にご登壇いただきました。

同社は社会人向けの各種教育サービス、組織開発コンサルティングを事業とする会社です。知恵(ideas)の集まりでありたいという願いと、IDEASSの知恵によりお客様の「思い」を実現したいという企業理念を示しています。

講義では「事業構想を支える想い」をテーマに最上様の30年の歴史をお話しいただきました。30年の中で迷いながらも「常に自分に正直に生きる」ことを軸に行動し、MBA(経営学修士)取得・起業・博士学位(Ph.D.)を取得され、今なお挑戦し続けているとのことでした。

松本教授との対談では、「転職するときに次の職場を探す基準とは」「新しいビジネスを始めるときにまずは何から始めたのか」「研修事業という業種の中で唯一無二をつくるには」など具体的な起業のヒントを伺うことができました。

学生からは事業の今後の展開や「選択を決断する時に考えた事や基準があれば教えてほしい」などの質問がありました。

最後に「人生に起きるいくつもの選択は、経験に基づいて認識する流れを感じることや自分の軸と向き合うことで決定する」とお話がありました。

<株式会社IDEASSのホームページ>
http://www.ideass.jp/

  • 最上雄太様
    最上雄太様
  • パネルディスカッションの様子
    パネルディスカッションの様子


感想
満足
した点
・自分たちの会話で出た文法や単語を先生がピックアップして、何が違うかとかどの単語の方が良いのかみんなで考えたりするのが楽しかった
・自分の知らない単語や言葉の使い方も学べたからよかった
・課題も程よく難しくてやりがいがあって良かった
・先生が正しい英語の使い方を指摘してくれる点が良かった
・2人でのトークや軽いディスカッションから3、4人でのアクティビティが毎回あった点は良かった
・クラスメイトとの交流も含めた英会話レッスンのようだった
・トーク内容はさほど難しいものでは無かったので、中学英語が出来れば話せる内容になっていた
不満
大変だった点
・現地の学生さんと交流する時間を授業内に作って欲しかった
・課題が多すぎる
・課題の提出期限が大学と比べて短かったので大変だった
・3月はとても忙しかったので、早めに提出するか授業が終わった後に取り組む等タイムマネジメントをしっかりしないと提出が遅れてしまう
・サマータイムによる時差の変更に注意!(春休みはプログラムの途中で切替時期がくる)
成長
したこと
・英会話に自信が持てた
・とりあえず英語で話してみようという姿勢が身に付いた
・苦手を克服することができた
・リーディングの課題に時間制限がついていたから早く正確にとくことができるようになった
アドバイス ・課題が多めなので、スケジュールに余裕ある人にお勧め
・英語を話す事や聞く事の力が伸びると思う

5月3日、4日、好天のなか代々木公園にてカンボジアフェスティバルが開催されました。
多摩大学から実行委員会でのボランティアとして経営情報学部7名(1年:6名、3年:1名)に加えて、カンボジア大使館でのボランティアとしてグローバルスタディーズ学部3年1名、経営情報学部2年1名が参加しました。両日、多摩大学経営情報学部梅澤佳子教授も会場に足を運び、学生を激励されました。

コロナ禍により3年ぶりの開催でとまどいもありましたが、ボランティア受付・設営準備段階から順調に進みました。多摩大生は集合時間の10分前には全員集合し、現場でよく動いており、実行委員会から高い評価をいただきました。他大学の学生・留学生・カンボジアのスタッフ・来場者と積極的に交流していた学生もみられました。

後日となる5月11日、Zoomにて事後学習会(振り返り)を行いました。
参加者はボランティアコーディネーターの日比野さん、カンボジアフェスティバル実行委員の杉山早紀さん、梅澤教授、学生5名、職員1名の計9名が参加しました。

日比野さんの進行でフェスティバルの様子やボランティアをした感想などを各学生に質問しながらボランティアの意義を深めていきました。質問を受けた学生は当日の楽しかったことや大変だったこと、感じたことを生き生きと話し、また来年も参加したいと積極的に話していました。

次に杉山さんが当日撮影した写真を共有しながら、多摩大生の活躍やフェスの様子、ご自身がボランティアに参加した経緯などを話していただきました。

最後に日比野さんよりボランティアというものについての講義があり、「やりたいこと、好きなこと、得意なことをボランティアでできるとよいですね」という言葉が印象的でした。

  • ボランティア参加学生(1)
    ボランティア参加学生(1)
  • ボランティア参加学生(2)
    ボランティア参加学生(2)
  • カンボジアフェスティバルのステージ
    カンボジアフェスティバルのステージ
  • ボランティアミーティング
    ボランティアミーティング
  • 事後学習会
    事後学習会
  • 杉山さんの写真を共有
    杉山さんの写真を共有

2022年春休み短期留学をした学生が英語でのプレゼン発表を行いました。
各々学んだ内容や感想、今後の目標などを英語で発表しました。

2022春学期 短期留学後発表 @ E201

留学の種類 留学先 人数
短期
(オンライン型)
ビクトリア大学(カナダ) 3名
短期
(渡航型)
ビクトリア大学(カナダ) 8名
ハワイ大学 1名

〈発表一例〉

4月26日、クラスター社公式番組「Hello Cluster」にて本学経営情報学部 彩藤ひろみゼミが作成した「バーチャル高尾山」がイベント最後のワールドに選ばれました。
ワールド内では、アバターと呼ばれる自分の分身をあらわすキャラクターで参加し、思い思いに行動することで楽しむことができます。ケーブルカーやリフトに乗ることができ、参加者(ワールド内の上限100名)たちはきれいな春景色の高尾山を堪能しました。

彩藤ゼミは、コンテンツビルダー集団として地域素材を利用したデジタルコンテンツを作成し、その成果を地域に還元することで社会に活力を与えることをゼミの理念として掲げています。ゼミでは、コロナ禍でオンライン化が加速している現代の新しいコミュニケーションツールの一つとしてデジタルを利用した地域課題解決のための活動を行っています。これからも地域社会のニーズに応えながら、豊かなまちづくりに貢献していきます。

参加者たちからは、「今度は実際に高尾山に登ってみたい!」「気軽に参加できるところが良かった!」といった声もあり、新たなコミュニケーションの形を体験することができました。

高尾山山頂にて記念撮影

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クラスター(cluster)とは、スマートフォンやPCなどの様々なツールを使ってバーチャル空間に集まることで、イベントに参加することができるサービスです。「Hello Cluster」は、バーチャル空間で行われる、clusterをより楽しみたい人へ贈る公式イベントです。
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茅ヶ崎市にてアロハマーケットが3年ぶりに開催されました。これは茅ヶ崎市ホノルル市郡姉妹都市交流推進事業の一環として開催されました。

今年より茅ヶ崎市妹都市交流委員会の委員として二人のSGS生、3年の大髙ももなさんと大高恵梨佳さんが活動しています。

二人はアロハマーケット大会本部のテントに終日スタッフとして来場者に会場の地図や資料を配布、質問に対応しておりました。当日、ハワイ関連グッズなど60店舗以上が出店されており、フードトラックも14台ほどハワイの味やその他を提供しておりました。

なかでもアロハシャツの販売が盛んでした。アロハを着て冷房を控える、自然にやさしい茅ヶ崎市を目指すアロハ事業の一環として、姉妹都市ホノルルを肌で感じられるイベントにすることを目指しておりました。

日時:5月14日(土)~15日(日)10時~17時
場所:茅ヶ崎公園野球場周辺、うみかぜテラス(体験学習センター)

茅ヶ崎市特別観光大使えぼし麻呂の10周年イベント「ゆるリンピック」なども開催されました。

  • 会場の様子
    会場の様子
  • アロハマーケット出店店舗
    アロハマーケット出店店舗
  • (左から)大髙ももなさん、大高恵梨佳さん
    (左から)大髙ももなさん、大高恵梨佳さん

5月6日(金)、「事業構想論Ⅰ」(担当教員:松本 祐一、履修人数:247名)の授業にゲスト講師として「レジャーコンダクター®︎」の杉崎聡紀さんをお招きし、ご登壇いただきました。

杉崎さんは、多摩大学の卒業生であり、在学中は、テーマパークという素晴らしい場所をたくさんの方に知っていただきたいという気持ちから、ビジネスとして提供する側になるために、杉田副学長のゼミ生として「レジャー産業」を学び、”レジャー”を人生になくてはならないものとして研究してきました。

2000年に合同会社ユー・エス・ジェイに入社して以来、19年間の豊富な業務経験を活かし、現在は、世界でひとりの「レジャーコンダクター®︎」として大学や企業等で授業や講演を行うなど、多方面でご活躍されています。現在は和歌山大学大学院観光学研究科博士前期課程に進学され、学術的な観点からもレジャーを深耕されています。

講座のテーマは、「新しい職業を構想する」でした。「できるかできないかではなく、やるかやらないかである。」という理念のもと、自分を信じてやりきる強い思いや、具体的な成功イメージを持つことなど、熱い思いを語っていただきました。

松本教授との対談では、テーマパークの持つ意味の時代ごとの変遷や、「レジャーコンダクター®︎」の収入の詳細や既存のビジネスとの相違点などを伺うことができました。

学生からは「杉崎さんのようにモチベーションを保ち続けるにはどうしたらよいか?」「就職活動をしているが、自分に合う会社を知るにはどうしたらよいか?」などの質問がありました。

最後に恩師の杉田副学長より、杉崎さんのようなものの見方をする人と出会えたこと、人がレジャーを求める根本的なニーズを知ることができたことが本日の成果であるとお話がありました。

<杉崎聡紀さんのホームページ>
https://www.g-lecon.com/

  • 杉崎聡紀さん
    杉崎聡紀さん
  • 松本教授との対談
    松本教授との対談

私費留学生を対象にオリエンテーションを行い、留学ビザの更新や奨学金の申請方法、その他留学生アドバイザーによるサポートシステムについてなどを、手引書を使用しながら説明をしました。

5月11日(水)、「長島剛教授ホームゼミ(ゼミ生41名)」の授業にゲスト講師として西日本電信電話株式会社 奈良支店 ビジネス営業部 ビジネス推進担当課長 佐々木猛様をお招きし、ご登壇いただきました。

佐々木様は地域社会に入り込み課題を深掘りし、ICTを活用し課題解決モデルを探求する「地域をICTで活性化するビタミン活動」、またそれらを通じて「地域の皆が”支えて””支えられる”街づくりへの取組み」に携わっていらっしゃいます。

ご講演では、日本の人口減少は地方から進んでいるが、その中で地方都市は1人当たりの生産性を上げかつ行政コストを押し下げることが求められることを示されました。続いて、現在ご担当されている西日本エリアにおいて、地域の特性を把握し、インクルーシブデザイン、クリティカルシンキング、バックキャスティングで考えることにより課題解決に向けた活動を行っているとのお話がありました。その実例として、天理市での「高齢者の睡眠の質改善による介護予防の取組み」、「地域貢献に応じてポイントが付与されるデジタル地域通貨」などの取り組み、小学校の設備を活用して住民参画型のイベント(みんなのとしょかん、町力塾など)を行っているものを今後他の小学校にも展開させ地域の人たちの繋がりをより広げていく住民ドリブンな企画「みんなの学校プロジェクト」にまで発展してきているなどご紹介いただきました。

グループ討論では「地域の社会活動を企画するとしたらどんなことをやってみたいか」をテーマにゼミ生が活発な意見交換を行い、地域での料理大会、AEDを使った救急救命教室、地域体育祭、高齢者による麻雀教室、コミュニティー対抗多種目競技大会、など様々なアイデアが発表されました。

最後に、コミュニティーを作るのは意外と難しく、海外ではコミュニティーマネージャーという存在が認知されてきているが、日本では仕事としてはまだ新しい。志のある人は目指してみてはいかがでしょうかとアドバイスをいただきました。

  • 佐々木様ご講演
    佐々木様ご講演
  • グループディスカッション
    グループディスカッション
  • グループディスカッション
    グループディスカッション
  • グループ発表
    グループ発表

多摩大学は、2022年4月14日に、多摩キャンパスにて小田急グループの小田急電鉄株式会社(本社:東京都新宿区 社長:星野 晃司様)および小田急不動産株式会社(本社:東京都渋谷区 社長:五十嵐 秀様)との連携協定締結式を執り行いました。

今回、締結式にご出席いただいた星野社長と五十嵐社長および関係者の皆様にキャンパスのご案内をしたいという樋笠ゼミの学生(経営情報学部2年生:伊藤樹希、武井夕佳、崎田信之介)からの提案で、総勢12名の方々にご参加いただき、キャンパスツアーを実施しました。

学生がガイド役となり、はじめに3年連続大学日本一に輝いた本学体育会フットサル部の練習風景をアリーナにてご覧いただき、学生食堂、教員ラウンジ、図書館、歴史未来館などを見学、本学の創立からの歴史や学生生活について学生目線の声を聞いていただき、多摩大学の魅力をお伝えしました。
星野社長、五十嵐社長からは大学の施設、設備や学生生活についてご質問があり、学生たちは企業のトップと直接交流を図る貴重な経験となりました。

今後は、地域社会貢献に関する取り組みで連携協力していくにあたり、本学の学生が主体となって地域の方のニーズに応えることに取り組めるよう指導・教育してまいります。
お忙しいところ、ご来校いただきましてありがとうございました。

  • キャンパスツアー様子(歴史未来館にて)
    キャンパスツアー様子(歴史未来館にて)
  • キャンパスツアーの様子(アリーナにて)
    キャンパスツアーの様子(アリーナにて)
 

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