多摩大学 現代の志塾

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2022年1月18日、東京都商工会連合会多摩観光推進協議会事務局 (本部:立川市)より、『TOKYO TAMA 3D MAP』・『多摩の旅カード』・『カードブック』が寄贈されました。

多摩を知り、多摩に足を運んでもらうきっかけづくりとして手に取ることができ、見た目にも楽しい観光ツールを作りたいとの思いで制作されたとのことです。同協議会は多摩地域への国内外の旅行者誘致の促進とリピーターの増加を促進し、多摩地域の観光振興や観光ビジネスの創出による産業振興等につなげることを目的に設立され、多摩地域の商工、観光、農業団体などが連携して様々なプロジェクト活動を行っています。また、マップ作成、ホームページやSNSによる情報発信などの事業に取り組み、多摩地域の魅力をPRしています。

寄贈された『TOKYO TAMA 3D MAP』は、本学多摩キャンパス3階の図書館に展示しています。多摩市の丘から街までの高低差を近くで感じることで、学生や教職員の地域課題解決やまちづくりを考える意識の向上につながることを期待します。

【多摩観光推進協議会ホームページ】
https://tama-kankou.tokyo/

  • 駒様と長島先生
    多摩観光推進協議会事務局長 駒 治徳様と本学 長島 剛教授
  • 「多摩の旅カード」と「カードブック」
    「多摩の旅カード」と「カードブック」

2月5日、大学コンソーシアム八王子主催「八王子地域学生活動連絡会シンポジウム」が開催され、本学経営情報学部彩藤ひろみ教授とゼミ生(2年生2名、3年生5名)が協力者として参加、同ゼミが作成したclusterのサイト上でオンライン配信(clusterおよび YouTube)を行いました。

テーマは「八王子における、大学と市民団体の協働体制づくりに向けて―「学生ボランティア」について、大学は何を考え、市民団体は何を望むのか―」。大学のボランティアセンターに勤務するボランティアコーディネーター(2名)、八王子市市民活動支援センター編集スタッフ(1名)、八王子市社会福祉協議会職員の方(1名)、学生代表(1名)をお招きし、事例紹介と意見交換会を行いました。

cluster上で、彩藤教授と同ゼミの学生たちは、パネラーたちが小さな部屋で意見交換している後方に控え、担当のアバターの操作や会場変更等の運営を行いました。

学生ボランティアと協働を希望する市民団体関係者や学生ボランティアに関わる大学職員の参加者たちは、3Dアバターを選んでバーチャル空間に入り、公開されているワールドを散策しながら、シンポジウムを楽しみました。

会場には4名の聴講者が対面参加、cluster上では、延べ人数200名が参加、YouTubeの同時配信にも約100名が参加しました。

今回は、対面とオンラインを併用したシンポジウムを開催したことにより、多くの方々の参加が可能になり、ボランティアに関わるそれぞれの立場の方々が、学生ボランティアで重要としていることや送り出し・受け入れに関する課題を共有することができ、相互連携に向けた「体制づくり」を目指す良い機会となりました。

  • 準備中
    準備中
  • シンポジウムの様子
    シンポジウムの様子
  • clusterの世界
    clusterの世界
  • 集合写真※撮影時のみマスクを外しています
    集合写真※撮影時のみマスクを外しています

本学経営情報学部 内藤 旭惠准教授が、1月11日に放送されたTBSテレビ「Nスタ」の特集「全国の激ウマ駅弁が大集合」で、インタビュー取材を受けました。

内藤准教授は、アクティブ・ラーニングプログラムにおいて地域の農家や農協などと商品開発を手掛けています。2021年度は複数の学生が参加し、シイタケとアルファ米を使った長期保存のきくお茶漬けの開発を行っています。

それらの市場調査の一環として、元祖有名駅弁と全国うまいもの大会へ出向いた際、内藤准教授が鉄道遺産の研究にも取り組んでいたことから、公式に取材を受けました。

・鉄道の研究
3DCGによる茶箱の輸送と鉄道の再現に関する研究
内藤 旭恵 , 吉野 亜湖 , 陽東 藍 , 高橋 等 , 大石 義
静岡産業大学情報学部研究紀要,19,219-230 (2017-03-01)

・お茶の水橋市電レールの研究
お茶の水橋・都電遺構 保存へ 一部すでに譲渡 全国の大学・博物館で研究
東京新聞 TOKYO Web (tokyo-
np.co.jp)

グローバルスタディーズ学部の教員による新しい本を2冊ご紹介します。

グローバルスタディーズ学部太田哲教授が執筆で参加した『Demystifying Myanmar’s Transition and Political Crisis』がPalgrave Macmillan社から出版されました。1年前の軍によるクーデターで民主化の危機に直面しているミャンマーについての本です。太田教授は、第7章「Redrawing or Blurring the Boundary? Observations of Naga People’s Political Struggles and Local Cross-Border Trade Practices」(Pages 115-133)を担当し、インド北東部からミャンマー北西部地帯にかけて居住しているナガ民族の現状を解説しています。
要約はこちらからお読みいただけます。

続いてのご紹介は、グローバルスタディーズ学部西井賢太郎専任講師の『PROGRESSIVE STRATEGY FOR THE TOEIC® L&R TEST』です。TOEIC600点を目指すためのテキストで、西井講師の担当箇所は、Part 4, 6, 7形式のパッセージ&問題です。湘南キャンパス図書館で利用できるので、ぜひ学生の皆さんはTOEIC対策に役立ててください。

1月19日、本学にて「プレゼミⅡ」の4クラス(担当教員:石川晴子、出原至道、長島剛、中村その子 履修者:1年生63名)の授業で、相模原市・相模原商工会議所・神奈川県・UR都市機構・橋本商店街協同組合・株式会社日建設計・京王電鉄株式会社の25名の方々にお越しいただき、シリアスボードゲーム「さがみはら12のゲーム」の試遊会を行いました。

2021年5月からこの4クラスのプレゼミ生は、相模原市の人口減少や交通整備などの課題を題材としたシリアスボードゲームの制作に取り組んできました。今回、相模原を愛し、かつ学生が考案した12種類のシリアスボードゲームにご興味をもっていただいた行政・企業などの方々にこのゲームを体験していただきながら、社会課題の解決について学生と意見交換を行いました。

参加者の方々から「ゲームの考案過程はどのようなものでしたか」などの質問があり、学生から「現地を訪問し、いくつもの資料を調べて課題を考察しました」「たくさんの方に相模原市に関心をもってもらうにはどうしたらよいかを考えました」などの回答がありました。

授業の最後には長島教授より「本日は様々な分野の方々との交流の場となり、これらの方々がそれぞれの立場でまちづくりに関わっていることを知ることができ、学生たちには大変有意義な時間となりました」との感想がありました。

また、授業後の雑談会では参加企業の方から「学生ならではの柔軟な感性が刺激になりました」「企業が利益を考えた実践の場を学生に提供し、お互いに利益のある関係になれるといいと思います」など前向きな評価をいただきました。

総評として京王電鉄株式会社の方より「今回の振り返りを活用し、来年度もまちづくりに関心のある学生と相模原市の関連企業・行政などと連携しながらまちづくりを進めていきたいです」とのコメントをいただきました。

  • 試遊会の様子
    試遊会の様子
  • 試遊会の様子
    試遊会の様子
  • 相模原の地図を使用したゲーム
    相模原の地図を使用したゲーム
  • 12種類のゲームを紹介
    12種類のゲームを紹介

1月15日(土)8時半より「藤沢七福神めぐりクリーンウォーキング」が開催され、SGSから堂下恵教授、4年・萩原汐海さん、2年・石塚斗真さん、橋詰博樹特任教授(筆者)の4名が参加しました。

これは藤沢市が、藤沢の文化に触れながら健康的に街をきれいにすることを目的として、2016年より開催しているイベントの7回目。一昨年(荒天)、昨年(新型コロナ感染症)の中止を経て3年ぶりの開催でした。

SGSは2016年より日本大学・藤沢市とともに「ぶらりごみ拾いin六会」(SGS単独では2015年より同様のイベント)を開催していますが、2020年・21年には新型コロナ感染症蔓延により開催できなかったので、この大会への参加を呼び掛けたところ、学期末の多忙な中4名の参加が得られたものです。

市庁舎前で開催された開会式には、鈴木市長、宮治副市長、環境部長等、県議・市議10名も出席。また以前の「ぶらりごみ拾い」に参加下さった方々も見かけました。

市議らを含む62人が9:15頃に市役所を出発。ごみを拾いながら3時間近くかけて、感応寺→藤澤諏訪神社→常光寺→白旗神社→養命寺→皇大神宮の「六」福神・約6kmを回りました。風もほとんどない晴天で、日陰でなければまずまず温かく、格好のウォーキング日和。藤沢市観光協会主催の「藤沢七福神めぐり」の時期でもあり、各社寺を参拝しスタンプを押しながらのごみ拾いとなりました。主催者によると集められたごみは約40kg。

今年こそは新型コロナ感染症が落ち着き、ぶらりごみ拾いを再開したいものです。

  • 開会式(中央後姿の3人、左から石塚、萩原、堂下)開会式(中央後姿の3人、左から石塚、萩原、堂下)
  • ごみ拾いウォーキング(手前2人目より、萩原、石塚、堂下)ごみ拾いウォーキング(手前2人目より、萩原、石塚、堂下)
  • ごみ引渡し(石塚、萩原)
    ごみ引渡し(石塚、萩原)

中村そのこゼミ 4年生、山本啓介さんがボランティア通信2月号の企画を担当しました。

今回は動物穴埋めことばクイズです。


ボランティア通信2月号(PDF4.47MB)

関連リンク
中村そのこゼミ
中村そのこゼミの活動

2月2日、経営情報学部松本祐一教授とゼミ生(4名)が2020東京オリンピックカヌースラローム日本代表足立和也選手と奥多摩町を訪問、カヌーを通して自然に親しみながら奥多摩の魅力を伝える活動を行いました。

足立和也選手は、相模原市の出身、幼稚園でのカヌー体験をきっかけに競技を始め、現在は、国内有数の練習場所がある山口県萩市に移住し、ヨーロッパを拠点とする選手が多い中で、国内で強化を続けています。

松本ゼミの同企画は、足立選手に奥多摩の大自然の中でカヌーの醍醐味と楽しさを伝えていただくVR動画を作成、多くの方に情報発信をすることでカヌー競技と奥多摩の魅力を広く周知することを目的としたものです。

当日は、奥多摩多摩川でインタビュー動画撮影を行い、カヌー選手ならではの習慣や地上トレーニング方法、また、練習や競技を通じて四季や川の変化を楽しみ、カヌー競技でしか体験できない大自然との一体感を得られるメリットなどについて率直なコメントをいただきました。
また、奥多摩町の印象について「東京とは思えない豊かな自然があり、きれいな空気と水があるとても良い場所ですね」との感想をいただきました。

今後について「たくさんの方々にカヌーを広く知ってもらい、身近に感じて欲しいです」とのコメントがあり、学生たちへ「人生の岐路での決断は自分にしかできないと思います。だからこそ、自身のやりたいことに踏み出す勇気を持ってください」とのメッセージをいただきました。

今後は、足立選手が川を下っている動画や足立選手ならではの視点の映像などを盛り込み、VR動画を完成させる予定です。そして、いつの日か奥多摩町が「カヌーの聖地」と呼ばれる日が来ることを目指して活動を続けていきます。

  • 足立和也選手
    足立和也選手
  • インタビューの様子
    インタビューの様子
  • 事前ミーティング
    事前ミーティング
  • 集合写真※撮影時のみマスクを外しています
    集合写真※撮影時のみマスクを外しています


第7回「多摩の学生まちづくり・ものづくりコンペティション2021」では、12大学・大学院から43団体の応募があり、8チームが一次審査を通過しました。二次審査の結果、梅澤佳子ゼミの「世代間交流八王子駅前サロンプロジェクト」は奨励賞を受賞しました。
本プロジェクトは、2016~2021年度大学コンソーシアム八王子「学生企画事業補助金」採択事業です。梅澤ゼミは第1回「多摩の学生まちづくりコンペティション」(当時の名称)にて最優秀賞、奨励賞の2賞を受賞しています。

「多摩の学生まちづくり・ものづくりコンペティション」は多摩地域の課題解決をテーマに、若者が課外研究として企業や行政と連携のもと、地域活性化のアイデアを創造し、その研究成果を発表するものです。「まちという空間」が直面している課題と真摯に向き合っていくアイデアと実行力を求めます。
※参考:公益社団法人 学術・文化・産業ネットワーク多摩HP

詳細は以下のURLからご覧ください。
公益社団法人 学術・文化・産業ネットワーク多摩主催
「多摩の学生まちづくり・ものづくりコンペティション」
https://nw-tama.jp/competition/

大学コンソーシアム八王子主催「学生企画事業補助金」
https://gakuen-hachioji.jp/main-business/kikakuhojo/

梅澤ゼミは、平成28(2016)年度より大学コンソーシアム八王子「学生企画事業補助金」対象事業として「駅前サロン」(高齢者サロン)を地域と協働して実施してきました。その5年間の活動を論文「学生と地域の協働による高齢者サロン「駅前サロン」の事例報告と今後に向けての提案」にまとめ、八王子市政策研究誌「まちづくり研究はちおうじ」に投稿しました。

八王子市政策研究誌「まちづくり研究はちおうじ」は、市職員による政策研究及び八王子市が取り組んできた先進的な政策事例などを広く周知するとともに、市民による研究発表の場とすることを目的として発行されている定期刊行物です。
※「まちづくり研究はちおうじ」ホームページより

政策研究誌『まちづくり研究はちおうじ』第16号(2021年)63~70頁
「学生と地域の協働による高齢者サロン「駅前サロン」の事例報告と今後に向けての提案」
詳細は以下のURLからご覧ください。
https://www.city.hachioji.tokyo.jp/shisei/001/001/010/p020629_d/fil/machiken16th.pdf

今回、多摩大学経営情報学部出原至道教授とゼミ生(3名)が、多摩市桜ヶ丘コミュニティセンター運営協議会の方々からのご相談を受け、同センター(愛称:ゆう桜ヶ丘)ホームページの「デザインが古くなったので刷新したい」「ブログを投稿できる機能を追加したい」などの課題を解決するため、Webサービスのリニューアルを行うこととなりました。

「ゆう桜ヶ丘」は桜ヶ丘コミュニティセンターと桜ヶ丘児童館が一体になった複合施設の愛称で、子どもから大人まで幅広い年齢の方々に利用していただく施設であり、児童館は多摩市、同センターは地域住民からなる運営協議会により運営されています。エントランスを入ると誰でも無料で自由にくつろぐことができる重厚感のあるロビーがあり、センター内ではコーラス・太鼓・ヨガ・太極拳・体操などのサークル活動や、年間を通した季節ごとのさまざまな事業や行事が行われています。

1月27日、ゆう桜ヶ丘の方々と出原ゼミの学生の初顔合わせを行い、課題の明確化とコンテンツの整理、作業過程、今後のスケジュールの確認などを行い、2月には学生による「Twitter入門講座」を開催することとなりました。

今後、ホームページのリニューアルに伴い、広報PRを強化することで同センターが地域「共助」の基盤となることが期待されます。

  • 正面玄関
    正面玄関
  • 落ち着いた雰囲気のロビー
    落ち着いた雰囲気のロビー
  • ゆう桜ヶ丘の方と学生の交流
    ゆう桜ヶ丘の方と学生の交流
  • 打ち合わせの様子
    打ち合わせの様子

グローバルスタディーズ学部藤田賀久非常勤講師編集の『神奈川から考える世界史  ― 歩いて、見て、感じる歴史』が、えにし書房(千代田区)より出版されました。この本には、グローバルスタディーズ学部の田中孝枝准教授、韓準祐准教授、安田震一教授(学部長、副学長)、山田大介教授、深松亮太非常勤講師も執筆で参加しています。


  • 『神奈川から考える世界史』

また、グローバルスタディーズ学部太田哲教授が執筆に参加した『越境するファッション・スタディーズ ― これからのファッションを研究したい人のために』が、ナカニシヤ出版(京都市)より出版されました。太田教授は第九章「大人男子:若者文化の発生と男性の成熟と未熟」の執筆です。


  • 『越境するファッションスタディーズ』

2月16日をもちまして、お申込みを締め切らさせていただきます。
数多くのお申込み、誠にありがとうございました。
今後とも、よろしくお願い申し上げます。

多摩大学では「PROGによるIRの推進」と題して、第2回「IRセミナー」をオンラインで開催いたします。
本学のこれまでの調査・分析により得られた知見を共有し、皆様方とIRを推進していきたいと存じます。
ご参加のほど、よろしくお願い申し上げます。

日時:2022年2月21日(月)14:00~16:20
開催形式:オンライン


IRセミナー開催のご案内
(PDF 946KB)

アクティブ・ラーニングセンター湘南キャンパス図書館では、神奈川県教育委員会が推進している県内高校生のインターンシップへの協力依頼に基づき、2015年より毎年8月に1~2名の高校生インターンを受け入れ、大学図書館業務の体験の場を提供しています。この度その貢献が評価され、グローバルスタディーズ学部が「令和3年度かながわインターンシップ推進優良企業・団体」として表彰され、感謝状を受け取りました。

1月21日、経営情報学部松本祐一ゼミ藤沢プロジェクトチーム(8名)の授業に、本学卒業生のANAエアポートサービス株式会社(所在地:東京都大田区、代表取締役社長 小山田 亜希子氏) 久保田穂高様をお招きし、「辻堂団地活性化企画」を提案、意見交換会を実施しました。

同企画は高齢社会における団地の現状から、久保田様が少年期から住む辻堂団地にもう一度「にぎわい」を取り戻し、持続可能な地域づくりをしたいというご要望から生まれました。

意見交換会では、5名のゼミ生が団地に住む小学生の親子や若い世代をターゲットとして参加型や展示型のイベント企画のプレゼンテーションを行いました。

各々の企画に対し、高齢者との連携、防犯対策、地域の方々に同団地の魅力を伝えるSNSの活用などについて活発な議論を行いながら、学生たちは、久保田様から企画提案に必要である重要な視点や考え方を学ぶことができました。

最後に松本教授より「今後は、同団地の構造改革の企画をより実現に近づけるため、自治会のみなさんとの意見交換会を実施し、同団地にも近いグローバルスタディーズ学部の学生との連携を図りながら、様々なアイデアを考えていきたい」とのコメントがありました。

  • 意見交換会の様子
    意見交換会の様子
  • 久保田さんからのフィードバック
    久保田様からのフィードバック

1月9日、東京都立両国高等学校(所在地:東京都墨田区)と多摩大学経営情報学部松本祐一ゼミとの高大接続で奥多摩フィールドワークと意見交換会を行いました。

当日は、東京都立両国高等学校の高校生11名(1年生:2名、2年生:9名)、教員2名、本学松本祐一教授、ゼミ生1名、職員2名が参加し、奥多摩町民と関係者11名の方にご協力いただき、奥多摩の各地を訪問しました。

また、株式会社良品計画(主な事業:「無印良品」を中心とした運営・商品企画・開発など)の3名の方々にもご参加いただき、企業の視点から見た奥多摩町の地域産業の課題や可能性についてご意見を伺うことができました。

本活動を通して、同校の生徒が本学松本ゼミの取り組みや手法を学び、若者である自分たちに何ができるのかを考える機会となりました。

当日のスケジュールは以下のとおり
(1) わさび田の体験
奥多摩産わさび栽培の伝統を世界に向けて発信しつづけている角井兄弟(わさびブラザーズ)に、通常立ち入ることのできないわさび田のある渓谷をご案内いただき、栽培されているわさびを見学、試食をしました。

(2) 梅沢地区の視察
濱野文雄様(奥多摩町自治会連合会長・梅沢地区自治会長)に梅沢地区の森をご案内いただき、地域と自然が共存するための森づくりについてご説明があり、「他の地域の参考になるような奥多摩のモデルケースを作りたい」とのご意見をいただきました。

(3)意見交換会
はじめに、松本教授よりゼミ活動のソーシャルビジネス事業開発研究の紹介があり、高校生から「奥多摩にはたくさんの資源があるけれど、情報発信や森を守るための支援が不足していると感じました」、「奥多摩に登山に訪れる人と地域の方々をつなげる仕組みがあると良いと思います」との意見がありました。
本学の学生からは「本日の奥多摩町の方々と出会えた貴重な経験を忘れずにこれからの学習に役立ててください」とのメッセージがありました。
また、松本教授より「奥多摩の現状と課題を情報発信することで奥多摩独特の地域資源に価値を見出し、地域やまちの在り方を考えることで新たな社会的価値を生み出すことが重要です」とのコメントがありました。

(4) 川井駅にて松本ゼミのガチャポンを体験
松本ゼミ考案の奥多摩土産として川井駅前に設置してあるガチャポンを体験、ゼミ生がデザインしたわさびと奥多摩に生息する野生動物の消しゴムやひのきの香りのする入浴剤が出てきました。

  • 朝のミーティング
    朝のミーティング
  • わさび田のある渓谷へ
    わさび田のある渓谷へ
  • わさび田
    わさび田
  • 生わさびの部位についてレクチャー
    生わさびの部位についてレクチャー
  • 梅沢地区の現状と課題についてご説明いただきました
    梅沢地区の現状と課題についてご説明いただきました
  • 濱野様宅の囲炉裏
    濱野様宅の囲炉裏
  • 濱野様の古民家にて松本教授の講義
    濱野様の古民家にて松本教授の講義
  • 高校生と大学生の雑談会
    高校生と大学生の雑談会
  • 松本ゼミ考案のガチャポン体験
    松本ゼミ考案のガチャポン体験
  • 集合写真※撮影時のみマスクを外しています
    集合写真※撮影時のみマスクを外しています
 

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