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藤沢市・多摩大学グローバルスタディーズ学部共催の令和5年度市民講座「グローバルな視点を持って地域を考える」の第2回を9月9日(土)に開催しました。グローバルスタディーズ学部の今村康子准教授より、「『心を動かす顧客体験』を生むホスピタリティの極意」をテーマに、元客室乗務員(CA)である自身の経験などを基に、近年のサービスの潮流、ホスピタリティの起源や考え方、CAの現場での「おもてなし」の実践について話がなされました。

CAの「おもてなし」については、近年、教育機関との共同研究により科学的な分析がなされ、「接客過程モデル」が導出されていることにも触れられ、今後のサービスには「デジタル」と「人」の分担が重要になるだろうという指摘もありました。

受講者の方からは、「実務経験に基づいた具体的な話でわかりやすかった」、「サービス業に携わる者にとって参考になり、今後の活動への勇気と意欲が湧いてきた」などの声をいただくことができました。

2023年9月4日(月)、鎌倉市、鎌倉市観光協会と多摩大学の3者包括協定に基づき、鎌倉芸術館にて第5回ホスピタリティ観光セミナーを開催いたしました。

今回は株式会社JTB総合研究所 地域交流共創部の藤本正俊氏を講師にお迎えし、「戦略的観光マーケティングとプロモーション~データを活かした観光施策は消費者とのコミュニケーション~」をテーマにご講演いただきました。

講演は職歴紹介から始まり、これまでの観光に対する考え方の変化について年代ごとの説明がありました。コロナ禍前後で日本国内は訪日外客の増加により観光バブルとなったとの話がありました。また2019年までの訪日外客は、7割は東アジア(中国、韓国、台湾、香港)からでしたが、近年シンガポール、ベトナムなど東南アジアからも増え、さらには米国からの訪問者数は2019年を超えたとのことです。しかし、日本人のアウトバウンドはそれほど変化していないとの指摘もありました。

【講演内容のまとめ】
① 観光の潮流と変化を捉える(マーケティングの大前提)については、観光産業の重要性について知る、コロナ禍を挟んだ市場の意識変化を理解し、市場全体で起きている消費者心理や行動の変化を捉える必要がある、との指摘がなされました。例えば、コロナ禍を境に、観光地ではないところが観光地になるケースに触れられました。

② 収集したデータの使い方に関して、データをとる意味、さらにはデータの取得方法などについて説明がなされました。急速に進んだデジタル化によって、消費全般の潮流が変わり、「人」が主役になったとのことです。そのため、観る旅行から体験重視の旅行に変化したとの指摘がなされました。

③「伝える/伝わる」ことの大切さ(プロモーション・ブランディング)に関して、消費者の情報収集行動、「無関心者」を「関心者」にするためのフックをどのように作るかなどのお話しがありました。データの活用の仕方について、誰に、何を、どのようにすれば買ってもらえるかの仕組みを考えるなど、詳細に説明していただきました。

後援:鎌倉市、鎌倉市観光協会、鎌倉商工会議所

  • 講師紹介および経歴
    講師紹介および経歴
  • 講演内容
    講演内容
  • 藤本正俊講師
    藤本正俊講師

中村そのこゼミ4年 高橋 寿里亜さんがボランティア通信9月号の企画を担当しました。
今回の企画は、喫茶店スケルトンカフェパズル 喫茶店メニューでクロスワードパズルを埋め、正解に行きつくクイズです。


ボランティア通信9月号(PDF 4.14MB)

関連リンク
中村そのこゼミ
中村そのこゼミの活動

藤沢市・多摩大学グローバルスタディーズ学部共催の令和5年度市民講座「グローバルな視点を持って地域を考える」の第1回を9月2日(土)に開催しました。グローバルスタディーズ学部の山田知代准教授により、「学校教育の改革の動向~学校と地域の関係に着目して~」をテーマに学校教育現場の現状や課題等が話されました。

特に、コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)の導入状況や、公立学校のこれまでの目標である「開かれた学校」からさらに一歩踏み出した「地域とともにある学校」の取り組みについて紹介され、地域との連携がさらに重要になってくるとの指摘がなされました。

受講者の方からは、「学校教育を取り巻く環境の変化について知ることができた」、「地域住民として学校と関わっていきたい」などの声をいただくことができました。

本学経営情報学部の富山篤非常勤講師が、 オーストラリア国立大学が発行する雑誌”EAST ASIA FORUM Quarterly”に寄稿しました。
内容は、 “Improving conditions for Vietnamese workers in Japan is a win for all(ベトナム人労働者の待遇改善は日本自身のためでもある)”です。

2023年8月18日、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)研究開発戦略センター(CRDS)主催のセミナーが東京都内で行われ、本学経営情報学部 樋笠尭士 専任講師が基調講演を行いました。

2023年7月末に発行された自動運転の倫理に関する国際ガイドライン「ISO39003」は、樋笠専任講師が規格の策定に関わり、「完全自動運転レベル5」に適用した道路交通安全に関する倫理的ルールなどをまとめたもので、規格の概要や成立経緯などについて講演しました。

また、法学が専門で多摩大学ELSI(倫理的・法的・社会的課題)研究センター長を務める樋笠専任講師は、自動運転のELSIルール形成を題材として新興技術分野のELSI/RRI(責任ある研究・イノベーション)の研究モデルの在り方についても言及しました。

ELSI研究センター
https://www.tama.ac.jp/research/group.html

このたび、本学グローバルスタディーズ学部では、国際関係分野非常勤教員の教員を公募いたします。
詳細は、下記URLよりご確認をお願いいたします。

教員採用情報 https://www.tama.ac.jp/info/employment.html

2023年7月1日、2日に京王線聖蹟桜ヶ丘駅ロータリーにて開催された「せいせき朝顔市 第41回ふるさと多摩夏まつり」に経営情報学部 内藤ゼミが参加しました。

現在研究中の多摩産材を用いたお香などの販売を行いました。当日は、多摩市の阿部裕行市長もお立ち寄りいただき、色々な質問をいただきました。

また本取り組みは、大学コンソーシアム八王子より、「令和5年度 学生企画事業補助金」を受けて開発を進めています。八王子、多摩、府中市など多摩地域産材の香りの違いなどを感じてもらいたいと考えています。

地域ブランドにしていくために、引き続き研究を継続していきますので、街中で見かけた際には、ぜひ比べてみてください。

関連リンク

大学コンソーシアム八王子 令和5年度学生企画事業補助金に採択

多摩キャンパス 湘南キャンパス
夏季休業期間 8月1日(火)~9月20日(水) 8月3日(水)~9月12日(火)
事務局一斉休業 8月5日(土)、10日(木)~16日(水)、19日(土)、26日(土)
9月2日(土)、 9日(土)、16日(土)
8月5日(土)、10日(木)~16日(水)、19日(土)、26日(土)
9月2日(土)、9日(土)
夏季休業期間の
事務局窓口事務取扱
平日 9:00~17:00
土日祝 取扱なし
平日 8:50~17:30
土日祝 取扱なし
図書館開館について 下記ホームページでご案内
https://smis-lib.tama.ac.jp/
下記ホームページでご案内
https://sgs-lib.tama.ac.jp/
その他 9月16日(土) 秋卒業のつどい(予定)
9月21日(木) 1年生オリエンテーション(2、3、4年生は無し)
9月22日(金) 秋学期授業開始
※8月~9月は、キャンパス内の路面工事を実施します。通行に制限がありますのでご注意ください。
9月13日(水)、14日(木)オリエンテーション
9月15日(金)秋卒業式・秋入学式
9月18日(祝・月)秋学期授業開始

●TOKYO MX1「寺島実郎の世界を知る力」
【第3日曜日】第35回放送:8月20日(日)午前11時~

番組前半では「シリコンバレー最新報告」をテーマに、米国産業の活力を支えるシリコンバレーのビジネスモデルを支える原点の構造に迫りながら、進展するDX時代の背後に存在感を示すシリコンバレーの光と影について、寺島実郎学長の出張報告を交えながら、独自の視点で分析します。
番組後半では、終戦記念日を迎えた今月、「21世紀日本の国家構想を考える」をテーマに、明治期日本の国家構想を描いた先人のうち、福沢諭吉と石橋湛山に注目しながら、21世紀の日本がどのような国家構想を描き、どう歩んでいくべきかを、寺島実郎学長が語ります。

【第4日曜日】「対談篇 時代との対話」第29回放送:8月27日(日)午前11時~
<ゲスト>:安西祐一郎氏(東京財団政策研究所所長、元慶應義塾長)
今回の対談では、団塊の先頭世代で同世代の安西氏と寺島実郎学長が、自身の経験を振り返りながら、戦後日本における教育の果たした役割やその本質、そして日本の教育における課題と今後の在り方などについて、議論を通じて、深く掘り下げます。

寺島実郎学長の一人語りの第3日曜日と対談篇の第4日曜日は、2020年10月から放送を開始し、YouTubeでの視聴総数が910万回を超えました。
地上波放送・エムキャスでの視聴総数もほぼ同数と、大変多くの視聴者に、考える「座標軸」として番組を熱心にフォローして下さっており、日本国内・海外在住の幅広い年代層の方々にご視聴いただいております。

《メディア出演情報(一覧)》
■2023/8/20(日)08:00~
TBS系列「サンデーモーニング」
■2023/8/20(日)11:00~11:55
TOKYO MX1 「寺島実郎の世界を知る力」 第35回
■2023/8/27(日)11:00~11:55
TOKYO MX1 「寺島実郎の世界を知る力-対談篇 時代との対話」 第29回
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【TOKYO MX テレビ】
『寺島実郎の世界を知る力』、『寺島実郎の世界を知る力-対談篇-時代との対話』
<見逃し配信>
Youtube:https://www.youtube.com/playlist?list=PLkZ0Cdjz3KkhlIA30hZIT5Qnevsu0DBhY

エムキャス
(第3日曜日):https://mcas.jp/movie.html?id=749856148&genre=453017953
(第4日曜日[対談篇]):https://mcas.jp/movie.html?id=749856661&genre=453017953

*寺島文庫ウェブサイトからもアクセスできます。
https://www.terashima-bunko.com/minerva/tokyomx-2020.html

グローバルスタディーズ学部の田中孝枝准教授が執筆した『基本概念から学ぶ観光人類学』(共著)が観光学術学会の「教育・啓蒙著作賞」(2023年度)に選定されました。同准教授の前著『観光人類学のフィールドワーク:ツーリズム現場の質的調査入門』(共著)も2022年度の同賞に選ばれており、2年連続の受賞となりました。

詳細は、観光学術学会ホームページをご覧ください。
学会賞 – JSTS – 観光学術学会

本学グローバルスタディーズ学部 桐谷多恵子専任講師が、TBSラジオ「荻上チキ・Session」(8月9日)に出演し、「東洋のローマ」とも呼ばれた隠れ潜伏キリシタンの地・浦上の被爆者の証言を収集してきた調査結果から、政治的にクローズアップされがちな広島の陰に隠れがちな被爆地・長崎の重要性や課題について、番組パーソナリティ・荻上チキさんと議論しました。聞き逃した方は以下のURLからお聞きください(1:05頃~)。

『荻上チキ・Session』 8月9日(水) – YouTube

2023年8月23日(水)から26日(土)にかけて、シベリア抑留78年追悼イベントとして、「4万6300人の死者たちの名前をリモート(遠隔)で刻む48時間Zoom」を開催いたします。

戦後にソ連へ移送させられた日本人将兵はおよそ60万人と言われ、そのうち強制労働などによって命を落とした抑留者たちは6万人に及びます。彼らの名前をリモートで刻む当イベントは、コロナ禍で毎年恒例の追悼イベントが中止になったことから始まりました。本イベントは、現在確認が取れている4万6300人の亡くなられた方のお名前を8月23日からリレー形式で一人ずつ読み上げて弔う48時間連続追悼イベントです。

参加方法など詳細は以下よりご確認ください。
皆様のご参加をお待ちしております。

https://2020redress.wixsite.com/46hourszoom

2023年7月27日(木)、鎌倉市、鎌倉市観光協会と多摩大学との3者包括連携協定に基づき、鎌倉芸術館にて、第4回 鎌倉ホスピタリティ観光セミナーを開催致しました。

今回は、株式会社日本旅行事業共創推進本部チーフマネージャー兼日本旅行総合研究所主任研究員 安島 聖氏を講師にお迎えし、「これからの観光業~SDGsとともに考える~」をテーマにご講演いただきました。

「SDGs≠ボランティア」のテーマでは、2015年国連サミットにて採択されたSDGs17の目標とそれらを3つの階層で構造を示したウェディングケーキモデルを用いた説明から始まり、その後SDGsの現在地として、環境省の脱炭素運動など省庁の動き、観光産業の動向、さらに旅とSDGsに関する旅行者へのアンケート調査結果に基づく旅行者のSDGsへの意識について示されました。

続いて紹介された「時代と観光へのニーズ」では、時代ともに変遷する市場のニーズと観光のあり方についてご紹介いただきました。昭和の観光はSeeing=観光名所を見に行く、目に見える景色を楽しむ時代。平成の観光はDoing=観光スポットに加え、「そこで何ができるか」重要視する時代。そして令和の観光はBeing=現地での交流、体験、偶発的な発見・学びなどを楽しむ時代とのことでした。

株式会社日本旅行は1905年に創業し、観光庁長官登録旅行業第2号という歴史ある旅行会社であり、いつの時代も社会の変化に合わせ時代を先取りする旅を創造してきました。近年は、旅行のみならず、文化、地域創生、教育、SDGsをはじめとする社会課題の解決への貢献を目指しています。総合旅行会社がもつ豊富な知識と経験からSDGsを軸にこれまでの様々な取り組み事例をご紹介いただきました。

最後に、国内外から多くの人々が訪れる観光地・鎌倉に向けて、鎌倉市観光協会が掲げるSDGsの取り組みを実現し、「すべての人が観光を楽しめるまちづくり」「持続可能な地域社会と地域環境への貢献」「伝統文化の継承と未来の観光地を担う人材の育成」「継続雇用のための施策」に取り組み、鎌倉市がSDGs未来都市の先駆者となることへの期待が述べられました。

後援:鎌倉市、鎌倉市観光協会、鎌倉商工会議所

  • 安島聖講師
    安島聖講師
  • セミナーの様子
    セミナーの様子
  • 会場の様子
    会場の様子

8月3日(木)に、グローバルスタディーズ学部2年生のCHP学外活動を実施しました。

CHPとは、「 Career Honors Program(特別専修プログラム) 」の略で、グローバルスタディーズ学部における人材育成のモデルとなる学生を育成するための特別専修プログラムであり、留学、国内外研修、就職に直結する科目の履修等を柱とし、目指すキャリアパスに沿って合理的に組まれたカリキュラムです。
(Career Honors Program(特別専修プログラム)ページ:https://www.tama.ac.jp/faculty/sgs/chp.html

今回の学外活動、前半はANAグループの総合トレーニングセンターである「ANA Blue Base」様を訪問し、世界最新鋭の訓練設備を有する日本最大級の訓練施設を見学しました。
空港の舞台裏や様々な職種と役割を理解する貴重な体験となりました。
さらに現役CAの方との座談会の機会をいただき、経験談を交えながら質問に答えていただきました。
実際に社会で活躍するCAの声は、今後の大学生活における目標や心構えに大きな影響を与えました。

学外活動後半は、東京国際空港ターミナル株式会社(TIAT)様を訪問し羽田空港第3旅客ターミナルの概要と施設について説明を受け、特徴的なユニバーサルサービスを中心に見学しました。
ユニバーサルデザインが人々の多様性を受け入れる重要な役割を果たしていることを学びました。

中村そのこゼミ、4年西井 菜々穂(にしい ななほ)さんのグループが、ボランティア通信8月号の企画を担当しました。
今回の企画は、ことわざ文字埋めクイズです。


ボランティア通信8月号(PDF 4.84MB)

関連リンク
中村そのこゼミ
中村そのこゼミの活動

 

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