藤沢市・多摩大学グローバルスタディーズ学部共催の令和6年度市民講座「グローバルな視点を持って地域を考える」の第1回を9月7日(土)に開催しました。グローバルスタディーズ学部の新美潤学部長により、「中東情勢について~在イラン日本大使館参事官としての経験を踏まえて~」をテーマに、現在も戦闘が続く中東の現状が話されました。
特に、パレスチナ・ガザ地区をめぐるイスラエルとハマスの対立については、歴史的経緯も踏まえた説明がなされるとともに、中東地域の不安定さの根底にあるユダヤ教、キリスト教、イスラム教の3つの宗教の間の対立についても言及がありました。
講演後の質疑応答でも活発な意見が交わされるとともに、受講者の方からは「中東におけるイスラエルとパレスチナの歴史について理解が深まった」などの声をいただいています。