多摩大学 現代の志塾

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春休みを利用して、カナダに短期留学をした学生の留学報告です。質問形式で留学の様子を教えてもらいました。

Q. 留学した場所と期間を教えてください。
A. 私は2月4日から3月3日まで1ヶ月間、カナダのビクトリアという場所に留学に行きました。通った大学は、ビクトリア大学でUVICと現地の方は呼んでいました。

Q. 授業について教えてください。
A. 基本的に、月曜日から木曜日まで授業が午前9時から午後3時までありました。授業は最初に行ったレベル分けテストで5~6クラスに分けられていたのですが、レベルごとに授業内容はかなり違いを感じました。平日の授業日は拘束時間が長いため、ひたすら授業の1日を過ごしていました。 授業内での校外授業も何度かあり、とても楽しかったです。

Q. 週末はどのように過ごしていましたか。
A. 金曜日はアクティビティdayがあり、ビクトリアの栄えている場所であるダウンタウンの観光や、UVIC内で行われているスポーツやダンス体験などが行われていました。金曜日は、自由参加であったため友達と話し合って参加するか毎週決めていました。

土日は、友達とショッピングに行ったり、有名なお城を見に行ったりとビクトリア観光を楽しみました。 学校のプログラムで行くこともできたのですが、私は友達と自分たちで計画を立てて、バンクーバーに2泊3日で行ったこともとても楽しかったです。

Q. 大変だったことはありましたか。
A. 楽しいことばかりではなく、悩んだこともありました。ビクトリアに着いてから数日はホストファミリーの方のネイティブ英語が全く聞き取れず、一ヶ月過ごせるのかと不安になったり、一時期は英語も勉強したくないなど何もかもが嫌になってしまい、気持ちが不安定になってしまったこともありました。ビクトリアに来てからの自分の英語力の無さや知識不足に自分自身ショックを受けてしまい、嫌になってしまうこともありました。

そればかりは英語の勉強をもっとしてくるしかなかったので、自分が悪いと反省しました。悩んだり、落ち込んだりしましたが、この留学での自分の英語力のなさを盾にモチベーションを上げ、頑張っていこうという気持ちに切り替えました。仲の良い友達も一緒にビクトリアに留学していたので、お互い励まし合い支え合っていました。

Q. 新しい友達との出会いはありましたか。
A. 元々仲の良かった友達以外にも、ビクトリア大学で友達がたくさんできました。基本的に今回の一ヶ月プログラムは日本の大学から多く来ていたので、日本人の友達がかなり多くできましが、もっと長い期間での留学生もいたので多国籍の友達も多くはないですができました。

日本語がわからない子とは頑張って英語で話さなければ会話は成り立たないので、簡単な英語を取り入れながら会話のキャッチボールをしていました。言葉だけではなく、しぐさやジェスチャーのようなものでも伝わることはあるので、どうしたら相手に伝わるのかを考えながらコミュニュケーションを取ったことは、とても良い経験、勉強になりました。

また、自分から英語を話す機会というのが友達に対しても、学校の先生にも使うことなので、英会話を頭の中で考える事が自然と増えました。

Q. ホストファミリー宅での滞在について教えてください。
A. 私のホストファミリーは、夫婦の方で犬が二匹、子供は24歳で外で仕事をしている方だったのでお会いしたのは最初の一日目だけでした。夫婦の方はとても仲良しで二人の関係性を見ていてとてもほっこりとしました。

二人ともとても優しい方で、基本的には自由に自分で何でも友達と経験してきなさいという教育方針だったので、ホストファミリーの方とどこかに一緒に行くとかはなかったのですが、夕食は毎日美味しいご飯を出してくださったり、学校に持って行くお昼ご飯も冷蔵庫に私の名前の付箋を貼って用意してくれていたので毎日冷蔵庫を見るたびに嬉しい気持ちでした。

ホストファミリーのお家に着いた日には連絡先を交換し、メールでのやり取りも何度も行っていました。私の英語力の無さにたくさん困らせてしまったこともあると思うのですが、最初は黙っていただけの私が最後は自分からも言葉を話せるようになりました。

Q. 留学を振り返っての感想を教えてください。
A. この留学を通して、一ヶ月というとても短い期間でしたが私の人生の中で一番の思い出となり、また行きたいという気持ちでいっぱいです。そのために、今回学んだカナダの文化や基本的な英語力を活かして日本でもっと勉強を頑張りたいです。

本当に素敵な場所で必ず海外にまた行きたいです。行く前は不安でしたが、帰る頃には帰りたくない気持ちが強かったです。この留学を考えている方がいれば、考えるよりもすぐに行動する方が自分のためになり、英語力が全くない不安な方も留学に行くという行為だけで何か自分の中で必ず変わる事があると思います。 私は本当にこの一ヶ月間幸せでした。もっともっと英語を学んでいきたいです。

春休みを利用して、フィリピンのセブ島に短期留学をした学生の留学報告です。質問形式で留学の様子を教えてもらいました。

Q. 留学した場所と期間を教えてください。
A. 私は2024年2月3日から3週間の間、フィリピンの中のセブ島に留学しました。

Q. 留学先を決めた理由を教えてください。
A. 留学の目的は、TOEICのスコアの向上や英会話の上達だったため、現地のQQ Englishという語学学校へ通いました。

Q. 留学生の国籍を教えてください。
A. 学校に通う生徒は、日本人が大多数で他は台湾やベトナム、モンゴルなどのアジア圏の方々とヨーロッパ圏の人がいました。

Q. 授業について教えてください。
A. 授業は、個人レッスンとグループレッスンがあり、どちらも個人のレベルに合わせて受けられるとても効果的な授業でした。個人レッスンは、先生と生徒が1対1で英会話を通じて英語学習に取り組み、どの先生も穏やかで優しい先生だったので、丁度良い空間の中で快適に授業を受けることができました。

そして、グループレッスンでは先生と5~6人の生徒が、ディスカッションを通して英語を学びました。グループ授業の先生は授業中に面白いジョークで場を和ませ、一人ひとりに質問を投げかたりと、明るい人が多く楽しく受けることができました。

Q. 好きな授業について教えてください。
A. 私は特に、個人レッスンの時間が好きでした。なぜなら、個人レッスンは先生と会話する時間が長い分、会話力も上がるので英語力向上につながったからです。さらに、先生との共通の話題があったりすると、普段の授業で扱う興味の薄い内容よりも本気で伝えたい内容に必死になれるので、話せた時には達成感を感じることができました。

Q. 辛かったことはありますか。
A. 個人レッスンでは、グループレッスンよりも自分の話すターンが増えたことで良い環境だと感じていました。しかし、自分が覚えている限りの単語でしか話せず語彙力に限界があり、思ったように話せないことがありました。さらに、同じ寮の留学生は、つたない英語に慣れている先生たちと違うため、話した内容が上手く伝わらないこともありました。自分がこのような状況の中、積極的に留学生との会話を楽しんでいる人たちを見て自信をなくしそうになったこともありました。

Q. 新しい発見や学びはありましたか。
A. 私はQQ Englishの先生方からセブ島についても教えてもらいました。中には日本にはない常識や文化があることに日々驚かされました。

例えば、公共のトイレを利用には料金がかかったり、トイレットペーパーは持参する必要があったりと、日本のトイレでは考えられないようなことを知りました。これを知ったことで日本のトイレの快適さに気づくことができました。

さらに、日本と比べて大きな違いはショッピングモールでも気づくことができました。私が驚いたのは店員、お客さん関係なく会話を楽しんでいる姿でした。セブ島のスーパーは回転重視の日本と違い、店員がマイペースで回転率が悪いように感じましたが、みんなが明るく親切でセブ島の店員の良さを感じることができました。私は日本では経験できない不便なことだけでなく、現地の働き方の魅力を知ることができました。

Q. 学校では、どのようなイベントがありましたか。
A. 学校では、授業以外にもたくさんのイベントがあり、中でも印象に残っているのがマグロの解体ショーです。さばくところを近くで見ることができるので迫力があり、とても盛り上がるイベントでした。

留学生たちと話す機会になる交流会もあり、お菓子を食べながら自己紹介、それぞれが旅行や留学した時に衝撃的だったエピソードなどを英語で会話をして楽しみました。

Q. 特に印象的だったイベントなどはありましたか。
A. 学校が開催しているイベントで、セブ島の有名な島々に行くことができるツアーに申し込むことができました。私はそのうちのオスロブのツアーに参加しました。海岸から船に乗ってシュノーケリングや現地の教会へ行き、歴史に触れるなどの様々な体験ができました。

中でも印象的だったのは、オスロブに生息しているジンベエザメを見たことです。中々見る機会はこれからもないと思うので見ることができてよかったです。

この他にも学校のない土日を利用して個人予約のツアーにも参加しました。個人のツアーではマクタン島から船で近くの島を巡り、セブ島でしか味わえない素晴らしい景色と綺麗な海を見ることができました。

Q. 留学を通して、どのような人々との出会いがありましたか。
A. 私はこの留学でたくさんの素晴らしい人たちと出会いました。私が一緒にいた時間が一番長かったのは、寮生活が同じで関わる機会が多かった日本の留学生たちでした。高校生から大学生の人が多く、個人で登録して留学してきた学生も多くいました。

そんな高校生、大学生はとてもフレンドリーで積極的な人たちばかりで内向的な私には、すごく刺激になりました。

私は留学前、先生と上手く会話ができるか不安でしたが、先生はフレンドリーで明るく授業をしてくれたことに何度も助けられました。フリートークでは授業内容だけでなく、プライベートの話を交えながら友だちのように接してくれたおかげで仲を深めることができました。

Q. 留学を通して、どのような変化がありましたか。
A. 私はこの経験を通して、何事にも行動に起こすことが大切だと気付くことができました。私は留学前、したいことがあってもそれをする前に不安になってしまい、すぐに行動に起こすことができませんでした。

しかし、セブ島で出会った日本人の友だちは自分から積極的に外国人に話しかけたり、行ってみたいところを見つけてすぐに調べて予約や計画立てたりしていました。留学する多くの人の目的は、英語力向上のためだと思います。私はそれを叶えるためには、まず行動力が必要で日々いろいろなことに興味を持ち、積極的に行動できるようになりたいと思います。

Q. 留学を考えている方に何かアドバイスはありますか。
A. 留学を考えている方に伝えたいのは留学前にも行動力をもっておくことが大切だと思います。例えば、会話で使う基本的な単語を覚えておいたり現地のことについて調べたりとするべきことはたくさんあると思います。

勉強だけにとらわれず、楽しむことを目的として留学に臨んだ方がきっといい思い出になると思います。せび、この機会に挑戦してみることをおすすめします。

春休みを利用して、韓国に短期留学をした学生の留学報告です。質問形式で留学の様子を教えてもらいました。

Q. 留学した場所と期間を教えてください。
A. 韓国ソウルに3月3日から23日まで約3週間留学をしました。留学先は慶熙大学校という大学です。

Q. 授業について教えてください。
A. 授業スケジュールとしては、平日の朝9時から11時まで文法を学び、11時から13時はリスニングや会話を学びます。そして週に1日〜2日は、14時から16時まで韓国の文化について学ぶ授業がありました。

また、3週間の内に2回は現地学習という時間があり、留学生みんなでロッテワールドという遊園地に行ったり、博物館やペインターズという美術公演を観に行く日がありました。

Q. 留学中楽しかったことは何ですか。
A. 3週間の留学で楽しかった事は、やはり現地学習です。私は韓国に行くのが今回で2回目だったのですが、まだまだ行った事のない魅力的な場所が多くありました。

その中で行ってみたかった念願のロッテワールドに行けた事は、なにより嬉しかったです。また韓国で大人気のペインターズさんの公演に行けた事も思い出の一つです。

言葉を使わずに絵を描く公演だという事もあり、自分たち留学生だけでなく多くの外国人が観に来ている印象でした。誰が観ても面白く楽しいと思うので、みんなにオススメしたい公演です。

Q. 留学中辛かったことはありますか。
A. 3週間の留学を通して、私が一番辛かったのは風邪を引いた時です。韓国での生活にやっと慣れてきた2週目に急に頭や喉が痛くなって、鼻水も止まらなくなり学校を1日休んでしまった日がありました。

頭痛薬や腹痛薬しか持ってなかった為、インターネットで沢山調べてから近くの薬局へ行きました。海外で薬を買うことが怖くて、抵抗がありましたが薬剤師さんに沢山質問をして自分に合った薬を買うことが出来ました。韓国の薬は強く即効性があり、早く治る事で有名だという事を学校の先生に聞きました。なので、これからは現地で買うのも良いなと学ぶ事が出来ました。

Q. 留学を通して何か発見はありましたか。
A. 私が学校に通っていて、韓国に来る前と予想と違った事があります。それは、慶熙大学校に来た留学生のほとんどが日本人だった事です。今回、233人の留学生が居たのですがその内の228人が日本人でした。

私は留学を通して、外国の友達を作る事が目的の一つであった為、少し残念に感じました。他には、留学生のほとんどが韓国語に対して専門的な知識を持っていた事に驚きでした。大学で韓国語を専攻している人が多く、レベル分けされていても本当に自分と同じレベルなのかと疑うほど知識量の違いに驚きました。

Q. 印象に残っている授業はありますか。
A. 慶熙大学校での留学では、座学だけでなく文化授業も学ぶ事が出来ます。文化授業では、K-POPの歌詞を聞き取ってみたり、伝統的なゲームをしたり、ドラマのセリフを解読してみたりと、楽しい授業ばかりでした。

印象に残っているのは、チェギチャギという遊びです。羽根のような物を蹴り上げる遊びなのですが、クラスごとに分かれてどれぐらい蹴り続けられるかを対決しました。その時に、クラスのみんなが団結してアドバイスし合ったり、応援したりしました。私達のクラスが勝った時には一気に仲が深まった瞬間を感じ、とても嬉しかったのを鮮明に覚えています。

Q. 休みの日の過ごし方を教えてください。
A. 学校のない休日に、クラスメイトやルームメイトの子達と色々な観光地に行ったり、1人で散歩する事を楽しみました。友達と景福宮という観光地に行った時には、広い敷地内にある迫力ある沢山のお城を見たことで、すごくリフレッシュ出来た1日でした。

放課後は、予習をする事を日課にしていました。なぜなら自分のレベルよりだいぶ上のクラスを選択してしまった為、授業では聞いた事もなかった知らない単語が多く出てくるからです。毎日、次の日の授業内容の中で知らない単語を調べて理解するように取り組みました。予習のおかげでストレスフリーで受ける事が出来るので、毎日寝る前に一生懸命取り組みました。

Q. 語学力に変化はありましたか。
A. 私は今回、初めての留学を通して韓国語学力がかなり上がったと感じます。日本にいる時には、あまり話す機会がなく本やアプリで文法を学ぶ事しか出来なかったからです。

実際に韓国へ行き、韓国人と話す事でこんな表現があったのかと感じたり、自分の発音は間違ってなかったのか、など毎日韓国語を話す楽しさを感じる日々になり、とても充実した留学生活となりました。

Q. 留学を考えている方へメッセージをお願いします。
A. もし留学を考えている学生がいるとするなら、韓国が好きな人に凄くおすすめしたいです。なぜならば、私は韓国の食べ物、街並みや人柄まで韓国の全てが自分に合っていて好きなので、本当に充実した3週間だったからです。

韓国に対して、あまり知識がなかったり興味がないと文化の違いに戸惑ったり合わない人もいるのではないかと感じました。それも留学の醍醐味ではあると思いますが、せっかく留学するのであれば自分に合った国に行くべきだと考えます。韓国の人は、理解しようとしてくれたり、優しい人が沢山居ます。言語がまだ話せない人も伝える事を意識して留学して欲しいと思います。

留学生と在校生で五月人形を飾りました。説明書の写真を見ながら、皆で協力しながら、組み立てていました。作業終了後には柏餅を皆でいただきました。参加した学生の大半が柏餅を初めて食べるということでしたが、好評だったようです。

留学生歓迎会

[2024年4月17日]

2024年4月17日に、留学生の歓迎会を行いました。中国、米国、スリランカ、ネパール、ベトナム、韓国からの留学生が新たに仲間に加わりました。入学したばかりの時は緊張気味の新入生もいましたが、歓迎会ではお互いの国のことを聞き合ったり、連絡先を交換したりと楽しそうに過ごしていました。在校生も多数の参加があり、賑やかなひと時となりました。異文化交流のよい機会となったようです。

2024年4月16、17、18日に、2024年夏休みに実施予定の台湾研修、短期留学、長期留学についての説明会を行いました。プログラムの内容や参加方法について説明をしました。

説明会に参加した学生からは、入学したら留学に行くことを楽しみにしていました、という声も聞かれました。夏休みに留学予定でなくても、来年や再来年に留学したいという思いがある場合は、説明会に参加して話を聞いておくと計画が立てやすくなるので、気軽に参加することをお勧めしています。

このたび、本学グローバルスタディーズ学部では、Academic English Program(AEP)分野の教員を公募いたします。詳細は、下記URLよりご確認をお願いいたします。

教員採用情報 https://www.tama.ac.jp/info/employment.html

寺島学長の新著『21世紀未来圏 日本再生の構想』(岩波書店、5月18日発刊)を元に、外交・経済・政治における21世紀日本の進むべき道を考察する試みの第2の柱として、今回の番組前半では、「経済・産業の再生の筋道」をテーマに取りあげます。
東日本大震災やコロナ禍、そして能登半島地震等の経験を踏まえ、日本が経済・産業分野においてとるべき針路について、寺島学長が深く掘り下げます。
また、後半では「激変する大中華圏とその中核としてのシンガポール」をテーマに、4月末のシンガポール出張報告を交えながら、中国本土の失速と迷走に伴った変化や日本との歴史的な関係等について、寺島学長独自の視点で分析します。

※新著『21世紀未来圏 日本再生の構想』の詳細はこちらをご覧ください。

21世紀未来圏日本再生の構想
全体知と時代認識

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【TOKYO MX テレビ】『寺島実郎の世界を知る力』
※これまで放送された全ての回(寺島学長の一人語りと対談篇)
をYouTubeにて視聴できます。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLkZ0Cdjz3KkhlIA30hZIT5Qnevsu0DBhY
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2024年5月12日(日)、「多摩大学 寺島実郎監修リレー講座」の受講者を対象に、農業体験を通して、リタイア後の世代が新たな社会参画を考える企画として、山梨県南アルプス市との連携で「田植え体験×講座」を実施しました。当日は、天候にも恵まれ、南アルプス市の甲府盆地を一望できる「中野の棚田」にて、南アルプスサンクチュアリーガーデンの上田睦美様、南アルプス棚田を愛する会の皆様に田植えの要領を教えていただき、20名の参加者が「田植え」体験に取り組みました。

膝元にまで達する深い水の中で、泥に足を取られながら、かがんだ姿勢を維持し、後退しながら稲を一列に植える作業は思ったよりも難しく、農作業の大変さを楽しく経験することができました。一般参加者の皆さん、教職員、多摩大生でなんとか苗を植えることができました。

田植えの後は、午後の講座の会場である「南アルプス子どもの村小学校・中学校」に移動し、南アルプス市の食材を使った「ふる里のめぐみ」のお弁当を参加者みんなで美味しくいただきました。

その後、南アルプス子どもの村小学校 阿部 和樹 校長より「自由な子どもを育てる教育」のテーマで、学校の取り組みについて紹介いただきました。始めの校内ツアーでは、クラスルームや“プロジェクト”と呼ばれる体験学習で児童・生徒たち自身が制作した学校施設を見学し、日頃の学校生活の一端を垣間見ることができました。講演では、子どもが自ら学ぶ姿勢を大切にしていること、感情・知性・社会性の面において自由な人間への成長を支援していること等をご説明いただき、参加者にとっても学びの多い時間となりました。

今回のジェロントロジー企画は、第一次産業に触れることにより、生産活動へ携わることができる貴重な経験となりました。

4月14日(日)、鎌倉まつりに本学グローバルスタディーズ学部の学生が諸役として参加致しました。当日は天候にも恵まれ,沿道には多くの観光客の方がいらっしゃいました。今年度学生が参加致しました行列巡業は新型コロナウイルスの影響もあり開催は5年ぶりとのことです。

鎌倉市観光協会の皆様のご尽力もあり,二人の学生は鎌倉市長,鹿児島市長のすぐ前を先導させて頂く大役を仰せつかりました。にぎやかな雰囲気の中,若宮大路から鶴岡八幡宮境内までの約1kmにわたり,衣装を身にまとい旗を持ちながら諸役としての任を果たしました

本学は鎌倉市と鎌倉市観光協会と包括連携協定を締結しています。

関連記事はこちら
鎌倉市と鎌倉市観光協会及び多摩大学 包括連携協定を締結

このたび、本学経営情報学部では、専任教員(人文社会(経営学)、情報通信・デジタルコンテンツ分野)を公募いたします。
詳細は、下記URLよりご確認ください。

教員採用情報 https://www.tama.ac.jp/info/employment.html

グローバルスタディーズでは、令和6年4月24日(水)に教員顕彰を行い、新美学部長から、受賞者(専任教員)に対し褒賞状の授与を行いました。

これは、令和5年度秋学期に実施した学生による授業評価(VOICE)結果等を「多摩大学授業評価規程」に照らし、総合的に高評価だった教員を表彰するものです。

教員名・職位 対象授業科目名 区分
Brian J. English 教授 Reading & Writing (FYS) II EP
杉下かおり 准教授 文化人類学入門 (B) コア科目
竹内一真 准教授 キャリア開発論 (C) 一般科目
大場智美 准教授 英語科教育法 Ⅱ 専門科目(教職含む)

経営情報学部では、令和6年4月24日(水)に教員顕彰を行い、小林英夫経営情報学部長から、受賞者(専任教員)に対し褒賞状の授与を行いました。
これは、令和5年度秋学期に実施した学生による授業評価(VOICE)結果等を「多摩大学授業評価規程」に照らし、総合的に高評価だった教員を表彰するものです。
なお、非常勤教員に対しては、別途顕彰を行います。

【顕彰対象者】

専任教員
教員氏名・職位 対象授業科目名 区分
金 美徳 教授 韓国経済論 履修者:13名~30名
趙 佑鎭 教授 韓国語Ⅱ-X 履修者:31名~60名
増田 浩通 准教授 ICTコミュニケーション入門D
(エクセル活用)
履修者:61名~120名
樋笠 尭士 准教授 ビジネス法 履修者:121名~200名
趙 佑鎭 教授 マーケティングマネジメント論A 履修者:201名以上
非常勤教員
教員氏名 対象授業科目名 区分
金子 結衣 日本語講座上級 履修者:13名~30名
高 昌弘 韓国語Ⅱ-Y 履修者:31名~60名
中塚 義実 地域スポーツ論 履修者:61名以上

3月25日、多摩大学グローバルスタディーズ学部(以下、SGS)は、スイス・ルツェルンにあるビジネス&ホテルマネジメントスクール(以下、BHMS)と協力覚書(MoC)を結びました。この提携により、SGSの学生がBHMSの提供する学位も同時に取得できるダブルディグリー制度が可能となりました。一定の条件をクリアすればSGSで3年間、BHMSで1年間学ぶことにより双方の高等教育機関から学位(BA)を取得することが出来ます。この提携により相互交流が促進され、両校の学生や教員が異なる文化や学問を学ぶことが出来るようになりました。BHMSの学生もSGSの学生、教職員と交流を行うことにより、日本の文化やビジネスに関する知識を深めることができます。

今年度の番組の一つの軸として、5月18日に岩波書店より発刊される寺島学長の新著『21世紀未来圏 日本再生の構想』を元に、時代の本質を見据えながら、外交・経済・政治における21世紀日本の進むべき道を考察することを試みます。

今回の番組前半では、外交・安全保障分野における「日米関係の再設計の筋道」をテーマに、先日の岸田首相の訪米や20世紀における日米関係等を踏まえながら、日本がとるべき具体的な選択肢について、寺島学長が深く掘り下げます。

また、後半では「大中華圏の新局面」をテーマに、3月の台湾出張報告を交えながら、中国の失速・迷走と全世界に約8,000万人の華人・華僑ネットワークの動向など、寺島学長独自の視点で分析します。

※新著『21世紀未来圏 日本再生の構想』の詳細はこちらをご覧ください。
https://www.terashima-bunko.com/new.html

寺島学長の一人語りの第3日曜日(2020年10月放送開始)と対談篇は、YouTubeでの視聴総数が1,060万回を超えました。
地上波放送・エムキャスでの視聴総数もほぼ同数と、大変多くの視聴者に、世界の動きの本質を考える「座標軸」として番組を熱心にフォローして下さっており、日本国内・海外在住の幅広い年代層の方々にご視聴いただいております。

《メディア出演情報(一覧)》

■2024/4/21(日)08:00~
TBS系列「サンデーモーニング」

■2024/4/21(日)11:00~11:55
TOKYO MX1 「寺島実郎の世界を知る力」 第43回

■2024/5/12(日)08:00~
TBS系列「サンデーモーニング」

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【TOKYO MX テレビ】『寺島実郎の世界を知る力』
※これまで放送された全ての回(寺島学長の一人語りと対談篇)を
YouTubeにて視聴できます。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLkZ0Cdjz3KkhlIA30hZIT5Qnevsu0DBhY

*寺島文庫ウェブサイトからもアクセスできます。
https://www.terashima-bunko.com/minerva/tokyomx-2020.html
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2024年3月24日、京王聖蹟桜ケ丘ショッピングセンター(東京都多摩市)で「親子で楽しく、まなぶ 防災フェス」が開催され、多摩大学 経営情報学部 樋笠尭士ゼミが防災関連のボードゲーム「防災サバイバル 広域思考ゲーム」とVR空間で心臓救命装置の設置場所を探す「メタバース多摩大でAED探せ」を出展し、子ども連れの家族ら150名を超える多くの方がゲームに参加されました。

「親子で楽しく、まなぶ 防災フェス」は、東日本大震災や能登半島の地震などの災害を誰もが目の当たりにしたことで、防災について学ぶ需要が高くなっているため、多摩市の防災対策を楽しく参加・体験できるイベントとして企画されました。

樋笠ゼミ生が考案した「防災サバイバルゲーム 広域思考ゲーム」は、災害から人々を守ることを目標にしたボードゲームで、プレイヤーが各種の災害に対処しながら災害に対する知識を深め、防災意識を高めるオリジナルゲームです。

また、同学部 彩藤ひろみ教授とゼミ生の支援を得て作成した「メタバース多摩大でAEDを探せ」は、パソコンを利用して多摩大学構内をVR(仮想現実)空間化し、大学構内に設置したAED(心臓救命装置)をマップ片手に探すことで設置場所を認識させるゲームです。

ゲーム参加者は、身近な防災に関するクイズに親子そろって頭を悩ますなど、真剣に取り組む様子が伺えました。参加者には、身近な防災関連知識をまとめた防災学習の小冊子を配付するなど家庭でもゲームの復習が行えるような工夫をしました。

会場内では、多摩大学多摩キャンパス開学35周年記念事業「多摩大学防災拠点への取り組み~地域に密着する大学としての役割~」のパネル展示を行い、寺島学長のメッセージや多摩市との指定緊急避難場所の連携協定の内容など防災拠点化への取り組みを紹介しました。

また、地域防災関連の調査研究資料としてインターゼミ(寺島学長直轄の社会工学研究会)多摩学班による論文や防災とレジリエンスについて文化人類学の知見が盛り込まれている、本学グローバルスタディーズ学部 堂下恵 教授、田中孝枝 准教授の共著「文化遺産と防災のレッスン」(2022年 新曜社)なども展示し、全学で防災拠点化構想の実装に向き合っている多摩大学を、ご来場の多くの市民の方に実感していただける機会となりました。

  • 「防災サバイバルゲーム 広域思考ゲーム」に取り組むご家族
    「防災サバイバルゲーム 広域思考ゲーム」に取り組むご家族
  • 「メタバース多摩大でAEDを探せ」に親子で挑戦
「メタバース多摩大でAEDを探せ」に親子で挑戦
  • 多摩大学多摩キャンパス開学35年周年記念事業「多摩大学防災拠点への取り組み」展示
    多摩大学多摩キャンパス開学35年周年記念事業「多摩大学防災拠点への取り組み」展示
 

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