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2023年秋学期 長期一般留学 サンディエゴ州立大学付属語学学校

[2024年7月29日]

2023年度 秋学期に長期一般留学をした学生の留学報告です。質問形式で留学の様子を教えてもらいました。

Q. 留学期間と留学先について教えてください。

A. 2023年8月21日から2023年12月20日までアメリカ、カリフォルニア州のサンディエゴに語学留学をしました。今回の留学では、サンディエゴ州立大学にある付属の語学学校に通いました。

私自身、今回がアメリカ本土に行くのが初めてだったこともあり挑戦してみたいことや行ってみたいところを事前に調べたり、予定を立てた為4ヵ月という期間でしたが多くのことを経験することができました。

Q. 楽しかったことを教えてください。

A. 楽しかったことはたくさんありますが、その中でも印象に残っていることはハロウィンです。ハロウィン自体は日本でも様々なイベントが行われていますが、本場であるアメリカのハロウィンを経験できたのはとても貴重な経験でした。

ホームステイ先と学校のイベントでパンプキンカービングに参加しました。今までかぼちゃを削って作るというのは知ってはいましたが、今回実際にやってみたらデザインなども様々で想像以上に難しかったですが、とても楽しかったです。また、ハロウィン当日はホストファミリーと一緒に近所の子供たちにお菓子を配りました。

Q. 留学中に辛かったことはありますか。

A. 留学中に辛かったことやしんどかったことは意外にも少なかったのですが、行って間もない時はコミュニケーションが思ったように取れなかったことが大変でした。

もちろん日本にいる時に日常生活で使うフレーズなどを重点的に覚えてアメリカへ行ったのですが、スピードが速くて聞き取れないことや自分が言う際は発音の問題で通じないことが多々ありました。

ホストファミリーは他国の生徒の受け入れに慣れている方だったので私の発音でも聞き取ってくれましたが、買い物など外へ行くとそのような人たちばかりではないので最初の方は大変でした。そのこともあり今回の留学では発音の矯正も積極的に行い、終盤には聞き返されることも少なくなりました。

Q. 留学前の予想と違ったことはありますか。

A. 学校のことで予想と違ったことは、想像以上に日本人が多く、他の国の学生も中東がほとんどだったことです。私の行った学期が偶然そのようになっただけかもしれませんが、ヨーロッパの学生はほとんどいなかった、もしくはいませんでした。

アメリカは移民大国と言われているのは知っていたのですが、実際に行ってみると様々なバックグラウンドを持つ人々が一緒に生活していて、店などもそれぞれに合わせて営業をしていました。

商品も宗教に配慮したり、タグは英語だけでなくスペイン語も書かれていたりと、日本ではなかなか経験できない貴重な経験をすることができました。

Q. 留学を通して交友関係は広がりましたか。

A. この留学では学校内はもちろんのこと、学外でも友達を作ることができました。日本ではあまりないのですが、アメリカは遊ぶ際にそれぞれの友達を呼んで来るため友達が増えやすいなと感じました。

私も実際に現地でできた友達にキャンプファイヤーに招待されて行ってみると、そこには多くの人がいて、そこで友達を作ることができました。

また、ホストファミリーは近所の人と仲が良く、隣の家の子供の誕生日パーティーをホームステイ先で開いた際に来た人とその場で友達になることができました。ホストファザーも言っていたのですが、自分から積極的に行けば受け入れてくれる人がアメリカは多く、それが友達を作る秘訣だと学びました。現地で知り合った日本人の友達も関東以外の人がほとんどで、私は関東以外の友達はほとんどいないので交友関係は上手く広げられたと思います。

Q. 今回の留学で学んだことや感じたことを教えてください。

A. 今回の留学では、多くのことを学びました。一つは、日本人として自国の文化についての理解を深める必要があることです。私は幼少期からアメリカのエンターテイメントなどが好きで、そこから英語に興味を持ち今勉強しているのですが、今回実際にアメリカに行って現地や他国の人と話していると毎回必ず日本のことについて聞かれます。ある程度のことなら答えられましたが、他の国の人たちは更に深いところまで自分たちの国について話してくれました。

私は英語を使って様々な国で働いてみたいと思っているのですが、その為には今一度日本人として日本のことを勉強して、日本の誇れるところを英語で話せるようにしたいと思っています。

もう一つは、失敗することは恥ずかしいことではないということです。この留学で知り合った人達は、皆いろいろなことに挑戦していて失敗をプラスに捉えていました。周りの人は、自分が思っている以上にその失敗を気にしていないし、自分にとって新しいことに挑戦をしているのだから失敗するのは当たり前だと、今回の留学では改めて気づかせてくれました。

特に私のホストファザーは70歳にも関わらず、色々なことに挑戦していて人生が楽しいと言っていました。今回の留学は語学の向上だけでなく、勉強や物事に取り組む姿勢についても学ぶことができたと思っています。大学生活は残り1年でその後は就職となりますが、英語ができるだけでなく他国の文化を理解することのできるグローバルな人間になれるよう努力を続けていきます。

 

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