多摩大学 現代の志塾

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2022年度
T-Studio 公開講座

多摩大学では、地域社会の発展に寄与し、社会人の教養を高め、文化の向上に資するために2021年度公開講座を開催致します。
受講される皆さんを心から歓迎申し上げます。私たちは、受講生の皆様の“知的好奇心”にお応えするため、本学の特性を生かした講座を開講し、皆様との繋がりを強くしたいと考えております。

会場
多摩大学 多摩キャンパス
T-Studio2Fセミナールーム
定員
30名
受講料
1講座 1,000円
※多摩キャンパスリレー講座を受講している方は無料

4月6日(水)17時にて、お申込みを締め切らせていただきました。
多数のお申込み、誠にありがとうございました。

4月14日(木)

12:00~13:00

高橋 恭寛准教授

韓国新大統領誕生と日韓関係

趙 佑鎭教授

韓国出身。韓国延世大学経営学部卒業後、文部省奨学生として日本留学。慶応義塾大学大学院商学研究科前期・後期博士課程修了。(社)韓国人間開発研究院研究員、かながわサイエンスパーク専門研究員、青森公立大学経営経済学部准教授を経て、現職。商学博士(慶応義塾大学)。

3月9日に投開票された第20代韓国大統領選で、保守系野党候補の尹錫悦(ユン・ソギョル)前検事総長が、当選しました。投票数の差は僅か25万票、得票率の差は0.8ポイントであり、熾烈な選挙戦の末の5年ぶりの政権交代です。これに伴い、韓国の政治・外交・経済など様々な分野で大きな変化が予想されます。本講座では、選挙ドラマを振り返りながら、日本との比較の観点で韓国政治の特徴を示し、新大統領誕生による日韓関係を展望します。

4月21日(木)

13:00~14:00

木村 太一 専任講師

のれん償却を巡る攻防 -「たかが会計」を巡って錯綜する人々の利害-

木村 太一専任講師

慶應義塾大学商学部卒業、慶應義塾大学商学研究科後期博士課程修了、商学修士。2019年より現職。

ぶっきらぼうでつっけんどん、愛嬌の欠片もない「無味乾燥」な学問と思われがちな会計学ですが、(そうした「釣れない」一面がある一方で、)商人あるいは経営者の考え方や、人々の利害が激しく衝突する様を観察するという大変「人間臭い」一面も持っているのです。本講座では、そんな「人間臭い」会計学の一面を、のれん償却問題を題材にご紹介します。

4月28日(木)

13:00~14:00

千ヶ崎 清孝准教授

DX時代の自動化

千ヶ崎 清孝准教授

 

以前から、IT導入は部分最適ではなく、全体最適を目標とせよ、とよく言われてきました。しかしこの全体最適は簡単ではなく、多くが実現できていないように思われます。しかし、いま求められているDXを進めるということは、まさに組織全体の改革に行きつきます。その視点でIT導入による自動化を考えます。

5月12日(木)

13:00~14:00

福角 有紘客員教授

「0から始まった部活が日本一になるまで」 選手への関わり方から学んだこと

福角 有紘客員教授

2012年に多摩大学体育会フットサル部が創部されました。掲げられた目標は「大学日本一」でした。本当に0から始まったチームを思考錯誤し多くの失敗を重ね、「主体的な選手+専門コーチがフォローする」というスタイルを突き詰めていきました。そのプロセスで指導者側のマインドの変化が現場の選手の成長や試合の結果に変化があることを学び昭和の厳しい指導から、時代も変わり情報も多く取り入れることができる現代の若者にたいしてどういった関わり方をすればよいかを追求した結果、8年で大学日本一という偉業を達成しました。そういったことをいくつか例にしてお話しさせていただければと思います。

5月19日(木)

13:00~14:00

出原 至道教授

コンピュータ・プログラミング超入門 コンピュータはどのように問題を解くのか?

出原 至道教授

東京大学工学部都市工学科卒、東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻修士課程修了、同博士課程修了。博士(工学)東京大学。多摩大学助手、非常勤講師、助教授、准教授を経て、教授。専攻は、都市工学。応用情報処理技術者。日本VR学会。

コンピュータ・プログラミングは、なにかとてつもなく難しいことをしていると思われがちです。
しかし、実際のところは、理詰めで問題を解決するパズルのようなものです。
この講座では、プログラミング言語に深入りすることなく、コンピュータプログラミングの真髄(アルゴリズム)をわかりやすくお話しします。
コンピュータをお持ちいただく必要はありません。紙と鉛筆をご用意ください。

5月26日(木)

13:00~14:00

飯田 健雄名誉教授

英語で脳トレ

飯田 健雄名誉教授

1985年オーストラリア・ラトルーブ大学大学院卒業 (Ph.D.)。高校時代は三段跳びをやっていた。現在はボディーボードが趣味。将来、ノースショア(ハワイ)で5メートル級の波に挑戦したい。 国際ビジネス学会。

世の中に多くの脳トレがありますが、この講座では英語を使って体を動かし、空間的、時間的、社会的距離の認知力強化を重点に行っていきます。すなわち認知症は、自分が今どこにいるか、今、何時か、前にいる人は誰かについての認識理解がゆっくり崩れていく精神病理だからです。ここでは、その認知症防止の基礎を学んで頂き、日常生活でも講座で配布された冊子を利用して、日々の生活を豊かにする糧としてください。難しい英語は一切つかいません。きつい運動もありません。安心してご参加ください。

6月2日(木)

13:00~14:00

飯田 健雄名誉教授

大人のためのちょっぴりディープな中学英語

飯田 健雄名誉教授

1985年オーストラリア・ラトルーブ大学大学院卒業 (Ph.D.)。高校時代は三段跳びをやっていた。現在はボディーボードが趣味。将来、ノースショア(ハワイ)で5メートル級の波に挑戦したい。 国際ビジネス学会。

現在、英語は小学校3年生から公教育で習得されています。そのため、30年~50年前の英語とは全くテキスト内容が違います。特に、小学校英語導入で中学英語がかなり難しくなりました。英語圏でつかわれている日常会話レベルの英語がそのまま中学のテキストの準拠枠となったからです。いまや英語教育は従来の主流であった英文解釈や文法からコミュニケーション中心となっています。中学の英語担当の先生もかなり苦労しているのは想像にかたくありません。この講座では、その内容変化を紐解いていきたいと思っています。

6月9日(木)

13:00~14:00

大森 映子名誉教授

世界遺産登録をめぐって その発端と現状

大森 映子名誉教授

お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士課程修了。専門は日本近代史。

ユネスコにおける「世界遺産条約」の採択は、約半世紀前のことです。この間に、いわゆる「世界遺産」の登録件数は優に1000件を超え、日本国内に限っても25件に達しています。しかし近年では、その登録をめぐって政治的問題が引き起こされたり、登録そのものが抹消されたりする事例も出てきています。ここでは、世界遺産の発端となった理念を振り返りながら、いくつかの具体的な事例を通して「世界遺産」のあり方や問題点について考えます。

6月16日(木)

13:00~14:00

初見 康行准教授

メタバース入門 次世代SNSで100兆円市場が生まれる?

初見 康行准教授

同志社大学 文学部 英文学科卒、2011年一橋大学大学院商学研究科において経営学修士コース修了(MBA)。2017年一橋大学大学院 商学研究科において博士(商学)を取得。株式会社リクルートHRマーケティングを経て2014年より、いわき明星大学 産学連携研究センター准教授、2015年より、いわき明星大学教養学部地域教養学科准教授。2018年より多摩大学 経営情報学部 准教授。

「メタバース」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。インターネット上に作られた仮想空間であり、次世代SNSとして注目が集まっています。 2021年10月にはFacebook社が社名を「Meta」に変更し、年間1兆円以上の投資を行っています。今回はこのメタバースについて、その可能性を皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

6月23日(木)

13:00~14:00

樋笠 尭士専任講師

自動運転レベル4をめぐる諸問題
道路交通法改正と自動運転の社会実装にむけた社会的受容性の醸成とは

樋笠 尭士専任講師

上智大学法学部法律学科卒業。中央大学大学院法学研究科博士後期課程終了、博士(法学)。同志社大学人文科学研究所嘱託研究員、中央大学日本比較法研究所嘱託研究員、嘉悦大学ビジネス創造学部非常勤講師、大東文化大学法学部非常勤講師、中央大学法学部助教、ヴュルツブルク大学法学部ロボット法研究所外国研究員、多摩大学経営情報学部非常勤講師、法務省法務総合研究所委託研究員、名古屋大学未来社会創造機構モビリティ社会研究所特任助教を経て2021年より現職。

本年、限定地域における「遠隔監視」のみの無人自動運転サービス(自動運転レベル4)予定され、これに伴い道路交通法改正案が国会に提出される。本講座では、歩行者、自動車、自動運転車が混在する空間における自動運転レベル4の社会実装に向けた喫緊の課題(メーカー、運行者、遠隔監視者、乗客の刑事責任)を論じる。また、警察庁がレベル4自動運転の導入に際して「地域との合意形成」を要求することの意味、そして、その前提となる「地域で自動運転が受容されていること」の内実に迫り、地域の交通の在り方を模索する。

6月30日(木)

13:00~14:00

落合孝彦教授

ESGとは何か 先進国に見るESG導入の経緯・ESG投資の動向・ESG 活動の現状

落合孝彦教授

学習院大学経済学部卒業。早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了(商学修士)。明治大学大学院経営学研究科博士後期課程単位取得満期退学。青森公立大学経営経済学部教授を経て2021年4月より現職。

”ESG”とは「環境・社会・ガバナンス」を英語表記した際の頭文字です。この”ESG”は「環境にやさしい」というイメージがある一方で中長期的な「経済成長にも有用」と理解されています。本講座では「環境」や宗教上の「倫理観」を起点に、ESG 導入の経緯・ESG投資の動向・ESG活動の現状を説明し、日本を含めた先進国に見る今後の課題について指摘します。

7月7日(木)

13:00~14:00

落合孝彦教授

人生100年時代における健康と養生 スロートレーニングにみる東洋的身体観

落合 孝彦教授

学習院大学経済学部卒業。早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了(商学修士)。明治大学大学院経営学研究科博士後期課程単位取得満期退学。青森公立大学経営経済学部教授を経て2021年4月より現職。

人生100年時代を迎えつつある昨今、健康寿命を伸ばすことを狙った筋力トレーニングの重要性が謳われる中、スロートレーニングが注目を集めています。このトレーニング法は筋肥大に有効なだけでなく、東洋の伝統的鍛練法と通底する部分がある点に特徴があります。本講座ではスロートレーニングの方法を説明するとともに、東洋的身体観に根差す健康法についても紹介します。

 

多摩大学T-Studio公開講座の受講にあたって

  1. 本学には駐車場の用意がございません。お車での来校は一切できませんので、バスなど公共の交通機関をご利用下さいますようお願い致します。最寄駅からのバス便(路線バス及びスクールバス)につきましては、ホームページにて「交通アクセススクールバス時刻表」をご参照ください。
  2. 自転車・バイクでの来校は可能ですが、構内では安全のためバイクはエンジンを止めて押し歩きとなっておりますので、ルールに従い指定の自転車・バイク置き場に駐輪ください。
    また、自転車・バイクに「多摩大学駐輪シール」を貼っていただきます。初回に講座会場受付にてシールをお渡しいたしますので、スタッフにお声がけいただきますようお願い致します。(申請書の記入やご持参いただく書類等はございません。シールのみお貼りください。)
    ※既に多摩大学駐輪シールを貼って頂いている方は、そのまま御使用下さい。
  3. 講義中は携帯電話やスマートフォン、アラーム時計など、音の出る物は電源をお切り下さい。
  4. 講義中の飲食や、撮影・録音は一切御遠慮下さい。
  5. 講師体調、事故、交通機関の乱れ、台風等の天災、その他やむを得ない事由により、休講、講座時間を短縮する場合があります。その際、ホームページにてお知らせ致します。

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お問合せ

多摩大学
TEL:042-337-7300 FAX:042-337-7103
E-mail:kouza@gr.tama.ac.jp

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