多摩大学 現代の志塾

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2020年度
T-Studio 公開講座

多摩大学では、地域社会の発展に寄与し、社会人の教養を高め、文化の向上に資するために2020年度公開講座を開催致します。
受講される皆さんを心から歓迎申し上げます。私たちは、受講生の皆様の“知的好奇心”にお応えするため、本学の特性を生かした講座を開講し、皆様との繋がりを強くしたいと考えております。

会場
多摩大学 多摩キャンパス
T-Studio2Fセミナールーム
定員
30名
受講料
1講座 1,000円
※多摩キャンパスリレー講座を受講している方は無料

申込は締め切りました。

人生100年を見据えたQOL向上講座

応募者多数の場合は抽選となり、当選者の発表は、メールにてご連絡させて頂きます。
申込締切:9月25日(金)

10月1日(木)

13:00~14:00

久保田 貴文准教授

withコロナ時代のジェロントロジー-ICTの利活用:接触の追跡-

久保田 貴文准教授

岡山大学環境理工学部卒。同大学大学院自然科学研究科修了。平成24年に同大学大学院環境学研究科において博士(学術)を取得。岡山大学法学部(同大学大学院社会文化科学研究科)助手・助教。統計数理研究所リスク解析戦略研究センター特任助教。平成26年より多摩大学経営情報学部准教授。日本計算機統計学会評議員,理事。

withコロナ時代の人生100年を見据えたQOL向上講座についての全体説明(オリエンテーション)を行います。その中で、厚生労働省が提供している、接触確認アプリCOCOAについて説明し、使い方を紹介します。

10月8日(木)

13:00~14:00

加藤みずき専任講師

認知特性の把握とその分析① ―自分の今の状態を知ろう―

加藤 みずき専任講師

新潟県出身。中央大学文学部人文社会学科卒業後、法政大学大学院人文科学研究科に進学し修士号取得(心理学)。専攻は認知心理学・教育心理学で、主に記憶と感情の関連についての研究活動に従事。同大学院博士後期課程単位満了退学後、2018年度より現職。

加齢に伴い,認知症を発症する割合は年々増加する。仮に症状が出ていなくとも,記憶や注意力といった様々な認知能力の低下が起こっている可能性は十分にある。 本講座ではまず,認知能力・特性を測定するような心理検査を実施し,受講者の方の現状把握を行い,今自分がどのような特性を持っているのかを客観的に見る機会としたい。

10月15日(木)

13:00~14:00

加藤みずき専任講師

認知特性の把握とその分析② ―これからの生活へのヒントを見つけよう―

加藤 みずき専任講師

新潟県出身。中央大学文学部人文社会学科卒業後、法政大学大学院人文科学研究科に進学し修士号取得(心理学)。専攻は認知心理学・教育心理学で、主に記憶と感情の関連についての研究活動に従事。同大学院博士後期課程単位満了退学後、2018年度より現職。

前講座で実施した心理検査の結果に基づき,各特性の解説を行い,各自の能力・特性の理解を深める。 その上で,今後の生活において認知能力を低下を防ぐためにどのような点に気を付けたらよいか,特性を生かすことができないかなどについて一緒に考えながら,対策としてどんなことができるかについて提案していきたい。

10月22日(木)

13:00~14:00

良峯 徳和教授

高齢化に伴う睡眠の質低下と睡眠改善のためのヒント

良峯 徳和教授

リーズ大学(イギリス)哲学部修士課程修了。筑波大学大学院哲学思想研究科博士課程哲学専攻単位取得満期退学(文学修士)。2002年東京工業大学社会理工学研究科博士課程終了(学術博士)。1993年より、湘南国際女子短期大学英語学科専任講師。2007年4月より多摩大学グローバルスタディーズ学部准教授。

日本人の5人に1人、60歳以上では3人に1人が何らかの睡眠障害を持っているとされる。加えて、アルツハイマー型認知症高齢者の約4割、レビー小体型認知症高齢者の5割以上が睡眠障害を併発しているとされる。別の調査では、11時すぎまで起きている75歳以上の人は、それ以前に入眠する人に比べ、約1.83倍の認知症リスクを持つという。このように睡眠不足や睡眠の質の低下と認知症との間には密接な関係があることが明らかになってきた。本講座では、認知症の発症メカニズムと睡眠障害との関係に焦点をあて、睡眠の質を改善することの重要性と、日頃の心がけによって睡眠の質を維持、向上させる方法について紹介したい。

10月29日(木)

13:00~14:00

良峯 徳和教授

瞑想と脳波トレーニングによる睡眠の質改善の実験成果

良峯 徳和教授

リーズ大学(イギリス)哲学部修士課程修了。筑波大学大学院哲学思想研究科博士課程哲学専攻単位取得満期退学(文学修士)。2002年東京工業大学社会理工学研究科博士課程終了(学術博士)。1993年より、湘南国際女子短期大学英語学科専任講師。2007年4月より多摩大学グローバルスタディーズ学部准教授。

2019年度の多摩大学ジェロントロジー共同研究の一環として、リレー講座に参加されている高齢者の方々にご協力いただき、高齢者における睡眠の質の実態と医薬品を用いずに睡眠の質を維持・改善するための実験を行った。実験に参加してくれた方々に、睡眠測定装置と脳波計を貸与して、毎日の睡眠の状態を記録していただき、1日約2回10~15分程度の瞑想(呼吸トレーニング)を行っていただいた。また、睡眠障害がかなり顕著な4名の方には隔週で脳波トレーニング(QEEGニューロフィードバック)に参加していただいた。この講座ではこのときの実験の様子や結果について報告するとともに、睡眠の質改善に対する脳波トレーニングの効果についてご紹介したい。

11月5日(木)

13:00~14:00

梅澤 佳子教授

コロナ禍における二次健康被害の現状と対策

梅澤 佳子教授

専門はレジャー、教育社会学。研究テーマは、クオリティ・オブ・ライフを実感できるレジャー環境、プログラムサービス開発。 社会教育委員、スポーツ振興審議会委員、教育委員等として市町村の生涯学習、教育施策に携わる。

COVID-19による外出自粛は、私たちの健康に二次被害をもたらしている。どのような改善策が考えられるのか実践を交えて講義を行う。

11月12日(木)

13:00~14:00

梅澤 佳子教授

多世代の健康を考えよう

梅澤 佳子教授

専門はレジャー、教育社会学。研究テーマは、クオリティ・オブ・ライフを実感できるレジャー環境、プログラムサービス開発。 社会教育委員、スポーツ振興審議会委員、教育委員等として市町村の生涯学習、教育施策に携わる。

世代ごとに異なる身体運動の方法とポイントを理解し、互いの健康を一緒に高めあう取り組みの考え方と方法をご紹介します。

11月19日(木)

13:00~14:00

野坂 美穂准教授

高齢者と農業

野坂 美穂准教授

慶應義塾大学商学部卒業、慶應義塾大学大学院商学研究科修士課程修了(経営学専攻)、中央大学大学院総合政策研究科博士後期課程修了 (博士:総合政策)。淑徳大学サービスラーニングセンター助手を経て兼任講師、中央大学大学院戦略経営研究科(ビジネススクール)助教を経て、2017年より現職。

近年、都市部では、シェア畑など畑をレンタルして農業に従事する市民が増加しており、農業への関心が高まりつつある。今回は、高齢者と農業の意味について考える。

11月26日(木)

13:00~14:00

野坂 美穂准教授

都市農業の重要性について

野坂 美穂准教授

慶應義塾大学商学部卒業、慶應義塾大学大学院商学研究科修士課程修了(経営学専攻)、中央大学大学院総合政策研究科博士後期課程修了 (博士:総合政策)。淑徳大学サービスラーニングセンター助手を経て兼任講師、中央大学大学院戦略経営研究科(ビジネススクール)助教を経て、2017年より現職。

八王子にて無農薬野菜を生産されている株式会社アンドファームユギ(FIO)の代表・大神辰裕氏をゲストスピーカーとしてお招きし、都市農業の重要性やFIOでの取組みについてお話いただく。

12月3日(木)

13:00~14:00

巴特尓(バートル)教授

「老いる中国」と日本企業の役割

巴特尓(バートル)教授

東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻修士課程修了、同博士課程単位取得満期退学(学術博士)。三井物産戦略研究所を経て、多摩大学経営情報学部准教授。東京財団『現代中国研究プロジェクト』メンバー(2012~14年)。専門は、中国・大中華圏経済論、東アジア国際関係。

中国やアジアの人口の高齢化による医療・介護サービス需要の拡大を商機として捉える日本企業の海外進出が加速している。こうしたなか、日本政府や介護事業の業界団体、日本医師会のほか大手商社などが参加する「アジア健康構想協議会」(17年2月)が発足され、官民挙げて海外からの介護人材の育成と国内介護事業者のアジア進出を後押している。 本講座では、中国やアジアにおける高齢化の現状を踏まえ日本企業が介護サービス(周辺産業も含む)の需要を取り込む過程でどのように事業マネジメントを行っているのか、またアジア全体で高齢化問題に取り組む必要性についても検討してみたい。

12月10日(木)

13:00~14:00

巴特尓(バートル)教授

中国の高齢者と「社区」の関係

巴特尓(バートル)教授

東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻修士課程修了、同博士課程単位取得満期退学(学術博士)。三井物産戦略研究所を経て、多摩大学経営情報学部准教授。東京財団『現代中国研究プロジェクト』メンバー(2012~14年)。専門は、中国・大中華圏経済論、東アジア国際関係。

中国では、住民が自ら管理と教育を行い自らサービスも提供する「社区(居民委員会といもいう)」という基層的な自治組織が在する。本講座では、「社区」が設立された経緯と運営方法(事例を含む)を踏まえ高齢化が急速に進む中国において「社区」はどのような役割を果たしてきたのか、また「社区」において高齢者はどのような過ごし方をし、さらにはどのようなコミュニティを形成しているのかについて解説したい。

1月7日(木)

13:00~14:00

久保田 貴文准教授

新型コロナの高齢者への影響:データ分析の結果からみえてくるもの

久保田 貴文准教授

岡山大学環境理工学部卒。同大学大学院自然科学研究科修了。平成24年に同大学大学院環境学研究科において博士(学術)を取得。岡山大学法学部(同大学大学院社会文化科学研究科)助手・助教。統計数理研究所リスク解析戦略研究センター特任助教。平成26年より多摩大学経営情報学部准教授。日本計算機統計学会評議員,理事。

新型コロナウイルス感染症についての分析結果を紹介しつつ、SNSなどの発信との関連について説明します。また、スマートフォンを用いた実習も行います。

 

多摩大学T-Studio公開講座の受講にあたって

  1. 本学には駐車場の用意がございません。お車での来校は一切できませんので、バスなど公共の交通機関をご利用下さいますようお願い致します。最寄駅からのバス便(路線バス及びスクールバス)につきましては、ホームページにて「交通アクセススクールバス時刻表」をご参照ください。
  2. 自転車・バイクでの来校は可能ですが、構内では安全のためバイクはエンジンを止めて押し歩きとなっておりますので、ルールに従い指定の自転車・バイク置き場に駐輪ください。
    また、自転車・バイクに「多摩大学駐輪シール」を貼っていただきます。初回に講座会場受付にてシールをお渡しいたしますので、スタッフにお声がけいただきますようお願い致します。(申請書の記入やご持参いただく書類等はございません。シールのみお貼りください。)
    ※既に多摩大学駐輪シールを貼って頂いている方は、そのまま御使用下さい。
  3. 講義中は携帯電話やスマートフォン、アラーム時計など、音の出る物は電源をお切り下さい。
  4. 講義中の飲食や、撮影・録音は一切御遠慮下さい。
  5. 講師体調、事故、交通機関の乱れ、台風等の天災、その他やむを得ない事由により、休講、講座時間を短縮する場合があります。その際、ホームページにてお知らせ致します。

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お問合せ

多摩大学
TEL:042-337-7300 FAX:042-337-7103
E-mail:kouza@gr.tama.ac.jp

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