地域連携・
産学連携
2016年度
T-Studio 公開講座
多摩大学では、地域社会の発展に寄与し、社会人の教養を高め、文化の向上に資するために2016年度公開講座を開催致します。
受講される皆さんを心から歓迎申し上げます。私たちは、受講生の皆様の“知的好奇心”にお応えするため、本学の特性を生かした講座を開講し、皆様との繋がりを強くしたいと考えております。
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9月29日(木)
13:00~14:00
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谷崎潤一郎「吉野葛」「春琴抄」の虚構と現実
1930年代の谷崎潤一郎の小説2つを取り上げる。母恋いの物語とされる「吉野葛」では、一方で語り手による歴史小説の試みと挫折が描かれる。春琴に対する佐助のマゾヒスティックな愛情を描く「春琴抄」では、証言や資料を使って二人の関係を描き出そうとする。いずれも虚構の物語を支えるために現実との通路を用意するという、非常に高度な手法に谷崎潤一郎は到達したといえよう。
中澤 弥 経営情報学部 准教授
1982年早稲田大学第一文学部卒業。1986年早稲田大学文学研究科日本文学専攻卒業(修士)。1993年同研究科博士後期単位取得退学。湘南国際女子短期大学をへて、現在多摩大学経営情報学部准教授。
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10月6日(木)
10月13日(木)11:30~12:40
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韓国文化を楽しもう ※原則連続講座です。
韓流ドラマや映画のおかげで韓国文化も日本で親しまれるようになりました。韓流ドラマや映画の時代劇でしばしばその背景として登場するのが朝鮮王朝です。本講座では、(視聴覚教材も使いながら)朝鮮王朝の時代的特徴を講義することで韓国文化と政治社会の理解を深めることを主眼とします。
趙 佑鎭 経営情報学部 教授
韓国出身。韓国延世大学経営学部卒業後、文部省奨学生として日本留学。慶応義塾大学大学院商学研究科前期・後期博士課程修了。(社)韓国人間開発研究院研究員、かながわサイエンスパーク専門研究員、青森公立大学経営経済学部准教授を経て、現職。商学博士(慶応義塾大学)。
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10月20日(木)
13:00~14:00
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無料 お金があれば“健康”で“幸せ”なのか?
~多摩ニュータウンの調査研究からみえた健康と幸福の格差とは~2011年に実施した多摩ニュータウン(第17住区)の調査からみられた「健康と幸福の“格差”」とはどんなことだったのでしょうか。1ヶ月に読んだ本の冊数、運動の頻度、所属する団体の数・・・等々の活動指標などからみられた「住宅の種別」あるいは、「お金(年収)・学歴」を要因とした主観的な健康感・幸福感の違いについて触れながら、年を重ねても、健康で幸せに暮らしていけるためのヒントを探ります。
鈴木 久美子 多摩市役所健康福祉部生活福祉課
1989年多摩市入庁。市職員として勤務する傍ら、1997年~2006年の10年間「みんなで子育てメーリングリスト」を主宰し、「つながりにもとづく“おとなの学び”」について実践研究を行う。その後、多摩ニュータウン住民を対象とした調査研究では、社会経済要因が健康や幸福感、さらには社会活動に及ぼす影響について、住宅の種別に基づいて構造分析を行った。首都大学東京大学院都市環境科学研究科(修士課程)修了。社会福祉士。
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10月27日(木)
13:00~14:00
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Pepperアプリ利用体験講座
実際にPepperのアプリを利用して「話す」「触れる」等のコミュニケーションを体験します。Pepperと話す、聞く、見る、インターネットに接続する、タブレットを利用する等を通して、Pppeerとの感情(喜び、悲しみ、怒り、驚き)のやりとりをしましょう!
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11月10日(木)
13:00~14:00
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Pepperプログラミング開発体験講座
Pepperアプリを開発するためのプログラミングの方法について紹介します。実際にPepperを利用して話す、移動する等の動作を組み合わせたアプリの開発を行います。講座では専用のプログラムChoregrapheがインストールされたPCを準備して、その1台を用いて例を示します。
久保田 貴文 経営情報学部 准教授
岡山大学環境理工学部卒。同大学大学院自然科学研究科修了。平成24年に同大学大学院環境学研究科において博士(学術)を取得。岡山大学法学部(同大学大学院社会文化科学研究科)助手・助教。統計数理研究所リスク解析戦略研究センター特任助教。平成26年より多摩大学経営情報学部准教授。日本計算機統計学会評議員、理事。
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11月17日(木)
11月24日(木)13:00~14:00
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健康に生きるための英語箴言集 I・Ⅱ
※連続講座ではありません。Iのみ若しくはIIのみでも受講できます。前回は結婚がテーマでしたが、今回は、健康に関する事柄を歴史的人物から探っていきましょう。昔の人々が健康をどう捉えていたかが理解できますし、我々の健康に生きる方法のヒントになるかもしれません。辞書(電子辞書・スマホ可)と筆記用具をご持参下さい。母国語と違った言葉―英語で考えることは脳の認知機能を高めます。これも健康法の一つです。是非、皆さんと健康に関する英語の箴言を肴に健康談義をしていきたいと思っております。
飯田 健雄 経営情報学部 教授
1985年オーストラリア・ラトルーブ大学大学院卒業 (Ph.D.)。高校時代は三段跳びをやっていた。現在はボディーボードが趣味。将来、ノースショア(ハワイ)で5メートル級の波に挑戦したい。 国際ビジネス学会
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12月1日(木)
13:00~14:00
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いまさらながらの自作パソコン入門講座
パソコンは日常生活では今や欠かせないものとなりました。普段何気なく使っているパソコンも、中身に関して詳しく理解している人は実は少ないかもしれません。本講座ではまったくの自作パソコン初心者を対象に、実際にパソコンをプラモデル感覚で組み立てることによって、その仕組みと自作の可能性を探ります。(実習形式です。)
大森 拓哉 経営情報学部 教授
東京工業大学大学院総合理工学研究科システム科学専攻修士課程修了、東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻博士課程中退、東京大学大学院総合文化研究科助手 を経て現職
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12月8日(木)
13:00~14:00
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プライバシー権の歴史
本講座ではプライバシー権成立からマイナンバー制度までの歴史を概観します。
プライバシー権という考え方は19世紀のアメリカで生まれました。その後、避妊や中絶の是非に対する議論を経て、プライバシー権は自己決定権へと変化していきます。プライバシー権とはどのような概念なのか、その概念はどのような経緯で生まれたのか、また現代のマイナンバー制度導入までの経緯などについて解説します。齋藤 裕美経営情報学部 准教授
東京学芸大学教育研究科総合教育開発専攻情報教育コース修士課程修了。専門は情報教育、情報倫理。
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12月15日(木)
13:00~14:00
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2020東京オリンピックへ向けての展望と課題
いよいよあと4年足らずで、二度目(冬季オリンピックを含めると4度目)のオリンピックが日本にやってきます。これが、私たちの社会にとってどのような意味をもたらすのでしょうか。スポーツのあり方は、社会の縮図とも言えます。スポーツを観察することで社会が見えてくるということもあると思います。スポーツと社会の関係性の視点もおりまぜながら、2020東京オリンピックのあり方を考えてみたいと思います。
杉田 文章経営情報学部 教授
中央大学法学部政治学科、筑波大学大学院修士課程体育研究科、多摩大学講師、同助教授、同准教授を経て現職。 多摩大学フットサル部顧問。大学や社会人バレーボールチームの監督、コーチを務めるかたわら、趣味のゴルフもしっかり楽しむ。
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1月12日(木)
13:00~14:00
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古代ギリシア オリンピア祭の仕組み
-2020東京オリンピックを楽しく演出するための教養シリーズその1-近代オリンピックのルーツをたどる旅を受講者の皆さんと楽しみたいと思います。第1回は古代ギリシアオリンピア祭のデザインです。古代ギリシア時代、盛んに行なわれていた運動競技。人々は、身体運動や運動競技にどのような価値をおいていたのでしょうか。2020年東京オリンピックに向けて、またスポーツを文化として享受できるようになった現代において、身体運動、運動競技の本質的な価値について改めて考えてみたいと思います。
梅澤 佳子 経営情報学部 教授
専門はレジャー、教育社会学。研究テーマは、クオリティ・オブ・ライフを実感できるレジャー環境、プログラムサービス開発。社会教育委員、スポーツ振興審議会委員、教育委員等として市町村の生涯学習、教育施策に携わる。
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