多摩大学 現代の志塾

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2017年度
T-Studio 公開講座

多摩大学では、地域社会の発展に寄与し、社会人の教養を高め、文化の向上に資するために2017年度公開講座を開催致します。
受講される皆さんを心から歓迎申し上げます。私たちは、受講生の皆様の“知的好奇心”にお応えするため、本学の特性を生かした講座を開講し、皆様との繋がりを強くしたいと考えております。
会場:多摩大学 多摩キャンパス T-Studio2Fセミナールーム 受講料 1講座1,000円

4月20日(木)

13:00~14:00

今泉 忠

「統計リテラシー力をつける」
~データをもとに考える~

最近では、スマートフォンなどの普及もあり、多くのニュースなど見ることができます。一方、その中には質より量的なものもあり、私たちはそれを以前と同じように信じてしまうことがあります。本講座では身近な例のもと、データをもとに考えてみます。

今泉 忠 経営情報学部 教授

立教大学社会学部産業関係学科卒。立教大学大学院社会学研究科応用社会学専攻博士前期課程修了(社会学修士)。東京工業大学大学院総合理工学研究科システム科学専攻博士後期課程単位取得満期退学。青山学院大学理工学部経営工学科助手を経て、多摩大学助教授・大学院助教授。平成7年多摩大学教授・大学院教授。平成13年より経営情報学部学部長を経て現職。日本行動計量学会理事。
統計的データ解析、とくに多変量解析を適用できる諸問題について、理論的研究と実際的解決法の研究を進めてきた。不十分な情報のもとでのモデル構成や非線形構造、時間的変化構造の分析法などをも扱っている。

4月27日(木)

13:00~14:00

中澤 弥   

『谷崎潤一郎「痴人の愛」と映画女優』

谷崎潤一郎の映画好きは有名で、1920年には映画会社の顧問となって映画制作に没頭しました。小説「痴人の愛」(1925)のヒロイン・ナオミの容姿も、多くの外国人映画女優にたとえられています。当時の映画の世界に触れながら、「痴人の愛」を読んでいきます。

中澤 弥 経営情報学部 准教授

1982年早稲田大学第一文学部卒業。1986年早稲田大学文学研究科日本文学専攻卒業(修士)。1993年同研究科博士後期単位取得退学。湘南国際女子短期大学をへて多摩大学専任講師。

5月11日(木)

13:00~14:00

梅澤 佳子   

-2020東京オリンピックを楽しく演出するための教養シリーズ その2-
古代ギリシアにおけるスポーツと身体美

近代オリンピックのルーツをたどる旅。第2回は古代ギリシアにおけるスポーツと身体美をテーマとします。古代ギリシア人はど肉体を鍛え上げることに強い意識を持った人々はいないだろうと言われています。本講座が改めてスポーツと身体美について考える機会となれば幸いです。

梅澤 佳子 経営情報学部 教授

筑波大学大学院体育研究科修士課程修了。専門は社会学(レジャー、生涯学習、コミュニティ)。研究テーマはクオリティ・オブ・ライフを実感できる暮らしやレジャー環境、プログラム開発。社会教育委員、スポーツ振興審議会委員、教育委員等として市町村の生涯学習、教育施策に携わる。

5月18日(木)

13:00~14:00

齋藤 裕美

「プライバシー権の歴史Ⅱ」
~自律権としてのプライバシー権~

本講座ではプライバシー権の歴史として,自律権(自己決定権)としてのプライバシー権が獲得される過程を概観します。
プライバシー権という考え方は19世紀のアメリカで生まれました。その後,避妊や中絶の是非に対する議論を経て,プライバシー権は自律権(自己決定権)へと変化していきます。自分の生き方を自分で決められる権利としてのプライバシー権とはどのような概念なのか,なぜプライバシー権として保護されるようになったのか,その経緯などについて解説します。

齋藤 裕美 経営情報学部 准教授

東京学芸大学教育研究科総合教育開発専攻情報教育コース修士課程修了。専門は情報教育、情報倫理。

5月25日(木)

13:00~14:00

佐藤 洋行

「AI体験講座」
~Googleのサービスで体験するAI~

検索やメール、地図などで身近なGoogleのサービス。アカウントをお持ちの方も多いのではないでしょうか。実は、最近何かと世間を騒がせているAIを構成する技術である機械学習による解析も、Googleからサービスとして提供されています。この講座では、主に画像認識と音声認識を中心に、Googleの解析サービスを体験していただきます。

佐藤 洋行 経営情報学部 准教授

九州大学大学院修了(農学博士)。大学院にて画像データ解析の研究に従事。2008年ブレインパッドに入社、2014年1月Qubitalデータサイエンス取締役に就任し、多くのプロジェクトにデータサイエンティストとして携わる。2016年より現職。

6月1日(木)

13:00~14:00

大森 拓哉

「iPad体験」
~動画閲覧やデジタル地球儀を楽しみましょう~

この講座では、スマートフォンよりも一回り大きいiPad、通称タブレットと呼ばれる機器を体験します。スマホの画面よりも大きいので、独特の楽しみ方ができます。今回は2つのソフトウェアを体験します。動画閲覧ソフトYoutubeと「デジタル地球儀」とも言える3D地図ソフトウェアGoogle Earthです。

増田 浩通 経営情報学部 准教授

武蔵工業大学卒。東京工業大学大学院価値システム専攻博士後期課程修了。
博士(工学)。東京理科大学嘱託助手、東京工業大学研究員・非常勤講師、千葉工業大学プロジェクトマネジメント学科助教を経て現職。

6月8日(木)

13:00~14:00

中庭 光彦

「コミュニティ3.0の世界」
~まぜこぜ型シェアのすすめ~

南多摩地域は市民活動が盛んなベッドタウンで、暮らしやすいまちと思われてきました。しかし、ベッドタウンではなくなぜか地方に多い魅力的な事業を行っている人々を取材すると、2000年代には目だたなかった特有のコミュニティが表れていることがわかります。コミュニティ3.0です。人口オーナス時代の新たな支え合いのしくみについて事例で紹介します。

中庭 光彦 経営情報学部 教授

1962年生まれ。東京都出身。専門は地域政策分析・マネジメント、コミュニティデザイン、観光地経営論。都市や郊外、中山間地の開発政策史研究を続け、人口減少期における地域政策の手法研究を進めている。並行して1998年よりミツカン水の文化センターの活動にかかわり、水文化の比較研究も行っている。

6月15日(木)

13:00~14:00

小林 英夫

高齢者対象講座
「団塊世代のための民泊ホスト入門」
~空き部屋で手軽に楽しくおもてなし~

個人のお宅にお泊めする「民泊」が新しいビジネスとして登場し、インターネットでの民泊仲介サービスも増えています。本年「民泊新法」が制定され、現在は困難な一般住宅での民泊が認められる見込みです。本講座では、自宅の空き部屋を使い「民泊ホスト」になるための方法と考慮点を、社会的背景や意義とともに解説します。

小林 英夫 経営情報学部 教授

慶應義塾大学経済学部卒業、慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士課程修了、神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程修了、博士(経営学)。
日本アイ・ビー・エム株式会社を経て、イー・アクセス株式会社の創業に参画、イー・モバイル株式会社の立ち上げも手掛ける。
イー・アクセス株式会社代表取締役副社長、イー・モバイル株式会社執行役員副社長、芦屋学園短期大学客員教授を経て、2013年より多摩大学准教授、2016年より現職。

6月22日(木)

13:00~14:00

小西 英行

「フリービジネス」 
~只より高いものはない~

無料で配布している広告付きティッシュやネット上の無料で遊べる課金式ゲーム。今やリアルもネットも、こうしたフリービジネスがたくさん存在します。この「只」の「からくり」を、詳しく解説するとともに、こうしたフリーサービスに「賢い消費者」として対処する方法を学びます。

小西 英行 経営情報学部 准教授

慶應義塾大学大学院商学研究科博士後期課程満期退学(商学修士)。秋田経済法科大学経済学部講師、富山国際大学地域学部講師、同現代社会学部准教授を経て現職。
eビジネス論、ブランドマネジメントを担当。日商リテールマーケティング検定(旧販売士検定)、ITパスポート試験、宅地建物取引士などの資格取得の支援にも力を入れています。

6月29日(木)

13:00~14:00

飯田 健雄

「雇用の未来」
~人生100年時代の働き方改革~

私たちは、悲惨な戦後の時代、高度成長の時代、そしてバブル経済崩壊の閉塞感漂う「失われた時代」そして、2010年代以降、社会福祉政策のゆらぎと人生100年の時代に突入してきています。特に、ここでは、人生100年時代の雇用の在り方を考えていきたいと思っています。それは、従来の家族のあり方、友人、地域との関わり方、冠婚葬祭といったすべての生活に影響を与えていきます。

飯田 健雄 経営情報学部 教授

1985年オーストラリア・ラトルーブ大学大学院卒業 (Ph.D.)。高校時代は三段跳びをやっていた。現在はボディーボードが趣味。将来、ノースショア(ハワイ)で5メートル級の波に挑戦したい。国際ビジネス学会。

7月6日(木)

13:00~14:00

飯田 健雄

「10年後の日本の産業構造」
~想像できないものを想像してみる~

日本の産業構造は、戦後、石炭、石油、鉄鋼、家電、半導体、自動車事業によって牽引・主導されてきました。2010年以降、ビッグ・データを中心としたICTの進展とAI(人口知能)とよばれる人間に代替されるロボットによって、日本の産業構造は、大きく変わり始めています。この講座では、日本国内の情報ではなかなか得られない国際経営の視点から、日本経済の10年後を占う産業構造の地殻変動を垣間みていきましょう。

飯田 健雄 経営情報学部 教授

1985年オーストラリア・ラトルーブ大学大学院卒業 (Ph.D.)。高校時代は三段跳びをやっていた。現在はボディーボードが趣味。将来、ノースショア(ハワイ)で5メートル級の波に挑戦したい。国際ビジネス学会。

7月13日(木)

13:00~14:00

下井 直毅

「わたしたちは騙されているのか?」
~身近な経済学について~

標準的な従来の経済学では、様々な経済現象を合理的な人間(合理的な経済人)の行動の結果として捉えてきましたが、しかし、実際に人はそんなに合理的なのでしょうか?そのあたりのことに焦点をあてて、いろいろと考えてみたいと思います。

下井 直毅 経営情報学部 教授

東京大学経済学部卒。東京大学大学院経済学研究科博士課程へ進学後、日本経済国際共同研究センター研究機関研究員、日本学術振興会特別研究員を経て、現在は、多摩大学経営情報学部教授。専攻は日本経済論、国際経済学。

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TEL:042-337-7300 FAX:042-337-7103
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