2008年から開講した「多摩大学 寺島実郎監修リレー講座 現代世界解析講座」は、春・秋学期それぞれ12回の公開講座を毎年開講し、2016年春で9年目を迎えました。
一般市民の定員300名のところ、受講者は400名を超えています。
6月16日(木)の講座では、延べ受講者数10万人を達成し、10万人目と前後の2名の受講者の方に主宰の寺島実郎学長から記念品が授与されました。
毎回、各界の碩学を講師として迎え、リレー講座として日本と世界が置かれた歴史的位相を多面的な視点から再検討し、その今日的課題を解析するプログラムを構築する講座は、一般受講者300名と学部生200名が同じ教室で受講する、他に類を見ない講座となっています。
学長の寺島実郎が、春・秋、それぞれ12回のうち、4回ずつ講座に登壇し、混迷の時代における時代認識を深め、日本の立ち位置を探る熱のこもった講義をおこなっている他、時代に発信している講師陣による時宜を得た内容の講義となっています。
近年は、地元の多摩地域だけではなく県外からの受講者も増えつつあります。
講座開始の2時間も前から受付に並ばれる受講者の皆さまの姿は、2008年の開講以来変わらない風景です。
延べ受講者10万人達成の記念品授与では、会場から温かい拍手が贈られ、団塊の世代がリタイアする時代におけるアクティブな熟年世代の「シルバーデモクラシー」を体現する講座として地域に浸透しています。