多摩大学 現代の志塾

ニュースリリース

TOPニュースリリース

菅野光公ゼミ、被災地復興ボランティア活動

[2011年9月22日]

菅野ゼミ生11名(3年生10名、4年生1名)は、9月5日から8日まで、宮城県多賀城市で農地開墾のボランティア活動を行いました。菅野先生が参
加している「ネットワーク多摩」を通じて寄せられた、社団法人「東北復興プロジェクト」からの要請に応えて、宮城県多賀城市の市有地10万m2の一部を農
地へと開墾してきました。

菅野ゼミの3年生は、昨年は活発に活動が出来たのですが、2011年の春学期は沈滞気味でした。
「自分たちで議論して、沈滞からの打開策を考えろ」という、先生の檄に応えて、学生達から「ボランティア活動を主体的にやろう」という声があがりました。

東北での活動となると、旅費だけでも学生には負担が大きいので、往復は夜行バスを利用しました。
同行した菅野先生は「夜行バスにはマイッタ」ようですが、みんなで宿泊した、多摩大学とも縁の深い東鳴子温泉の大沼旅館での一夜が、夜行バスや開墾作業の疲れを癒してくれました。

菅野ゼミボランティア.JPG

開墾した農地は、震災被災者と障害者との雇用を創出する「復興プロジェクト」に活用されますが、9月から農地利用者の採用が始まり、2年以内に100人規
模の雇用を目指すとのことです。作業最終日に同プロジェクト理事長の渡部哲也さんが、激甚津波被災地の仙台市若林区に、多摩大生を案内して下さいました。
一瞬の津波で約300世帯の家屋が流失、200名以上が亡くなられた現場に立って、ゼミ生達は言葉もなくただ呆然と立ち尽くしていました。

 

ページトップへ