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2022秋学期 交換留学報告(台湾)

[2023年3月1日]

秋学期から台湾の義守大学に交換留学中の2年生の石塚南奈さんからの留学報告です。約5ヶ月が経った今の様子を色々と教えてくれました。

《現在の台湾での留学生活について》

私が台湾に留学して良かったと感じることは、台湾人には親切な人が多いことです。台湾に来た始めの頃にはバスの乗り場がわからないことが多く携帯を見ながら探していると、近くにいる人がよく声をかけてくれて、教えてもらった経験が何度もあります。また、夜市へ行った際にも、料理が出来上がるまでの時間で、店主の方がどこから来たの?大学は楽しいですか?と日本語を話し、台湾で美味しい食べ物を紹介してくれたりと、彼らのおもてなしの心にとても感動しました。そして、よく行くダンススタジオの先生や仲間とも、ダンスを一緒に練習したり、休日には美味しい夜食屋さんに連れて行ってもらったり、ローカルな経験をさせてくれます。

そして、面白い発見は夜を楽しむ人が多いことからどんなお店でも大体、午後からの営業がほとんどです。日本では飲食店は朝9時ごろから夜の10時ごろを目安に営業するお店が多いですが、ここでは17時から朝の2時までという飲食店が多く、のんびりと時間が過ぎていて心地良い環境だと感じています。

《学校の授業について》

義守大学の授業では、日本の大学には無いような講義が多く、ワインについてテイスティングしながら学ぶ授業や、テーマパークを自分たちで作り上げるプロジェクトがある講義など、面白い授業が多くて今までになかった感覚で授業にも勉強にも楽しく取り組めています。

全て英語で授業が行われるので、時々わからないこともありますが、わからないことはすぐ調べるようにし、グループディスカッションの時間で友達に意味や内容をしっかりと教えてもらったり、直接先生に聞くことで理解が深まります。

また、中国語の授業でも、授業内で覚えたフレーズや単語をすぐに日常生活に実践できる環境もありがたいことだと感じました。

そして授業の評価はあまり多摩大学とも変わりなく、中間テストと期末テストがあり、授業によってはプレゼンが加わったり、プレゼンのみで採点する先生もいたり、フィールドトリップを行う先生など自分に合った授業をシラバスで確認してとることができます。

《寮や友達、回りの環境や日本との違いで驚いたこと》

私がカルチャーショックを受けたのは水問題です。初めに入寮した日に気がついたことは、トイレに紙を流せないことで、寮だけでなく、校内や街の飲食店でも同じでした。しかし、アウトレットモールやデパートなどの大きな施設はそのまま紙を流すことができましたが、今までにない動作に慣れるのに時間がかかりました。

また、私が危機を感じたのは道路でのバイクです。バイク社会の台湾では、歩く人の何倍ものバイクが道路の端を通っているので、実際に轢かれそうになったことが何度もありますが、左右を見て気をつけて歩くようにしています。

そして様々な国の人と友達になれたことが何よりも驚きです。今までで聞いたことの無い国から来た留学生や、年齢や経歴にとらわれない生き方をしている友達が多くて、自分自身に自信を持つことがとても大切なことに気づきました。これまでの自分では、将来のビジョンが少し決まっていて、これは何歳までには達成させようと、年齢と社会的に考えて自分ができそうなことを目標にしていましたが、夢は大きすぎるくらいたくさん持っていてもいいことを友達が教えてくれました。

 

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