多摩大学 現代の志塾

ニュースリリース

TOPニュースリリース

東京都職員の3名の方々と経営情報学部の長島剛ゼミが「パブリック・コメント」の一環で意見交換会を実施

[2021年7月6日]

6月23日(水)経営情報学部の長島剛ゼミに東京都職員の方々3名をお招きし、「パブリック・コメント」の一環で意見交換会を行いました。

はじめに東京都職員の方から「新しい多摩の振興プラン(仮称)素案の意見募集について」の概要説明と、コロナ禍の影響で郊外志向が高まっている今の社会の構造変化に対応し、学生の意見を新しい振興プランを考える上での参考にしたいとのご説明がありました。

グループディスカッションでは、東京都職員の方々を含めて長島ゼミの学生が6チームに分かれ、「多摩の強みと弱み」と「多摩地域の概況」について意見交換を行い、チームごとに発表を行いました。

多摩の強みと弱みについては「自然が豊かで住むための環境は整っているが、遊ぶところが少なく、刺激が足りない、産業の基盤が整っていない」などの意見があり、東京都職員の方から、「地域ごとに違った宝物を見つけ、各市町村をPRする必要があると感じています。学生から「ザリガニ釣りをして楽しかった」「都心に出ると交通費がかかる」などといった話があり、「現実の生活について知ることができたので、大変参考になりました。」との感想をいただきました。

多摩地域の概況については、「学校や職場がなければ行かない」「インフラの整備がされていない」「一日中遊ぶことができない」「都心に向けて送り出すベッドタウンのイメージがある」「地域で生活が完結する」などたくさんの意見がありました。

東京都職員の方からは、「人の移動や生活の基盤となるインフラの重要性を改めて感じましたが、皆さんが地域に愛着をもって継続して住み続けたいと思っていただけるような街づくりを進めていきたいです」とお話がありました。

最後に長島教授から「インフラが整備されれば人々がその街に住んでみようと思うかどうかは、それぞれの価値観があるので、言葉で表現するには難しい部分もありますが、今後も地域や企業の課題について考えていきたいです」とのコメントがありました。

  • 東京都職員の方のご説明
    東京都職員の方のご説明
  • ディスカッションの様子
    ディスカッションの様子
  • ディスカッションの様子
    ディスカッションの様子
  • 各チームからの発表
    各チームからの発表
  • 東京都職員の方からのご助言
    東京都職員の方からのご助言
  • 東京都職員の方からのご助言
    東京都職員の方からのご助言
 

ページトップへ