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「経営情報論Ⅰ」の授業に「三井情報株式会社」バイオヘルスケア技術部バイオサイエンス技術室長 髙橋 順子 様がご登壇

[2021年6月23日]

6月17日(木)「経営情報論Ⅰ」(担当教員:小林 英夫、内藤 旭惠)の授業にゲスト講師として「三井情報株式会社」(本社:東京都港区、代表取締役社長:浅野 謙吾 氏)バイオヘルスケア技術部バイオサイエンス技術室長 髙橋 順子 様をお招きし、ご登壇いただきました。

同社は、1975年にバイオサイエンスの研究開発に参画して以来約半世紀にわたり、先進的なIT技術をバイオサイエンスの研究に応用していく取組みを進め、公共研究機関・主要大学・大手製薬会社の研究推進を支援しています。また、バイオインフォマティクス関連のプロダクト開発・販売をはじめ、2015年には国内初となるがん遺伝子解析サービスの提供を開始、さらに計算創薬分野の研究開発や計算基盤サービス提供、ライフサイエンス分野の国内・海外動向調査も実施しており、健康で持続可能な社会の発展に貢献しています。

今回、同社からお二人目となるゲスト講師の髙橋様から「バイオインフォマティクス」のタイトルで、「生物学とITの意外な親和性」、「コアとなるデータベース」、「身近な事例」についてご解説いただきました。

日々の実験や研究で蓄積されてきたデータを新しい切り口で分析したり、これまで人手で解析していた作業をシステム化することで研究の推進を図る技術が「生物学」と「情報学」の融合分野「バイオインフォマティクス」であること、また、身近な事例として新型コロナウイルス治療薬開発(創薬)、がんゲノム医療(医療)、腸内細菌検査(未病)についてとても分かりやすくご説明をいただきました。

「これからは、新しいビジネスや概念を生み出すため、「生物学」と「情報学」の両方の知見をもち、両分野の橋渡しができる人材が求められています。また、どの分野においても専門領域を超えた能力を兼ね備えた人材ニーズが高まっています」とのお話があり、本学の学生へ向けて、「「経営学」と「情報学」を学ぶチャンスを活かし、視野を広げてください」とのメッセージをいただきました。

  • ゲスト講師の髙橋順子様
    ゲスト講師の髙橋順子様
  • 授業の様子
    授業の様子

講義の様子については三井情報株式会社のウェブサイトでもご紹介されています。
https://www.mki.co.jp/news/information/20210706_2.html

 

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