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藤沢市地球温暖化対策地域協議会意見交換会にSGS学生が参加

[2020年11月24日]

令和2年11月21日(土)13時より、藤沢市地球温暖化対策地域協議会の「近隣大学生との意見交換会」が開かれ、本学グローバルスタディーズ学部(SGS)の学生5名が参加しました。

この地域協議会は、地球温暖化対策の推進に関する法律第40条に規定されているもので、地方自治体、事業者、住民等が日常生活に関する温室効果ガスの排出抑制等について協議するためのもの。藤沢市地球温暖化対策地域協議会においては、会員同士の協議に加え例年この時期に藤沢市内4大学(SGS、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス、湘南工科大学、日本大学生物資源科学部)の学生との意見交換会を行っており、SGSは2010年以降、毎年参加してきています。

今回は、参加大学に湘南台を最寄駅とする文教大学湘南キャンパスを加えるとともに、新型コロナウイルス禍の中、例年のような参加者が一堂に会する会議形式を避け、協議会事務局が進行役となり藤沢市役所会議室からZoomを用いた遠隔方式で実施されました。SGSからは、4年のFelicia Hana Adkins、大岩稔姫、大橋弘幸、3年の鹿島旭恵、内藤歩、また橋詰博樹・特任教授(本稿筆者)が自宅や大学から参加しました。5大学より30名の学生・教員が、また協議会員・藤沢市環境部職員等を合わせ、約40名が参加しました。

「地球温暖化対策をどのように受け止めるか」をテーマとした全体討議では、地球温暖化に関する日本人の認識・危機感、対策に関する(諸外国よりも消極的にも見える)意識、採られるべき対策・行動、経済成長と温暖化対策のバランス~相克、行動変容を起こすには、といった論点について、活発な議論が行われました。ゼミやサークル等をベースに参加した他大学の学生の中、SGS生は「個人参加」の形態であり、この今日的課題を自分自身がどう捉えているかを述べる展開となりましたが、SGSにおける常日頃のグループディスカッションやアクティブラーニングの経験を踏まえた当意即妙が発揮されていました。

2050年までに温室効果ガス実質排出ゼロを目指す最近の動きと、他大学生の発表スタイル等は、この問題に対する学生の関心を大いに高めるものとなったと思われます。

  • 参加者(最上段:事務局、鹿島、橋詰ら。2段目:大橋、内藤、大岩ら)
    参加者(最上段:事務局、鹿島、橋詰ら。2段目:大橋、内藤、大岩ら)
  • 参加者(最上段:事務局、橋詰ら。2段目:内藤、アドキンスら。最下段:大橋ら)
    参加者(最上段:事務局、橋詰ら。2段目:内藤、アドキンスら。最下段:大橋ら)
 

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