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5月28日(日)多摩大学「シルバー・デモクラシー企画」第1弾、「山梨県南アルプス市で田植え体験×講座」を実施

[2017年5月30日]

「多摩大学 寺島実郎監修リレー講座」の受講者を対象に、農業体験を通して、リタイア後の世代が新たな社会参画を考える企画として、10年後にリニア中央新幹線が結ぶ山梨県南アルプス市との連携で「田植え体験×講座」を実施しました。

天候にも恵まれ、雄大な自然の中で30名の参加者が「田植え」体験に取り組みました。
当日は、地元で農業体験事業などを行っているNPO法人「田舎暮らしの郷 南アルプスせせらぎ棚田倶楽部」の会員の皆様が田植えの要領を親身に教えてくださいました。
富士山を望む棚田で泥に足をとられながらも約1時間半かけて、一般参加者、多摩大学学部長、学長室長、教職員全員で、なんとか苗を植えることが出来ました。
金丸一元 南アルプス市長も視察に訪れ、高齢者の社会参画の趣旨への賛同と全面的な協力を約束、その場として南アルプス市が「田植え」、「果樹」など適した場であることを強調されるとともに、是非南アルプス市に移住してほしいとお話をされました。

田植えの後、宿泊もできる施設「湧暇李の里」に移動し、昼食と休憩をとり、同敷地内の「ふるさと文化伝承館」にて、南アルプス市教育委員会文化財課のご協力により、「縄文時代栽培の文化から棚田まで~南アルプス市の風土と歴史を中心に~」と題した講座を受講しました。
縄文時代の土器が並ぶ館内で、講師の齋藤秀樹 学芸員の熱意あふれる講義に、参加者全員が熱心に聞入り、本講座企画の主眼である「縄文時代から現代のキーワードである持続可能社会を示唆する」講義になりました。土器に直接触れて、縄文時代を実感できる実習もあり、充実した時間を過ごしました。
帰りのバスでは、参加者同士、会話も弾み交流する様子がみられ、次回の農業体験企画への期待が高まっていました。
今年度は、「稲刈り」を含む後2回の農業体験企画を実施する予定です。


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左から 金丸一元 南アルプス市長
杉田文章 多摩大学経営情報学部長
小林英夫 多摩大学学長室長
手前  趙 佑鎭 多摩大学経営情報学部教授
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慣れない田植えに苦戦中


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後退して苗を植えます
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田植えを終えてホッと一息、成長が楽しみ・・・


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縄文時代の講座に引き込まれて
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縄文土器に触れる実習に真剣に取り組む様子


以下のメディアに記事が掲載されました
2017年5月27日 山梨日日新聞
2017年5月29日 山梨日日新聞
2017年5月29日 朝日新聞 
2017年5月29日 朝日新聞 DIGITAL

 

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