２０１２年１１月から１２月にかけて、多摩大学経営情報学部１年生英語授業English Expression において、小田急トラベル 神奈川外販営業部 町田販売センターとのコラボレーション授業が実施されました。社会で実際に活躍しているビジネスパーソンをゲスト講師に迎え、英語授業にリアルなビジネス活動シミュレーションを取り入れるという経営情報学部ならではの魅力的な授業活動です。
多摩大学の第一期卒業生でもある小田急トラベル勤務の山村純氏から、旅行会社での仕事で体験してきたこと、旅行企画業務の内容や心がけること、他社との差別化戦略の具体例などについての講義を聞き、それをもとに、学生たちが中国、韓国、台湾から日本に来た旅行客のための魅力的な東京一日ツアーをプロデュースしました。
小田急トラベル、山村純氏（多摩大学経営情報学部１期生）の講義。旅行業界の現状と傾向、加えて現場を任されるスタッフでなければ語れない貴重な数々の体験を聞く。
プレゼンテーション風景1
プレゼンテーション風景2
コラボレーション授業後、山村氏とともに。
中国、韓国、台湾からの旅行客の動向、小田急トラベルを始め他の旅行会社がどのような東京１日ツアーを提供しているかをリサーチするところから始め、アンケート作成と実施、その結果の分析、中国留学生へのインタビュー、観光候補地フィールドワーク、パンフレット作成など、実際の旅行会社での業務を山村氏の指導を受けながら実践。自分たちのオリジナリティーあふれる東京一日ツアーを企画、英語でのグループプレゼンテーションを行って、山村氏からの講評をいただきました。
教室の中だけに終わらない英語体験学習を通して、学生たちは社会人マイナス４年生としての人間力と英語力を養っていきます。
