村山貞幸ゼミの「日本大好きプロジェクト」は、2008年9月より日本の伝統文化を伝承していく活動を始め、2012年9月28日現在、幼稚園・保育園・児童館・その他高齢者施設などで829回(年200回以上)の訪問型イベントを開催。日本の伝統文化に触れることで、日本を深く理解し、心から「大好き」になってもらうことを目指しています。
その活動が経済産業省主催「社会人基礎力育成グランプリ2011」にて認められて全国優勝を果たしました。
こうした中、同プロジェクトは昨年、東京ミッドタウンにて「和紙キャンドルガーデン~東北の力・世界の力」を実施し、6000名を超える来場者に東日本大震災での被災地の声を届けました。
しかし、一般に報道されている被災地の現状は、ごく一部の地域であることに疑問を抱いた同プロジェクトは、その後も被災地を歩き続け、ゼミ生全員47名が、訪れた被災地は37市町村に達しました。
被災地の人々が「震災のことを忘れないでほしい」と今も強く思っていることを知り、現地の声を届けることの必要性を強く感じたゼミらは今年、訪れた被災地の人々のすべてのメッセージを手漉き和紙キャンドルで表現することを決めました。
ゼミ生らは訪れた被災地で、ゼミ生が一枚一枚心を込めて漉いた和紙に手書きされた1,480にのぼるメッセージを集めました。
今回の「和紙キャンドルガーデン~TOHOKU2012~」では、被災者の生の声をのせた手漉き和紙キャンドルを、「絆」や「繋がり」を意味する日本の伝統文様「七宝」の形に配置します。
被災地からのメッセージを伝えるととも、被災地を訪問したゼミ生らがメッセージをいただけなかった被災地の人々の思いをも言葉にして伝えます。
是非足をお運びいただき、ゼミ生にお声かけください。
被災地からのメッセージを伝えるととも、ゼミ生らがメッセージをいただけなかった被災地の人々の思いをも言葉にしてお伝えします。
東京ミッドタウン和紙キャンドルガーデンプレスリリース(PDF 580KB)
和紙キャンドルガーデン リーフレット (PDF 4.78MB)
被災地では、「メッセージなど書けない!」と怒りを露わにされた方々もいらっしゃいました。
そのお話を合わせると、物語は約1,700にものぼります。和紙メッセージをいただけなかった方々のお話は、ゼミ生からの言葉にかえてリーフレットに留めました。
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