2011年2月16日(水)多摩大学九段サテライトにて、メディア向け多摩大教授陣による「現代の志塾」講座 第Ⅱ期「情報社会の未来と現在」の第
4回が開催されました。講師は経営情報学部 齋藤裕美 教授。テーマは「抽象概念の視覚化と3D技術~電脳空間からリアル街角へ~」
齋藤裕美先生の専攻は都市工学。一級建築士でもあり都市防災の見地から都市計画・建築計画を見直す研究をつづけてきたとのこと。最近は複雑系の科学にも関心を持ち、学部ではマルチメディアを中心にグラフィクスやアニメ、ムービーの手ほどきをしています。
今回の講座では、バーチャルな世界を実際に参加者の皆様に体験していただく内容でとても盛り上がりました。アバターが仮想空間で身代わりとなって
様々な体験をする「SecondLife」の世界や、肉眼では見えない物体をバーチャルに可視化したり、キネクトセンサーを使って人間の動きをアバターが
真似をする体験など参加者の皆様は興味津々の様子でした。質疑応答では体験したICT技術の実用化の可能性について活発な意見交換がありました。