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石川酒造 地域密着型 酒飲みのテーマパーク

石川酒造株式会社 営業課長 橋本恭男さん

■取材日:2014.12.7 ■取材・編集・レポート:青木耀樹(経営情報学部)

福生市にある石川酒造にお邪魔させていただき、営業課長の橋本恭男さんにお話を聞くことができました。

石川酒造は、多摩地域に存在する酒造の一つで、石川家は福生市に立地してから四百数十年、酒造業を始めて約百五十年の老舗酒造である。

この多摩地域は水がとてもきれいで、なおかつ昔は米を盛んに収穫することができたことからこの場所で酒造りを始めた。だが、時代の変遷で開発により田がなくなってしまい、多摩の米を使用することができなくなってしまったため、多摩地域の水を活かしつつ全国から選りすぐった米を使用して醸造している。

こうすることによって、多摩というブランド力を持ち、地元愛を大切にしている。さらに、日本酒そのもののイメージも改善すべく、自ら取り組んでいる企業でもある。

その例の一つとして、石川酒造が目指しているのは地域密着+グローバルを目的とした「酒飲みのテーマパーク」である。ここでは海外からの観光客や多摩地域の多くの若者に、日本酒の文化に対する理解を深めていただき、現在の日本酒のイメージを変えること、またデートスポットとして、少しでも多く日本酒に触れていただくことで、地域だけでなく日本全国、そしてグローバルの面でも日本酒の魅力を発信していこうと努力している。

石川酒造は、地域密着・地域貢献という面やグローバルの面を兼ね備えたグローカル企業だと考える。

石川酒造HP


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