ゼミ力の多摩大
TOP ゼミ力の多摩大インターゼミ(社会工学研究会)2016年度
2016年 インターゼミ(社会工学研究会)
このビルの3階には、今年度から私が学長を務めることになった多摩大学のサテライト教室を設け、40人前後を収容できるスペースにおいて、「社会工学研究会」という名の下にインターゼミの試みを始めた。大学院から学部の学生まで、年次も様々な学生を学部横断で約30人選別し、教官も学部・専門領域横断で8人を配置、学生を5人程度のグループに分けて課題を設定して、1年間かけて「課題解決型の共同研究」に立ち向かわせる挑戦である。例えば、「多摩ニュータウンの研究」とか「日本におけるグリーン・ニューディールの可能性」などのテーマの下に、文献研究やフィールドワークによる共同研究をさせ、報告書をまとめさせるというもので、教官を接点に外部の専門家や関係者との連携も試み、具体的な問題解決能力を身につけさせようという狙いがある。成果は未知数だが、教官も学生も生き生きと参画しており、今後の展開を大いに期待している。
寺島実郎
岩波書店「世界」2009年7月号
脳力のレッスン87 より
狙い
現代社会の抱える課題について、学部・大学院・学年などをまたいで塾形式で切磋琢磨しながら、多様な要素や手法を組み合わせた柔らかい発想で、体系的・総合的な答を志向する総合設計力を身に付ける。
受講生自身による問題発掘・発見から仮説の提示、そして多様な要素の組み合わせによる問題解決へいたるプロセスの中で、寺島学長以下学内の教員や社会で活躍する学外の賢人による付加価値を高め、創造的問題解決策を志向・策定していく。
2016年度 研究テーマ
2016年度 最終論文
- アジアダイナミズム班 最終論文 「長崎が拓いたアジアとヨーロッパの交流」(PDF 2.34MB)
- 多摩学研究班 最終論文 「多摩ニュータウン再生に向けた新たな活性化策の研究」(PDF 2.80MB)
- 環境・エネルギー班 「地震発生後の対応について」(PDF 4.45MB)
- 地方再生班 「雇用安心循環モデルの提案」(PDF 3.02MB)
- サービス・エンターテインメント班 「湘南藤沢の再武装」(PDF 5.43MB)