多摩大学 現代の志塾

国際交流

TOP 国際交流 経営情報学部留学体験記(派遣)シドニー(オーストラリア)短期留学(英語学校)体験談

シドニー(オーストラリア)短期留学(英語学校)体験談
経営情報学部 O.K.(2025年春休み)

2025年7月17日

■短期留学に参加した目的

私が今回の短期留学プログラムに参加した理由は、大きく二つあります。
一つは、英語力を向上させたいという思いからです。将来、英語が話せないことで選択肢が狭まったり、損をしたりすることのないよう、学生のうちにしっかりと学んでおきたいと考えました。
もう一つは、異文化への理解を深めたいという思いです。日本国内でも外国人と接する機会は増えており、私自身の周囲にも多様なバックグラウンドを持つ友人がいます。円滑なコミュニケーションには、言語だけでなく、その背景にある文化への理解が不可欠だと日々感じています。
また、将来的にはワーキングホリデーにも挑戦してみたいと考えており、その第一歩として今回のプログラムに参加しました。

■参加したプログラムの良かった点

プログラムで特に良かった点は、授業の雰囲気と先生方の丁寧な指導です。
英語に自信がない私にも、先生はわかるまでゆっくりと説明してくださり、安心して学ぶことができました。教室の雰囲気も明るく、楽しみながら自然と英語に触れられる環境だったのが印象的でした。

■留学前の準備

留学前は英単語の学習に力を入れていましたが、実際に現地で生活してみると、覚えた単語があまり使われていないことに気づきました。
試験向けの単語ではなく、日常の会話でよく使われる言葉を意識して学んでおくことが大切だったと感じています。渡航先の文化について少し調べておいたことで、現地での理解が深まりました。

■留学生活、ある日のタイムスケジュール

■現地での住まい

私のホームステイ先は、ホストマザーとホストファザーに加え、日本人学生が私を含めて5人、韓国人学生が1人という構成でした。ホストファミリーはとても親切で、オーストラリアの生活や英語について、わかりやすく丁寧に教えてくれました。
ルームメイトは現地の大学に通う学生が2人、ワーキングホリデーで滞在している人が2人、旅行で来ている人が1人でした。みんな英語がとても上手で、気さくに話しかけてくれて、すぐに打ち解けることができました。この滞在を通して、異文化交流の楽しさを実感し、英語で話すことにも少しずつ自信が持てるようになりました。

■留学前と後の変化

留学前の私は、リスニングもスピーキングも、ほとんどゼロに近い状態でした。
しかし、渡航後は現地の友人たちと少しずつ英語でコミュニケーションが取れるようになり、自分の中で確かな変化を感じることができました。
今回の経験を通して、TOEICのスコアを上げるための勉強ももちろん大切ですが、それと同じくらい、実際の場面で使える日常会話力を伸ばすことの重要性を実感しました。
また、語学力そのものに加えて、私にとってもう一つ大きな学びとなったのが、コミュニケーションの姿勢です。相手に自分の意図が伝わるまで粘り強く話すことの大切さを実感しました。

■留学について全体的な感想

留学を通して、私は多様な文化への理解を深め、英語でのコミュニケーションの喜びを実感しました。もともと外国人の友人が多かった私ですが、実際に様々な国の人々と交流する中で、文化の違いを超えた温かさや気遣いに触れることができました。海外の人々は、想像以上に活発にコミュニケーションを取り、細やかな気遣いも持ち合わせていると知ることができました。
留学当初は英語での会話に苦戦しましたが、友人と積極的に関わる中で、徐々にスムーズに意思疎通ができるようになりました。特に、語学学校の友人と英語で自由に話せるようになった時は、この留学に来て本当に良かったと心から思いました。

■これから留学する方へのメッセージ

留学を楽しむために大切なのは、最低限の英語力とコミュニケーションを取ろうとする姿勢だと思います。最初は英語で話すことに戸惑いましたが、徐々に慣れて友達と出かけたり、会話を楽しめるようになりました。完璧な英語は必要ありません。基本的な単語やフレーズがわかれば、伝わります。異文化の中での出会いは、想像以上にあたたかく、貴重な経験になります。あとは留学に行く勇気をもって一歩踏み出すだけです。


ページトップへ