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カナダ バンクーバー 一般長期留学(英語学校)報告
経営情報学部 男 J.S (2022年度秋学期)

2023年2月3日

■長期留学に参加した目的
コロナ禍で海外渡航することができず、就職をしたら留学の機会がなくなるので、卒業するまでに絶対留学をしたいと思っていました。就職活動を早く終えて、長期留学を選択しました。一定期間、海外に住んで、生活に支障が出ないくらいに語学力(英語)を伸ばし、いろんな文化に触れてみたかったからです。海外の生活は日本とどう違っているのか、様々な視点から比較して、その違いはどのようなところから生まれてくるのか考えたいと思っていました。
多国籍社会で、比較的治安が良く、日本人の医者がいる病院があるなど、コロナ禍の渡航でも安心なので、バンクーバー(カナダ)を選びました。

■参加したプログラムの良かった点
語学学校での学習はとても良い経験になりました。滞在中は20週間のプログラムがやや長く感じましたが、帰国後、英語試験(CASEC)のスコアがとても上がっていたので、結果的には充実した留学生活を送ることができました。

カナダに滞在中は、ユーコンのホワイトホースでオーロラ鑑賞、アメリカ西海岸のロサンゼルス、カジノで有名なラスベガス、世界遺産グランドキャニオンに行きました。

■留学前の準備
まず、留学費用を負担してもらう父母に対して、自分の努力を認めてもらうため、成績優秀者(注1)になるという目標を掲げて、大学の授業に取り組みました。成績優秀者にも選ばれました。
英語については、多くの洋画を見て、リスニングに一番時間を費やしました。単語を覚えることも必要だと思い、出来る限り暗記しました。
現地に住んでいる人の動画を見たり、カナダのニュースを読んで、渡航後の生活のイメージを膨らませるようにしていました。

(注1)成績優秀者は各学期の評定平均(GPA)上位者から選ばれます。

■自由時間や休日の過ごし方
クラスの構成は、日本人3割、韓国人3割、台湾人1割、中南米3割(メキシコ、ブラジル、コロンビア人)、という感じでした。
授業開始時間が大学と比べると早いのが少し辛かったです。

6:30 起床
通学はバスで40分くらい
8:30 1時間目
11:45 2時間目
14:00 3時間目
15:00 授業終了
図書館やジム
19:00 帰宅して、ホストファミリーと夕食

通学で使うバスが遅れてくるので時間に余裕をもって行動しなければなりませんでした。
休日は語学学校で仲良くなった友達とショッピングや、ピクニック、ホームパーティーなどで集まって過ごしていました。
秋から冬にかけて、バンクーバーは雨が続くので外出ができなくなるのは想定外でした。

■現地での住まい
費用面のこともあり、ホームステイにしました。マザー、ファーザー、ブラザー、シスターの4人家族で、厳しいルールなどなく週1回の掃除と夕食の有無を必ず連絡すること程度でした。
ステイ先にもう一人留学生がいて、日本人でしたが、高校からカナダに留学しているので英語はネイティブ並みでした。

■留学前と後での変化
海外へは大学1年生の時に、済州研修に参加しましたが、ひとりで渡航するのは初めてで、不安なことがたくさんありました。特に、現地の物価がとても高く、節約しながら生活していました。

多摩大学の留学プログラムでは渡航前と後で、英語試験(CASEC)を受験して提出する必要がありますが、自分ではあまり英語力が伸びた実感がなかったのですが、スコアが飛躍的に上がっていました。積極的にたくさん話せるようになりました。カナダでは自分の考えや意見を言わないと察してもらえるわけではないので、ひたすら口に出すようになりました。

最初から細かく考えるより、大きなフレームワークを先に決めて行動に移し、動きながら考えるようになりました。海外はイレギュラーなことがたくさん起きるので小さなことでは驚かなくなりました。

■留学について全体的な感想
英語は、使えば使うほど覚えるということが身に染みてわかりました。外国人の友達がたくさんできたので、これからも英語でコミュニケーションを取っていきたいと思います。(2023年)4月から社会人になりますが、転職する可能性もないとは言えないので、英語の勉強を続けていきたいと考えています。

■これから留学する方へのメッセージ
長期留学の場合、旅行などに行ったりすることがあると思います。体験にお金を使うことをおすすめします。
英語はとにかく口に出して話しましょう。多少、語順がおかしくても通じますし、会話は成り立ちます。文法的な正しさや発音に拘って話さないでいるとコミュニケーションが取れないので、とにかく口を開きましょう。
完璧な英語を話そうといった理想を高くすることより、言語はコミュニケーションツールとして、使いながら慣れていくことがおすすめです。話せば話すほど身につくと思います。

 


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