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多摩大学のIR(Institutional Research)体制

キーワードは「学修成果の見える化」、それに基づく「情報の公表」です。 全学一体となってIRを推進する教学マネジメント体制を構築しています。

1、各レベルでのIR活動

大学全体レベルでは「大学運営会議」が担当し、学部・学科(学位プログラム)レベル・授業科目レベルでは教授会、そして教授会の下にある各委員会がIR活動を行っています。

(1)学修成果の検証などを、入学前の学生データ、単位の修得状況、試験(外部試験)、就職(就職内定)実績の直接指標データ、授業評価アンケート「VOICE」、諸学生アンケート等の間接指標データを分析することによって行っています。

(2)これらの分析や定型的な業務に伴うデータ・資料は、まず各委員会等で審議し、次いで、教授会に提出しています。そして、適宜、「大学運営会議」に提出し、全学的に改善計画を策定することによって教育の内部質保証のPDCAを回しています。

2、「IR推進室」

平成26(2014)年度に、IRを大学意思決定における支援と位置付けて、「多摩大学IR推進室規程」に基づいて、専任の事務職員1人を配置した「IR推進室」を設置しました。

多摩大学IR推進室規程(PDF 115KB)

3、「アセスメントプラン」「アセスメント・ポリシー」

教育の改善・進化につなげる改革サイクルが回る構造を定着させるために、「アセスメント・ポリシー」を平成28(2016)年度に策定しました。

アセスメント・ポリシーはこちら

(1)アセスメント・ポリシーは、3行×3列の9マスのマトリックスから構成しました。
①「行」にはマクロの「大学全体レベル(機関レベル)」、ミドルの「学部レベル(学位プログラムレベル)」、ミクロの「授業科目レベル」の3つを配置しました。
②「列」には「APの検証(入学前)」「CPの検証(在学中)」「DPの検証(卒業時・卒業後)」の3つを配置しました。

(2)既に実施していた検証方法を、検証項目との親和性を勘案しながら、マトリックス上に適切にプロットしました。

(3)三つのポリシーとともに大学ホームページで公表しています。

4、「多摩大学内部質保証の方針」

令和元(2019)年度に、「多摩大学内部質保証の方針」を策定し、大学ホームページで公表しています。教学IRの重要性を明記し、その推進を図っています。

多摩大学内部質保証の方針はこちら

5、「教学マネジメント会議」

平成30(2018)年度に、IR推進室長も構成員とする全学組織「教学マネジメント会議」を発足しました。IR情報を利用した教育課程の適切性の検証を実施することで、「大学全体レベル(機関レベル)」においても、内部質保証の充実にIRを強く組み込んでいます。

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