ゼミ力の多摩大
食から考える経営学と人材育成の心理学
Tourism Management and Psychology in Human Resourse fromFood Industory
TAKEUCHI Kazuma竹内 一真ゼミ
Course Description / 講義の概要
皆さんは外国に行った際に、どんなレストランに入りましたか?観光客が行かない地元のお店は避けたり、なぜか日本食のお店に入ったりと色んな思い出があることでしょう。そのような思いをするのは日本を訪れる外国人も同じです。そこで、本ゼミナールでは食をテーマに訪日外国人観光を調査し、その調査を基に外国人観光客から選ばれるお店を作りたい経営者/従業員に向けた教材の開発、及び教材を使った人材の育成を図ります。具体的には以下の通りです。
☑ 訪日外国人の消費行動
訪日外国人に焦点をあて、彼ら/彼女らの食事をする場所の選択方法、渡航前のレストランの調べ方、入りやすいお店の雰囲気など実際に英語を使ってインタビューする。
☑ 経営者の経営戦略
訪日外国人から評価が高いレストランの経営者に対して、訪日外国人を呼び込むための戦略や広告の考え方、提供する食事の工夫やお店の雰囲気などをインタビューする
☑ 人材育成
訪日外国人の消費行動や経営戦略を基に、訪日外国人から選ばれるお店となるための経営者や従業員向けのゲームや映像などの教材を開発し、実際にその教材を使って人材を育てる上記以外にも卒業後のキャリアに関する面談などを行います。竹内ゼミナールは社会と大学をブリッジ(橋渡し)することを大切にしています。Aspiration / ゼミの「志」
竹内ゼミナールでは「観光を学ぶ」ということよりも、外国人を対象としたビジネスを知ってほしいという思いがあります。皆さんが卒業後に生きる社会は、世界に開かれている社会です。今後アフリカやアジア、欧米に新たなビジネスを展開したいと考えている企業もあることでしょう。そんな時にオフィスに座りながらリサーチペーパーを見て大局的に考える(=鳥の眼)ことも大切ですけど、現地の人とお話をしたり、ご飯を食べたりして、相手の目線に立って物事を考える(=虫の眼)ことも同じくらい大切です。そのため、竹内ゼミナールでは以下のことを大切にしています
☑ 知らない人との出会いを楽しむ(=虫の眼)
竹内ゼミナールでは外国人に話しかけたり、一緒にお酒を飲んだりします。必ずしも英語が大切ではありません。常にオープンマインドで、明るく、元気に。楽しさは利益の源泉です。
☑ 冷静さを持って考える(=鳥の眼)
楽しむ気持ちを持ちつつも、冷静さを持つことが大切です。楽しみが将来の自分のキャリアやゼミのテーマにどうつながるのかを常に考え、時に文献にあたり、知識を増やしてください。
☑ 信頼=プライスレス
ビジネスでは信頼がお金を産みます。ゼミの授業内でも授業外でも人と接する際には礼儀と常識、そして何よりも相手の利益を大切に行動をしてください。Additional Information/ 留意点
☑ レギュラーの授業日以外に課外活動があります
☑ 必要に応じて長期休みの際にゼミ合宿などを行います
☑ 調査(主として飲食費)に毎期1万円前後の費用がかかります
☑ 新型コロナウイルスの状況次第で内容変更の可能性がありますゼミ紹介動画
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- 竹内 一真
- グローバルスタディーズ学部 准教授
- 専門
- 経営学、教育心理学