多摩大学 現代の志塾

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キャラクタデザインから都市計画まで。デジタルクリエイションと現実社会との融合を図る

彩藤ひろみゼミ

多摩大学誕生とほぼ同じぐらいから活動しています。もともと都市計画、建築計画、映像制作、画像まわりのデザイン系希望者で、パソコンをいじるのが好きな人達が集まるゼミでした。当時、Mac2台にゼミ生10数名という環境でしたが、PCでデザインしたいと渇望していた人が多く、また世は起業ブームで、学生社長も誕生していました。海外研修を2年に一度行っていたのも特徴です。ゼミ卒業生が100名を超えたとき、これはえらいことだと思って、ゼミ同窓会を立ち上げました。Facebookのおかげでだいぶ卒業生の様子もわかります。自由に制作に取り組むという部分と、プロジェクトとして学外活動を行うという流れは同じですが、3年前に3DCGをメインに据えたのが大きな変化です。作るだけで終わらせない、地域のため、誰かのためにそれを活かそうとしています。

彩藤ゼミの志 ~どんな人材を育てたいか~

 彩藤ゼミは、「マルチメディア」による自己表現が出来る人材を目指しています。問題解決にあたり、企画のコンセプト決め、プロモーション用アイディア出し、グッズやポスター製作、ホームページデザイン等、アイディアを目に見える形に直す機会は多いでしょう。企業におけるグループで活動する場合も個人で作品を創る場合も等しく使える能力だと思います。
 デザインするためには、美術社会環境の正しい理解が前提になりますので、基本的な地理、歴史、文化に対する興味を持ってもらえるよう、テーマを設定したりゼミ旅行を行ったりしています。
 具体的な例でいいますと、2年生には、ソフトウェアの基本的操作を中心にゼミを行います。その中で、写真加工、イラスト、動画、3Dモデル作成、WEBデザインなどをひとととり理解していき、自分の目指す方向にあった表現方法を探します。
 3年では自分の興味にあわせて、建築都市計画、動画編集、3DCGアニメ、イラストポスター作成、デジタルミュージック作曲などを進めます。ゼミの時間だけでは足りないので、自主研究会を開いていることも珍しくありません。ゼミの中心にもなる学年なので、夏のルーブ・ゴールドバーグ・マシン(からくり)コンテストの企画運営、学園祭のゼミ参加内容の決定などもまかされます。
 4年になると、自分が何をしたいのか、自分で考えないといけません。オリジナルアニメのオープニングを作ったり、都市計画を学んで公園の一部を劇場に作り変える模型を提出したり、映画を作成したり、表現は様々になりますが、これまでの成果をどう発表するか、自分との戦いです。
 最終的に、ゼミ活動の中で目指しているのは、誰に言われるのでもなく、自分でものを考えて作り出すことが出来る人、すなわち自立した人になるということにつきます。

ゼミ紹介資料(PDF)
ゼミ紹介資料(PDF 230KB)

ゼミ紹介動画

彩藤ひろみ
彩藤ひろみ
経営情報学部 准教授
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AR(仮想現実感)を利用したイベント、観光案内づくり、アプリや、ゲームつくり、3Dプリンタを使って、自由な発想を形にし、それを人に喜んでもらうことを考えます。業界就職者も出ました。今後は、活動を表に宣伝していきたいと思います。
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