多摩大学 現代の志塾

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毎年夏季休業期間中に実施しているインターンシップが無事終了しました。今年は過去最多となる約70名の学生が、SE職や営業職、管理スタッフ部門など様々な企業の現場で実習経験を積んできました。
「今まで経験したことのない社会の現場に触れることが出来た」「自分から積極的に行動することの大切さを学んだ」「社員の方のオンの顔とオフの顔を見られて良かった」「コミュニケーションを上手にとることの難しさ、チームワークの大切さが分かった」等、得られたものは様々です。受入企業側からも、多摩大生のポテンシャルと意欲に対してとても高い評価をいただいています。この経験を是非将来の職業選択と人生設計に役立ててほしいものです。

<実習企業>
アデコ、住友商事マシネックス、セキド、大和ハウス工業、富士通SSL、プリンスホテル、牧野フライス製作所、ヤフーバリューインサイト、他

※多摩大学ラポール61号において本記事のタイトルが間違っていました。訂正してお詫びいたします。

多摩大学多摩キャンパスがある多摩市聖ヶ丘地域の防犯パトロールが巡るコースを紹介した「お散歩マップ」が多摩市広報誌で紹介され、多摩市役所でも掲示されるなど注目を集めている。
この「お散歩マップ」を作成したのは青山真梨子さん(経営情報学科3年)浅野恵さん(経営情報学科3年)寺平愛さん(経営情報学科3年)の3人。2年生の時に履修した「EXゼミ地域社会とビジネス(松本祐一准教授)」で”多摩の顔”を探すというフィールドワークを通じて多摩地域は雰囲気が良く、公園が多いが防犯対策が万全ではないのではないかという疑問を持ち、プロジェクトが立ち上がった。授業としては春学期のみで終了したが、3人は松本先生にお願いしてプロジェクトを継続することにした。もっと調べていくと既に”わんわんパトロール”という犬の散歩の時に専用のチョッキを着せて防犯を促す活動は行われていたものの、地元の人に認知されていないことがわかった。そこで警察署や、活動の中心となる地元の人と話すにつれて、犬の散歩コースをマップで紹介しようということになった。地元の人の協力もあり、聖ヶ丘小学校の授業に参加させてもらい一緒に近所をフィールドワークしたり、印刷費や運営費をお願いするために地元の商店街にお願いに回るなどまさに企画から制作、広報まで全てを3人で行った。
企画から完成まで約半年以上かかった「お散歩マップ」。作成した学生3人に話を聞いた。
「印刷費など、運営にかかる費用を集めるために地元のお店にお願いにいきましたが断られ続けました。途中でやめようとも思いました。でも、小学生との集まりの際に地元の方から”自分の限界を自分で作らないほうがいいよ”とアドバイスをもらい、最後までやり抜く決心がつきました。(青山さん)」「協力してくださった地元の方や、聖ヶ丘小学校の校長先生とお話ができるなど、今回のプロジェクトを通じて人と人とのつながりが本当に重要なんだと実感しました。こんなにも地域のことを考えている人がそれぞれの地域にいればもっと魅力的な町が増えると思います。こんな体験をさせてもらった松本先生に感謝しています。(寺平さん)」「マップのターゲットの設定、協賛広告のお願い、地図、デザイン、機能性、印刷といった話し合いや、一から自分たちで考えて行動し最後までやり遂げたことは今の私にとってとても為になりました。地域の方が喜んでくれたこと、親切にして頂いたこともすごい感謝しています。大学生活のうちにこういった経験ができたことを嬉しく思います。(浅野さん)」

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作成したMAP

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フィールドワークの様子

多摩大学総合研究所主催のコミュニティカレッジ、秋恒例のパソコン講座の募集が11月1日より始まります。 今年は多摩大学の教員が、Googleマップの利用法を解説いたします。

コンピュータで見る地域と世界
〜電子地図の利用〜

日  時:2007年12月1日(土) 10時〜13時 (休憩10分)
内  容: Googleマップを使って
使用機材:ウィンドウズノート型パソコン
募集人数:20名(定員になり次第〆切)
参加費 :3000円 初回受付でお支払い下さい。
講 師 :出原 至道 (多摩大学 准教授)

お申し込み・詳細情報は多摩大学総合研究所ホームページをご覧ください。

多摩大学(東京都多摩市 学長中谷巌)は平成20年度より横浜FCとオフィシャルパートナーシップを結び、”サッカービジネスプロジェクト”をスタートさせます。
横浜FCは地元密着のクラブ運営としても成功し、その優れたビジネスモデルは他のスポーツビジネス分野からも注目されています。
経営情報学部では、問題解決力のための実践的な学びの場として横浜FCとパートナーシップを結び、さまざまなプロジェクトを展開していきます。
平成20年にはプロジェクトゼミナールを設置。サッカービジネスに興味のある学生と横浜FCのスタッフによる双方向のゼミナールを行います。また、プロジェクトの中では実際に横浜FCの運営に携わる実習体験も可能です。
 

関連情報
多摩大学サッカービジネスプロジェクトウェブサイト
横浜FCオフィシャルホームページ

多摩大学では今年度より新方式によるAO入試(C方式)を導入しています。
この入試の最大の特徴は、複数の専任教員が1人の生徒に対して30分以上の時間をかけて、対話型で進めていく方式であることです。
すでに当方式で実施した10月入試では、「入学後のミスマッチを防止できる」、「大学の先生と納得いくまでじっくりと対話ができた」と受験生・保護者の皆様から高い評価をいただきました。
そこで多摩大学では、当該入試方式による12月入試を新たに設定し、有為な人材を募集することにいたしましたので、ご案内いたします。

経営情報学部AO入試【12月入試】では横浜FCとの”サッカービジネスプロジェクト”に関心のある学生の受け入れについても積極的に行います。

 秀さん。貴方はいま長い闘病の苦しみから解放され、あの世からここにいる僕たちを眺めてニッコリ笑っているだろうか。僕が「百万ドルの笑顔」と名づけ、機会あるごとに得意になって吹聴して回ったあの笑顔で…。もう四〇年以上も昔初めて貴方に会って以来僕は、知性と品格と優しさの交じり合った何ともいえない貴方の笑顔に魅了されつづけた。

 日本の学界で、初めて会った僕をそんな笑顔で魅了した人は、これまで只の一人もいない。以来僕は何時か貴方のような人と一緒に仕事ができる日の来ることを念願するようになった。が、それが成就したのは、僕が田村学園の田村邦彦理事長から新設大学の責任者のご依頼を受けた八〇年代後半になってからだった。僕は誰よりも先ず、貴方に会いに行った。

 当時貴方は専修大学の看板教授であっただけでなく、斬新な中小企業論やヴェンチャー論で名を成し、それこそ八面六臂の活躍をしていたから、さすがの僕もいきなり「新設の大学に来てくれないかと…」と切り出すわけにもいかず、最初は、この大学設立に託する僕の構想を力説した後、この構想にぴったりの人材の紹介を懸命に頼むふりをしてみせた。

 僕の話を聞いていた貴方はやがて「ぴったりの人間は、たった一人だけだね」と呟いた。「それは、誰?」という僕の問いに数分間ただ微笑むだけだった貴方に、「冷たいよ、中村さん、その人どこにいるかぐらいは教えてよ!」と思わず僕が意気込んだ瞬間、貴方は右手の人差し指で自分を指差してニッコリ笑って言った。「貴方の構想に心動かされたんだ…」と。

 唖然とした僕の心中には、長年の念願が適ったという喜びと、多摩大学は必ず成功するという確信が湧き上がった。その確信どおり多摩大は、初年度の入試倍率三三倍という驚異的数字で大学界にデビューできただけでなく、開学するや、教学・経営両面で打ち出した数々の斬新な施策によって、一躍「大学改革の先進モデル」として世間に名を成した。

 もしそうした事実が創設期の多摩大の成功と言えるなら、僕は誰に対してもためらいなく、その功績の過半を貴方の存在と活躍によるものだと断言してはばからない。確かにその間僕は初代学長ではあったが、対外的業務に追われつづけた僕に対して、学内業務を適切に裁き、学内の人心を見事にまとめた貴方こそ、実質的学長といってよかったからだ。

 だからこそ、学長の任期満了を意識し始めた頃、僕は再び貴方に次期学長を引き受けてくれるよう話をもちかけ、断る貴方を粘り強く説得して遂に次期学長に就任することを承諾してもらった。だが何と、就任を翌春に控えた晩秋病魔が貴方を襲い、思いがけず僕は任期満了後半年間、毎日祈るような気持ちで、学長である貴方の代行をつとめたのだった。

 貴方を知る全て人々の願いも空しく、また和子夫人の涙ぐましいまでの介護にもかかわらず、貴方はその後十数年の療養生活の後帰らぬ人となった。しかし、貴方の人間的魅力は、多くの人々の記憶の中でなお鮮明に生きつづけている。とくに傘寿を過ぎた僕は、遠からずあの世で貴方に再会できることを楽しみに、ここで暫しのお別れを申し上げたい。

「散る桜、残る桜も散る桜」。秀さん。あの笑顔で僕たち一人一人を必ず待っていてください…。

 二〇〇七年十月二十五日
 野田 一夫

多摩大学の2代目学長の中村秀一郎名誉学長・教授が10月20日,逝去されました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
 
                           多摩大学教職員一同
 
中村先生は,平成元年,野田一夫初代学長とともに経営情報学部長として多摩大学設立にかかわり,平成7年に第2代学長に就任,21世紀を見据えた新しい大
学作りと,先進的実学教育を先頭に立って推進されました。また,中村先生は,日本の中小企業研究の第一人者であり,「ベンチャー企業」という名称の命名者
としても知られております。

なお,葬儀は下記のとおりとり行われます。
 

通 夜:2007年10月24日(水)18時より
告別式:2007年10月25日(木)11時より
場 所:本牧ホール(横浜市中区本牧1-95 電話045-624-0983)
    根岸線山手駅から,タクシーでワンメーター
    http://www.honmoku.co.jp/honmokuHP2files/map.htm
喪 主:中村和子様(御令室)
 
                           以 上

平成20年4月入学を目指す方々に向け、多摩大学大学院の説明会を開催します。
今回ご案内の説明会では、中谷巌学長の基調講演をはじめ、研究科長によるカリキュラム説明、そして現役院生・OBによる個別相談会、AO入試を中心とした入試相談会を予定しています。意欲溢れるビジネスパーソンのご参加をお待ち申し上げます。

関連情報
多摩大学大学院

多摩大学大学院では入学希望やMBAに興味をお持ちの方のために、毎年定期的に大学院説明会を開催してきました。
しかし、その際の模擬講義や短縮講義ではなく、「実際に学生が受講しているMBAの授業を体験したい」というご要望が最近数多く寄せられました。
そこで、初めての試みとして、現役学生と一緒に受講し、より理解を深めていただくために授業公開を行います。
この機会に、MBAコースに入学後のイメージを描いてみませんか?
また、一般入試やAO入試をご検討の方は、提出書類作成や面接対応のためにきっと参考になることでしょう。
当日はお時間を有効に活用していただくため、個別相談会も同時に開催されます。

 2007年9月29日(土)・30日(日)に東京お台場で開催された第15回IVRC2007個人部門東京大会で藤田倫太朗君(経営情報学科3年)が作品名「Popping-Pump」で見事優秀賞を受賞し、岐阜県各務原で行われるIVRC2007全国大会に出展することが決まった。工学系大学院生の出展が多い中での唯一の受賞だった。IVRCとはInternational collegiate Virtual Reality Contestという学生によるバーチャルリアリティのコンテストである。出原ゼミは毎年IVRCに出展し、高い評価を受けている。昨年は別の作品でフランスのラバルバーチャルに招待出展するなど、世界からも注目を集めている。
 藤田君の作品「Popping-Pump」は空気入れを押すと目の前の画面に3次元で表示されている物体が膨らみ、画面を触るとインタラクティブに反応するというもの。物体はパソコンで処理され3次元で表示され、車、蛙、魚と3次元のデジタルデータであれば何でも表示が可能とのこと。空気入れにはモーターが取り付けられ、物体が大きくなると重くなり、物体が割れると軽くなる。空気入れという新しいインターフェースと画面に実際に触って動かせるというインタラクティブ性が評価され、東京大会では小学生の列ができるほど大人気だった。
 11月2日(金)・3日(土)には岐阜県各務原で全国大会に出展する藤田君は今後について「次の目標はフランスのラバルバーチャルへの出展です。そのためには現在の装置の完成度を上げていきたいですね。空気入れというリアルな現象と3次元というバーチャルの世界をつなげることを今後も研究・提案していきたいです」と抱負を語った。

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作品「Popping-Punp」と製作者の藤田君

夏の名残りの暑さがまだ続いていた9月22日(土)に第21回学位授与式が挙行され、中谷学長と宇佐美研究科長から、一人ひとりにお祝いの言葉とともに学位記が手渡され、新たに19名のMBAホルダーが誕生しました。壇上のお父さん修了生に対し、出席したお子さんから声がかかるなど微笑ましい光景も見られました。
同時に行われた第2回最優秀修士論文表彰では片岡裕司さんが受賞されました。
また、修了生からは記念として大学に秋篠宮ご長男の悠仁親王のお印になった高野槙(写真)が贈られ、入口近くに植樹されました。成木は三十メートルにもなるといわれておりますので、末永く大学の発展を見守ってくれることでしょう。

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学位授与式の様子

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記念樹

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多摩大学大学院

経営戦略の先進潮流として2003年度から開講されてきた好評の講座です。今年度の経営戦略研究会では、『世界の新潮流を探る』をテーマとし、前半は、縄文の昔から連綿と受け継がれ、時代とともに深化してきた日本人の精神世界や美意識などについて文化的な側面から、日本文明のユニークさについて考察します。そして、後半は、我々の基本概念を根底から覆すことになるであろう新しい価値観の萌芽を取り上げます。
講師はいずれも各業界の第一人者です。講師の講演に加えてコーディネーターを交えたディスカッションを行うことで、企業の経営環境に変化をもたらしている内外の要因への理解を深め、企業経営のあり方について様々な角度から分析し、企業の経営戦略を策定するために役立つ講座です。高度な経営戦略の立案で、更なる発展を目指す方、この研究会を通じて人脈形成を希望される方々の積極的な参加を募ります。

昨今におけるビジネス社会は、急速な変化の波が押し寄せています。このような状況下において、ビジネスパーソンにとってMBAへの注目度は高まりつつあります。米国ではビジネスマンの学問的なバックグラウンドを証明する資格としてMBAはあまりにも有名であり、事実米国企業の経営者の多くがMBA取得者で占められています。

一方こうした中にあって、日本国内におけるMBAプログラムの社会的認知度はあまり高いとは言えません。ますますグローバル化する企業の経営環境を見据えた日本発のMBAプログラムについて知っていただく機会として、日本大学、多摩大学、早稲田大学の3大学合同のMBAネットワーク・フェアを開催いたしました。これまでのフェアでは、各方面より大変な反響をいただきましたので、第4回より参加の慶應義塾大学、法政大学、立教大学を加えた6大学で協議の結果、第6回目のMBAネットワーク・フェアを開催する運びとなりました。MBAを目指す皆様の積極的なご参加をお待ちいたします。

経営情報学部一般推薦入試の「小論文」の事前課題とチャレンジ(AO)入試【給費生入試】プレゼンテーション課題を公開しました。

それぞれ入試情報のページをご覧ください。
経営情報学部一般推薦入試
経営情報学部AO入試

 2007年7月16(月)〜21日(土)に開催された府中建築文化フォーラム主催「府中インターユニバーシティ2007」で多摩大学経営情報学部望月照彦ゼミの2つの学生チームが見事奨励賞を受賞した。「府中インターユニバーシティ2007」とは府中市の今後の発展のためにはどのような可能性あるいは検討すべき課題があるのかを、意見交換し、提案発表するというもの。

 望月ゼミは地域に貢献する企業家育成をめざして、関東の自治体のまちづくり構想をテーマに毎年、研究・提言を行い、多方面から注目を集めている。今年の「府中インターユニバーシティ2007」には2チームが発表を行った。

 ゼミ長を勤める青木祐太君(経営情報学科3年)のチームのテーマは「リバイタル産業でまちおこし」。リバイタルとはRevitalizeとVitalを組み合わせた、心身を再生させ、活力を与えるという意味の造語。府中の歴史的象徴である、大国魂神社を中心に、市民や市外から来た人と街とが相互に活力を与えあうことの出来る町作りを考えた。具体的には”はちみつ”を府中の名物として市民ファンドを作り、市民中心で運営していくというもの。「他大学はハード面での提言が多い中、望月ゼミは経営情報というソフトの面から既存の発想にとらわれない提言ができました。それが評価につながったと思いますが、一方で伝えきることが出来なかった事は反省点です。今後はもっとその部分を鍛えたいです」と青木君は語った。

 安居淳君(マネジメントデザイン学科2年)のチームのテーマは「メルカートシティ府中」。メルカートとは市場の意味で駅前に市場をつくり、慢性的な放置自転車の解決と街の活性化を提言。「2度のフィールドワークで大国魂神社と駅から続くケヤキ並木が印象的でした。一方で放置自転車が目立ち、せっかくの景観が雑然としてもったいないと思いました。そこで、望月先生に相談したときに市場(メルカート)というキーワードが出てきました。当日は一番最初の発表ということもあり、とても緊張しました。今後のゼミ活動を通じてプレゼンテーション能力を鍛えていきたいです。」と安居君は語った。

多摩大学のパンフレットがパソコン上で簡単に見ることができる”Smartパンフ”を公開しました。動画像で多摩大学を紹介したり、興味のある内容からパンフレットに掲載されている情報を検索できます。是非ご覧ください。

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