データサイエンスが注目を集めています。
大量のデータから科学の力を借りてデータを分析し、客観的な視点でまとめた事実を自動的に汲み取ろうとする技術です。
どういうデータを扱うかで分析の技法は変わります。

それでは、文章データを分析することは可能でしょうか。
私の専門分野である計算言語学を利用すれば文章を数値化して分析のための計算ができるようになり、そこから、文章の特徴を見つけたり、似ている文章を探しだしてくれます。

これを用いて顧客の望んでいるものを的確に見つけられるのです。ゼミ生の研究活動は、必ずしも計算言語学をベースにしたものに限定してはいませんが、やはり、ここ数年は文章の特徴から時代を読み取ったり、喜怒哀楽感情を文章から読み取ったりといった研究が増えており、インターネットを通じた社会（顧客）の変化を文章から把握する手法を身につけた学生を送り出すことに貢献していると思っています。

諸橋ゼミの志 ～どんな人材を育てたいか～

インターネット、ユビキタスなどの新技術の広がりにより激動する世界の中で、先を見通す力を養い、時代に翻弄されない能力を身につける。

ゼミ紹介資料(PDF 37KB)

ゼミ生によるゼミ紹介資料(PDF 145KB)