ゼミ力の多摩大
企業会計
清松ゼミはまだ創立5年目ですが、昨年ごろからゼミ活動が固まってきています。ゼミでの中心的な内容は、①1人で努力する活動と②みんなで視野を広げたり実践したりする活動の2つに分かれています。
①は、簿記検定やFP(ファイナンシャル・プランナー)試験の合格を目指して勉強するもので、これはゼミの時間内で行うというよりも、各自で行いつつ、ゼミの中でお互いにフォローするものです。
一方で、②は、「みんなで」という点と「視野を広げる・実践する」という2つの大事な要素から成り立っています。つまり、①が「1人で努力する」のに対し、②は「みんなで協力する」ことを重視し、また、①が「勉強での成長」を目指すものであるのに対し、②は国内合宿(2年生)、海外合宿(3年生)、学園祭参加などを通じた「勉強以外による成長」を目指すものです。
清松ゼミの志 ~どんな人材を育てたいか~
ゼミでは会計に関連した問題の発見能力の向上とその解決能力の向上を目指しています。実際の企業活動においては、繰り返し生じる日々の取引を迅速かつ正確に処理していくことももちろん必要ですが、それに加え、例外的な取引についてどのように考え、どのように対応するのか、また、現状についてどのような課題があり、そしてそれをどのように改善していくのかという能力が必要になります。そこで、このような能力の重要性について十分に認識することおよびその能力を向上するようにすることの2点を軸としてゼミを進めていきます。
打ち解けやすい性格です。
ゼミ紹介動画
- 清松 敏雄
- 経営情報学部 准教授
- ゼミ活動の中で、①の少しずつ(コツコツと)勉強することができるようになるだけでなく、②の活動によってコミュニケーション能力を高め、視野を広げ、積極性を持てるようになっていけば、社会人になっても前進していけるはずです。