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歴史から現代社会を見直す

大森 映子ゼミ

歴史を扱うこのゼミは、本学の中ではちょっとユニークなゼミです。しかし、少し違った観点から専門分野を見直してみたり、一見全く無関係にみえる歴史的事象を整理し直してみたりすると、思いがけない現代社会との結びつきが見えてくることがあります。

このゼミでは、身近な疑問や興味を出発点として、大きな視野で時代の流れを考えていくことを目指し、テキストや新聞などの輪読や討論を行っています。最近扱ったテーマは、「江戸時代の技術を見直す」、「江戸のエコライフ」、「来日外国人が見た日本」などです。また実体験を重視し、博物館や美術館見学、史跡調査や伝統行事などに触れることを大切なものと位置づけてきました。

このゼミでは、卒業論文を必修としています。はじめの頃は不安がっていたゼミ生も、卒業時には自らの問題関心に基づいた論文を形にしています。

大森ゼミの志 ~どんな人材を育てたいか~

このゼミでは、人間の心理や行動のしくみ・はたらきを明らかにすることにより、「的確な情報収集力・情報分析力・情報発信力」を養うことを目的としています。

インターネットなどが発達した今日の高度情報化社会では、様々な情報が溢れかえっています。中にはうわさやウソ・偽りなども飛び交っています。そこでまず必要なことが、的確に情報を収集することができる力ということになります。新聞・テレビ・ラジオ・インターネットなど、情報源は限りなくありますが、そこから必要な情報だけをうまく取り入れられるかどうかが鍵となります。 次に必要なのが、集めた情報を分析する能力です。デマ・ウソ・偽りなどをどうやって見抜くか、数多くの情報から的確に結論を見出すことが出来るか、といったことです。そのためには、集めたデータを分析し、客観的で重要な知見を見出すことが出来ることが必要となります。

さらに、分析した情報を的確に他者に伝えることが出来る能力が必要です。プレゼンテーションの技術・能力が必要なことは勿論、受け手側の立場に立って情報を伝えることが出来るかどうかがが問われます。

以上のような能力をきちんと身につけることがこのゼミの目標ですが、学ぶ対象として人間の心理・行動に焦点をあて、統計学・プログラミングの知識を用いて、人間行動全般の理解を目指します。

ゼミ紹介資料(PDF)
ゼミ紹介資料(PDF 250KB)
大森 映子
大森 映子
経営情報学部 教授
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歴史は暗記するものではなく、過去の歴史的事象を吟味・分析し、論理立てて考えていくものです。自分自身の価値観を客観的に見なおしながら、ゼミでの学びを通してお互いを磨いていければと思っています。
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