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「儲ける」ことを科学する会計を学ぶ

金子 邦博ゼミ

金子ゼミでは、会計についての勉強を通じて、「結果」をだすことの重要性を理解すると共に、社会人として必要な基礎力(実行力、思考力、判断力など)を身につけることを目的に演習を展開しています。また併せて成功しているビジネスの現場に出向き、そこでの実地体験を通じて、仕事をする上で、「気づく」ことの重要性を理解すると
共に、その気づきを企画としてとりまとめる企画・創造力の育成に取り組むことも行っています。

具体的には、結果を出すことの大変さを実感してもらうため、日商簿記検定試験にチャレンジをしてもらっています。
結果を出すための計画的な準備と結果を出すための対策について実体験のなかから学びます。

金子ゼミの志 ~どんな人材を育てたいか~

金子ゼミでは、「会計」の学習を通じて、「儲ける」ことの大切さを理解することを志しています。

市場経済においては、買い手が認めた価値で取引が成立し、財・サービスが提供されます。企業は、提供する財・サービスを調達するのに要した価値以上の価値を市場が認めてくれることによって、付加価値を創造し、それが利益(儲け)となって企業に流入し、それが投資家や経営者、従業員、税金として分配されることで社会に還元されていくのです。つまり、私たちの社会は、企業が儲けようと主体的に活動し、付加価値を創造してきた結果として豊かになってきたのです。これからも社会が持続的に発展して、豊かになっていくためには、新たな付加価値を創造して、それを社会に還元していくことが必要なのです。

「会計」は、企業の支配する経済的な資源の増減を写像して、企業が産み出した付加価値を「利益(儲け)」として計算することを目的とした技術です。ゼミでは、会計を学ぶことで、企業が如何にして「利益(儲け)」を産み出しているのかを理解できるようにして、企業人として1円でも多くの付加価値を創造すること目指す人材、つまり1円でも多く儲けることを志す人材の育成を「志」として勉強をしています。

この「志」を実現すべく、金子ゼミでは簿記検定などの会計関係の資格試験を具体的な目標として設定し、それにチャレンジする過程において成果を出すことの困難さを体験することで、こつこつ勉強を重ねる大切さを実感してもらい、試験で問われる知識の習得だけでなく、集中力、突破力の向上を図っていきます。さらに、演習の中での発表、議論を通じて、将来のビジネスシーンで直面する解決策が明確でない諸課題に対応していける基本的な思考能力と論理的な表現能力も身につけられるように指導していきます。

「会計」は、企業などの経済主体が行う様々な活動について、経済的な価値の変動という点に着目して極限まで抽象化を図って、貨幣額で測定する形での「会計情報」を作成し、その内容を伝達する「道具」であり、それを使いこなすためには、一定の経験と能力を前提とした「技」が求められます。そのため、会計を仕事とする場合には、会計プロフェションとしての実力を表す「資格」の有無が必ず問われるのです。したがって、会計を真剣に勉強するのなら、各種の資格試験をベンチマークにすることで、勉強の方向性とその効果の測定していくことをお勧めします。

また、会計プロフェションとしての活躍までは考えない方でも、企業の経営者や企業を取り巻く利害関係者が、会社の経営判断や、投資や融資など適否の判断を行う際には、その意思決定のための情報として会計情報を使ってその実態を理解していきますので、企業人として会計と全く無縁でいることは出来ないはずです。これからの社会を担う人材として、会計を勉強しておくことは決して損になることはありません。会計の勉強を通じた事務処理能力や数字の読み取り能力(推察力)はきっと役立つはずですので、ぜひとも「会計」に興味を持ってもらい、会計を勉強してみてください。

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金子 邦博
金子 邦博
経営情報学部 教授
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金子ゼミでは、自分自身の可能性と向き合うため、様々な経験を積むことを目的に「旅」にでることを推奨しています。ゼミ合宿も、多くの経験が得られるよう、遠隔地を選んで春夏出かけます。
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