平成30年6月5日(火)から、藤沢市民ギャラリー(ルミネ藤沢店6階)で行われている第68回藤沢市展(第68回藤沢市展実行委員会主催、藤沢市教育委員会共催)の華道の部において、多摩大学グローバルスタディーズ学部の学生2名、西田良太君(4年)と中村勝美君(2年)が秀作賞に選ばれました。
第1回を昭和26年に遡る、伝統あるこの展覧会の華道の部には、一般応募の作品56点が出展されましたが、秀作賞は、協会長、市長賞等の五大賞受賞作品5点に次ぐ3点に与えられたものです。
西田君と中村君は、グローバルスタディーズ学部で今年の春学期から始まったプロジェクト・ゼミナール「日本伝統文化:いけばな理論と実践」の受講生。6月4日、15週あるゼミのうち、実技指導5週、座学を含めても8週目を終えた時点で、指導に当たっている池坊鳳秀流家元・長田華鳳先生の督励を受け、19名の学生が市展会場で活け込み、審査を受けました。6月24日(日)13:15より藤沢市市民会館で表彰式が行われますが、無謀ともいえる挑戦から生まれた快挙です。若い学生の感性と可能性に拍手を送りたいと思います。
グローバルスタディーズ学部は、この二人を始めとする全受講生の一層の精進を期待するとともに、今回の経験をも踏まえ、地域と伝統を大切にしつつ国際社会に活躍する人材育成を進めます。
藤沢市展会場
西田良太君
西田君の作品
中村勝美君
中村君の作品