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第22回全日本大学フットサル大会準優勝・中村 徠亜選手と福角監督のインタビュー

[2026年9月9日]

多摩大学フットサル部は、今年度開催された第22回全日本大学フットサル大会において、見事準優勝を果たしました。
大会直後のリアルな胸の内、そして今後の目標や新たな決意について、チームの主力として躍進を支えた中村 徠亜選手(経営情報学部3年)と、チームを率いる福角 有紘監督にインタビューを行いました。

~この悔しさを胸に、残るリーグ戦で優勝し、冬に再び全国へ~
経営情報学部3年 中村 徠亜選手

経営情報学部3年 中村 徠亜選手
経営情報学部3年 中村 徠亜選手

── 全日本大会準優勝、おめでとうございます!大会を終えて、今率直な気持ちをお聞かせください。
中村選手:ありがとうございます。正直な話、終わった瞬間は『ああ、終わったな』という気持ちでした。今の率直な気持ちは、本当に『悔しかったな』という思いです。でも、この悔しさは忘れちゃいけないですが、まだリーグ戦が残っているので、そこにしっかり気持ちを切り替えて、リーグ戦で優勝して冬にまた全国大会に出られるチャンスに向けて頑張りたいです。

アリーナでの練習風景
アリーナでの練習風景

── 全国大会へ向けて、どのようなことに力を入れて取り組んできましたか?
中村選手:個人としては、シュートを打つことですね。監督からもずっと『シュートを打て』と言われてきて。東京都の決勝戦でも、関東大会の全国出場を決める試合でもゴールを決めることができたので、やり続けてきて本当によかったなと思います。全国大会の出場が決まった瞬間は、本当に嬉しかったです。

選手同士で会話をしながらダウンジョグ
選手同士で会話をしながらダウンジョグ

── フットサルを通じて自分自身が成長したと感じる部分はありますか?
中村選手:高校まではサッカーをやっていて、大学からフットサルを始めました。フットサルはサインプレーも多いし人との距離感も近いので、チームメイトと話す機会が増えましたね。自分の意見も言えるし、相手の意見も聞ける。そういうコミュニケーションの面で成長できたと感じています。

── 最後に、高校生や後輩の皆さんへメッセージをお願いします!
中村選手:自分たちは来年インカレでまた全国に出て、日本一を取るので、一緒に戦えたらなと思っています。目の前の試合や目の前の相手としっかり戦える選手に、ぜひ入ってほしいです!

〜結果への悔しさと、「関係性の質」を追い求めるチーム作りの真意〜
多摩大学フットサル部 福角 有紘監督

── 2年ぶりの全国大会出場、そして準優勝という結果でした。誠におめでとうございます! 大会を振り返っての率直なご感想をお聞かせください。
福角監督:2年ぶりに全国の舞台に戻り、選手たちとともに決勝まで勝ち上がれたこと自体は非常に良かったと思っています。ですが、チームとして『日本一』を目標に掲げて戦ってきた以上、最後にタイトルを逃した悔しさは非常に大きいです。
決勝戦を振り返ると、監督として自分の指導力や、チーム作りにおいて大切にしてきた部分の甘さを突きつけられたと感じています。試合は一瞬の判断や出足で展開が変わりますが、決勝のピッチで相手と対峙した瞬間、自分たちの積み重ねにまだ綻びがあったのだと痛感しました。この悔しさを大きな課題として受け止め、次へとつなげていかなければいけないと思っています。

円陣を組み、言葉を交わしながら練習に取り組む姿
円陣を組み、言葉を交わしながら練習に取り組む姿

── 今大会で示された多摩大学の強みと、日常の指導で大切にされているテーマを教えてください。
福角監督:現在、本学フットサル部は選手15名・マネージャー1名という、大学の部活動としては非常に限られた人数で活動しています。決して突出した選手ばかりが揃っているわけではないからこそ、一人ひとりの『関係性の質』を高め、いかに組織力を引き出すかという点を最も大切にしています。
メンタルの浮き沈みが出やすい年代でもあるため、普段のトレーニングから意図的にコミュニケーションをとらざるを得ない環境を作っています。遠征時の食事や移動の際もランダムにグループを組ませるなど、日常から密な対話を生む工夫を重ねています。

――今大会を通して見えた選手たちの成長や、印象に残っている場面はありますか?
福角監督:成長は非常に強く実感しています。少人数だからこそ逃げ場がなく、厳しいトレーニングや身体作りにもひたむきに向き合ってくれました。その成果が今回の結果に結実したのだと思います。
特に印象深いのは、東京都予選初戦の東京大学戦や、関東大会準決勝の順天堂大学戦です。一時は苦しい展開に追い込まれながらも、『必ず全国に行く』というチーム全員の意志と土壇場での集中力で勝利を引き寄せることができました。あの強い想いがあったからこそ、勝ち上がることができたと感じています。

選手たちに熱心に戦術を伝える福角監督
選手たちに熱心に戦術を伝える福角監督

── フットサルという競技を通じて、学生たちに培ってほしい経験やメッセージをお願いします。
福角監督:『自分が決めた一つのことに対して、どれだけひたむきに打ち込めるか』という経験を重ねてほしいですね。
勝利を追求する中で削ぎ落とさなければならない要素もありますが、本来フットサルが持つ『面白さや楽しさ』をピッチ上で表現できる選手になってほしいと思っています。競技者としての技術はもちろん、人間的にも成長し、日頃から応援してくださる周囲の方々の存在や支えに感謝できる広い視野を持った人物へと育っていってほしいと願っています。

── 最後に、今後の目標と応援してくださる皆様へのメッセージをお願いします。
福角監督:新チームにおいても日々の切磋琢磨を怠らず、選手個々の発想や魅力を生かした『観ていて惹きつけられるフットサル』を追求していきます。
その上で、応援してくださる皆様に勝利と感動をお届けできるよう、再び全国の舞台へ挑戦し、次こそ日本一の座を掴み取ります。


全国の舞台で準優勝という快挙を成し遂げましたが、選手・監督の言葉から溢れていたのは、結果への誇り以上に「あと一歩届かなかった悔しさ」と、次なる頂点「日本一」をつかみ取るための強い決意でした。
日々の厳しいトレーニングと深い対話の中で育まれた「関係性の質」を武器に、多摩大学体育会フットサル部はさらなる進化を続けています。頂点を目指して走り続けるフットサル部へ、今後とも温かいご声援をよろしくお願いいたします!

【監督プロフィール】

福角 有紘監督福角 有紘(フクズミ アリヒロ)
多摩大学体育会フットサル部監督。2012年の部発足以来、「オフ・ザ・ピッチ日本一」を掲げ、人としての成長に向き合う指導を展開。少人数精鋭のチームにおいて選手同士の「関係性の質」と組織力を重視し、ハードなトレーニングを経て全国大会優勝や2026年全日本大学フットサル大会準優勝、新人戦優勝など、大学界トップの競技力を誇る強豪へと育て上げている。

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